●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.96.1:1 ~ W-pI.96.12:3

Lesson 96



Salvation comes from my one Self.

  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」

❖ "Salvation comes ~ "「救いは、私の単一の自己によってもたらされる」。幻想世界の苦と痛みからの解放(救い)は、エゴとホーリー・スピリットに分裂した自己によってもたらされるものではない。幻想のエゴを捨て、ホーリー・スピリットと一体となったとき、あなたは単一の自己として救われるのだ。



1. Although you are one Self, you experience yourself as two; as both good and evil, loving and hating, mind and body. 

  • although [ɔːlðóu] : 「〜ではあるが、〜だけれども」
  • experience [ikspíəriəns] : 「〜を経験する、〜を体験する」
  • both [bóuθ] A and B : 「AもBも、ABいずれも」
  • evil [íːvəl] : 「悪魔のような、邪悪な、悪意ある」
  • hate [héit] : 「〜を憎む、〜をひどく嫌う」

❖ "Although you ~ "「あなたは単一の自己であるとは言え、あなたは自分が二人いると経験する」。"as both good ~ "意訳する、「善良な自分と邪悪な自分、愛する自分と憎悪する自分、心としての自分と肉体としての自分、その両方を経験する」。エゴとホーリー・スピリットに分裂した自分をあなたは経験している。エゴは肉体こそが実在だと言い、ホーリー・スピリットは心こそが実在だと言う。エゴは敵を憎めと教え、ホーリー・スピリットは他者とあなたは同一だと(自他一如だと)教える。



This sense of being split into opposites induces feelings of acute and constant conflict, and leads to frantic attempts to reconcile the contradictory aspects of this self- perception. 

  • sense [séns] : 「感覚、知覚、感触、感じ」
  • split [splít] : 「〜を割る、〜を分割する、裂く」
  • opposite [άpəzit] : 「反対、正反対、逆」
  • induce [indjúːs] : 「〜を生じさせる、引き起こす、誘発する」
  • acute [əkjúːt] : 「鋭い、ひどい、強烈な、深刻な」
  • constant [kάnstənt] : 「不変の、一定な」
  • conflict [kɑ́nflikt] : 「衝突、対立、論争、摩擦、葛藤、軋轢」
  • lead to : 「つながる、結果として〜に導く、結局〜となる」
  • frantic [frǽntik] : 「取り乱した、半狂乱の、狂乱した」
  • attempt [ətémpt] : 「試み、企て」
  • reconcile [rékənsàil] : 「調停する、調和させる、調整する」
  • contradictory [kὰntrədíktəri] : 「相反する、矛盾する、正反対の」
  • aspect [ǽspekt] : 「局面、状況、側面、特徴」
  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、認知、知見、見識」

❖ "This sense of ~ "「この、正反対のものに引き裂かれている感覚は、強烈な、そしていつまでも続くコンフリクトの感覚を生み出し、」"and leads to ~ "意訳する、「そして、この、自己分裂した知覚の対立する側面を何とか調整しようとする半狂乱な試みにつながる」。あなたの心の中で、エゴはホーリー・スピリットに激しく抵抗する。ここに、いつまでも続く強烈なコンフリクトの感覚が生じ、自己分裂した感覚を何とかごまかしてしまおうと、あなたは必死になって気違いじみた試みを行う。たとえば、酒におぼれる、薬物に依存する、ギャンブルにおぼれる、色事におぼれる、似非(えせ)宗教に逃れる、快楽主義に走る、虚無主義に走る、他者への虐待に走る、金儲けに走る、支配欲を肯定する、権力欲を信奉する、等々、数え切れないほどのごまかしである。すべて、エゴが主導する抵抗である。
この半狂乱な思いが夢の中で現実化し、この幻想世界を形成する。半狂乱な世界は、半狂乱なあなたの心が描き出しているイメージなのだ。ならば、あなたは半狂乱な思いを捨てればいいのだ。そこに、あなた自身の救いが世界を救うという構図が見えてくる。



You have sought many such solutions, and none of them has worked. The opposites you see in you will never be compatible. But one exists.

  • sought [sɔ́ːt] : 「seek の過去・過去分詞形」
  • seek [síːk] : 「探し求める、捜し出す、捜索する」
  • solution [səlúːʃən] : 「解、解答 、解決法、解決策」
  • work [wə́ːrk] : 「正しく機能する、役に立つ」
  • compatible [kəmpǽtəbl] : 「仲良くやっていける、相性が良い、矛盾のない」
  • exist [iɡzíst] : 「存在する、生きている、生存する」

❖ "You have sought ~ "「そんな、多くの解決策をあなたは探してきたが、どれもうまくいかなかった」。"The opposites you ~ "「あなたの心の中にあなたが見ている正反対のものは、決して両立出来るものではない」。"But one ~ "「しかし、その一つだけが実在である」。エゴは幻想であって非存在、ホーリー・スピリットは実相であって実在。幻想と実相が和解することはない。そこで、あなたは、そのどちらかを自由意志で選択しなくてはいけない。



2. The fact that truth and illusion cannot be reconciled, no matter how you try, what means you use and where you see the problem, must be accepted if you would be saved. 

  • fact [fǽkt] : 「事実、真相、現実、実際」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
  • no matter how : 「どんなに〜であろうとも」
  • means [míːnz] : 「手段、方法」
  • problem [prάbləm] : 「問題、課題、困難な状況」
  • accept [æksépt] : 「承認する、認める、容認する、受け入れる」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」

❖ "The fact that ~ "「あなたがどうあがこうが、どんな方法を用いようが、どこに問題点を見ようが、真実と幻想は両立出来ないという事実は、もしあなたが救われたいと思うなら、必ず受け入れなくてはいけない」。実相と幻想は和解出来なし共存出来ない。なぜなら、幻想は存在していないからだ。



Until you have accepted this, you will attempt an endless list of goals you cannot reach; a senseless series of expenditures of time and effort, hopefulness and doubt, each one as futile as the one before, and failing as the next one surely will.

  • until [əntíl] : 「〜する時まで」
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • endless [éndlis] : 「終わりのない、永遠の」
  • list [líst] : 「リスト、一覧表、表、目録、羅列」
  • goal [ɡóul] : 「目標、目的地、目的、目指すもの」
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
  • senseless [sénslis] : 「無分別な、非常識な、愚かな、無意味な」
  • series [síəriːz] : 「連続、シリーズ、一組、連続試合、系」
  • expenditure [ikspénditʃər] : 「出費、支出すること」
  • effort [éfərt] : 「尽力、努力、試み、取り組み」
  • hopefulness [hóupfəlnis] : 「希望に満ちていること、有望性」
  • doubt [dáut] : 「疑い、疑念、疑惑、懸念、心配、不安」
  • futile [fjúːtl] : 「役に立たない、効果のない、無益な」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」

❖ "Until you have ~ "「あなたがこの事実を受け入れるまで、あなたは、達成出来ない無数の目標リストを試みようとするだろう」。"a senseless series ~ "「それは、意味のない一連の時間と努力の無駄使い、希望もなく疑うだけ、一つの試みは前の試み同様、無益に終わり、次の目試み同様、確実に失敗してしまう」。これが、今までのあなたの生き方であった。泥の中でもがき続けてきたが、泥から抜け出すことは出来なかった。



3. Problems that have no meaning cannot be resolved within the framework they are set. 

  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、意図、真意」
  • resolve [rizάlv] : 「解決する、解消する、決心する、決意する」
  • within [wiðín] : 「〜の中に、〜の内側に」
  • framework [fréimwə̀ːrk] : 「骨組み、枠組み、下部構造、骨格」

❖ "Problems that have ~ "「意味のない問題は、その問題が起きた枠組みの中で解決することは出来ない」。意味のない問題とは、この幻想世界を生きていく上で生じる問題、という意味合い。問題自体が幻想なので、意味がない。その意味のない問題を、問題が生じた幻想世界の枠内で解決しようとしても、それは不可能だ。例えて言えば、夜見る夢の中で何かの問題に直面したとき、その問題を夢の中で解こうとしても、それは不可能なのだ。



Two selves in conflict could not be resolved, and good and evil have no meeting place. 

  • selves [sélvz] : 「selfの複数形」
  • meeting place : 「出会いの場、会合場所」

❖ "Two selves ~ "「コンフリクトを起こしている2つの自己は、解決不能である」。エゴとしての自己とホーリー・スピリットとしての自己の2つが、和解することは不可能だ。"and good and ~ "「善と悪が出会う場所はない」。ここの善と悪は、実相と幻想という意味であって、この世の倫理的判断を通した善悪のことではない。ホーリー・スピリットを善、エゴを悪と表現しているだけ。



The self you made can never be your Self, nor can your Self be split in two, and still be what It is and must forever be. 

  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」

❖ "The self you ~ "「あなたがでっち上げた自己は、決して、本当のあなたの自己にはなり得ないし、」"nor can your ~ "「本当の自己は2つに分裂することもない」。"and still be ~ "「本当の自己は今もあるがままであり、永遠にそのままであり続ける」。ホーリー・スピリットとしてのあなた自身は、分裂してエゴの自己を作り出すことはない。エゴの自己は、あなたが夢に見ている仮想の自己である。夢から目覚めた真実の自己は永遠不変に、ありのままで存在し続ける。



A mind and body cannot both exist. Make no attempt to reconcile the two, for one denies the other can be real. 

  • deny [dinái] : 「〜を否定する、否認する、拒む、拒絶する」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」

❖ "A mind and ~ "「心と肉体は、両者がともに存在することは不可能だ」。もちろん、心が実在で、肉体は幻想。"Make no attempt ~ "「その2つを和解させようなどと試みてはいけない」。"for one denies ~ "「なぜなら、一方は、他方が現実であることを否定するからだ」。肉体は、心こそが幻想であって、肉体だけが実在であると主張する。心は、肉体こそが幻想であって、心だけが実在であると主張する。両者を和解させることは出来ない。残された問題は、あなたがどちらを選択するか、ということだけである。



If you are physical, your mind is gone from your self-concept, for it has no place in which it could be really part of you. 

