●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.160.1:1 ~ W-pI.160.10:5

Lesson 160




I am at home. Fear is the stranger here.
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、心配、不安」
  • stranger [stréindʒər] : 「見知らぬ人、よそ者、他人」
❖ "I am at ~ "「私は我が家にいる」。"Fear is the ~ "「ここでは、恐れはよそ者である」。眠りから目覚めたあなたは、自分が天の王国にいることを知る。あなたが住まう実相世界の中に幻想の恐れが侵入することは不可能だ。実相にとって恐れは無縁である。



1. Fear is a stranger to the ways of love. Identify with fear, and you will be a stranger to yourself. 
  • way [wéi] : 「方法、やり方、手段、様式」
  • identify [aidéntəfài] : 「 〜を同一に扱う、同定する」
❖ "Fear is a stranger ~ "「恐れは、愛の様式にとって無縁である」。実相の愛にとって幻想の恐れは無縁だ。"Identify with ~ "「恐れと自分を同一視してみなさい」。"and you will ~ "「すると、あなたはあなた自身にとってよそ者になってしまう」。恐れを抱くあなたは、本当のあなたと無縁な幻想である。



And thus you are unknown to you. What is your Self remains an alien to the part of you which thinks that it is real, but different from yourself. 
  • unknown [ʌnnóun] : 「知られていない」
  • remain [riméin] : 「依然として〜のままである」
  • alien [éiljən] : 「異邦人、よそ者」
  • different [dífərənt] : 「相違する、異なる」
❖ "And thus you ~ "「こうして、あなたはあなたを知らないことになってしまう」。"What is your ~ "「本当のあなた自身は、あなた自身とは異なるが、あなたが本物だと思っているあなたの一部分にとって異質なもののままになる」。あなたはエゴに支配された心を本当の自分自身だと思っており、ホーリー・スピリットの宿る心の一部をよそ者扱いにしている。



Who could be sane in such a circumstance? Who but a madman could believe he is what he is not, and judge against himself?
  • sane [séin] : 「正気の、分別ある」
  • circumstance [sə́ːrkəmstæ̀ns] : 「環境、状況」
  • madman [mǽdmæ̀n] : 「狂人」
  • judge [dʒʌ́dʒ] : 「判断する、〜だと思う」
❖ "Who could be ~ "「そんな状況にあって、いったい誰が正気だと言えるだろう」。"Who but a madman ~ "「狂人でなくして、いったい誰が、本当の自分ではないものを自分だと信じ、本当の自分に反する判断を下すことが出来るだろうか」。



2. There is a stranger in our midst, who comes from an idea so foreign to the truth he speaks a different language, looks upon a world truth does not know, and understands what truth regards as senseless. 
  • midst [mídst] : 「真ん中、中央」
  • foreign [fɔ́ːrən] : 「無縁な、異質な」
  • different language : 「異言語」
  • regard [riɡάːrd] : 「見なす、思う、考える」
  • senseless [sénslis] : 「無分別な、無意味な」
❖ "There is a stranger ~ "「私達の心の真ん中によそ者がいる」。"who comes from ~ "「それは真実とはあまりにも異質なので、異なる言語を話し、真実が知らない世界を見、意味がないと真実が見なすものを理解している(ようにみえる)」。もちろん、エゴのこと。



Stranger yet, he does not recognize to whom he comes, and yet maintains his home belongs to him, while he is alien now who is at home. 
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める」
  • maintain [meintéin] : 「断言する、主張する」
  • belong [bilɔ́ːŋ] to : 「〜に属する、〜の所有である」
❖ "Stranger yet ~ "「さらに奇妙なことに、そのよそ者は自分がどこからやって来たのか認識しておらず、」"and yet maintains ~ "意訳する、「そこが自分の宿る住み家だと主張し、今や、それまで家にいた者が異質なものと見なされる」。いわば、エゴがあなた自身の家に侵入し、あなたの家を乗っ取ってしまうのだ。神の子が神から分離した後、罪と罰への恐れから神の子は自己を乖離して別人格のエゴをでっち上げた。そのエゴがあなたを乗っ取るのである。あたかもあなたは、エゴに憑依されたようなものだ。



And yet, how easy it would be to say, "This is my home. Here I belong, and will not leave because a madman says I must."
  • and yet : 「それなのに、それにもかかわらず」
  • leave [líːv] : 「〜から離れる、〜から撤退する」
❖ "And yet, how ~ "「それにもかかわらず、次のように言うことはどんなに簡単なことか」。"This is my home ~ "「ここは私の家であり、ここに私は住んでいるし、狂った者が出て行けと言ったとしても、家を離れるつもりはない」と主張できるはずだ。



