●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.130.1:1 ~ W-pI.130.11:5

Lesson 130



It is impossible to see two worlds.
  • impossible [impάsəbl] : 「不可能な、できない」
❖ "It is impossible ~ "「二つの世界を(同時に)見ることは不可能である」。幻想世界と実相世界の両方を同時に見ること、あるいは同時にそこに存在すること、それは不可能である。なぜなら、実相世界に目覚めれば、幻想世界は消滅してしまうからだ。



1. Perception is consistent. What you see reflects your thinking. And your thinking but reflects your choice of what you want to see. 
  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、知見、感じ方」
  • consistent [kənsístənt] : 「一貫性のある、矛盾しない」
  • reflect [riflékt] : 「〜を映す、示す、反映する」
  • choice [tʃɔ́is] : 「選ぶこと、選択」
❖ "Perception is ~ "「知覚には一貫性がある」。"What you ~ "「あなたが見るものは、あなたの思考を反映している」。"And your ~ "「そして、あなたの思考は、あなたが見たいと思って選択したものを反映する」。この幻想世界では、あなたの心が見たいと思ったものが幻想の中で現実化する。ちょうど、強く望んだものが夜見る夢の中に現れるようなものだ。逆に、あなたが知覚するものは、あなたの心が何を思い描いているかを反映している。夜見る夢を分析すれば、心の有様がわかるようなものだ。そういう意味で、知覚には一貫性がある。一貫性はあるが、だから知覚は真実を物語っている、とは言っていないことに注意。



Your values are determiners of this, for what you value you must want to see, believing what you see is really there. 
  • value [vǽljuː] : 「価値、値打ち」
  • determiner [ditə́ːrmənər] : 「決定するもの」
❖ "Your values ~ "「あなたの価値観がこれを決める」。"for what you ~ "「なぜなら、あなたが価値を置いたものを、あなたは見たいと望むからだ」。"believing what ~ "「そして、あなたが目にするものは実際そこに存在していると信じてしまうのだ」。あなたの感覚は物を知覚し、知覚した以上、そこに物が実在しているとあなたは信じる。逆に、あなたが物の存在に価値を置くとき、心は知覚に作用して物が存在しているかに見せる。見たのだから、存在している違いないと信じるのだ。



No one can see a world his mind has not accorded value. And no one can fail to look upon what he believes he wants.
  • accord [əkɔ́ːrd] : 「〜を〜と一致させる、調和させる」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
❖ "No one can ~ "「誰も、心が価値と調和させられない世界を見ることなど出来ない」。心がもつ価値観と一致した世界だけを知覚することが出来る。"And no one ~ "「誰も、欲しいと信じるものを見損なうことは不可能だ」。人は見たいものを見るのであり、見たいと思う世界を作り出すのだ。



2. Yet who can really hate and love at once? Who can desire what he does not want to have reality? And who can choose to see a world of which he is afraid? 
  • hate [héit] : 「〜を憎む、〜をひどく嫌う」
  • at once : 「すぐに、同時に」
  • desire [dizáiər] : 「〜が欲しいと強く思う」
  • choose [tʃúːz] : 「 〜を選ぶ、〜を選択する」
  • afraid [əfréid] : 「恐れて、怖がって」
❖ "Yet who can ~ "「しかし実際、いったい誰が、嫌うと同時に愛せるだろうか」。"Who can desire ~ "意訳する、「いったい誰が、望みもしない現実を欲しがるだろうか」。"And who can ~ "「いったい誰が、怖い世界を見ることを選択したり出来るだろうか」。本当はそうなのだが、この世の住人は、愛しながら憎み、望まない現実を欲しがり、恐ろしい世界を見る。これがACIMで言うところのコンフリクト(conflict)である。矛盾を抱え、葛藤するのだ。



Fear must make blind, for this its weapon is: That which you fear to see you cannot see. 
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、不安」
  • blind [bláind] : 「目の見えない、盲目の」
  • weapon [wépn] : 「武器、兵器、凶器」
  • that which : 「《関係代名詞》〜するもの、関係詞whatと同義」
❖ "Fear must ~ "「恐れが目を見えなくする」。"for this its ~ "「これが、恐れの武器だからだ」。"That which ~ "「見ることを恐れるものを、あなたは見ることが出来ないのだ」。



