●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.Lesson 141 ~ W-pI.Lesson 150

Lesson 141 


Review of Lessons 121 -122

My mind holds only what I think with God. (私の心は、私が神とともに思うことだけを保持している。)

Forgiveness is the key to happiness. 
❖ "Forgiveness is ~ "「赦しは、幸せへの鍵である」。

Forgiveness offers everything I want.
❖ "Forgiveness offers ~ "「赦しは、私が欲するものすべてを差し出してくれる」。




Lesson 142 


Review of Lessons 123 - 124

My mind holds only what I think with God. (私の心は、私が神とともに思うことだけを保持している。)

I thank my Father for His gifts to me. 
❖ "I thank ~ "「私は、父なる神が私に贈り物をくれたことを感謝する」。

Let me remember I am one with God.
❖ "Let me ~ "「私は神と一体であることを覚えておこう」。




Lesson 143 


Review of Lessons 125 - 126

My mind holds only what I think with God. (私の心は、私が神とともに思うことだけを保持している。)

In quiet I receive God's Word today. 
❖ "In quiet ~ "「静寂の中で、今日私は神の言葉を受け取る」。

All that I give is given to myself.
❖ "All that I ~ "「私が与えたものはすべて、私自身に与えられる」。




Lesson 144 


Review of Lessons 127 - 128

My mind holds only what I think with God. (私の心は、私が神とともに思うことだけを保持している。)

There is no love but God's.
❖ "There is ~ "「神の愛だけがある」。

The world I see holds nothing that I want.
❖ "The world I ~ "「私が目にする世界は、私が欲しいものを何も保持してはいない」。




Lesson 145 


Review of Lessons 129 - 130

My mind holds only what I think with God. (私の心は、私が神とともに思うことだけを保持している。)

Beyond this world there is a world I want. 
❖ "Beyond this ~ "「この世界を越えた向こうに、私の欲する世界がある」。

It is impossible to see two worlds.
❖ "It is impossible ~ "「二つの世界を(同時に)見ることは不可能である」。




Lesson 146 


Review of Lessons 131 - 132

My mind holds only what I think with God. (私の心は、私が神とともに思うことだけを保持している。)

No one can fail who seeks to reach the truth. 
❖ "No one can ~ "「真実に到達しようと探し求めている者は、それに失敗することはない」。

I loose the world from all I thought it was.
❖ "I loose the ~ "「世界はこうだと思っていた、そのすべてから、私は世界を解き放つ」。




Lesson 147 


Review of Lessons 133 - 134

My mind holds only what I think with God. (私の心は、私が神とともに思うことだけを保持している。)

I will not value what is valueless.
❖ "I will not ~ "「私は、価値のないものに価値を認めまい」。

Let me perceive forgiveness as it is.
❖ "Let me perceive ~ "「赦しを、あるがままに知らしめてください」。




Lesson 148 


Review of Lessons 135 - 136

My mind holds only what I think with God. (私の心は、私が神とともに思うことだけを保持している。)

If I defend myself I am attacked. 
❖ "If I defend ~ "意訳する、「もし私が私自身を守ろうとするなら、私は攻撃され得ると受け入れたことになる」。

Sickness is a defense against the truth.
❖ "Sickness is ~ "「病は真実に対する防御である」。




Lesson 149 


Review of Lessons 137 - 138

My mind holds only what I think with God. (私の心は、私が神とともに思うことだけを保持している。)

When I am healed I am not healed alone. 
❖ "When I am ~ "「私がヒールされるとき、私一人だけがヒールされるのではない」。

Heaven is the decision I must make.
❖ "Heaven is ~ "「天の王国は、私が決定しなくてはならない決断である」。




Lesson 150 


Review of Lessons 139 - 140

My mind holds only what I think with God. (私の心は、私が神とともに思うことだけを保持している。)

I will accept Atonement for myself. 
❖ "I will accept ~ "「私は、私自身のために贖罪を受け入れようと思う」。

Only salvation can be said to cure.
❖ "Only salvation ~ "「救いだけが癒やすことが出来ると言える」。






W-pI. Review IV

Review IV



Introduction


1. Now we review again, this time aware we are preparing for the second part of learning how the truth can be applied. 
  • review [rivjúː] : 「もう一度見る、見直す、振り返る」
  • aware [əwέər] : 「気付いている、気が付いて」
  • prepare [pripέər] : 「〜を準備する、用意する」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、当てはめる」
❖ "Now we ~ "「今、私達は再び復習する」。"this time aware ~ "「今回は、どのように真実が適用され得るか、それを学ぶ第二部の準備をするという意識をもつようにする」。Workbookの第二部はLesson221から始まるので、まだまだ先の事であるが、その下準備をするわけだ。




Today we will begin to concentrate on readiness for what will follow next. Such is our aim for this review, and for the lessons following. 
  • concentrate [kάnsəntrèit] : 「集中する、専念する」
  • readiness [rédinəs] : 「用意ができていること」
  • follow [fάlou] : 「次に起きる、続いて起こる」
  • aim [éim] : 「目標、目的」
  • review [rivjúː] : 「復習、再考、再吟味」
❖ "Today we will ~ "「今日私達は、次に続いて来ることの心の準備をすることに集中し始めるだろう」。学びの次の段階の準備に専念することになる。いわば、進級進学の準備である。"Such is our ~ "「私達のこの復習とそれに続くレッスンの目標は、そのようなことである」。この復習とLesson220までは、WorkbookのPart IIの準備である。



Thus, we review the recent lessons and their central thoughts in such a way as will facilitate the readiness that we would now achieve.
  • recent [ríːsnt] : 「最近の、少し前の、近頃の」
  • central [séntrəl] : 「主要な、中心となる」
  • in such a way : 「そのような方法で」
  • facilitate [fəsílətèit] : 「容易にする、手助けする」
  • achieve [ətʃíːv] : 「獲得する、成し遂げる、達成する」
❖ "Thus, we review ~ "「このように、私達は最近のレッスンとそれらの中心的な考え方を復習するのだが、私達が今や獲得できたと言えるための準備を手助けするやり方で行う」。準備完了と言えるまでの時間を早めるような方法をとる、ということ。幻想の時間を短縮する業(わざ)は、イエスの得意技の一つである。



2. There is a central theme that unifies each step in the review we undertake, which can be simply stated in these words:

        My mind holds only what I think with God.
  • central [séntrəl] : 「主要な、中心となる、重要な」
  • theme [θíːm] : 「話題、テーマ、主題」
  • unify [júːnəfài] : 「〜を一つのまとまりにする、統一する」
  • undertake [ʌ̀ndərtéik] : 「企てる、始める、〜に着手する」
❖ "There is a ~ "「私達が着手する復習における各ステップをまとめ上げる中心テーマがあり、次の言葉で簡単に述べることが出来る」。"My mind holds ~ "「私の心は、私が神とともに思うことだけを保持している」。あなたの実相的な意志と神の意志は同一であり、エゴの思考システムに惑わされることなく、ホーリー・スピリットの思考システムに則って思いを抱いていく、という決心。