3. What reason is there for not saying this? What could the reason be except that you had asked this stranger in to take your place, and let you be a stranger to yourself? 
  • reason [ríːzn] : 「理由、原因、根拠」
  • except [iksépt] : 「ただし、除いて」
❖ "What reason ~ "「そう言えないのは、どんな理由があるからだろうか」。"What could the ~ "「あなたがよそ者を家に入れ、場所を譲り渡し、あなた自身をよそ者にしてしまったという以外に、どんな理由があり得るだろう」。正当な拒絶をせずに侵入者を許したのは、あなたがそう望んだからだ。



No one would let himself be dispossessed so needlessly, unless he thought there were another home more suited to his tastes.
  • dispossessed [dìspəzést] : 「立ち退かされた、疎外された」
  • needlessly [níːdlisli] : 「不必要に」
  • unless [ənlés] : 「〜でない限り」
  • suit [súːt] : 「合う、適合する」
  • taste [téist] : 「好み、嗜好」
❖ "No one would ~ "「好みに、より適した別の住み家があるに違いないと思わない限り、誰も自分自身を不必要に立ち退かせたいと思わない」。本当の自分を追い出して、エゴに住んでもらった方がいいと判断したに違いない。



4. Who is the stranger? Is it fear or you who are unsuited to the home which God provided for His Son? 
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、心配、不安」
  • unsuited [ʌ̀nsúːtid] : 「適さない、不適当な」
  • provide [prəváid] : 「供給する、与える」
❖ "Who is the ~ "「誰がよそ者だろうか」。"Is it fear or ~ "「それは恐れか、それとも、神が神の子のために与えた住み家に適さないあなたか」。実相世界に適する存在は、幻想の恐れか、実在する神の子か。どちらがよそ者か。



Is fear His Own, created in His likeness? Is it fear that love completes, and is completed by? There is no home can shelter love and fear. 
  • likeness [láiknis] : 「似ていること、類似」
  • complete [kəmplíːt] : 「仕上げる、〜を完了する」
  • shelter [ʃéltər] : 「〜を保護する、避難する」
❖ "Is fear His Own ~ "「恐れは、神に似せて神が創造した神自身のものなのか」。"Is it fear ~ "「それは、愛が完成させた恐れであって、恐れによって愛は完成されるのか」。"There is no ~ "「愛と恐れを保護することが出来る住み家などない」。愛と恐れの両方を同時に保護するシェルターなど存在しない。愛と恐れは共存できない。



They cannot coexist. If you are real, then fear must be illusion. And if fear is real, then you do not exist at all.
  • coexist [kòuiɡzíst] : 「共存する、同時に存在する」
  • exist [iɡzíst] : 「存在する、生きている」
❖ "They cannot ~ "「愛と恐れの両者は同時に存在できない」。"If you are ~ "「もしあなたが実在するなら、恐れは幻想である」。"And if fear ~ "「もし恐れが実在するなら、あなたはまったく存在しない」。



5. How simply, then, the question is resolved. Who fears has but denied himself and said, "I am the stranger here. And so I leave my home to one more like me than myself, and give him all I thought belonged to me." 
  • simply [símpli] : 「造作なく、たやすく、簡単に」
  • resolve [rizάlv] : 「解決する、解消する」
  • fear [fíər] : 「恐れる、怖がる」
  • deny [dinái] : 「否定する、認めない、信じない」
  • leave [líːv] : 「〜から離れる、〜から撤退する」
  • belong [bilɔ́ːŋ] to : 「〜に属する、〜の所有である」
❖ "How simply ~ "「そこで、問題はいとも簡単に解決される」。"Who fears has ~ "「恐れる者は自分自身を否定し、次のように言う」。自分を否定するとは、自分の実在性を否定するということ。"I am the ~ "「ここでは、私がよそ者だ」。"And so I ~ "「だから私は、私の住み家を私自身よりも私らしい者にあけ渡し、私のものだと思っていたすべてをその者に与えよう」。そう決断することで、問題はいとも簡単に解決される、というわけだ。真実を知るよりは、幻想の中で生きているふりをする虚偽の方が楽だと思うのだ。