Love and perception thus go hand in hand, but fear obscures in darkness what is there.
  • hand in hand : 「手をとり合って、関連して」
  • obscure [əbskjúər] : 「〜を曖昧にする、見えなくする」
❖ "Love and perception ~ "「愛と知覚は、このように関連している」。"but fear ~ "「しかし、恐れはそこにあるものを闇の中に隠して見えなくしてしまう」。愛の欠如とは愛への恐れであり、恐れが知覚を狂わせる。ちょうど恐れを抱いた子供が、布団の中に潜り込んで何も見ないようにするように、愛の欠如はあなたの知覚を闇の中に放り込んで、真実が見えないようにしてしまう。



3. What, then, can fear project upon the world? What can be seen in darkness that is real? 
  • project [prɑ́dʒekt] : 「〜を投影する、映し出す」
❖ "What, then ~ "「そこで、恐れは世界の上に何を映し出すのだろうか」。恐れにが世界に投影されて、世界はどんな姿に見えて来るだろうか。"What can be ~ "「闇の中に、実相の何が見えるだろうか」。実相は、恐れが生み出した闇に覆われて見えることはない。



Truth is eclipsed by fear, and what remains is but imagined. Yet what can be real in blind imaginings of panic born? 
  • eclipse [iklíps] : 「暗くする、〜の輝きを失わせる」
  • remain [riméin] : 「残る、生き残る」
  • imagine [imǽdʒin] : 「想像する、心に描く」
  • blind [bláind] : 「目の見えない、盲目の」
  • imaginings [imǽdʒəniŋz] : 「想像上の物」
  • panic [pǽnik] : 「恐慌、恐怖」
  • born [bɔ́ːrn] : 「生まれる、誕生する」
❖ "Truth is ~ "「真実は恐れによってかき消され、残るものは想像されることだけだ」。闇の中に思い描いた空想、つまり、空(くう)というキャンバスに描いた幻想である。"Yet what can ~ "意訳する、「しかし、恐怖が生み出した盲目的な想像物の中で、何が実相的であり得るだろうか」。



What would you want that this is shown to you? What would you wish to keep in such a dream?
  • shown [ʃóun] : 「showの過去分詞」
❖ "What would you ~ "「こんなものを見せてもらいたいと思うだろうか」。"What would you ~ "「こんな夢の中で、いったい何を保持していたいと思うだろう」。



4. Fear has made everything you think you see. All separation, all distinctions, and the multitude of differences you believe make up the world. 
  • separation [sèpəréiʃən] : 「分離、区別、離脱」
  • distinction [distíŋkʃən] : 「差異、区別」
  • multitude [mʌ́ltətjùːd] : 「多数、大勢、群衆」
  • difference [dífərəns] : 「相違、相違点、差別」
  • make up : 「作り出す、捏造する、でっちあげる」
❖ "Fear has ~ "「恐れは、あなたが見ていると思っているものすべてをでっち上げた」。"All separation ~ "「あなたが信じている分離のすべて、差異のすべて、そして多くの違い、それらが世界をでっち上げた」。この世界が、幻想としてあなたの目の前に立ち現れている、ということ。あなたは神からの分離を夢に見ているので、それを象徴して、夢に見ている世界は分離の世界となる。



They are not there. Love's enemy has made them up. Yet love can have no enemy, and so they have no cause, no being and no consequence. 
  • enemy [énəmi] : 「敵、かたき」
  • cause [kɔ́ːz] : 「原因、要因、理由」
  • consequence [kάnsəkwèns] : 「結果、結論」
❖ "They are ~ "「それらは、そこにない」。本当は存在していない。"Love's enemy ~ "「愛の敵が、それらを作り出した」。愛の敵、すなわち神への恐れや憎悪を抱くエゴが作り出したものである。"Yet love can ~ "「しかし、愛は敵をもつことはないし、だから、(あなたが目にする)それらは、原因もなく、非存在で、結果ももたない」。神の愛はエゴを敵とは思っていない。愛は恐れや憎悪を赦し、恐れや憎悪を消滅させる。分離から生まれる恐れや憎悪はそもそも幻想なので、その存在を生み出す原因はなく、したがって存在しておらず、だから存在の結果も残すことはない。