That is a fact, and represents the truth of What you are and What your Father is. 
  • fact [fǽkt] : 「事実、現実、実際」
  • represent [rèprizént] : 「〜を表す、描く、描写する」
❖ "That is a ~ "「これは事実であり、本当のあなた、そして本当の父なる神の真実を表している」。つまり、神の子は神の愛の延長上に神が創造したものであり、神と神の子は一体なのだという真実である。



It is this thought by which the Father gave creation to the Son, establishing the Son as co-creator with Himself. 
  • creation [kriéiʃən] : 「創造、創作、創作物、作品」
  • establish [istǽbliʃ] : 「確立する、制定する、成立させる」
  • co-creator [kòu-kriéitər] : 「共同製作者」
❖ "It is this ~ "「父なる神が神の子に創造性を与え、神の子を神自身の共同創造者に定めることが出来たのは、この思いである」。この思いとは、神と神の子の共通の、あるいは同一の思考のこと。"creation"を創造性と訳してみたが、神が創造したすべてのものという意味合いがある。真実のすべてのことだ。神の子は神の属性のすべてを継承したので、すべての真実を保持している。実相的な創造とは、真実の分かち合いによる真実の拡張増大のこと。したがって、神と神の子は意志を分かち合い、思いを分かち合い、真実を分かち合うことで一緒に創造していくのである。



It is this thought that fully guarantees salvation to the Son. For in his mind no thoughts can dwell but those his Father shares. 
  • fully [fúlli] : 「十分に、完全に、全く」
  • guarantee [gæ̀rəntíː] : 「保証する、請け合う」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • dwell [dwél] : 「ある、宿る、残る、存在する」
  • share [ʃέər] : 「分かち合う、共有する」
❖ "It is this ~ "「神の子に対して救いの十全な保証を与えているのはこの思いである」。神の子が幻想から真実へと救われ得るのは、そしてそれを完全に保証してくれるのは、神の子が神の意志を自分の意志として受け入れることである。"For in his ~ "「なぜなら、神の子の心の中には、父なる神と分かち合う思いだけがあるからだ」。



Lack of forgiveness blocks this thought from his awareness. Yet it is forever true.
  • lack [lǽk] : 「不足、欠乏、欠落」
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し、寛容」
  • block [blάk] : 「遮る、妨害する、阻む」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、意識性 」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
❖ "Lack of forgiveness ~ "「赦しの欠如は、この思いを神の子の意識から遮断してしまう」。幻想を幻想として赦してしまわない限り、いつまでも幻想の中に止まることになる。赦しがない限り、幻想からの救いはない。神の子の意識は闇の中に閉ざせたままである。"Yet it is ~ "「しかし、それは永遠に真実である」。意識が闇の中を彷徨っているとしても、神の意志と神の子の意志が同一であるという真実は永遠に不変である。



3. Let us begin our preparation with some understanding of the many forms in which the lack of true forgiveness may be carefully concealed. 
  • preparation [prèpəréiʃən] : 「心構え、用意、準備」
  • lack [lǽk] : 「不足、欠乏、欠如、欠落」
  • carefully [kέərfəli] : 「注意深く、慎重に、入念に」
  • conceal [kənsíːl] : 「隠す、隠匿する、秘密にする」
❖ "Let us begin ~ "「本当の赦しの欠如が入念に隠されている多くの形を理解することから、私達の心の準備を始めよう」。ここの"form(形)"とは、具体的な形態を伴うこの世界の事象、といった意味合い。"true forgiveness(本当の赦し)"とは、たとえば、他者があなたを裏切ったとしても、それは夢の中の出来事に過ぎないと認識して赦してしまうこと。



Because they are illusions, they are not perceived to be but what they are; defenses that protect your unforgiving thoughts from being seen and recognized. 
  • perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜に気付く、〜を見抜く」
  • defense [diféns] : 「防衛、防御」
  • protect [prətékt] : 「保護する、守る、かばう」
  • unforgiving [ʌ̀nfərɡíviŋ] : 「許さない、容赦のない」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
❖ "Because they ~ "「なぜなら、それらは幻想であり、それらが本当は何なのか知覚されることはないからだ」。"defenses that ~ "意訳する、「つまり、それらの幻想は、赦したくないという思いを、見破られることや認識されることから防御しているのだ」。たとえば、他者があなたを裏切ったとき、あなたはその裏切りを幻想(夢)だと認識(知覚)することを拒む。見方を変えれば、裏切りという幻想が、自らの幻想性を暴かれないように(from being seen and recognized)するために、あなたの赦しへの拒絶(your unforgiving thoughts)を防御しているのだ。簡単に言えば、ホーリー・スピリットは、幻想性を認識して赦せと言い、対して、エゴは赦してはいけないという言う。エゴは、幻想性を暴かれることを一番に恐れているからだ。エゴの防衛策として、知覚が幻想性を暴くことを回避するために、断固として赦さない心を支持する。



Their purpose is to show you something else, and hold correction off through self-deceptions made to take its place.
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • hold off : 「遅らせる、阻止する」
  • correction [kərékʃən] : 「訂正、矯正、修正、是正」
  • deception [disépʃən] : 「騙すこと、嘘、ごまかし」
  • take one's place : 「〜の代わりをする、地位を占める」
❖ "Their purpose is ~ "意訳する、「それらの目的は、何か別のものをあなたに見せ、自己欺瞞に置き換えてしまうことで、(知覚の)修正を遅らせることである」。他者があなたを裏切ったなら、それは既成事実であり、歴史的な事実なのだから、その罪は確定しており、罰することが正当である、という正当論を打ち立てる。夢の中の裏切りを、他者を罪人に仕立て上げることで、真実を幻想で置き換えてしまうのだ。こうして、知覚を修正し真実を見抜くヴィジョンを獲得する過程を遅らせてしまう。エゴの策略である。



4. And yet, your mind holds only what you think with God. Your self- deceptions cannot take the place of truth.
  • take the place of : 「〜の代わりをする、〜に取って代わる」
❖ "And yet, your ~ "「しかし、あなたの心は、あなたが神とともに思うことだけを保持している」。"Your self- deceptions ~ "「あなたの自己欺瞞は、真実と置き換わることは出来ない」。あなたはホーリー・スピリットとともに真実を思うのであって、真実をエゴの思う虚偽に置き換えることは自己欺瞞である。



No more than can a child who throws a stick into the ocean change the coming and the going of the tides, the warming of the water by the sun, the silver of the moon on it by night. 
  • no more A than B : 「AでないのはBでないのと同じ」
  • throw [θróu] : 「投げる、発射する」
  • tide [táid] : 「潮、潮の干満」
❖ "No more than ~ "「それは、寄せては返す波、太陽によって暖められる海、夜の海に映る銀色の月、その海に子供が棒きれを投げ入れたとしても何も変えられないのと同じである」。真実を海に、自己欺瞞を棒きれに例えているわけだ。