  • physical [fízikl] : 「身体の、肉体の、身体的な、物理学の」
  • gone [ɡɔ́ːn] : 「goの過去分詞形」
  • self-concept [kάnsept] : 「自己概念」
  • place [pléis] : 「場所、個所」

❖ "If you are ~ "「もしあなたが肉体的存在だとすれば、あなたの心は、自己概念から追い出されてしまう」。自己概念から追い出すとは、自分は肉体的存在であって、心は頭脳が作り出したファンタジーに過ぎないと信じ込むこと。なお、"is gone"とあるので、本来は、心が消えてなくなる、という意味合い。



If you are spirit, then the body must be meaningless to your reality.

  • spirit [spírit] : 「霊、魂、霊魂、精霊、精神、気分、気迫」
  • meaningless [míːniŋlis] : 「意味のない、無意味な」
  • reality [riǽləti] : 「現実性、実在性、現実のこと」

❖ "If you are ~ "「もしあなたがスピリットであるなら、そのときは、あなたの現実にとって、肉体は意味がなくなってしまう」。あなたがスピリットである自己に目覚めたなら、幻想の肉体は意味を失って消滅する。



4. Spirit makes use of mind as means to find its Self expression. And the mind which serves the spirit is at peace and filled with joy. 

  • make use of : 「〜を利用する、〜を使用する」
  • means [míːnz] : 「手段、方法」
  • expression [ikspréʃən] : 「 表現、表現すること、表示」
  • self-expression : 「自己表現」
  • serve [sə́ːrv] : 「〜に役立つ、果たす、〜に仕える」
  • be filled with : 「〜でいっぱいである、〜で満たされている」

❖ "Spirit makes ~ "「スピリットは、自己表現を見い出す手段として、心を利用する」。"And the mind ~ "「そして、スピリットに仕える心は、平和のうちにあり、喜びに満たされる」。スピリットとは、純粋で神聖な心のこと。エゴに毒されていない心、ホーリー・スピリットと一体の心のことである。いわば、昇華した心と思えばいい。『自己表現を見い出す手段』とあるが、たとえば、スピリットが神と一体である自分を表現するために、心に無上の平和と喜びを感じさせるわけだ。スピリットが中枢部分にあって、心はそのインターフェイス、と思えばいい。



Its power comes from spirit, and it is fulfilling happily its function here. 

  • fulfill [fulfíl] : 「(約束を)実行する、(使命を)果たす」
  • function [fʌ́ŋkʃən] : 「機能、作用、働き、効用、職務、役割」

❖ "Its power comes ~ "「心のもつパワーはスピリットからやって来るのであり、心のパワーは、ここで、その役割を喜んで果たしている」。"here"「ここで」とは、この幻想世界で、と解釈していいだろう。心のもつパワーとは、たとえば創造力である。この幻想世界にあっても、心はその思いを、良くも悪(あ)しくも、現実化することが出来る。幻想を作り出しているのも心のパワー、真実を現実化するのも心のパワー。



Yet mind can also see itself divorced from spirit, and perceive itself within a body it confuses with itself. 

  • divorce [divɔ́ːrs] : 「〜を離婚させる、分離させる」
  • perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜に気付く、〜を見抜く」
  • within [wiðín] : 「〜の中に、〜の内側に」
  • confuse [kənfjúːz] : 「混同する、混乱させる、困惑させる」
  • confuse A with B : 「AをBと混同する」

❖ "Yet mind can ~ "意訳する、「しかし心は、自らをスピリットから切り離されたものと見なし、自らを肉体と混同して、肉体の中に心があると知覚する可能性がある」。神から分離した神の子は、自らの心に対しても、肉体に宿る心と純粋なスピリットの2つに分離した。一方がエゴの支配する心であり、他方がホーリー・スピリットの宿る心である。肉体という幻想に閉じ込められた心と、実相の真実に開かれた心である。



Without its function then it has no peace, and happiness is alien to its thoughts.

  • without [wiðáut] : 「〜なしで、〜を持たずに」
  • alien [éiljən] : 「性質の異なる、異質な、縁もゆかりもない」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」

❖ "Without its function ~ "「心がその役割をなくせば、心は平和を失い、幸せは心の思いと無縁なものになってしまう」。心には創造性というパワーがある。創造性の本来の役割は真実を現実化することである。ところが、本来の役割を失って、幻想をでっち上げることにそのパワーを使ってしまえば、心は平安を失い、幸せも無縁のものとなってしまう。



5. Yet mind apart from spirit cannot think. It has denied its Source of strength, and sees itself as helpless, limited and weak. 

  • apart from : 「〜から離れて、〜は別として」
  • source [sɔ́ːrs] : 「もと、源、起源」
  • strength [stréŋkθ] : 「力、強さ、体力」
  • helpless [hélplis] : 「無力な、頼りない」
  • limited [límitid] : 「限られた、有限な、制限された」
  • weak [wíːk] : 「弱い、無力な、弱った、元気のない、劣る」

❖ "Yet mind apart ~ "「しかし、スピリットから離れてしまった心は、考えることが出来ない」。知覚でとらえ、頭脳で評価判断することは出来るが、幻想の閾(いき)を超えて、実相の真実を知り、考えることは出来ない。"It has denied ~ "「心の力の源を否定したために、自らを無力で、制限され弱々しいものと見てしまうのだ」。心のもつ実相的な力の源は、ホーリー・スピリットの宿る心の最も純粋で神聖な部分にある。実相的な力をもっているのはスピリットである。



Dissociated from its function now, it thinks it is alone and separate, attacked by armies massed against itself and hiding in the body's frail support. 

  • dissociate [disóuʃièit] : 「解離する、分離する」
  • alone [əlóun] : 「独りで、孤立して、独力で、単独で」
  • attack [ətǽk] : 「〜を襲う、〜を攻撃する、〜を非難する」
  • army [άːrmi] : 「軍隊、大群」
  • mass [mǽs] : 「〜をひと塊にする、集結させる、集合させる」
  • hide [háid] : 「隠す、隠蔽する、秘密にする」
  • frailty [fréilti] : 「弱さ、もろさ、意志の弱さ、弱点」
  • support [səpɔ́ːrt] : 「支援、援助、サポート」

❖ "Dissociated from ~ "「今は、その役割から離れているので、心は、一人ぼっちで(誰からも)分離していると思い、自分に敵対する大群から攻撃されており、肉体の弱々しい支援の陰に隠れている有様だ」。今のあなたの心は、真実の創造という本来の役割をすっかり忘れているので、あなたは他者から分離し孤立した存在だと思い、周りのみんなが大挙してあなたを攻撃しているかに見え、否応なく肉体の中に隠れて細々と自分を守ろうとしている。



Now must it reconcile unlike with like, for this is what it thinks that it is for.

  • reconcile [rékənsàil] : 「調停する、調和させる、調整する」

❖ "Now must it ~ "意訳する、「今や、その心は、似てないものと似ているものを調停するしかないと思っているに違いない」。"for this is ~ "「なぜなら、これしか、役立つ方法はないと思っているからだ」。非常に解釈に苦しむ。前文からの流れで解釈すると、肉体の中に閉じこもり周りから孤立し攻撃されている自分は、自分と似ている他者や似ていない他者と妥協、協調して生き延びて行く以外に方策はないと思っている、という意味合いか・・・。つまり、分離し分裂した多種多様な周りの環境と妥協していく生き方しか残されていないと考えている、ということ。あなたの問題は幻想世界におけるコンフリクトを解決することにあるのだが、あなたは幻想から抜け出す方策をとらずに、幻想の中で妥協して生きて行こうとしているわけだ。



6. Waste no more time on this. Who can resolve the senseless conflicts which a dream presents? 

  • waste [wéist] : 「〜を無駄にする、空費する、浪費する」
  • resolve [rizάlv] : 「解決する、解消する、決心する、決意する」
  • senseless [sénslis] : 「無分別な、非常識な、愚かな、無意味な」
  • conflict [kɑ́nflikt] : 「衝突、対立、論争、摩擦、葛藤、軋轢」
  • present [préznt] : 「示す、提示する」

❖ "Waste no more ~ "「こんなことに、さらなる時間を浪費してはいけない」。幻想世界を妥協で生きて行くことに時間を浪費してはいけない。"Who can resolve ~ "「夢が差し出す無意味なコンフリクトを、いったい誰が解決出来るだろうか」。あなたが抱え込んでいる矛盾、コンフリクト、そのすべては夢の中の出来事であって幻想だ。夢の中で夢の問題を解決しようとしても埓(らち)があかない。夢の中の問題を解決する唯一の方法は、その夢から覚めることである。



What could the resolution mean in truth? What purpose could it serve? What is it for? 

  • resolution [rèzəlúːʃən] : 「決心、決意、解明、解消、決議」
  • mean [míːn] : 「〜を意味する、…とは〜を指す」
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • serve [sə́ːrv] : 「〜に役立つ、果たす、〜に仕える」

❖ "What could ~ "「本当のところ、解決とは何を意味するのか」。"What purpose ~ "「いったいどんな目的のために、解決は役立つのか」。"What is it ~ "「解決とは、何のためか」。夢の中の問題を解決しようとして、また夢の中で解決策を探すことは意味がない。本当の解決にはつながらない。夢を見ていること自体が問題なのであって、その夢から覚めることが本当の目的であり、本当の解決策である。



Salvation cannot make illusions real, nor solve a problem that does not exist. Perhaps you hope it can. 