They can be valued, but remain unreal. They can be sought, but they can not be found. 
  • value [vǽljuː] : 「〜を高く評価する、〜を尊重する」
  • remain [riméin] : 「依然として〜のままである」
  • unreal [ʌnríəl] : 「実在しない、虚偽の」
  • sought [sɔ́ːt] : 「seek の過去・過去分詞形」
  • found [fáund] : 「findの過去・過去分詞形」
❖ "They can ~ "「あなたが目にしているものは、高く評価されているが、しかし、実在しないままなのだ」。"They can be ~ "「それらは追い求められるが、見つけ出すことは不可能である」。存在していないので、求めても得られない。たとえば、豊かな物質に恵まれれば幸せが得られると思っているだろうが、幻想の物質から実相の幸せは生まれない。一時の満足ははかなく消え、次の欲望へと走る。落胆と欲望は連鎖して続き、疲れ果てていく。



Today we will not seek for them, nor waste this day in seeking what can not be found.
  • seek for : 「〜を探し求める」
  • waste [wéist] : 「〜を無駄にする、浪費する」
❖ "Today we will ~ "「今日、私たちはそんなものを追い求めたりすまい」。"nor waste ~ "「今日という一日を、見つかりもしないものを探すような時間の無駄にすまい」。



5. It is impossible to see two worlds which have no overlap of any kind. Seek for the one; the other disappears. But one remains. 
  • overlap [òuvərlǽp] : 「重複、重なり」
  • of any kind : 「いかなる種類の」
  • disappear [dìsəpíər] : 「存在しなくなる、消滅する」
❖ "It is impossible ~ "「いかなる重なりもない二つの世界を(同時に)見ることは不可能である」。幻想世界と実相世界は、一切の重なりをもたない。両方の世界に同時に生きることは出来ないのだ。"Seek for ~ "「一つの世界を求めなさい」。"the other ~ "「他方の世界は消える」。"But one ~ "「しかし、一方は残る」。



They are the range of choice beyond which your decision cannot go. 
  • range [réindʒ] : 「範囲、距離、限界、領域」
  • choice [tʃɔ́is] : 「選ぶこと、選択」
  • beyond [bijάnd] : 「〜の向こうに、〜を越えて」
  • decision [disíʒən] : 「決定、決断、決心」
❖ "They are the ~ "意訳する、「その二つの世界があなたの選択範囲であって、それを越えて決定することは出来ない」。あなたが選択できるのは幻想世界か実相世界か、その二つであって、その他の選択は不可能だ。二者択一なのである。



The real and the unreal are all there are to choose between, and nothing more than these.
  • choose between : 「〜のどちらかを選ぶ」
❖ "The real and ~ "意訳する、「実在か非実在か、そのどちらかを選べるだけで、それ以上の選択はない」。



6. Today we will attempt no compromise where none is possible. 
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • compromise [kɑ́mprəmàiz] : 「 妥協、譲歩」
❖ "Today we ~ "「今日、私たちは、どんな妥協も不可能な場所で、妥協しようと試みることはすまい」。二者択一におののいて、曖昧な選択をすることは避ける。



The world you see is proof you have already made a choice as all-embracing as its opposite. 
  • proof [prúːf] : 「証拠、証明、証し」
  • already [ɔːlrédi] : 「すでに、とっくに〜済み」
  • embrace [imbréis] : 「囲む、包含する」
  • opposite [άpəzit] : 「反対、正反対」
❖ "The world you ~ "「あなたが目にしている世界は、あなたが既に、すべてを包括するものに対してその正反対のものを選択した証拠である」。"all-embracing"は"all-encompassing"「すべてを包み込むもの」と同じ意味で、神を意味する。神の子が神を捨てて、神と正反対にあるエゴを選択した証拠が、あなたが目にしている世界だ、ということ。