So do we start each practice period in this review with readying our minds to understand the lessons that we read, and see the meaning that they offer us.
  • practice period : 「練習時間、練習期間」
  • ready [rédi] : 「〜を用意させる、準備する」
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意図、真意」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、〜を提供する」
❖ "So do we start ~ "「そこで、これから復習するのにあたって、レッスンを読んで理解し、レッスンが与えてくれる意味を見極めるための心の準備をすることから、各々の練習を始める」。



5. Begin each day with time devoted to the preparation of your mind to learn what each idea you will review that day can offer you in freedom and in peace. 
  • devote [divóut] : 「充てる、向ける、専念させる」
  • freedom [fríːdəm] : 「自由、解放、自主、独立」
❖ "Begin each day ~ "「その日にあなたが復習することになるものの見方の一つ一つがあなたに差し出すことを、自由に平和に学べるように、心の準備を整えるための時間をとって、毎日をスタートさせなさい」。



Open your mind, and clear it of all thoughts that would deceive, and let this thought alone engage it fully, and remove the rest:

        My mind holds only what I think with God.
  • clear [klíər] : 「取り除く、除去する、片付ける」
  • deceive [disíːv] : 「欺く、惑わす、だます」
  • engage [engéidʒ] : 「従事する、携わる、関与する」
  • fully [fúlli] : 「十分に、完全に、全く、全体に」
  • remove [rimúːv] : 「取り除く、取り去る、除去する」
  • rest [rést] : 「残り、残っているもの、残りの部分」
❖ "Open your mind ~ "「心をオープンにし、騙そうとする思いのすべてを心から取り除いて、(その日に復習する)ものの見方だけが唯一十分に機能出来るようにし、残りの思いは払いのけなさい」。



Five minutes with this thought will be enough to set the day along the lines which God appointed, and to place His Mind in charge of all the thoughts you will receive that day.
  • along [əlɔ́ːŋ] : 「〜に沿って、〜に従って」
  • line [láin] : 「線、路線、方向、方針」
  • appoint [əpɔ́int] : 「決める、指定する、定める」
  • place [pléis] : 「〜を置く、設置する」
  • in charge of : 「〜を担当して、〜を任されて、〜を預かって」
  • receive [risíːv] : 「受け取る、聞く、知る」
❖ "Five minutes with ~ "「神の定めた方針に沿って一日をセットし、その日にあなたが受け取る思いのすべてを神の心に委ねるには、(その日に復習する)ものの見方を抱きながら5分間を費やすだけで十分であろう」。



6. They will not come from you alone, for they will all be shared with Him. 
  • alone [əlóun] : 「独りで、独力で、単独で」
  • share [ʃέər] : 「分かち合う、共有する」
❖ "They will not ~ "「そういう思いは、単独であなたから生じるのではない」。"for they will ~ "「なぜなら、思いはすべて、神と分かち合われるからだ」。実相的な真実の思いやものの見方は、あなたの頭脳が単独で生み出すものではない。あなたの心が神やホーリー・スピリットと同調して、思いを分かち合っているからだ。



And so each one will bring the message of His Love to you, returning messages of yours to Him. 
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
  • return [ritə́ːrn] : 「〜を返す、戻す、返却する」
❖ "And so each ~ "「だから、思いの一つ一つは、あなたへの神の愛のメッセージをもたらし、神へのあなたの愛のメッセージを返しているのである」。



So will communion with the Lord of Hosts be yours, as He Himself has willed it be. 
  • communion [kəmjúːnjən] : 「霊的な交わり、親交、交流」
  • lord [lɔ́ːrd] : 「支配者、神」
  • host [hóust] : 「主人、ホスト」
  • will [wíl] : 「〜を望む、意図する」
❖ "So will communion ~ "「主なる神との霊的な交わりはあなたのものとなる」。"as He Himself ~ "「神自身が、そうであることを意志したからだ」。



And as His Own completion joins with Him, so will He join with you who are complete as you unite with Him, and He with you.
  • completion [kəmplíːʃən] : 「完成、完了、終了、完全さ」
  • join [dʒɔ́in] : 「結び付ける、結合する、連結する」
  • complete [kəmplíːt] : 「〜を完了する、仕上げる、終える」
  • unite with : 「〜と一緒になる、〜と結合する、〜と合体する」
❖ "And as His Own ~ "意訳する、「神自身の完成が神と結びつくとき、」つまり、神自身が自らを完成させるとき、「神はあなたと結びつく」。「そのあなたは神と結びつき、同時に神があなたと結びつくとき、あなたは完成される」。この文章はイエス特有の言葉遊びとしてとらえ、厳密な構造的解釈を行う必要はないだろう。神と神の子であるあなたが一体となったとき、神も神の子であるあなたも供に完成するといった意味合いである。もちろん、神と神の子に、もう一人のホーリー・スピリットが加わり、三位が一体となる。三位一体の完成である。
 イメージとしてとらえるなら、神は愛の延長線上に神の子を創造し、いわば神の右腕としたのだが、その右腕が幻想の中で麻痺してしまった状態を想像しよう。神はホーリー・スピリットという左腕を創造し、左腕を使って麻痺した右腕を優しくさする。右腕は麻痺から目覚め、こうして神は五体満足となって元通りの完成に至る。神とホーリー・スピリットと神の子は、神という一点に収斂し、"God is"『神あり』という純粋一元論の究極が完成されるわけだ。



7. After your preparation, merely read each of the two ideas assigned to you to be reviewed that day. 
  • preparation [prèpəréiʃən] : 「心構え、用意、準備」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • assign [əsáin] : 「〜を割り当てる、指定する」
❖ "After your ~ "「準備が整った後、その日あなたに割り当てられた二つのものの見方をそれぞれ単に読みなさい」。



Then close your eyes, and say them slowly to yourself. There is no hurry now, for you are using time for its intended purpose. 
  • hurry [hʌ́ri] : 「急ぐ必要、急ぎたいこと」
  • intend [inténd] : 「〜するつもりである、〜を意図する」
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標」
❖ "Then close ~ "「その後目を閉じ、あなた自身に向かって、その言葉をゆっくり言い聞かせなさい」。"There is no ~ "「今は急ぐ必要はない」。"for you are ~ "「なぜなら、あなたはその言葉の意図された目的のために時間を使っているからだ」。言葉の意味も、その意図も目的もすでに定められており、あなたは知っている。あれこれ考える必要も迷う必要もないから、リラックスして時間をかければいい。



Let each word shine with the meaning God has given it, as it was given to you through His Voice. 
  • shine [ʃáin] : 「輝く、光る」
❖ "Let each word ~ "「神がその言葉に与えた意味をもって、言葉の一つ一つを輝かせなさい」。"as it was given ~ "「なぜなら、その言葉は、神の声を通してあなたに与えられたのだから」。簡単に言えば、神が与えてくれた言葉に神の愛を感じ、言葉に命の輝きを与えてやる、ということ。