  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
  • solve [sάlv] : 「解く、解決する」
  • problem [prάbləm] : 「問題、課題、困難な状況」
  • exist [iɡzíst] : 「存在する、生きている、生存する」
  • perhaps [pərhǽps] : 「たぶん、もしかすると、ことによると」

❖ "Salvation cannot ~ "「救いは、幻想を現実のものとすることは出来ないし、存在さえしない問題を解決することも出来ない」。"Perhaps you ~ "「たぶん、あなたはそうあってほしいと望んでいるだろうが」。実相的な救いは、あなたの夢の中に入り込んで、夢の中の問題を解決するようなことはしない。ありもしない幻想を現実化してそれを解決しようとするような、奇妙な方策をとる救いなど、存在する可能性はない。が、そうあってほしいとあなたは望んでいるかもしれない。



Yet would you have God's plan for the release of His dear Son bring pain to him, and fail to set him free?

  • have [həv] : 「〜に〜させる」
  • release [rilíːs] : 「救出、解放」
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
  • pain [péin] : 「痛み、痛覚、苦痛」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」

❖ "Yet would you ~ "「しかし、神が愛(いと)しいと思っている神の子を救い出すための神の計画をもって、その神の子に痛みをもたらし、その神の子の解放に失敗するなどということを、あなたはいったい望むだろうか」。神の救いの計画は、神の子を幻想から救うことであって、幻想の中に閉じ込めておくことではない。あなたがこの幻想世界に留まったままの救いを神に求めるなら、神はまさにあなたを幻想世界に閉じ込めて、あなたに苦と痛みを与えることになってしまうだろう。



7. Your Self retains Its Thoughts, and they remain within your mind and in the Mind of God. 

  • retain [ritéin] : 「〜を保有る、保つ、持ち続ける」
  • remain [riméin] : 「とどまる、残る、生き残る、残存する」

❖ "Your Self retains ~ "「あなたの自己は、自分の思いというものを保持しており、その思いは、あなたの心の中に、そして神の心の中に留まっている」。ここでいう『あなたの自己』とは、ホーリー・スピリットと一体の本当のあなた自身。本当のあなた自身は、数々の想念を心の中に保持し、それはまた神の想念でもある。あなたの頭脳が保持する記憶や考えとは異なることに注意。



The Holy Spirit holds salvation in your mind, and offers it the way to peace. 

  • hold [hóuld] : 「維持する、保持する、持続する」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる、〜を提供する、〜を勧める」

❖ "The Holy Spirit ~ "直訳すると、「ホーリー・スピリットは、あなたの心の中に救いを保持しており、平和への道を救いに差しのべている」。つまり、ホーリー・スピリットは、あなたの心の中に宿っていて、あなたを幻想から実相へと救い出したいと願っている。その救いの道を歩んでいけば、あなたは心の平和へとたどり着ける。



Salvation is a thought you share with God, because His Voice accepted it for you and answered in your name that it was done. 

  • share [ʃέər] : 「分かち合う、共有する」
  • accept [æksépt] : 「承認する、認める、容認する、受け入れる」
  • answer [ǽnsər] : 「答える、返事する」

❖ "Salvation is ~ "「救いは、あなたが神と分かち合っている思いである」。"because His Voice ~ "「なぜなら、神の声は、あなたのために救いを受け入れ、あなたの名において、救いがなされると答えたからだ」。『あなたの名において』とは、『あなたが神の子であることに敬意を表して』、『神の子であるあなたに対する愛から』、等々の意味合い。また、『神の声』とは、神の思いを代弁してくれるホーリー・スピリットということ。ホーリー・スピリットは、神と無関係にあなたを救いたいと思っているのではない。救いは神の意志であって、その意志をホーリー・スピリットが代弁しているわけだ。



Thus is salvation kept among the Thoughts your Self holds dear and cherishes for you.

  • among [əmʌ́ŋ] : 「〜の中の、〜の間で」
  • dear [díər] : 「親愛な、いとしい、かわいい、敬愛する」
  • cherish [tʃériʃ] : 「〜を大事にする、〜を大切にする、可愛がる」

❖ "Thus is salvation ~ "「こうして救いは、あなた自身があなたのために、いとおしく、そして大切にしてきた思いの中に、保たれている」。簡単に言えば、あなたの救いは、あなたを大切に思うホーリー・スピリットの愛の中に保持されてきた、ということ。



8. We will attempt today to find this thought, whose presence in your mind is guaranteed by Him Who speaks to you from your one Self. 

  • find [fáind] : 「発見する、見いだす、気付く、理解する」
  • presence [prézns] : 「存在すること、存在」
  • guarantee [gæ̀rəntíː] : 「保証する、請け合う」

❖ "We will attempt ~ "「今日私たちは、この思いを見つけ出す試みを行う」。"whose presence ~ "「その思いがあなたの心の中に存在することは、単一のあなた自身からあなたに向かって話しかけてくれるホーリー・スピリットによって保証されている」。あなたがエゴを廃して単一の心としての自分自身を確認出来たとき、そこに宿るホーリー・スピリットがあなたに語りかける。救いへの熱い思いがあなたの心の中に存在していることを、ホーリー・スピリットは保証してくれるのだ。



Our hourly five- minute practicing will be a search for Him within your mind. 

  • hourly [áuərli] : 「1時間ごとに、時間ごとに、毎時、絶えず」
  • search [sə́ːrtʃ] : 「捜索、探査、追求、検査、調査」

❖ "Our hourly ~ "「1時間ごとに5分の練習は、あなたの心の中にホーリー・スピリットを探し出すことに費やされる」。簡単に言えば、1時間ごとに5分間、心の中のホーリー・スピリットの声に耳を傾けよ、ということ。そうすれば、ホーリー・スピリットは、本当のあなたの思いをあなたに思い出させてくれる。



Salvation comes from this one Self through Him Who is the Bridge between your mind and It. 

  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • between [bitwíːn] A and B: 「AとBとの間に、AないしB」

❖ "Salvation comes ~ "「救いは、あなたの心と救いの架け橋になってくれるホーリー・スピリットを通して、この単一のあなた自身からやって来る」。エゴを廃したあなたの単一の心は、ホーリー・スピリットの導きに従って、救いへ至る架け橋を渡ることが出来る。救いは単に、ホーリー・スピリットがあなたに与えてくれるものではない。救いへのあなたの熱い思いは、あなたの真実を求める強い意志によって現実化するのだ。それを支えてくれるのがホーリー・スピリットである。



Wait patiently, and let Him speak to you about your Self, and what your mind can do, restored to It and free to serve Its Will.

  • wait [wéit] : 「待つ」
  • patiently [péiʃəntli] : 「根気よく、丹念に、辛抱強く、気長に」
  • restore [ristɔ́ːr] : 「回復させる、修復する、復活させる」
  • serve [sə́ːrv] : 「〜に役立つ、果たす、〜に仕える」

❖ "Wait patiently ~ "「根気よく待ち、そして、ホーリー・スピリットがあなた自身についてあなたに語ってもらうようにしなさい」。"and what your ~ "意訳する、「あなたが本来の自分に回帰し、その意志に対して自由に仕えることが出来るようになったら、あなたの心は何が出来るか、それをホーリー・スピリットに語ってもらいなさい」。あなた自身が幻想から救われ、同時に、他者も幻想から救い出せるのだとホーリー・スピリットから教えてもらい、救いへの意志を確信しなさい。



9. Begin with saying this:

        Salvation comes from my one Self. 
        Its Thoughts are mine to use.

  • begin with : 「〜から始める」
  • mine [máin] : 「私のもの」

❖ "Begin with ~ "「次のように言って、(練習を)始めなさい」。"Salvation comes ~ "「救いは、私の単一の自己によってもたらされる」。"Its Thoughts ~ "「単一の自己の思いは私のものであって、自由に使える」。



Then seek Its Thoughts, and claim them as your own. These are your own real thoughts you have denied, and let your mind go wandering in a world of dreams, to find illusions in their place. 

  • seek [síːk] : 「探し求める、捜し出す、捜索する」
  • claim [kléim] : 「主張する、言い張る、要求する」
  • deny [dinái] : 「〜を否定する、否認する、拒む、拒絶する」
  • wander [wɑ́ndər] : 「さまよう、迷う、横道にそれる」

❖ "Then seek ~ "「その後、その思いを探し、それがあなた自身のものであると宣言しなさい」。"These are ~ "「それは、あなた自身の実相的な思いであるが、かつてあなたはその思いを拒絶し、あなたの心を夢の世界に彷徨(さまよ)わせ、実相的な思いのあった場所に幻想を見い出そうとしたのだ」。簡単に言えば、神から分離した後、この幻想世界を夢に見て、ホーリー・スピリットを心の片隅に追いやって、エゴに心を支配させた、ということ。



Here are your thoughts, the only ones you have. Salvation is among them; find it there.

  • among [əmʌ́ŋ] : 「〜の中の、〜の間で」

❖ "Here are ~ "「ここに、あなたの思いがあり、それこそが、あなたのもっている唯一の思いである」。"Salvation is ~ "「救いはその思いの中にあるのだから、救いをそこに探しなさい」。



10. If you succeed, the thoughts that come to you will tell you you are saved, and that your mind has found the function that it sought to lose. 

  • succeed [səksíːd] : 「成功する」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」
  • found [fáund] : 「findの過去・過去分詞形」
  • function [fʌ́ŋkʃən] : 「機能、作用、働き、効用、職務、役割」
  • sought [sɔ́ːt] : 「seek の過去・過去分詞形」
  • lose [lúːz] : 「〜を失う、見失う、喪失する、なくす」

❖ "If you succeed ~ "「うまくいけば、あなたの心に浮かんでくる思いは、あなたは救われ、あなたの心が失おうとしてきた役割をあなたの心は見つけたのだと、あなたに告げてくれるだろう」。あなたは、心の中の最も純粋で神聖な部分にあるあなたの本当の思いを探査する。その思いの中に、あなたは幻想世界からの救いを求める熱い思いを見い出す。その救いは、神の子が神から分離した以降、あなたが回避し、あるいは失うことを良しとしてきたあなたの実相的な役割なのだ。しかし今、あなたはその役割を思い出し、本来の心に回帰する。あなたは救われるのだ。



Your Self will welcome it and give it peace. Restored in strength, it will again flow out from spirit to the spirit in all things created by the Spirit as Itself. 