What we would learn today is more than just the lesson that you cannot see two worlds. 
  • learn [lə́ːrn] : 「学ぶ、知る」
❖ "What we would ~ "「私たちが今日学ぶことになるは、単にあなたは二つの世界を同時に見ることは出来ないというレッスン以上のものとなる」。



It also teaches that the one you see is quite consistent from the point of view from which you see it. 
  • consistent [kənsístənt] : 「一貫性のある、矛盾しない」
  • point of view : 「観点、視点、見方、見解、考え方」
❖ "It also teaches ~ "「今日のレッスンは、あなたが目にしている世界は、あなたがその世界を見ているその観点からすれば、極めて首尾一貫していることをも教える」。たとえば、この世界の物質の運動は、物理法則に則って首尾一貫している。時間と空間、そして物質に依存した観点から見れば、この世界に矛盾はないように思えるのだ。エネルギー保存則も然りである。与えれば減るという法則も然りである。愛の対極に憎悪があるということも首尾一貫している。一貫性をもって変化流動しているように見える。



It is all a piece because it stems from one emotion, and reflects its source in everything you see.
  • piece [píːs] : 「一かけら、一片、断片」
  • stem [stém] from : 「〜から生じる、〜から起こる」
  • emotion [imóuʃən] : 「感情、感性」
  • reflect [riflékt] : 「〜を映す、反映する」
  • source [sɔ́ːrs] : 「もと、源、起源」
❖ "It is all ~ "「それはすべて断片である」。"because it ~ "「なぜなら、それは一つの感性から派生したものであり、それを生み出している源を、あなたが目にするあらゆるものの上に反映しているからだ」。この世界は分離を象徴する世界であり、あらゆるものが断片化されて対極をもつ。それは一つの感性から生み出される。"emotion"「感情、感性」という言葉を使っているが、『知覚が生み出す思い込み』ととらえた方がいいだろう。二極分裂した存在が正しい存在形態なのだと信じる思いが対象に反映して、知覚はあらゆるものを断片化して感じ取る。そして、時空間の中で、二項対立する対象が矛盾を引き起こさないようにダイナミックに変化流動し、それを知覚する。知覚は、圧倒的なリアルな世界を展開して見せ、これが現実であり実在だと信じ込ませるのだ。



7. Six times today, in thanks and gratitude, we gladly give five minutes to the thought that ends all compromise and doubt, and go beyond them all as one. 
  • thank [θǽŋk] : 「感謝、謝意」
  • gratitude [ɡrǽtətjùːd] : 「感謝、感謝の気持ち」
  • gladly [ɡlǽd] : 「喜んで、喜々として」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考」
  • compromise [kɑ́mprəmàiz] : 「妥協、譲歩」
  • doubt [dáut] : 「疑い、疑念、心配、不安」
  • as one : 「一つになって、一斉に」
❖ "Six times ~ "「今日は6回、感謝と謝意を込めて、あらゆる妥協と疑いに終止符を打ちその一切合切を越えて行く考え方に、5分間を喜んで捧げる」。



We will not make a thousand meaningless distinctions, nor attempt to bring with us a little part of unreality, as we devote our minds to finding only what is real.
  • thousand [θáuzənz] : 「1000、1000個」
  • meaningless [míːniŋlis] : 「意味のない、無意味な」
  • distinction [distíŋkʃən] : 「差異、区別」
  • attempt [ətémpt] : 「試み、企て」
  • bring [bríŋ] : 「〜を連れて行く」
  • unreality [ʌnriǽləti] : 「非現実性、実在しないもの」
  • devote [divóut] : 「向ける、ささげる、専念させる」
❖ "We will not ~ "「私たちは、実在するものだけを探すことに専念するとき、数多くの無意味な区別を設けることなく、非実在のかけらも持とうとすまい」。実在する真実だけを探し求めることに専念し、幻想の分離が生み出す無意味な区別を放棄して、非実在の幻想はすべて持つまい。