Let each idea which you review that day give you the gift that He has laid in it for you to have of Him. And we will use no format for our practicing but this:
  • laid [léid] : 「layの過去・過去分詞形」
  • lay [léi] : 「置く、横たえる、用意する」
  • format [fɔ́ːrmæt] : 「型、形式」
❖ "Let each idea ~ "「その日あなたが復習するものの見方の一つ一つが、神があなたにもっていてほしいと思って言葉の中に置いた贈り物をあなたに与えられるようにしなさい」。つまり、言葉の中に神が置いてくれた真実という贈り物を受け取りなさい、ということ。



8. Each hour of the day, bring to your mind the thought with which the day began, and spend a quiet moment with it. 
  • spend [spénd] : 「使う、費やす」
  • quiet [kwáiət] : 「静かな、平穏な、穏やかな」
  • moment [móumənt] : 「わずかの間、一瞬、瞬間」
❖ "Each hour ~ "「その日の1時間ごとに、一日の始まりに抱いた思いを心に取り戻し、その思いを胸に抱きながら、静かな一時を過ごしなさい」。



Then repeat the two ideas you practice for the day unhurriedly, with time enough to see the gifts that they contain for you, and let them be received where they were meant to be.
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返して言う」
  • unhurriedly [ʌ̀nhə́ːridli] : 「急がずに、ゆっくりと」
  • enough [inʌ́f] to do : 「〜するに足りるほど」
  • contain [kəntéin] : 「含む、包含する」
  • receive [risíːv] : 「受け取る、聞く、知る」
  • meant [mént] : 「meanの過去・過去分詞形」
  • be meant to do : 「〜するように意図されている」
❖ "Then repeat the ~ "「その後、その日に練習する二つのものの見方を急がずに繰り返し述べなさい」。"with time enough ~ "「そのものの見方が含んでいるあなたへの贈り物をじっくり見る時間をとり、贈り物が贈られるべき所で受け取られるようにしなさい」。素直に贈り物を受け取りなさい、ということ。



9. We add no other thoughts, but let these be the messages they are. 
  • add [ǽd] : 「加える、付け足す、書き加える」
❖ "We add no ~ "意訳する、「私達はその他の考え方を付け加えず、これだけがメッセージのすべてだとしよう」。



We need no more than this to give us happiness and rest, and endless quiet, perfect certainty, and all our Father wills that we receive as the inheritance we have of Him. 
  • rest [rést] : 「休息、休養、睡眠」
  • endless [éndlis] : 「終わりのない、永遠の」
  • quiet [kwáiət] : 「静けさ、静寂、静穏」
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「完全な、完璧な」
  • certainty [sə́ːrtnti] : 「確実、確実性」
  • will [wíl] : 「〜を望む、意図する」
  • inheritance [inhérətəns] : 「受け継いだもの、継承」
❖ "We need no ~ "「幸せや安らぎ、そして終わりのない静けさ、完全な確信、また、父なる神が意志し、私達が神から継承したものとして受け取ることになるすべてを得るには、私達はこれ以上のメッセージを必要としない」。



Each day of practicing, as we review, we close as we began, repeating first the thought that made the day a special time of blessing and of happiness for us; and through our faithfulness restored the world from darkness to the light, from grief to joy, from pain to peace, from sin to holiness.
  • close [klóuz] : 「閉じる、閉める」
  • blessing [blésiŋ] : 「祝福、恩恵、幸運」
  • faithfulness [féiθfəlnis] : 「忠実性、忠実」
  • restore [ristɔ́ːr] : 「回復させる、修復する」
  • grief [ɡríːf] : 「悲しみ、嘆き、苦悩」
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、神聖さ」
❖ "Each day of ~ "「練習する日ごと、私達は復習し、その日の始めがそうであった様に、その日を閉じる」。つまり、朝と同様に、"repeating first ~ "「その日を私達にとって祝福と幸せの特別な時とする考え方を、始めに繰り返し述べる」。"and through ~ "「そして、私達の忠誠を通して、」その日の考え方を忠実に実行することで、「世界を闇から光へと、悲しみから喜びへと、痛みから平和へと、罪から神聖さへと、修復するのである」。



10. God offers thanks to you who practice thus the keeping of His Word. 
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる、〜を提供する」
  • thank [θǽŋk] : 「感謝、謝意」
❖ "God offers thanks ~ "「このように神の言葉を守る練習をするあなたに対して、神は感謝の気持ちを差し出す」。



And as you give your mind to the ideas for the day again before you sleep, His gratitude surrounds you in the peace wherein He wills you be forever, and are learning now to claim again as your inheritance.
  • gratitude [ɡrǽtətjùːd] : 「感謝、感謝の気持ち」
  • surround [səráund] : 「包囲する、囲む、取り囲む」
  • wherein [hwεərín] : 「そこで、その場所で」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
  • claim [kléim] : 「主張する、要求する」
  • inheritance [inhérətəns] : 「受け継いだもの、継承物」
❖ "And as you ~ "「眠りにつく前に、その日のものの見方に対して再びあなたの心を向けるとき、神の感謝の気持ちは、あなたを平和の中に包み込む」。"wherein He ~ "「その平和の中にあなたが永遠に存在し、あなたが神から継承したものとして再び平和であることの権利を主張することを今学んでいくようにと、神が意志しているのだ」。あなたが平和でいられることはあなたの権利である。なぜなら、神がそうあることを意志し、あなたに平和を与えたからだ。もしあなたが苦と痛みを覚え、悲しみに沈んでいるなら、あなたは平和という権利を放棄していることになる。






W-pI.140.1:1 ~ W-pI.140.12:8

Lesson 140



Only salvation can be said to cure.
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • cure [kjúər] : 「治す、治療する、癒す」
❖ "Only salvation ~ "「救いだけが癒やすことが出来ると言える」。幻想から実相へと目覚める救いだけが、この世の苦と痛みをあなたから取り除いてくれる。



1. "Cure" is a word that cannot be applied to any remedy the world accepts as beneficial. 
  • applicable [əplíkəbl] : 「適用できる、当てはまる」
  • remedy [rémədi] : 「救済策、救済手段、治療、療法」
  • accept [əksépt]: 「受け入れる、承認する」
  • beneficial [bènəfíʃəl] : 「役に立つ、有益な」
❖ ""Cure" is a word ~ "「『癒やす』という言葉は、この世界が有効だと認めたどのような療法にも当てはまらない言葉である」。そもそも"cure"には、魂を癒やすという意味合いがある。



What the world perceives as therapeutic is but what will make the body "better." 
  • perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜を理解する」
  • therapeutic [θèrəpjúːtik] : 「癒す力のある」
❖ "What the world ~ "「この世界が治療効果ありと知覚するものは、肉体を『より良く』するもののことだけだ」。