  • welcome [wélkəm] : 「歓迎する、喜んで受け入れる」
  • restore [ristɔ́ːr] : 「〜を元の状態に戻す、元に戻す、回復させる、修復する」
  • strength [stréŋkθ] : 「力、強さ、体力」
  • flow [flóu] : 「流れる、自由に動く、満ちる」
  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」

❖ "Your Self ~ "「あなたの自己は、本当の心を歓迎し、心に平和を与えるだろう」。"Restored in ~ "「心は力を再び取り戻し、心は、スピリットがそれ自体として創造したあらゆるものの中のスピリットからスピリットへと再び流れ出すだろう」。分離し、孤立化したかに見える心であるが、その心が純化した今、心はスピリット本来の力を回復して分離を解消していく。『スピリットがそれ自体に似せて創造したあらゆるもの』とは、ここでは、神が神に似せて創造したあらゆる創造物、という意味合い。簡単に言えば、神が神の延長上に創造した神の子、ということ。分離したかに見える神の子の心は、純化したスピリットの力を介して、幻想の分離を消滅させていくのである。スピリットとは純粋な愛であり、今、あなたの心から愛が流れ出し、同時に、あなたの心に愛が流れ込んで来るのだ。



Your mind will bless all things. Confusion done, you are restored, for you have found your Self.

  • bless [blés] : 「〜を祝福する、〜を神聖にする、清める、〜を賛美する」
  • confusion [kənfjúːʒən] : 「混乱状態、混乱、混同、当惑」

❖ "Your mind ~ "「あなたの心は、あらゆるものを祝福するだろう」。神の創造したあらゆるものを、あなたの心は純粋な愛をもって祝福するだろう。"Confusion done ~ "「混乱は終わりを告げ、あなたは修復される」。エゴとホーリー・スピリットに分裂し、混乱を来していたあなたはホーリー・スピリットという単一の自己に回復する。"or you have ~ "「なぜなら、あなたは本当の自分を見い出したからだ」。



11. Your Self knows that you cannot fail today. Perhaps your mind remains uncertain yet a little while. 

  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
  • perhaps [pərhǽps] : 「たぶん、もしかすると、ことによると」
  • remain [riméin] : 「依然として〜のままである」
  • uncertain [ʌnsə́ːrtn] : 「不確かな、不明確な、不安定な、変わりやすい」
  • a little while : 「しばらくの間、ちょっとの間」

❖ "Your Self ~ "「(本当の)あなたの自己は、今日は失敗することはないと知っている」。とは言え、"Perhaps your ~ "「たぶん、しばらくは、あなたの心は不安定のままだろう」。今日は絶対うまくいく、という確信がゆらぐ。エゴの抵抗である。



Be not dismayed by this. The joy your Self experiences It will save for you, and it will yet be yours in full awareness. 

  • dismay [disméi] : 「がっかりさせる、混乱させる、動揺させる」
  • experience [ikspíəriəns] : 「〜を経験する、〜を体験する」
  • save [séiv] : 「確保しておく、取っておく、残しておく」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」

❖ "Be not ~ "「こんなことで動揺してはいけない」。"The joy your ~ "「あなたの自己が経験する喜びを、あなたの自己はあなたのために確保してくれるだろうし、その喜びは今もあなたのものだとはっきり意識させてくれるだろう」。難しい言い回しをしているが、要するに、あなたは必ず救いの喜びを経験出来るはずだし、それをしっかり意識出来る、ということ。



Every time you spend five minutes of the hour seeking Him Who joins your mind and Self, you offer Him another treasure to be kept for you.

  • spend [spénd] : 「使う、費やす」
  • join [dʒɔ́in] : 「結び付ける、結合する、連結する」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる、〜を提供する、〜を勧める」
  • another [ənʌ́ðər] : 「もう一つの、別の、ほかの」
  • treasure [tréʒər] : 「宝、富、宝物、財宝」

❖ "Every time ~ "「あなたの心と本当の自己とを結びつけてくれるホーリー・スピリットを求めて、1時間ごとの5分をあなたが費やすたびに、あなたは、あなたのために保持されているまた別の宝物をホーリー・スピリットに差し出しているのだ」。あなたが本当の自己を求めてホーリー・スピリットを心の中に探すとき、あなたは救いだけを得られるのではない。あなたは神の子として神の属性のすべてを継承したのだ。そのすべてはあなたに与えられた神からの贈り物であり、あなたの宝物である。あなたは今、その宝物が本当の自己の心の中に保持されていることに気付く。あなたが神からの贈り物に気付き、その宝物をホーリー・スピリットに差し出すとは、とりもなおさず、ホーリー・スピリットと一体になったあなた自身に差し出すことであって、あなたは、神の属性のすべてを備えた神の子として再生するのである。



12. Each time today you tell your frantic mind salvation comes from your one Self, you lay another treasure in your growing store. 

  • frantic [frǽntik] : 「取り乱した、半狂乱の、狂乱した」
  • lay [léi] : 「置く、横たえる、並べる、用意する」
  • grow [ɡróu] : 「成長する、育つ、大きくなる」

❖ "Each time today ~ "「今日あなたが、半狂乱になった心に対して、救いは単一のあなたの自己からやって来るのだと言い聞かせるたびに、あなたは、別の宝物を大きくなりつつある倉庫に加えることになる」。『半狂乱になった心』とは、エゴに支配された心、偽りのあなたの心。『大きくなりつつある倉庫』とは、真実を保持してる心、神からの贈り物、宝物をしまっている心。



And all of it is given everyone who asks for it, and will accept the gift. Think, then, how much is given unto you to give this day, that it be given you!

  • given [ɡívən] : 「giveの過去分詞形」
  • ask for : 「〜を求める、〜を要求する」
  • accept [æksépt] : 「承認する、認める、容認する、受け入れる」

❖ "And all of ~ "「そのすべては、それを求め、その贈り物を受け入れる者たちすべてに与えられる」。"Think, then ~ "意訳する、「ならば、あなたに贈り物が与えられるようにと、今日この日、あなたが(誰かに)与えることで、どんなに多くのものがあなたに与えられるか、よく考えてみなさい」。実相世界の神の法においては、与えることと得ることは同一である。神からの贈り物である、真実を創り出す創造性、奇跡を起こすパワー、純粋な愛、喜び、平和、美、等々は、求めれば必ず与えられる。なぜなら、あなたはすでにそのすべてを保持しているからだ。そして、その宝物を惜しげなく他者に与えるのである。他者を純粋に愛し、喜びを共有し、真実の現実化である奇跡を同時に体験するのだ。神の法においては、分かち合えば真実は拡張増大する。あなたは与えた以上のものを得、同時に、与えられた他者もそれ以上のものを得る。神の法は奇跡の法である。そしてそれは、あなたの法でもあるのだ。
 
 
 




W-pI.95.1:1 ~ W-pI.95.15:4

Lesson 95



I am one Self, united with my Creator.

  • unite with : 「〜と一緒になる、〜と結合する、〜と合体する」

❖ "I am one ~ "「私は、単一の自己であり、私を創造した神と結ばれている」。本当のあなたは、あなたがでっち上げたエゴ主導の自分ではない。あなたは、神が神の延長上に創造した神の子であって、神と一体の存在である。あなたは分裂などしておらず、単一の自己である。



1. Today's idea accurately describes you as God created you. You are one within yourself, and one with Him. 

  • accurately [ǽkjurətli] : 「正確に、正しく、きちんと、的確に」
  • describe [diskráib] : 「言い表す、説明する、描写する、表現する」
  • describe A as B : 「AをBと評する」
  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」
  • within [wiðín] : 「〜の中の、〜の内側の」

❖ "Today's idea ~ "「今日のものの見方(テーマ)は、あなたが、神があなたを創造したままのあなたであることを正確に述べている」。"You are one ~ "「あなたは、あなたの心の中のあなた自身と一体であり、そして、神とも一体である」。あなたの心の中の最も純粋で神聖な部分にホーリー・スピリットが宿っている。その心の部分こそが本当のあなた自身である。そこには神の祭壇があり、神とのコミュニケーションをとることの出来る唯一のチャンネルである。このチャンネルを通して、あなたは神と結ばれている。ホーリー・スピリットは、神とあなたの仲介役を務めているのだ。



Yours is the unity of all creation. Your perfect unity makes change in you impossible. 

  • unity [júːnəti] : 「単一性、一つである状態、調和、結合体」
  • creation [kriéiʃən]: 「創造、創作、創作物、作品」
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「申し分がない、完全な、完璧な」
  • make [méik] : 「〜の状態を作り出す、〜にする」
  • change [tʃéindʒ] : 「変化、変更、移行、交換」
  • impossible [impάsəbl] : 「不可能な、とてもあり得ない、できない」

❖ "Yours is ~ "意訳する、「神が創造したままのあなたは、神が創造したあらゆるものとの統一体である」。あなたは神と分離することは不可能であり、同様に、神が創造したものはすべて神と分離不可能だ。あらゆる創造体は神を介して結ばれており、単一の統一体、真実の統一体なのだ。実相世界は純粋一元論の世界なのだから、これは必然である。"Your perfect ~ "「あなたの完全な統一体は、あなたの心の中の変化を不可能にする」。神が創造したものは神を介して単一であり、永遠に不変である。あなたの心の中の本当のあなたは神が創造したものであるから、当然、永遠不変である。



You do not accept this, and you fail to realize it must be so, only because you believe that you have changed yourself already.