8. Begin your searching for the other world by asking for a strength beyond your own, and recognizing what it is you seek. 
  • ask for : 「〜を求める、〜を要求する」
  • strength [stréŋkθ] : 「力、強さ」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、受け入れる」
❖ "Begin your ~ "「あなた自身の力を越えた力を求めることで、たま別の世界を探し始め、それがあなたの探している世界だと認識しなさい」。



You do not want illusions. And you come to these five minutes emptying your hands of all the petty treasures of this world. 
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
  • empty [émpti] : 「空にする」
  • petty [péti] : 「わずかな、小さい、けちな」
  • treasure [tréʒər] : 「宝、富、宝物、財宝」
❖ "You do not ~ "「あはたは幻想を欲してはいない」。"And you come ~ "意訳する、「この世界のケチな宝物でいっぱいになったあなたの手の中を空っぽにする5分間にしなさい」。



You wait for God to help you, as you say:

        It is impossible to see two worlds.
 
        Let me accept the strength God offers 
        me and see no value in this world,
 
        that I may find my freedom and deliverance.
  • wait for : 「〜を待つ」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる」
  • deliverance [dilívərəns] : 「救出、解放」
❖ "You wait for ~ "「次のように言いながら、神があなたを助けてるのを待つ」。"It is impossible ~ "「二つの世界を(同時に)見ることは不可能だ」。"Let me accept ~ "「神が私に差し出してくれる力を受け入れ、この世界に何の価値も見ないようにしよう」。"that I may ~ "「そうすれば、私は解放と救いを見出せるだろう」。



9. God will be there. For you have called upon the great unfailing power which will take this giant step with you in gratitude. 
  • call upon : 「求める、要求する」
  • unfailing [ʌ̀nféiliŋ] : 「信頼できる、失敗しない」
  • gratitude [ɡrǽtətjùːd] : 「感謝、感謝の気持ち」
❖ "God will ~ "「神はそこにいてくれるだろう」。"For you have ~ "意訳する、「なぜなら、あなたは、失敗することのない大きなパワーを求めたのであり、そのパワーによって、あなたは感謝のうちに、この大きなステップをとることが出来るからだ」。あなたは解放と救いのためのパワーを神に求めた。それに応えて、神は、決して失敗することのないパワーをあなたに与え、そのパワーのおかげであなたが大きなステップをとることが出来た。あなたは神に感謝し、神もまた、あなたが神を求めたことに感謝する。



Nor will you fail to see His thanks expressed in tangible perception and in truth. 
  • express [iksprés] : 「表す、示す、表現する」
  • tangible [tǽndʒəbl] : 「理解できる、明らかな」
  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、認知、知見」
❖ "Nor will you ~ "「また、あなたは、明確に知覚できる形で、そして真実の内に表現された神の感謝を見損なうことはない」。神の感謝をあなたは知覚を通して知ることが出来る。知覚が修正され、真実が見えてくるのだ。あなたの心に、ヴィジョンが生み出されたからだ。



You will not doubt what you will look upon, for though it is perception, it is not the kind of seeing that your eyes alone have ever seen before. 
  • doubt [dáut] : 「〜を疑問に思う、疑う」
  • look upon : 「〜を見る」
  • kind of : 「〜のような種類の」
❖ "You will not ~ "「あなたが目にするものを、あなたは疑わないだろう」。神の感謝を知覚し、それを疑うことはない。"for though it ~ "「なぜなら、それが知覚だとしても、以前、あなたの目だけがとらえる見方と種類が違うからだ」。以前は、肉体的な目だけがとらえた現実を実在する真実だと思っていたが、それは幻想であった。しかし、今、あなたの知覚は修正され、目で見ているとはいえ、それは心の目で見ていることになる。だから、心の目が知覚した真実を、あなたは疑うことはない。神の感謝が見えたなら、それは実在の真実である。