When it tries to heal the mind, it sees no separation from the body, where it thinks the mind exists. 
  • separation [sèpəréiʃən] : 「分離、区別、離脱」
  • exist [iɡzíst] : 「存在する、生存する」
❖ "When it tries ~ "「この世の療法が心を癒やそうとするときは、心を肉体から離して見ることはない」。"where it thinks ~ "「心は肉体の中に存在していると思っているからだ」。心は肉体的な頭脳が作り出しているものだと思っているから、心を癒やすには脳を含めて、肉体を治療しなくてはいけないと考えている。あるいは、肉体を含めて幻想の中で心を治療しなくてはならないと思っている。もちろん、肉体を含めた幻想が実在する現実のすべてだと信じているからだ。



Its forms of healing thus must substitute illusion for illusion. One belief in sickness takes another form, and so the patient now perceives himself as well.
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ」
  • substitute [sʌ́bstətjùːt] : 「代わりのもの、代理人」
  • sickness [síknəs] : 「病気」
  • patient [péiʃənt] : 「病人、患者」
❖ "Its forms of ~ "「したがって、癒やしの形は幻想を幻想で置き換えるものとならざるを得ない」。"One belief in ~ "「病の存在を信じるという一つの信念がまた別の形をとり、そこで患者は今や自分が良くなったかのように知覚する」。たとえば、病は肉体的なものだと信じる者は、薬が病を治してくれると信じるので、一見、薬が病を治してくれたように感じる。病という幻想を薬という幻想で置き換えただけなのだ。



2. He is not healed. He merely had a dream that he was sick, and in the dream he found a magic formula to make him well. 
  • formula [fɔ́ːrmjulə] : 「常套手段、いつものやり方」
❖ "He is not ~ "「彼はヒールされていない」。幻想から実相に目覚めていない。"He merely had ~ "「彼は単に、病を患っているという夢を見ていただけで、夢の中で、病を治す魔術的な常套手段を探し出したに過ぎない」。肉体的な病を肉体的な療法で治すことは夢の中の魔法と等しい。根本治療ではない。
 余談になるが、イエスは根本治療を目的として、ACIMを完了させた後、『PSYCHOTHERAPY』を口述した。心理療法と訳せばいいのだが、世間で言われる心理療法とは一線を画す。



Yet he has not awakened from the dream, and so his mind remains exactly as it was before. 
  • awaken [əwéikən] : 「目を覚まさせる、呼び起こす」
  • remain [riméin] : 「依然として〜のままである」
  • exactly [iɡzǽktli] : 「正確に、厳密に」
❖ "Yet he has ~ "「彼はまだ夢から目覚めてはおらず、彼の心は、正確に以前そうであったままだ」。病を薬で治したとしても、心は以前通りに夢から覚めていない。



He has not seen the light that would awaken him and end the dream. What difference does the content of a dream make in reality? 
  • difference [dífərəns] : 「相違、相違点、異なる部分」
  • content [kɑ́ntent] : 「内容、中身」
  • in reality : 「実は、実際には」
❖ "He has not ~ "「彼はまだ、彼を目覚めさせ夢を終わらせる光を見てはいない」。



One either sleeps or wakens. There is nothing in between.
  • waken [wéikn] : 「目覚める」
❖ "One either ~ "「人は、眠っているか目覚めているかのどちらかだ」。"There is nothing ~ "「その中間はない」。幻想(夢)の中に生きるか、実相(真実)の中に生きるか、どちらかであって、中間はない。




3. The happy dreams the Holy Spirit brings are different from the dreaming of the world, where one can merely dream he is awake. 
  • different [dífərənt] : 「相違する、違っている、異なる」
  • awake [əwéik] : 「目が覚めて、意識がしっかりして」
❖ "The happy ~ "「ホーリー・スピリットがもたらす幸せな夢は、この世界が夢見ているものとは異なる」。ホーリー・スピリットは、あなたに幻想の夢を見せようとしているのではない。"where one ~ "「この世界では、人は単に、目覚めているという夢を見ているだけだ」。自分は夢など見ていない、目にする現実は幻想などではないと主張するが、それが夢を見ている証拠だ。



The dreams forgiveness lets the mind perceive do not induce another form of sleep, so that the dreamer dreams another dream. 
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し、寛容」
  • induce [indjúːs] : 「〜を生じさせる、引き起こす」
  • so that : 「〜できるように、その結果」
❖ "The dreams ~ "「赦しが心に知覚させる夢は、夢を見る者がまた別の夢を見るような、別の眠りを生み出したりしない」。赦しによって幻想から真実に目覚めた心は、真実の夢、すなわち実相世界を知覚する。決して、幻想に幻想を重ねるような、別の夢に誘い込むことはない。



His happy dreams are heralds of the dawn of truth upon the mind. 
  • herald [hérəld] : 「予兆、先触れ」
  • dawn [dɔ́ːn] : 「夜明け、暁、始まり、兆し」
❖ "His happy ~ "「彼の幸せな夢は、心に真実の夜明けをもたらす先駆けとなる」。



They lead from sleep to gentle waking, so that dreams are gone. And thus they cure for all eternity.
  • lead [líːd] : 「案内する、先導する、率いる」
  • eternity [itə́ːrnəti] : 「永遠、無限」
  • for all eternity : 「永遠に」
❖ "They lead from ~ "「幸せな夢は、夢が消えてしまうようにと、眠りから優しい目覚めへと導いてくれる」。"And thus they ~ "「こうして、幸せな夢は永遠に癒やしてくれるのだ」。



4. Atonement heals with certainty, and cures all sickness. For the mind which understands that sickness can be nothing but a dream is not deceived by forms the dream may take. 
  • atonement [ətóunmənt] : 「償い、贖罪」
  • certainty [sə́ːrtnti] : 「確実、確実性」
  • with certainty : 「確かに、確実に、確信を持って」
  • deceive [disíːv] : 「欺く、惑わす、だます、裏切る」
❖ "Atonement heals ~ "「贖罪は、確信をもってヒーリングし、あやゆる病を癒やす」。"For the mind ~ "「なぜなら、病は夢以外の何ものでもないと理解している心は、夢がとる形に騙されることがないからだ」。



Sickness where guilt is absent cannot come, for it is but another form of guilt. Atonement does not heal the sick, for that is not a cure. 
  • guilt [ɡílt] : 「犯罪、あやまち、罪」
  • absent [ǽbsənt] : 「いない、不在の」
❖ "Sickness where ~ "「罪の意識のない所に病は発症しない」。"for it is but ~ "「なぜなら、病は罪の意識のまた別の形に過ぎないからだ」。"Atonement does ~ "「贖罪は病をヒーリングするのではない」。"for that is ~ "「なぜなら、贖罪は癒やしではないからだ」。贖罪は、罪を幻想と認識してそれを赦すこと、あるいは手放すこと。幻想は赦されて消滅する。結果、病も消える。その一連の行いがヒーリングである。贖罪自体が単独で病を癒やすのではない。