  • accept [æksépt] : 「承認する、認める、容認する、受け入れる」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
  • realize [ríːəlàiz] : 「〜に気が付く、悟る、自覚する、実感する」
  • believe [bilíːv] : 「信じる、確信する、信頼する」
  • change [tʃéindʒ] : 「〜を変える、〜を変更する、〜を変換する」
  • already [ɔːlrédi] : 「すでに、とっくに〜済み」

❖ "You do not ~ "「あなたはこのことを受け入れてはいないし、そうに違いないと気がつくことにさえ失敗している」。"only because ~ "「なぜなら、単にあなたは、あなたはすでにあなた自身を変えてしまったと信じているからだ」。あなたは、神なして神のように生きることが出来るに違いないと信じ、神から分離した。神の子である自分を否定し、自分を変えたと信じたのだ。変化した自分が、こともあろうにエゴだったのである。



2. You see yourself as a ridiculous parody on God's creation; weak, vicious, ugly and sinful, miserable and beset with pain. 

  • ridiculous [ridíkjuləs] : 「ばかげた、おかしな、滑稽な、不合理な」
  • parody [pǽrədi] : 「パロディー、もじり、滑稽な物まね」
  • weak [wíːk] : 「弱い、無力な、弱った、元気のない、低い、劣る」
  • vicious [víʃəs] : 「意地の悪い、悪意のある、卑劣な、凶暴な」
  • ugly [ʌ́ɡli] : 「醜い、不細工な、見苦しい、醜悪な」
  • sinful [sínfəl] : 「罪深い、邪悪な」
  • miserable [mízərəbl] : 「惨めな、悲惨な、不幸な、哀れな」
  • beset [bisét] : 「悩ませる、困らせる、〜を取り囲む」
  • pain [péin] : 「痛み、痛覚、苦痛」

❖ "You see yourself ~ "「あなたはあなた自身を、神が創造したものに対するばかげたパロディーだと見なしている」。あなたは、本当は神が創造した完璧な神の子なのだが、その事実をひっくり返して(パロディー化して)、惨めで哀れなばかげた道化師の姿を自分に当てはめている。"weak, vicious ~ "「それは、弱々しく、悪意に満ち、醜く、邪悪で、惨めで、痛みに苦しんでいる姿である」。この世の苦と痛みに翻弄される自分こそが、本当の自分だとあなたは信じている。エゴの策略である。



Such is your version of yourself; a self divided into many warring parts, separate from God, and tenuously held together by its erratic and capricious maker, to which you pray. 

  • version [və́ːrʒən] : 「意見、見解、型、版」
  • divide [diváid] : 「〜を分ける、分割する」
  • warring [wɔ́ːriŋ] : 「いがみ合う、相いれない」
  • part [pάːrt] : 「一部、部分」
  • separate [sépərèit] : 「離す、分ける、分離する、分解する」
  • tenuously [ténjuəs] : 「希薄に、薄弱に」
  • hold together : 「まとめる、団結させる」
  • erratic [irǽtik] : 「風変わりな、異常な、一貫性のない、不安定な」
  • capricious [kəpríʃəs] : 「気まぐれな、移り気な」
  • pray [préi] : 「祈る、懇願する、嘆願する」

❖ "Such is your ~ "「それが、あなたが考えている自分である」。"a self divided ~ "「それは、相容れない多くの部分に分割された自己であり、」つまり、心が散り散りに分割されて、互いにコンフリクトを起こしている自分であり、"separate from ~ "「神からも分離した自己であり、」"and tenuously ~ "「不安定で気まぐれな作り手によってかろうじてまとまりを保っている自己であり、その作り手にあなたは祈りを捧げている」。不安定で気まぐれな作り手とは、あなたの幻想の姿を作ったエゴ、あなたが崇拝する偶像のエゴのこと。神から分離したあなたは、神に代わる象徴をエゴとして崇めているのだ。こうして、かろうじてあなたは自己崩壊を回避しているが、内実は、散り散りの心が互いにコンフリクトを起こしている。



It does not hear your prayers, for it is deaf. It does not see the oneness in you, for it is blind. 

  • prayer [prέər] : 「祈り、請願、祈りの言葉」
  • deaf [déf] : 「耳が不自由で、耳が聞こえない、聞こうとしない」
  • oneness [wʌ́nnis] : 「単一性、同一性」
  • blind [bláind] : 「目の不自由な、目の見えない、盲目の」

❖ "It does not ~ "「エゴはあなたの祈りなどに耳を傾けない」。"for it is ~ "「エゴは聞くことが出来ないからだ」。"It does not ~ "「エゴは、あなたの心の中の単一性を見ることはない」。"for it is ~ "「エゴは盲目であるからだ」。"the oneness in you"「あなたの心の中の単一性」とは、散り散りに分裂し、互いにコンフリクトを起こしている心ではあるが、本来は神の子の心として一つに統一されている、という意味合い。



It does not understand you are the Son of God, for it is senseless and understands nothing.

  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、分かる、把握する」
  • senseless [sénslis] : 「無分別な、非常識な、愚かな、無意味な」

❖ "It does not ~ "「エゴは、あなたが神の子であることを理解していない」。"for it is senseless ~ "「なぜなら、エゴは無分別であり、何も理解出来ないからだ」。



3. We will attempt today to be aware only of what can hear and see, and what makes perfect sense. 

  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • be aware [əwέər] of : 「〜を承知している、〜に気付いている、知っている」
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「申し分がない、完全な、完璧な」
  • sense [séns] : 「感覚、知覚、感触、感じ」
  • make sense : 「意味をなす、道理にかなう」

❖ "We will attempt ~ "「今日、私たちは、聞くことが出来、見ることが出来、完璧に道理に通じたものだけを知るという試みを行う」。もちろん、エゴとはまったく対照的なホーリー・スピリットを、あなたの心の中に感じる試みを行うのだ。



We will again direct our exercises towards reaching your one Self, which is united with Its Creator. In patience and in hope we try again today.

  • again [əɡéin] : 「再び、かさねて、この場合もやはり」
  • direct [dirékt] : 「〜を…へ向かわせる」
  • toward [təwɔ́ːd] : 「〜の方へ、〜に向かって」
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
  • unite [junáit] : 「〜を結合させる、一体化させる」
  • patience [péiʃəns] : 「忍耐、我慢、辛抱強さ、根気」

❖ "We will again ~ "「私たちは再び、あなたのたった一つの自己に到達する方向へと、私たちのエクササイズを向けることになる」。今日のエクササイズの目標は、あなたの心の中のホーリー・スピリットと一体であるあなた自身に出会うことである。"which is united ~ "「それは創造主である神と結びついている」。"In patience ~ "「辛抱強く、希望をもって、今日、私たちは再びトライする」。



4. The use of the first five minutes of every waking hour for practicing the idea for the day has special advantages at the stage of learning in which you are at present. 

  • use [júːs] : 「使うこと、利用、使用」
  • wake [wéik] : 「目が覚める、眼を覚ます」
  • special [spéʃəl] : 「特別な、独特の、特別の、特有の」
  • advantage [ædvǽntidʒ] : 「有利な点、有利性、利点、長所」
  • at the stage of : 「〜の段階において」
  • at present [préznt] : 「今のところ」

❖ "The use of ~ "「目覚めている間の1時間ごとに、最初の5分間を今日のテーマを練習するために使うことは、あなたの現在の学びの段階にとって特別に有用である」。何とも固い言い方をしているが、要するに、今のあなたにが1時間ごとに5分間を今日のテーマを繰り返し述べることに費やすれば、それはとても有用だ、ということ。



It is difficult at this point not to allow your mind to wander, if it undertakes extended practice. 

  • difficult [dífikʌ̀lt] : 「困難な、厳しい」
  • at this point : 「現在のところ、現段階では」
  • allow [əláu] : 「許す、許可する」
  • wander [wɑ́ndər] : 「さまよう、迷う、横道にそれる」
  • undertake [ʌ̀ndərtéik] : 「企てる、始める、〜に着手する、請け負う」
  • extend [iksténd] : 「広げる、伸ばす、拡張する、拡大する」

❖ "It is difficult ~ "直訳すると、「もし、あなたの心が拡張された練習を行うなら、この段階では、あなたの心が彷徨(さまよ)うことを許さないのは難しい」。要するに、この段階では、集中力を切らさずに長めの練習を行うのは難しい、ということ。だから、1時間ごとのたった5分の練習を大切にせよ、というわけだ。『この段階で』とは、心がまだ訓練されていない段階で、という意味合い。



You have surely realized this by now. You have seen the extent of your lack of mental discipline, and of your need for mind training. 

  • surely [ʃúərli] : 「疑いなく、しっかりと、確かに、確実に」
  • realize [ríːəlàiz] : 「〜に気が付く、悟る、自覚する、実感する」
  • by now : 「今頃はもう、そろそろ」
  • extent [ikstént] : 「範囲、規模、広がり、程度、度合い」
  • lack [lǽk] : 「不足、欠乏、欠如、欠落」
  • mental [méntl] : 「心の、精神の」
  • discipline [dísəplin] : 「訓練、鍛錬、統制」
  • need [níːd] : 「必要、必要性」
  • training [tréiniŋ] : 「訓練、トレーニング、練習、教育」

❖ "You have surely ~ "「あなたはもう、このことを確かに知っているはずだ」。"You have seen ~ "「あなたは、あなたの精神的な統制の欠如がどの位の範囲に及んでいるか、また、心の訓練が必要であることも、わかっているはずだ」。まだ精神統一の力が不足していることも、心の訓練が必要なことも、あなたは自覚しているはずだ。



It is necessary that you be aware of this, for it is indeed a hindrance to your advance.

  • necessary [nésəsèri] : 「必要な、必須の、欠くことのできない」
  • be aware of : 「〜を承知している、〜に気付いている」
  • indeed [indíːd] : 「実に、本当に、確かに、いかにも、実際には」
  • hindrance [híndrəns] : 「妨害、邪魔、障害物」
  • advance [ædvǽns] : 「前進、進歩」

❖ "It is necessary ~ "「このことを自覚する必要がある」。"for it is indeed ~ "「なぜなら、それに気付かないことは、あなたの進歩にとって大きな障害となるからだ」。



5. Frequent but shorter practice periods have other advantages for you at this time. 

  • frequent [fríːkwənt] : 「たびたび起こる、よくある、常習的な」

❖ "Frequent but shorter ~ "「短めの練習を頻繁に行うことは、現時点で、あなたにとってはまた別の利点がある」。忘れっぽさを回避するために役立つ。



In addition to recognizing your difficulties with sustained attention, you must also have noticed that, unless you are reminded of your purpose frequently, you tend to forget about it for long periods of time. 