Now is he exiled of necessity, not knowing who he is, uncertain of all things but this; that he is not himself, and that his home has been denied to him.
  • exile [éɡzail] : 「国外追放する、〜を亡命させる」
  • of necessity : 「必要に迫られて、必然的に」
  • uncertain [ʌnsə́ːrtn] : 「不確かな、不明確な」
❖ "Now is he ~ "「今や彼は、必然的に追放される」。"not knowing ~ "「自分が誰であるかも分からず、次に述べること以外のすべてに確信がもてなくなる」。"that he is ~ "「彼は自分自身ではなく、彼の住み家は彼に対して否定された」と確信する以外に、何も確信出来なくなってしまう。自己を疎外し、自己を否定し、自己を虚偽に売り渡してしまう。



6. What does he search for now? What can he find? A stranger to himself can find no home wherever he may look, for he has made return impossible. 
  • search [sə́ːrtʃ] : 「探す、探し出す」
  • return [ritə́ːrn] : 「回帰、帰ること、帰宅」
❖ "What does ~ "「彼は今、何を探しているのか」。"What can ~ "「彼は何を見出せるだろうか」。"A stranger to ~ "「自分自身に対してよそ者である者は、どこを探そうとも住み家を見つけることは出来ない」。"for he has ~ "「なぜなら、彼は(自分の住み家に)帰ることを不可能にしてしまったからだ」。彼の魂は放浪する以外にない。混沌とした幻想世界を彷徨(さまよ)い歩く。進むべき方向を示してくれる灯台のない闇の世界を孤独に徘徊する。そこから救われるには、奇跡をおいて他にない。



His way is lost, except a miracle will search him out and show him that he is no stranger now. 
  • lost [lɔ́st] : 「loseの過去・過去分詞形」
  • except [iksépt] : 「ただし、除いて」
❖ "His way is ~ "「彼の道は失われたが、奇跡だけが彼を見つけ出し、今や彼はよそ者ではないと彼に示してくれる」。自分ではない者を自分と思い込んだ誤りを正してくれるのは奇跡だけだ。奇跡は真実の現実化であるからだ。



The miracle will come. For in his home his Self remains. It asked no stranger in, and took no alien thought to be Itself. 
  • remain [riméin] : 「とどまる、残る、残存する」
  • alien [éiljən] : 「性質の異なる、異質な」
❖ "The miracle ~ "「奇跡は起こる」。"For in his ~ "「なぜなら、本当の彼自身は彼の住み家に居残っているからだ」。自分をよそ者に仕立てて住み家を捨てたことは単なる夢の出来事だ。奇跡はそんな夢から目覚めさせてくれる。夢から覚めれば、本当の自分はちゃんといつもの住み家に住んでいるのだ。"It asked no ~ "「本当の彼はよそ者を呼び入れたりしなかったし、異質な思いを本当の自分自身の思いだと受け入れたこともない」。



And It will call Its Own unto Itself in recognition of what is Its Own.
  • recognition [rèkəɡníʃən] : 「認識、認証」
❖ "And It will ~ "意訳する、「そして、本当の自分自身が何であるかを認識することで、本当の自分はそれ自体へと回帰するように呼びかける」。本当の自分自身に気付き、本当の自分に回帰するように呼びかけている。



7. Who is the stranger? Is he not the one your Self calls not? You are unable now to recognize this stranger in your midst, for you have given him your rightful place. 
  • unable [ʌ̀néibl] : 「できない」
  • midst [mídst] : 「真ん中、中央」
  • rightful [ráitfəl] : 「正当な、合法的な」
❖ "Who is ~ "「よそ者とは誰か」。"Is he not ~ "「本当のあなたが呼びかけもしない者ではないのか」。実相的なあなた自身にとって、まったく不必要な者、それがよそ者。"You are unable ~ "「今やあなたは、あなたの心の真ん中にこんなよそ者が居ることを認識することは出来ない」。このよそ者が本当の自分であると勘違いしてしまっている。"for you have ~ "「なぜなら、あなたは正当な居場所をよそ者に与えてしまったからだ」。本当のあなた自身が住まうべき心の中心をよそ者にあけ渡してしまった。