It takes away the guilt that makes the sickness possible. And that is cure indeed. For sickness now is gone, with nothing left to which it can return.
  • take away : 「連れ去る、持ち去る」
  • possible [pάsəbl] : 「可能性がある、あり得る」
  • indeed [indíːd] : 「実に、本当に、実際には」
  • left [léft] : 「leaveの過去・過去分詞形」
  • leave [líːv] : 「〜を残す、ある状態のままにしておく」
  • return [ritə́ːrn] : 「戻る、帰る、返還する」
❖ "It takes away ~ "「贖罪は、病の発症を可能とする罪の意識を取り除く」。"And that is ~ "「そして、それがまさに癒やしなのだ」。贖罪が罪を消滅させ、それが実相的な癒やしとなる。結果、肉体的な病が消滅するだけだ。"For sickness ~ "「なぜなら、病は消え去り、病が戻って来れるような所など何もなくなるからだ」。病が戻って来れるところとは、すなわち罪の意識。具体的に言えば、怒りであり、憎悪であり、嫉妬、悲しみ、攻撃性、不信、等々のこと。



5. Peace be to you who have been cured in God, and not in idle dreams. 
  • idle [áidl] : 「無意味な、無駄な」
❖ "Peace be to ~ "「神の内において癒やされ、無意味な夢に浸ることのないあなたに幸せが訪れますように」。



For cure must come from holiness, and holiness can not be found where sin is cherished. 
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、神聖さ、高潔」
  • found [fáund] : 「findの過去・過去分詞形」
  • cherish [tʃériʃ] : 「〜を大切にする、可愛がる」
❖ "For cure must ~ "「なぜなら、癒やしは神聖さから生じるに違いなく、神聖さは、罪が大切にされるような場所に見つかるはずはないからだ」。癒やしは、真実で満たされた神聖な実相空間から生じるのであって、そこには罪などという幻想は一切存在しない。



God abides in holy temples. He is barred where sin has entered. Yet there is no place where He is not. 
  • abide [əbáid] : 「とどまる、居住する」
  • temple [témpl] : 「神殿、寺院、教会、殿堂」
  • bar [bάːr] : 「出入りを禁じる、閉じ込める」
  • enter [énter] : 「〜に入る、〜に立ち入る」
❖ "God abides in ~ "「神は神聖な寺院に宿る」。"He is barred ~ "「罪が入り込んだ所には、神は入れない」。"Yet there is ~ "「しかし、神の存在しない所などどこにもない」。二つの文章は矛盾しているように思えるかもしれないが、そうではない。神は幻想の一切と関わりを持たないから、神は幻想世界に直接手を出すことはしない。その意味では、罪が大切にされるこの世に神は入り込めない。しかし、神は神の子を見捨てることは決してなく、神の子の心の最も純粋で神聖な場所に神の祭壇を築き、そこを神との直接的なコミュニケーションのチャンネルとし、神の使者であるホーリー・スピリットを住まわせた。その意味では、神の存在しない所はどこにもなく、神の意志による救いの計画に誰もが関わっているのである。



And therefore sin can have no home in which to hide from His beneficence. 
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、従って」
  • hide [háid] : 「隠す、隠蔽する、秘密にする」
  • beneficence [bənéfəsəns] : 「善行、恩恵、慈善」
❖ "And therefore ~ "「したがって、罪は、神の恩恵から身を隠せる家など持つことは出来ない」。神の恩恵である癒やしから罪は逃れることは出来ない。罪は、神の救いの計画から除外されることは不可能であり、かならず修正される。実相的な贖罪によって、罪は消滅させ得るのだ。



There is no place where holiness is not, and nowhere sin and sickness can abide.
  • nowhere [nóuhwὲər] : 「どこにも〜ない」
❖ "There is no ~ "「神聖さの存在しない場所などないし、罪や病が留まることの出来る場所など存在しない」。病もまた、神聖な神の恩恵によって、つまり、実相的な贖罪によって癒やされずにおかれることはない。



6. This is the thought that cures. It does not make distinctions among unrealities. 
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思想」
  • distinction [distíŋkʃən] : 「差異、区別、特徴」
  • unreality [ʌnriǽləti] : 「非現実性、実在しないもの、虚構」
❖ "This is the ~ "「これが、癒やす思いである」。"It does not ~ "「その思いは、実在しないものの間に区別を設けることはない」。幻想に対して、序列を付けるようなことはしない。真実か虚偽か、実在か非実在か、それだけを区別する。



Nor does it seek to heal what is not sick, unmindful where the need for healing is. 
  • unmindful [ʌnmáindfəl]: 「不注意な、無頓着な」
❖ "Nor does it ~ "「その思いは、病んでもいないものをヒーリングしようとしないし、ヒーリングが必要とされる場所にも無関心だ」。あなたは肉体が病んでいると思っているが、それは夢の中の病である。実相的な思いは、夢の中の肉体的な病をヒーリングしようとしなし、腕が病んでいるのか腰が病んでいるのか腹が病んでいるのか、そんな場所などに関心を寄せることもない。



This is no magic. It is merely an appeal to truth, which cannot fail to heal and heal forever. 
  • appeal [əpíːl] : 「懇願、要請、上訴」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
❖ "This is no ~ "「これは魔術ではない」。実相的な思いは、幻想を幻想で上塗りするような魔術ではない。"It is merely ~ "「それは単に、真実へのアピールである」。真実に目覚めよという訴えである。"which cannot ~ "「真実はヒーリングし損なうことはなく、永遠にヒールする」。



It is not a thought that judges an illusion by its size, its seeming gravity, or anything that is related to the form it takes. 
  • judge [dʒʌ́dʒ] : 「判断する、〜だと思う」
  • seeming [síːmiŋ] : 「外観上の、外見だけの、うわべの」
  • gravity [ɡrǽvəti] : 「重力、重大さ、重要性」
  • relate [riléit] : 「結び付ける、関連付ける」
❖ "It is not a ~ "「それは幻想を、そのサイズ、見かけの重大さ、あるいは幻想がとる形に関係した何かによって判断するような思いではない」。幻想はすべて同等に幻想であって、その見かけによって序列を付けることはない。あらゆる幻想は奇跡によって同等に消滅させ得る。だから、奇跡には難易の序列がないのだ(There is no order of difficulty in miracles. )。



It merely focuses on what it is, and knows that no illusion can be real.
  • focus [fóukəs] : 「〜を焦点に合わせる、集中させる」
❖ "It merely focuses ~ "「その思いは、それが何であるかに焦点を合わせているだけであり、幻想は実相になり得ないのだと知っているだけだ」。



7. Let us not try today to seek to cure what cannot suffer sickness.
  • suffer [sʌ́fər] : 「苦しむ、苦痛を感じる」
❖ "Let us not ~ "「今日、私達は、病を患うことが不可能なものを癒やそうなどとしないことにしよう」。病を癒やすのではなく心を癒やすのである。幻想に惑わされた心が真実に目覚めれば、病も自ずから消滅するのだから。



Healing must be sought but where it is, and then applied to what is sick, so that it can be cured. 
  • sought [sɔ́ːt] : 「seek の過去・過去分詞形」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する」
❖ "Healing must be ~ "「ヒーリングは、それがあるべき場所に求められなくてはいけない」。すなわち心にこそヒーリングは必要だ。"and then applied ~ "「そして、ヒーリングは、本当に病んでいるものに適用されなくてはならず、その結果、病は癒やされ得る」。