  • in addition [ədíʃən] to : 「〜に加えて」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • difficulty [dífikʌ̀lti] : 「困難、難事、難儀、面倒なこと、問題」
  • sustained [səstéind] : 「持続した、息の長い」
  • attention [əténʃən] : 「注意、留意、注目」
  • notice [nóutis] : 「〜に気が付く、〜に言及する、〜について簡単に話す」
  • unless [ənlés] : 「〜でない限り、〜である場合を除いて」
  • remind [rimáind] : 「〜に思い出させる、〜に気付かせる」
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • frequently [fríːkwəntli] : 「頻繁に、しばしば、たびたび」
  • tend [ténd] : 「〜しがちである、〜する傾向がある」
  • forget [fərɡét] : 「〜を忘れる、〜を思い出せない」
  • forget about : 「〜について忘れる」

❖ "In addition to ~ "「集中力を持続させることは難しいと認識することに加えて、あなたは、that 以下に気付いていなくてはならない」。"that, unless you ~ "「あなたの目的を頻繁に思い起こさない限り、あなたは、長い間それを忘れてしまう傾向にあることに」気付いていなくてはならない。あなたの目的とは、赦しを通して奇跡を起こし、幻想から実相へと目覚め、本当の命を復活し、神の下(もと)へ回帰する、ということ。



You often fail to remember the short applications of the idea for the day, and you have not yet formed the habit of using the idea as an automatic response to temptation.

  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • application [æ̀pləkéiʃən] : 「適用、応用、活用、利用、充当」
  • form [fɔ́ːrm] : 「〜を形づくる、形成する」
  • habit [hǽbit] : 「習慣、癖、習性」
  • automatic [ɔ̀ːtəmǽtik] : 「無意識の、自動の」
  • response [rispάns] : 「反応、反響、返答、回答」
  • temptation [temptéiʃən] : 「誘惑、衝動、誘惑物」

❖ "You often fail ~ "「あなたはしばしば、今日のテーマのための短めの適用を忘れてしまうし、」"and you have ~ "「誘惑に対して無意識のうちに、今日のものの見方を適用するという習慣を、あなたはまだ形作ってはいない」。誘惑とは、エゴの誘惑。簡単に言えば、世俗的な『欲』である。あなたはまだ、欲に負けてしまいがちだし、心の訓練やテーマの練習も怠りがちである。



6. Structure, then, is necessary for you at this time, planned to include frequent reminders of your goal and regular attempts to reach it. 

  • structure [strʌ́ktʃər] : 「機構、組織、システム、構造、骨組み、仕組み」
  • necessary [nésəsèri] : 「必要な、必須の、欠くことのできない」
  • include [inklúːd] : 「含める、含有する、包含する」 
  • reminder [rimáindər] : 「思い出させるもの」
  • goal [ɡóul] : 「目標、目的地、目的、目指すもの」
  • regular [réɡjulər] : 「習慣的な、いつもの」
  • attempt [ətémpt] : 「試み、企て」
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」

❖ "Structure, then, is ~ "「そこで、この時点では、あなたには組織立てが必要だ」。"planned to ~ "「それは、あなたの目標を頻繁に思い出させるものや、目標に到達する試みを習慣化させるものを含むように計画されたものとなる」。規則正しく練習するための組織立てが、今のあなたには必要だ。



Regularity in terms of time is not the ideal requirement for the most beneficial form of practice in salvation. 

  • regularity [rèɡjulǽrəti] : 「規則性、秩序、一定不変」
  • in terms of : 「〜に関して、〜の観点から」
  • ideal [aidíːəl] : 「理想的な、望ましい」
  • requirement [rikwáiərmənt] : 「要求されること、必要条件、要件」
  • beneficial [bènəfíʃəl] : 「都合が良い、役に立つ、有益な」
  • form [fɔ́ːrm] : 「〜を形づくる、形成する」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」

❖ "Regularity in ~ "「時間的な規則性をもつことは、救いの練習における最も望ましい形として、理想的な要求だとは言いがたい」。練習のスケジュールを時間通りにこなしていくことは、幻想世界からの救いを目的とした練習としては、決して理想的な形だとは言いがたい。が、しかし、次の文へ。



It is advantageous, however, for those whose motivation is inconsistent, and who remain heavily defended against learning.

  • advantageous [æ̀dvəntéidʒəs] : 「有利な、都合の良い、好都合な」
  • motivation [mòutəvéiʃən] : 「動機、意欲、自発性、やる気、」
  • inconsistent [ìnkənsístənt] : 「矛盾した、一貫性のない」
  • remain [riméin] : 「依然として〜のままである」
  • heavily [hévili] : 「重く、ひどく、激しく」
  • defend [difénd] : 「守る、防御する」

❖ "It is advantageous ~ "「しかし、時間的な規則性をもつことは、モチベーションに一貫性のない人たちや、学びに対して頑(かたく)なに自己を守ろうとする人たちにとっては、有用である」。要するに、一つの目的に向かって学びを継続させていくとき、訓練されていない心には、時間的な規則性を設けて練習していくことが望ましい、ということ。



7. We will, therefore, keep to the five-minutes-an-hour practice periods for a while, and urge you to omit as few as possible. 

  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って、だから」
  • keep to : 「〜に従う」
  • for a while [hwáil] : 「しばらく、当分、少しの間 」
  • urge [ə́ːrdʒ] : 「促す、要請する、勧める」
  • omit [oumít] : 「除く、除外する、入れない、含めない」
  • few [fjúː] : 「少ない、わずかの、少数の」
  • as A as possible [pάsəbl] : 「できるだけAの」

❖ "We will ~ "「したがって、私たちは、1時間ごとの5分間プラクティスをしばらくの間続けることにし、出来るだけそれを避けないようにと、あなたに促(うなが)す」。



Using the first five minutes of the hour will be particularly helpful, since it imposes firmer structure. 

  • particularly [pərtíkjulərli] : 「特別に、とりわけ、かなりの程度、非常に」
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
  • since [síns] : 「〜なので、〜だから」
  • impose [impóuz] : 「課す、負わす、かける、与える」
  • firm [fə́ːrm] : 「堅い、堅固な、頑丈な、しっかりした」
  • structure [strʌ́ktʃər] : 「構造、骨組み、仕組み、建造物、構造体」

❖ "Using the first ~ "「1時間ごとの最初の5分間を利用することは、とりわけ有益である」。"since it ~ "「なぜなら、そうすることで、より堅固な骨組みを与えるからだ」。日々のエクササイズに時間的な決まりを設けるころで、練習のための組織立てを、その骨組みのレベルで強化出来る。



Do not, however, use your lapses from this schedule as an excuse not to return to it again as soon as you can. 

  • lapse [lǽps] : 「ささいな過ち、過失、横道にそれること」
  • schedule [skédʒuːl] : 「予定、スケジュール、計画、日程」
  • excuse [ikskjúːz] : 「弁解、言い訳、口実、弁明、釈明、理由」
  • return [ritə́ːrn] to : 「〜に帰る、〜戻る、〜帰還する」

❖ "Do not, however ~ "「しかし、このスケジュールから逸脱したことを、出来るだけすぐにスケジュールに再び戻ろうとしない言い分けに使ってはいけない」。時間的なスケジュールを1〜2回守れなかったために、『もう、や〜めた』なんて思ってはいけない。



There may well be a temptation to regard the day as lost because you have already failed to do what is required. 

  • temptation [temptéiʃən] : 「誘惑、衝動、誘惑物」
  • regard [riɡάːrd] : 「見なす、思う、考える」
  • lost [lɔ́st] : 「loseの過去・過去分詞形」
  • lose [lúːz] : 「〜を失う、見失う、喪失する、なくす」
  • already [ɔːlrédi] : 「すでに、とっくに〜済み」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
  • require [rikwáiər] : 「〜を必要とする、求める、〜に要求する」

❖ "There may well ~ "「あなたが、要求されたことを既にし損なったからと言って、その一日を失ったものと見なす誘惑に駆られることは大いにあり得る」。スケジュールを完璧に遂行出来なかったことを理由に、その日はダメだったと結論づけてはいけない。



This should, however, merely be recognized as what it is; a refusal to let your mistake be corrected, and an unwillingness to try again.

  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • refusal [rifjúːzl] : 「拒絶、拒否」
  • mistake [mistéik] : 「ミス、誤り、過ち、思い違い、誤解」
  • correct [kərékt] : 「〜を訂正する、修正する、正す」
  • unwillingness [ʌnwíliŋnis] : 「気が進まないこと、不本意」

❖ "This should ~ "「ただし、単に、ありのままに受け入れるべきだ」。スケジュールを完璧に遂行出来なかったとしても、ただ単に、その事実をありのままに受け入れて、次の練習に備えればいい。その事実とは、"a refusal to ~ "「あなたの過ちを正そうとすることに対する拒絶、そして、もう一度やってみようとする意欲の喪失」。つまり、スケジュールを完璧に遂行出来なかったことの陰に、そういったネガティブな気持ちが潜んでいることを率直に認めればいい。そして、次の練習に備えるのだ。



8. The Holy Spirit is not delayed in His teaching by your mistakes. He can be held back only by your unwillingness to let them go. 

  • delay [diléi] : 「遅れる、〜を遅らせる」
  • hold back : 「抑える、押しとどめる、引き止める」
  • let go : 「放す、手放す、解放する、捨てる、あきらめる」

❖ "The Holy Spirit ~ "「あなたの誤りよって、ホーリー・スピリットがその教えを遅らせるようなことはない」。"He can be ~ "「あなたが誤りを手放そうとしないことだけが、ホーリー・スピリットを押しとどめる」。あなたに過ちを修正しようとする意志がなければ、ホーリー・スピリットはあなたにそのための教えを与えることは出来ない。



Let us therefore be determined, particularly for the next week or so, to be willing to forgive ourselves for our lapses in diligence, and our failures to follow the instructions for practicing the day's idea. 