And you will know God's strength upheld you as you made this choice.
  • upheld [ʌ̀phéld] : 「upholdの過去・過去分詞形」
  • uphold [ʌ̀phóuld] : 「支持する、支える、守る」
❖ "And you will ~ "「あなたがこの選択をするとき、神の力があなたを支持してくれると知るだろう」。あなたが実相世界を本当の世界だとして選択するとき、神はあなたの選択を支持し、大きな力を与えてくれる。



10. Dismiss temptation easily today whenever it arises, merely by remembering the limits of your choice. 
  • dismiss [dismís] : 「追放する、退ける」
  • temptation [temptéiʃən] : 「誘惑、衝動」
  • arise [əráiz] : 「起こる、生じる、現れる」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • limit [límit] : 「限度、制限、境界、限界」
❖ "Dismiss temptation ~ "「誘惑されそうになったらいつでも、今日は簡単に誘惑を退けてしまいなさい」。あなたを幻想に引き戻そうとするエゴが仕掛ける誘惑を退けなさい。"merely by ~ "「単に、あなたは、選択が設けた限界を思い出せばいい」。選択が設けた限界とは、これは取り入れこれは排除するというような取り決めのこと。具体的には次の文。



The unreal or the real, the false or true is what you see and only what you see. 
  • false [fɔ́ːls] : 「誤った、虚偽の、偽の」
❖ "The unreal ~ "「非実相的なものか、あるいは実相的なものか、偽りか真実か、それがあなたが目にするものであり、それだけが見るべきものである」。あなたが幻想世界を選択したなら、あなたが目にするものは非実相的な偽りであり、実相世界を選択しなら、あなたが見るものは実相的な真実である。選択次第であなたが目にするものは決定する。選択が知覚に限界を設けるのだ。



Perception is consistent with your choice, and hell or Heaven comes to you as one.
  • consistent [kənsístənt] with : 「〜と一致する」
  • hell [hél] : 「地獄、生き地獄、修羅場」
  • as one : 「一つになって、一体となって」
❖ "Perception is ~ "「知覚はあなたの選択と一致する」。"and hell or ~ "「そして、地獄か天国のどちらかが、知覚と一体になって現れる」。



11. Accept a little part of hell as real, and you have damned your eyes and cursed your sight, and what you will behold is hell indeed. 
  • accept [æksépt] : 「承認する、認める、受け入れる」
  • damn [dǽm] : 「〜を呪う、破滅させる」
  • curse [kə́ːrs] : 「〜を呪う、〜に悪態を付く」
  • sight [sáit] : 「視力、視覚、視野、視界」
❖ "Accept a little ~ "「地獄のほんの一部でも実在だと認めてしまえば、あなたは自分の目に悪態をつき、その光景を呪い、あなたが目撃するものはまさに地獄となる」。



Yet the release of Heaven still remains within your range of choice, to take the place of everything that hell would show to you. 
  • release [rilíːs] : 「救出、解放」
  • remain [riméin] : 「とどまる、残る、残存する」
  • range [réindʒ] : 「範囲、距離、限界、領域」
  • take the place of : 「〜の代わりをする、〜に取って代わる」
❖ "Yet the release ~ "「しかし、天の王国への解放は、あなたの選択範囲内にまだ残されている」。あなたの選択次第では、まだまだ救いに希望はある。"to take the place ~ "「地獄があなたに見せるすべてを変えられるのだ」。地獄に取って代えて、天の王国を選択すれば、目にするものはすべて変わる。



All you need say to any part of hell, whatever form it takes, is simply this:

        It is impossible to see two worlds. 
        I seek my freedom and deliverance, 
        and this is not a part of what I want.
  • whatever [hwʌtévər] : 「どんな〜が〜でも」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、現れ、姿」
  • deliverance [dilívərəns] : 「救出、解放」
❖ "All you need ~ "「地獄がどんな形をとろうとも、その地獄のいかなる部分に対してもあなたが言う必要のあることは、次のようにシンプルである」。"It is impossible ~ "「二つの世界を(同時に)見ることは不可能である」。"I seek my ~ "「私は、私の解放と救いを求める」。"and this is ~ "「この状況は、私が望んでいることの一部ではない」。
 
 
 



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