There is no remedy the world provides that can effect a change in anything. 
  • remedy [rémədi] : 「救済策、救済手段、治療、療法」
  • provide [prəváid] : 「供給する、与える」
  • effect [ifékt] : 「もたらす、生じさせる」
❖ "There is no ~ "「この世が提供する療法で、何らかの変化を与え得るものは何もない」。この世の科学的な医療行為によって肉体的な病を治療することは、もちろん病を治す効果があるだろうが、根本的な治療とは言えない。病という幻想を作り出している大本(おおもと)を無視している限り、根本的な変化は期待できないのだ。



The mind that brings illusions to the truth is really changed. There is no change but this. 
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
❖ "The mind that ~ "「幻想を真実の下(もと)に持って来る心こそが、現実的に変化する」。夢に溺れていた心が真実に目覚めるという変化は起こり得る。"There is no ~ "「変化は、これをおいて外にない」。




For how can one illusion differ from another but in attributes that have no substance, no reality, no core, and nothing that is truly different?
  • differ [dífər] : 「異なる、一致しない」
  • differ from : 「〜とは異なる」
  • attribute [ǽtribjùːt] : 「属性、特質、特性、性格」
  • substance [sʌ́bstəns] : 「実体、本質、物質、内容」
  • core [kɔ́ːr] : 「芯、中心部、主要部」
❖ "For how can ~ "「なぜなら、実質を伴うこともなく、実在もせず、核になるものもない特性の中にあって、どうして一つの幻想が他の幻想と本質的に違うと言えるだろうか」。幻想は無であり、無には違いというものはなく、変化もない。



8. Today we seek to change our minds about the source of sickness, for we seek a cure for all illusions, not another shift among them. 
  • source [sɔ́ːrs] : 「もと、源、起源」
  • shift [ʃíft] : 「交代、変更、変化、転換」
❖ "Today we seek ~ "「私達は今日、病の源について私達の心を変える追求をする」。"for we seek ~ "「なぜなら、私達はあらゆる幻想を癒やすことを求めているのであって、幻想の中にあって他の幻想に乗り移ろうとするのではないからだ」。今日、私達は幻想のすべてから目覚めることを目指す。幻想を幻想で覆い隠すようなことはしない。



We will try today to find the source of healing, which is in our minds because our Father placed it there for us. 
  • place [pléis] : 「〜を置く、設置する」
❖ "We will try ~ "「私達は今日、ヒーリングの源を見つけ出す努力をする」。"which is in ~ "「父なる神がその源を私達のために心の中に置いたのだから、それは私達の心の中にある」。ヒーリングの源は真実であって、神は、真実の総体である叡智をもったホーリー・スピリットを私達の心の中に宿してくれた。そのホーリー・スピリットの声を聞き、叡智に満たされたホーリー・スピリットの導きに従うのである。そこにヒーリングへの道が開かれる。



It is not farther from us than ourselves. It is as near to us as our own thoughts; so close it is impossible to lose. We need but seek it and it must be found.
  • farther [fάːrðər] : 「もっと遠くへ、もっと先に」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思想」
  • impossible [impάsəbl] : 「不可能な、とてもあり得ない」
  • lose [lúːz] : 「〜を失う、喪失する、なくす」
❖ "It is not farther ~ "「それは、私達自身よりも私達から遠く離れてはいない」。私達が自分自身だと思っている自分よりもずっと近くにホーリー・スピリットはいる。ホーリー・スピリットと一体であることを忘れているだけなのだ。"It is as near ~ "「それは、私達自身の思いと同じくらい近くにあり、本当に近いので失うことなど不可能だ」。"We need but ~ "「私達は、それを見い出すことだけが必要であり、きっと見つかるに違いない」。



9. We will not be misled today by what appears to us as sick. We go beyond appearances today and reach the source of healing, from which nothing is exempt. 
  • misled [misléd] : 「misleadの過去・過去分詞形」
  • mislead [mislíːd] : 「間違った方向に導く」
  • appear [əpíərəns] : 「〜のように見える、〜と思われる」
  • beyond [bijάnd] : 「向こうに、かなたに」
  • appearance [əpíərəns] : 「外観、外見、見掛け」
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く」
  • exempt [iɡzémpt] : 「免れた、免除された」
❖ "We will not ~ "「私達は今日、私達にとって病であるかのように見えるものによって誤った方向に導かれることはないだろう」。"We go beyond ~ "「私達は今日、見かけを越えてその先に進み、ヒーリングの源へ到達する」。見かけとは、形をもったもののことで、すなわち幻想のこと。"from which ~ "「どんな見かけも、ヒーリングから逃れることは出来ない」。ヒーリングは、あらゆる幻想を癒やす。そこに区別も差別もない。



We will succeed to the extent to which we realize that there can never be a meaningful distinction made between what is untrue and equally untrue. 
  • succeed [səksíːd] : 「成功する」
  • to the extent : 「〜の範囲内で、〜を限度として」
  • realize [ríːəlàiz] : 「〜に気が付く、悟る、自覚する」
  • meaningful [míːniŋfəl] : 「意味のある、重要な」
  • distinction [distíŋkʃən] : 「差異、区別」
  • untrue [ʌ̀ntrúː] : 「虚偽の、真実でない」
  • equally [íːkwəli] : 「同じように、同様に」
❖ "We will succeed ~ "「真実でないものと、同様に真実でないものとの間に意味ある違いなど何もないと私達が気付く限りにおいて、私達はきっと成功するだろう」。無である幻想がどんな形をとろうとも、そこに意味ある差などないのだと認識できれば、今日のレッスンはきっとうまくいく。



Here there are no degrees, and no beliefs that what does not exist is truer in some forms than others. 
  • degree [diɡríː] : 「程度、度合い、レベル」
  • belief [bilíːf] : 「信じること、信念、信仰、信条」
  • exist [iɡzíst] : 「存在する、生存する」
❖ "Here there are ~ "「ここには、一切のレベルはない」。高いレベルの幻想とか、低いレベルの幻想とか、そういった度合いはない。幻想はすべて、等しく無に過ぎない。"and no beliefs ~ "「また、存在しないものが、何らかの形をとれば、他の存在しないものよりも真実に近いなどという信念もない」。信念もないとは、そう信じる道理もないということ。どんな形をとっても無は無であって、幻想が実相に変わることはない。



All of them are false, and can be cured because they are not true.
  • false [fɔ́ːls] : 「誤った、虚偽の、本物でない」
❖ "All of them ~ "「存在しないものはすべて虚偽であり、それが真実ではないがゆえに、癒やされ得る」。すなわち、ヒーリングによって消滅させることが出来る。夜見る夢に登場するものはすべて現実的に存在しない。夢なのだから、夢から目覚めればすべてを同時に消滅させることが出来る。それがヒーリングである。
 長々と書かれているが、原理はいたって単純である。悪夢から逃れる方法はただ一つ、夢から覚めればよい、ということである。悪夢の中で悪夢と戦うことは無意味だ、ということである。