  • determine [ditə́ːrmin] : 「決定する、決心させる」
  • be determined to : 「〜することを固く決心している、決意している」
  • particularly [pərtíkjulərli] : 「特別に、とりわけ、かなりの程度、非常に」
  • be willing to : 「〜する意思がある、進んで〜する、〜に前向きである」
  • forgive [fərɡív] : 「許す、容赦する、勘弁する」
  • diligence [dílədʒəns] : 「勤勉、不断の努力、熱心さ」
  • failure [féiljər] : 「失敗、不成功」
  • follow [fάlou] : 「〜の後について行く、〜に従う、追随する」
  • instruction [instrʌ́kʃən] : 「指図、指示、命令」 

❖ "Let us therefore ~ "「したがって、特に次の1〜2週間、勤勉さに欠けた私たちを許し、また、今日のテーマの練習の指示に従い損ねたことを許すことにしよう」。怠惰であった自分を責めるのではなく、いたらない自分を許すのだ。



This tolerance for weakness will enable us to overlook it, rather than give it power to delay our learning. 

  • tolerance [tɑ́lərəns] : 「我慢、忍耐 、寛容、容認、寛大」
  • weakness [wíːknis] : 「弱さ、弱いこと、虚弱、脆弱性」
  • enable [enéibl] : 「 〜を可能にする、〜に可能性を与える」
  • overlook [òuvərlúk] : 「見落とす、見て見ぬふりをする」
  • rather than : 「〜よりはむしろ、かえって」
  • delay [diléi] : 「遅れる、〜を遅らせる」

❖ "This tolerance ~ "「弱さに対する寛容は、〜というよりはむしろ、弱さを大目に見ることを可能にしてくれる」。"rather than give ~ "「私たちの学びを遅らせるパワーを弱さに与えてしまうというよりはむしろ、」弱さを大目に見ることを可能にしてくれる。自分の弱さと戦えば、弱さを現実化してしまい、結果的に弱さに力を与えてしまう。逆に、弱さを受け入れて、それを大目に見てやるのだ。弱さは力を失って、やがて消滅してしまう。



If we give it power to do this, we are regarding it as strength, and are confusing strength with weakness.

  • regard [riɡάːrd] : 「見なす、思う、考える」
  • strength [stréŋkθ] : 「力、強さ、体力」
  • confuse [kənfjúːz] : 「混同する、混乱させる、困惑させる」

❖ "If we give ~ "「もし私たちが、弱さに学びを遅らせるようなパワーを与えてしまえば、私たちは弱さを力と見なしてしまい、強さ(力)と弱さを混同してしまうだろう」。お気づきと思うが、弱さをエゴに、強さをホーリー・スピリットに置き換えて文章を読み直しても、完全に意味が通じる。あるいは、弱さを幻想に、強さを実相に置き換えてもいい。



9. When you fail to comply with the requirements of this course, you have merely made a mistake. This calls for correction, and for nothing else. 

  • comply [kəmplái] : 「従う、応じる」
  • comply with : 「〜に従う、〜に応じる、〜に適合する」
  • requirement [rikwáiərmənt] : 「要求されること、必要条件、要件」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • call for : 「〜を必要とする、〜を要求する」

❖ "When you fail ~ "「あなたが、このコースの要求に応じ損ねたなら、それは単に、あなたがミスを犯しているに過ぎない」。"This calls for ~ "「これは、修正を求めているだけであって、それ以外のことを要求してはいない」。ミスを犯したら、それを認めて正せばいいのであって、自分を罰するとか、自己嫌悪に陥るとか、そんなことはすべきではない。



To allow a mistake to continue is to make additional mistakes, based on the first and reinforcing it. 

  • allow [əláu] : 「許す、許可する」
  • continue [kəntínjuː] : 「続く、継続する」
  • additional [ədíʃənl] : 「付加的な、追加の、さらなる」
  • based on : 「〜に基づいている」
  • reinforce [rìːinfɔ́ːrs] : 「強化する、補強する、増強する」

❖ "To allow ~ "「誤りに継続を許すことは、最初の誤りを元にしてそれを強化し、さらなる誤りを付け加えることになる」。誤りを認めて許すのはいいが、それを修正する必要はある。放っておけば、誤りは誤りを生み出し、きりがない。



It is this process that must be laid aside, for it is but another way in which you would defend illusions against the truth.

  • laid [léid] : 「layの過去・過去分詞形」
  • lay aside : 「のけておく、しまっておく、捨てる、放棄する」
  • defend [difénd] : 「守る、防御する」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」

❖ "It is this ~ "強調構文、「捨て去ってしまわなくてはいけないのが、こういうプロセスである」。誤りを放置して、さらなる誤りを生み出すというプロセスは回避しなくてはならない。"for it is but ~ "「なぜならそれは、あなたが真実に対抗して幻想を守ろうとする、また別のやり方に過ぎないからだ」。誤りを放置して、さらなる誤りを重ねることは、幻想を増殖させることにつながる。



10. Let all these errors go by recognizing them for what they are. 

  • let go : 「放す、手放す、解放する、捨てる、あきらめる」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • for what it is : 「あるがままに、そのままの姿で」

❖ "Let all these ~ "「これらすべての間違いをあるがままに認識して、手放してしまおう」。



They are attempts to keep you unaware you are one Self, united with your Creator, at one with every aspect of creation, and limitless in power and in peace. 

  • attempt [ətémpt] : 「試み、企て」
  • keep [kíːp] : 「保つ、〜の状態にしておく」
  • unaware [ʌ̀nəwέər] : 「無意識の、気付かない、知らない」
  • unite with : 「〜と一緒になる、〜と結合する、〜と合体する」
  • creator [kriéitər] : 「創造者、創作者、創設者」
  • at one with : 「〜と一体になって、〜と気持ちが一つになって」
  • aspect [ǽspekt] : 「局面、状況、側面、特徴」
  • limitless [límitlis] : 「制限のない、無限の、果てしなく広い」

❖ "They are attempts ~ "「それは、あなたが本当の自分自身に気付かないようにしておく企てである」。誤りを引きずったまま生きて行くことは、あなたが神の子であることに気付かないようにしておこうという、エゴの企てである。"united with your ~ "「本当のあなたは、あなたの創造主である神と結びついており、創造されたもののあらゆる側面と一体であり、パワーや平和に関して制限されることはない」。『創造されたもののあらゆる側面と一体である』とは、神が創造した真実、たとえば、愛であり喜びであり、美、光、等々と、あなたは一体である、ということ。



This is the truth, and nothing else is true. Today we will affirm this truth again, and try to reach the place in you in which there is no doubt that only this is true.

  • affirm [əfə́ːrm] : 「断言する、肯定する、確約する 」
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
  • doubt [dáut] : 「疑い、疑念、疑惑、懸念、心配、不安」

❖ "This is the truth ~ "「これは真実であって、その他は真実ではない」。"Today we will ~ "「今日、私たちは、この真実を再び断言する」。"and try to ~ "「そして、このことだけが真実であると疑うことのないあなたの心の中の平和に到達するように努めよう」。



11. Begin the practice periods today with this assurance, offered to your mind with all the certainty that you can give:

        I am one Self, united with my Creator, at one with every 
        aspect of creation, and limitless in power and in peace.

  • begin [biɡín] : 「〜を始める、〜するようになる」
  • assurance [əʃúərəns] : 「断言すること、確実さ、自信、確信」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる、〜を提供する、〜を勧める」
  • certainty [sə́ːrtnti] : 「確実、確実性、間違いないこと」

❖ "Begin the practice ~ "「次のような確信をもって、今日の練習を始めなさい」。意訳する、"offered to your ~ "「あなたは確実に心に確信を与えることが出来るのだと、心に伝えるのである」。"I am one ~ "「私は単一の自己であり、私を創造した神と結ばれており、創造されたもののあらゆる側面と一体であって、パワーや平和に関して制限されることはない」。



Then close your eyes and tell yourself again, slowly and thoughtfully, attempting to allow the meaning of the words to sink into your mind, replacing false ideas:

        I am one Self.

  • thoughtfully [θɔ́ːtfəli] : 「考え深く、思慮深く、心を尽くして」
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • allow [əláu] : 「許す、許可する」
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、意図、真意」
  • sink [síŋk] : 「沈む、徐々に下がる、落ち込む、沈没する」
  • replace [ripléis] : 「〜に取って代る、〜を交換する、置き換える」
  • false [fɔ́ːls] : 「正しくない、誤った、うその、虚偽の、偽の」

❖ "Then close your ~ "「その後、目を閉じて、再びあなた自身に向かって、ゆっくりと、心を尽くして言い聞かせなさい」。"attempting to allow ~ "「言葉の真意があなたの心の中に沈み込んで行くのを許す試みを行い、誤った思いと置き換えるのである」。"I am one ~ "「私は、(神が創造したままの)単一の自己である」。この言葉を、心の奥深くに沈めて行く。そして、自分が神から分離して神と無縁になってしまったという誤った思いと置き換えるのだ。



Repeat this several times, and then attempt to feel the meaning that the words convey.

  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • several [sévərəl] : 「数個の、いくつかの」
  • feel [fíːl] : 「感じがする、感じる」
  • convey [kənvéi] : 「運ぶ、伝達する、伝える」

❖ "Repeat this ~ "「これを数回繰り返し述べ、その後、この言葉が伝えようとする意味を感じ取ろうと試みなさい」。



12. You are one Self, united and secure in light and joy and peace. 

  • secure [sikjúər] : 「不安のない、恐れる必要のない、安全な、しっかりした」
  • joy [dʒɔ́i] : 「喜び、歓喜」

❖ "You are one ~ "「あなたは単一の自己であり、光と喜びと平和のうちに結ばれ安全である」。



You are God's Son, one Self, with one Creator and one goal; to bring awareness of this oneness to all minds, that true creation may extend the allness and the unity of God. 