Yet is your Self as certain of Its Own as God is of His Son. He cannot be confused about creation. 
  • be certain [sə́ːrtn] of : 「〜を確信している」
  • confuse [kənfjúːz] : 「混同する、混乱させる」
  • creation [kriéiʃən] : 「創造、創作、創作物、作品」
❖ "Yet is your ~ "「しかし、神が神の子を確信してるように、本当のあなた自身もそれ自体に確信をもっている」。本当のあなた自身は、自分こそが神に創造された正当な神の子であって、唯一実在する自分だと確信をもっている。神もまたそのことに確信を抱いており、よそ者に対して正当性を与えることはない。"He cannot ~ "「神は、創造に関して混乱することは不可能だ」。神は神が創造した神の子が唯一存在するものだと確信を抱き、創造しなかったものの実在性を認めることはない。よそ者は、あなたが投影によってでっち上げた幻想に過ぎないからだ。



He is sure of what belongs to Him. No stranger can be interposed between His knowledge and His Son's reality. He does not know of strangers. He is certain of His Son.
  • sure [ʃúər] : 「確信して、固く信じている」
  • belong [bilɔ́ːŋ] to : 「〜に属する、〜の所有である」
  • interpose [ìntərpóuz] : 「間に入る、割り込む」
  • between [bitwíːn] A and B: 「AとBとの間に」
❖ "He is sure ~ "「神は、神に属しているものを確信している」。神は自ら創造したものだけが神に属している実在だと確信をもって知っている。"No stranger ~ "「神の叡智と神の子の実在性の間に、どんなよそ者も割り込むことは出来ない」。"He does not ~ "「神はよそ者を関知しない」。"He is certain ~ "「神は神の子を確信している」。神が愛しているのは神の子としての本当のあなただけであって、あなたがでっち上げたよそ者に対して一切の関心を寄せることはない。神は幻想と一切の関わりをもつことはない。



8. God's certainty suffices. Who He knows to be His Son belongs where He has set His Son forever. He has answered you who ask, "Who is the stranger?" 
  • certainty [sə́ːrtnti] : 「確実、確実性」
  • suffice [səfáis] : 「十分である」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
❖ "God's certainty ~ "「神の確実性は十分だ」。"Who He knows ~ "「神の子として神が知っている者は、神の子のために神が永遠に定めた場所に属している」。神は天の王国を神の子の住まう場所として定めた。それは永遠に変わることはない。"He has answered ~ "「『よそ者とは誰なのか』と問うあなたに対して、神は答えている」。答えは次に書かれている。



Hear His Voice assure you, quietly and sure, that you are not a stranger to your Father, nor is your Creator stranger made to you. 
  • assure [əʃúər] : 「保証する、断言する、約束する」
  • quietly [kwáiətli] : 「静かに、平穏に」
❖ "Hear His Voice ~ "「神の声が、静かに、そして確かに、that以下を約束しているのを聞きなさい」。"that you are ~ "「あなたはあなたの父なる神にとってよそ者ではないし、あなたを創造した神があなたにとってよそ者にされることはない」。神はあなたを創造した『父』であり、あなたは神によって創造された『子』である。その関係性の間によそ者が侵入する可能性はない。よそ者が父と子の関係性を侵したように見えたなら、それは幻想に過ぎない。



Whom God has joined remain forever one, at home in Him, no stranger to Himself.
  • join [dʒɔ́in] : 「交わる、一緒になる、結合する」
  • at home : 「くつろいで、気楽に」
❖ "Whom God has ~ "「神と一体になった者は永遠に一つであり、神の中でくつろぎ、神自身にとって見ず知らずの者ではない」。父が子をよそ者扱いするわけがない。



9. Today we offer thanks that Christ has come to search the world for what belongs to Him. 
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる、〜を提供する」
❖ "Today we offer ~ "「今日私たちは、キリストに属すべきものをこの世界の中に見つけようとキリストがやって来たことに感謝を捧げよう」。神の子を幻想世界から救い出す役割を担ったスピリットがキリストである。ホーリー・スピリットもまた、キリストの役割を担っており、ホーリー・スピリットはキリストの役割を担うことが出来る神の子を探しにやって来た、という意味合いである。つまり、あなたを探しにやって来たのだ。それに感謝を捧げよう。



His vision sees no strangers, but beholds His Own and joyously unites with them. They see Him as a stranger, for they do not recognize themselves. 
  • behold [bihóuld] : 「見守る、注視する」
  • joyously [dʒɔ́iəsli] : 「喜んで」
  • unite with : 「〜と一緒になる、〜と結合する」
❖ "His vision sees ~ "「キリストのヴィジョンは、よそ者ではなくキリスト自身を見ており、キリストに属する人達と喜んで一緒になる」。しかし、"They see Him ~ "「彼らはキリストを見知らぬ者と見なす」。"for they do ~ "「なぜなら、彼らは自分自身を認識していないからだ」。本当はキリストという役割を担っているにもかからわず、それが認識出来ないから、キリストであるホーリー・スピリットを見知らぬ存在だと思ってしまう。しかし、キリストであるホーリー・スピリットは、そんな彼らと喜んで一体化する。