10. So do we lay aside our amulets, our charms and medicines, our chants and bits of magic in whatever form they take. 
  • lay aside : 「のけておく、捨てる、放棄する」
  • amulet [ǽmjulət] : 「お守り、魔よけ」
  • charm [tʃάːrm] : 「魔力、お守り、呪文」
  • medicine [médəsin] : 「薬、医薬、医学、医術」
  • chant [tʃάːnt] : 「詠唱、聖歌」
  • bits of : 「ちっぽけな〜、〜の破片」
  • in whatever form : 「いかなる形であれ」
❖ "So do we ~ "「そこで私達は、それがどんな形をとろうと、私達の魔除け、私達のお守りや薬、私達の呪文、そしてちっぽけな魔術を放棄する」。それがダメだと禁止しているわけではなく、それは幻想を幻想で覆い隠すようなものだと言っているのだ。実相的な本当のヒーリングにはならないということ。



We will be still and listen for the Voice of healing, which will cure all ills as one, restoring saneness to the Son of God. No voice but this can cure. 
  • still [stíl] : 「静かな、穏やかな、平静な」
  • as one : 「一つになって、一斉に」
  • restore [ristɔ́ːr] : 「回復させる、修復する」
  • saneness [séinnəs] : 「正気さ、気が確かなこと」
❖ "We will be ~ "「私達は心を静かに保ちながら、ヒーリングの声に耳を傾けることになる」。"which will cure ~ "「そのヒーリングが、あらゆる病を丸ごと癒やしてくれるだろう」。"restoring saneness ~ "「神の子の正気さを修復してくれるからだ」。"No voice but ~ "「この声をおいて、他の声が癒やすことは不可能だ」。



Today we hear a single Voice which speaks to us of truth, where all illusions end, and peace returns to the eternal, quiet home of God.
  • return [ritə́ːrn] : 「戻る、帰る」
  • eternal [itə́ːrnl] : 「永遠の、不変の、永久の」
❖ "Today we hear ~ "「今日私たちは、私達に真実を語ってくれる唯一の声を聞く」。"where all illusions ~ "「その時、すべての幻想は終わりを迎え、平和は永遠へと回帰する」。"quiet home ~ "「そこは静寂につつまれた神の家である」。



11. We waken hearing Him, and let Him speak to us five minutes as the day begins, and end the day by listening again five minutes more before we go to sleep. 
  • waken [wéikn] : 「目覚める」
❖ "We waken ~ "「私達は、ホーリー・スピリットの声を聞きながら目覚める」。"and let Him ~ "「一日の始まりに際して、5分間だけ私達に向けてホーリー・スピリットに話しをさせなさい」。"and end the ~ "「そして、眠りにつく前に、もう5分だけ、再びホーリー・スピリットの声を聞き、その日を終えなさい」。



Our only preparation is to let our interfering thoughts be laid aside, not separately, but all of them as one. They are the same. 
  • preparation [prèpəréiʃən] : 「心構え、用意、準備」
  • interfering [ìntərfíəriŋ] : 「干渉している、邪魔している」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思想」
  • separately [sépərətli] : 「離れて、独立して、別々に」
❖ "Our only preparation ~ "「私達の心の準備としては、単に、邪魔な思いを別々にではなく、そのすべてを一つとして脇に置いてやりることだけだ」。"They are ~ "「邪魔な思いは、(すべて)同じものだからだ」。邪魔な思いとは、あなたの頭の中で四六時中おしゃべりしているエゴの声のこと。あれこれ考えることを、一括して放棄してしまうのである。



We have no need to make them different, and thus delay the time when we can hear our Father speak to us. We hear Him now. We come to Him today.
  • different [dífərənt] : 「相違する、違っている、異なる」
  • delay [diléi] : 「遅れる、〜を遅らせる」
  • come to : 「思い出す」
❖ "We have no ~ "「邪魔な思いに区別をつけ、それによって、父なる神が私達に話しかけるのを私達が聞く時間を遅らせる必要はまったくない」。エゴの囁きに対して、これは重要、あれは重要でないなどと区別してあれこれ考え、肝心のホーリー・スピリットの声を聞く時間を遅らせてならない。



12. With nothing in our hands to which we cling, with lifted hearts and listening minds we pray:

        Only salvation can be said to cure.
        Speak to us, Father, that we may be healed.
  • cling [klíŋ] : 「執着する、しがみつく」
  • lift [líft] : 「持ち上げる、高める」
  • pray [préi] : 「祈る、懇願する」
❖ "With nothing ~ "「私達がしがみついていた手の中のものを何も持つことなく、」執着していた思いに惑わされることなく、"with lifted hearts ~ "「高まる胸と耳を傾けようとする心をもって、私達は祈る」。"Only salvation ~ "「救いだけが癒やすことが出来ると言える」。"Speak to ~ "「父なる神よ、私達に語ってください」。"that we ~ "「そうしてもらえれば、私達は癒やされるだろう」。




And we will feel salvation cover us with soft protection, and with peace so deep that no illusion can disturb our minds, nor offer proof to us that it is real. 
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い」
  • cover [kʌ́vər] : 「覆う、広がる」
  • protection [prətékʃən] : 「保護、擁護、防御」
  • disturb [distə́ːrb] : 「乱す、かき乱す、不安にさせる」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、〜を提供する」
  • proof [prúːf] : 「証拠、立証、証明」
❖ "And we will ~ "意訳する、「そして私達は、救いが私達を優しく包んで守ってくれていると感じるだろう」。"and with peace ~ "「平和な気持ちを抱き、それがあまりにも深いので、幻想が私達の心をかき乱すことはまったくなく、幻想が現実であるという証拠を私達に差し出すこともない」。



This will we learn today. And we will say our prayer for healing hourly, and take a minute as the hour strikes, to hear the answer to our prayer be given us as we attend in silence and in joy. 
  • prayer [prέər] : 「祈り、祈りの言葉」
  • hourly [áuərli] : 「1時間ごとに、毎時」
  • attend [əténd] : 「注意して見る、注意する」
❖ "This will we ~ "「これを、私達は今日学ぶことになる」。"And we will ~ "「そして、一時間毎に癒やしのための祈りを口ずさみ、時が一時間を告げるたびに一分間を費やして、静けさと喜びに包まれながら注意深く、私達の祈りに対する答えに耳を傾けることになる」。



This is the day when healing comes to us. This is the day when separation ends, and we remember Who we really are.
  • separation [sèpəréiʃən] : 「分離、別離」
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
❖ "This is the day ~ "「今日は、私達にとってヒーリングが実現する日だ」。"This is the day ~ "「今日は、分離が終焉(しゅうえん)し、私達は本当は誰なのか、それを思い出す日だ」。幻想が消滅すれば、分離という幻想も消える。あなたと他者は分離などしておらず、自他一如だと知る。そしてあなたは、自分が本当は神に愛されている神の子だと認識するのである。






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