Yet as they give Him welcome, they remember. And He leads them gently home again, where they belong.
  • welcome [wélkəm] : 「歓迎、歓待」
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • lead [líːd] : 「〜を導く、案内する、連れて行く」
  • gently [dʒéntli] : 「親切に、優しく、穏やかに」
❖ "Yet as they ~ "「しかし、彼らがキリストを歓迎するとき、彼らは思い出す」。自分は救いという役割を担った神の子キリストであることを思い出す。"And He leads ~ "「そしてキリストは、彼らをもともと住んでいた故郷へ優しく導く」。



10. Not one does Christ forget. Not one He fails to give you to remember, that your home may be complete and perfect as it was established. 
  • forget [fərɡét] : 「〜を忘れる」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
  • complete [kəmplíːt] : 「全部そろった、完全な」
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「完全な、完璧な」
  • establish [istǽbliʃ] : 「確立する、成立させる」
❖ "Not one ~ "「キリストは誰も忘れてはいない」。"Not one He ~ "「あなたが思いさせるように、キリストは誰一人としてあなたに与え損ねることはない」。あなたの同胞もまた、あなたと同じ神の子なのだとあなたが思い出せるように、キリストはあなたに同胞を出会わせてくれる。キリストの計らいによってあなたが出会った他者をあなたが赦すことで、他者もあなたも幻想から救われるのだ。"that your home ~ "「その結果、あなたの住み家は、それが建てられたままに、完全で完璧になるだろう」。他者はよそ者ではなく、あなたと自他一如の神の子である。その他者を赦し、あなたの住み家に招き入れることで、あなたの住み家は元通りに完璧になる。



He has not forgotten you. But you will not remember Him until you look on all as He does. 
  • forgotten [fərɡάtn] : 「forgetの過去分詞形」
  • until [əntíl] : 「〜までは…しない、〜になってやっと」
  • look on : 「〜を見る」
❖ "He has not ~ "「キリストはあなたを忘れてはいない」。"But you will ~ "「しかし、キリストがあなたの同胞を見るようにあなたも見ない限り、あなたはキリストを思い出すことはないだろう」。あなたが他者をあなたと同じ神の子であり救いという役割を担ったキリストなのだと見ない限り、あなたがキリストを思い出すことはない。



Who denies his brother is denying Him, and thus refusing to accept the gift of sight by which his Self is clearly recognized, his home remembered and salvation come.
  • deny [dinái] : 「〜を否定する、拒む、拒絶する」
  • refuse [rifjúːz] : 「拒む、拒否する、拒絶する」
  • accept [æksépt] : 「認める、容認する、受け入れる」
  • sight [sáit] : 「視覚、視野、視界、景色」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い」
❖ "Who denies his ~ "「同胞を拒絶する者はキリストを拒絶しているのだ」。"and thus refusing ~ "「そして、本当の自分自身を明確に認識し、自分の住み家を思い出し、救いがやって来るという光景を贈り物として受け入れることを拒絶してしまう」。あなたが本当の自分自身を知り、天の王国こそが住むべき故郷だと思い出して幻想世界から救われるには、まず第一に、あなたが他者を赦して幻想を消滅させ、神の子の分離を解消しなくてはならない。そのとき、あなたの眼前にキリストのヴィジョンが展開する。あなたは同胞と共にキリストになるのである。






Notification

My photo


❖ Text精読、完了しました。4年8ヶ月、1256回の投稿でした。長期に渡ってお付き合いいただき、感謝します。
❖ 引き続き、Workbook精読をご覧下さい。場所は「http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp」です。
❖ Text精読の手直しも始めました。月日をかけて見直していきます。
❖ AmazonからKindle版の精読シリーズを出版開始しました。『どこでもAcim』をご希望の方は是非どうぞ。
❖ Google PlayとiBookstoreからepub版の精読シリーズを出版開始しました。Kindle版で窮屈さをお感じでしたら、こちらをどうぞ。
❖ Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。Urtextは非常に面白いです。臨場感は半端でありません。

oohata_mnb@yahoo.co.jp
oohata.m@coda.ocn.ne.jp

Powered by Blogger.