  • goal [ɡóul] : 「目標、目的地、目的、目指すもの」
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
  • oneness [wʌ́nnis] : 「単一性、同一性」
  • extend [iksténd] : 「広げる、伸ばす、拡張する、拡大する」
  • allness [ɔ́ːlnis] : 「普遍性、完璧、十全」
  • unity [júːnəti] : 「単一性、一つである状態、調和、結合体」

❖ "You are God's Son ~ "「あなたは神の子、単一の自己であり、単一の創造主と単一の目標をもっている」。"to bring awareness ~ "「それは、この単一性の認識をすべての心にもたらすことである」。"that true creation ~ "「そうすれば、真に創造されたものは、すべてであることと、そして神との一体性を拡張することが出来るだろう」。神の子は神から分離し、単一の神の子は分裂して多数の自己を作り出し、その一つ一つの自己は心をエゴとホーリー・スピリットの二つに分裂させた。しかし、このすべてが幻想である。あなたは神と一つであり、他者と自他一如であり、心もまたホーリー・スピリットを中心にして一つである。したがって、神によって創造されたものは、一つであると同時にすべて(allness)であり、そのすべてが永遠に神とともに 拡張増大していくのである。



You are one Self, complete and healed and whole, with power to lift the veil of darkness from the world, and let the light in you come through to teach the world the truth about yourself.

  • complete [kəmplíːt] : 「全部そろった、完全な、全部の」
  • heal [híːl] : 「癒やす、救う、治す、治癒する、治療する」
  • whole [hóul] : 「すべてを含んだ、欠けたものがない」
  • lift [líft] : 「解除する、取り除く、撤廃する」
  • veil [véil] : 「ベール、覆い隠すもの」
  • darkness [dάːrknis] : 「暗がり、暗闇」
  • come through : 「通り抜ける、通り過ぎる、突き抜ける」

❖ "You are one ~ "「あなたは単一の自己であり、完璧で、癒やされていて、欠けるものはない」。"with power ~ "「闇のベールを世界から取り除くパワーをもっており、あなた自身の真実を世界に教えるために、あなたの心の中の光を放つのである」。『あなた自身の真実』とは、もちろん、あなたが完全完璧な、そして単一の神の子であるということ。それは同時に、他者も神の子として単一の存在なのだと知らしめることになる。その真実の光を、あなたの心から世界へと解き放つのだ。



13. You are one Self, in perfect harmony with all there is, and all that there will be. 

  • harmony [hάːrməni] : 「調和、ハーモニー」

❖ "You are one ~ "「あなたは単一の自己であって、存在するものすべてと、そして存在するであろうすべてと完璧に調和している」。実相的に実在する真実すべてと、また拡張増大される真実すべてと、あなたは一体である、ということ。



You are one Self, the holy Son of God, united with your brothers in that Self; united with your Father in His Will. 

  • holy [hóuli] : 「神聖な、聖なる」
  • will [wíl] : 「意志、意欲、願望」

❖ "You are one ~ "意訳する、「あなたは単一の自己、神聖な神の子であり、本当の自己をもつ者として同胞と結ばれており、神の意志をもつことで父なる神と結ばれている」。



Feel this one Self in you, and let It shine away all your illusions and your doubts. 

  • feel [fíːl] : 「感じがする、感じる」
  • shine [ʃáin] : 「輝く、光る」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
  • doubt [dáut] : 「疑い、疑念、疑惑、懸念、心配、不安」

❖ "Feel this one ~ "「あなたの心の中に、この単一の自己を感じなさい」。"and let It ~ "意訳する、「そして、この自己を真実の光で照らし出し、あなたのあらゆる幻想、疑いを追い出しなさい」。



This is your Self, the Son of God Himself, sinless as Its Creator, with His strength within you and His Love forever yours. 

  • sinlessness [sínlisnis] : 「罪のないこと、無辜」
  • creator [kriéitər] : 「創造者、創作者、創設者」
  • strength [stréŋkθ] : 「力、強さ、体力」
  • within [wiðín] : 「〜の中に、〜の内側に」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」

❖ "This is your ~ "「これこそがあなた自身、神自身の神の子、創造主と同様に無辜(むこ)であり、あなたの心の中には神の力があり、神の愛は永遠にあなたのものである」。



You are one Self, and it is given you to feel this Self within you, and to cast all your illusions out of the one Mind that is this Self, the holy truth in you.

  • given [ɡívən] : 「giveの過去分詞形」
  • cast [kǽst] : 「〜を投げる、投じる」

❖ "You are one ~ "「あなたは単一の自己、そしてその自己は、あなたがこの自己をあなたの心の中に感じられるように、また、この自己そのものであり、あなたの心の中の神聖な真実である単一の心からあなたのあらゆる幻想を追い出すために、あなたに与えられた自己なのだ」。



14. Do not forget today. We need your help; your little part in bringing happiness to all the world. 

  • forget [fərɡét] : 「〜を忘れる、〜を思い出せない」
  • part [pάːrt] : 「役割、責任、義務」
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」

❖ "Do not ~ "「今日は、忘れないようにしなさい」。"We need your ~ "「私たちはあなたの手助けが必要だ」。"your little ~ "意訳する、「それは、この世界のすべてに幸せをもたらすために必要な、あなたのささやかな役割なのだ」。今日一日忘れないということが、あなたのささやかな役割だということ。そのささやかな仕事が、世界の幸せにつながるのである。



And Heaven looks to you in confidence that you will try today. Share, then, its surety, for it is yours. 

  • heaven [hévən] : 「天国、神、天」
  • look to : 「〜に目を向ける、〜に注意を向ける」
  • confidence [kάnfədəns] : 「信頼、信用、信任、確かさ、確信、自信」
  • share in : 「〜を分かち合う、〜を共有する」
  • surety [ʃúərəti] : 「自信、疑いのないこと、保証」

❖ "And Heaven ~ "「そして、天の王国は、今日、あなたがやってくれるだろうと確信して、あなたに注意を向けている」。"Share, then ~ "「ならば、その確信を分かち合いなさい」。"for it is ~ "「なぜなら、その確信はあなたの確信でもあるのだから」。天の王国に住まう神は、あなたがあなたの役割を果たしてくれると確信している。あなたは神の意志を分かち合っているように、神の確信も分かち合っている。だから、あなたは確信をもって自分の役割に専念すればいいのだ。



Be vigilant. Do not forget today. Throughout the day do not forget your goal. 

  • vigilant [vídʒələnt] : 「油断がない、用心深い、慎重な」
  • throughout [θruːáut] : 「〜の間中、〜の初めから終わりまで」
  • goal [ɡóul] : 「目標、目的地、目的、目指すもの」

❖ "Be vigilant"「油断なく慎重に」。"Do not forget ~ "「今日は忘れないように」。"Throughout the day ~ "「一日を通して、あなたの目標を忘れないように」。あなたのささやかな役割である。



Repeat today's idea as frequently as possible, and understand each time you do so, someone hears the voice of hope, the stirring of the truth within his mind, the gentle rustling of the wings of peace.

  • frequently [fríːkwəntli] : 「頻繁に、しばしば、たびたび」
  • as A as possible [pάsəbl] : 「できるだけAの」
  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、分かる、把握する」
  • stirring [stə́ːriŋ] : 「湧き起こること、芽生え,、萌芽」
  • within [wiðín] : 「〜の中の、〜の内側の」
  • gentle [dʒéntl] : 「優しい、寛大な、穏やかな」
  • rustling [rʌ́sliŋ] : 「サラサラいう音、カサカサという音」
  • wing [wíŋ] : 「翼、羽根」

❖ "Repeat today's ~ "「出来るだけ頻繁に今日のテーマを繰り返し述べ、あなたがそうする度に、誰かが希望の声を聞き、心の中に真実がわき上がり、平和の翼が優しい音を立てるのだと、理解しなさい」。



15. Your own acknowledgment you are one Self, united with your Father, is a call to all the world to be at one with you. 

  • acknowledgment [æknάlidʒmənt] : 「承認、同意、認識、認知」
  • call [kɔ́ːl] : 「叫び声」

❖ "Your own ~ "「あなたが、単一の自己であって、父なる神と結ばれていると認識することは、世界のすべてがあなたと一つであるように、という呼びかけである」。



To everyone you meet today, be sure to give the promise of today's idea and tell him this:

        You are one Self with me, united with our Creator 
        in this Self. I honor you because of What I am, and 
        What He is, Who loves us both as one.

  • meet [míːt] : 「〜に会う、〜と会合する、〜と接触する」
  • sure to do : 「必ず〜する、〜すると確信している」
  • promise [prάmis] : 「約束、契約、約束したこと」
  • honor [άnər] : 「〜に敬意を払う、尊敬する」

both [bóuθ] : 「両方、双方、両者」
❖ "To everyone ~ "「今日、あなたが出会う人たちすべてに対して、今日のテーマが約束していることを必ず与え、次のように言いなさい」。"You are one ~ "意訳する、「あなたは、私とともに単一の自己であり、本当の自己をもつ者同士として、私たちの創造主と結びついている」。"I honor you ~ "意訳する、「真実の私、そして、私たちを一つとして供に愛してくれる真実の神ゆえに、私はあなたを敬おう」。神は愛の延長上に神の子を創造した。あなたが、その単一の神の子であると気付いた今、他者もまた神の愛する神の子であると知ったのだ。自分と同じ神の子である他者に敬意を表せずして、何としよう。
 
 
 




W-pI.94.1:1 ~ W-pI.94.5:9

Lesson 94



I am as God created me.

  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」

❖ "I am as ~ "「私は、神が私を創造したままの自分である」。あなたは、神が神の延長上に創造した神の子であって、完全に無辜(むこ)であり、完全に純粋である。神から分離した今のあなたは、そのことを忘れているだけだ。



1. Today we continue with the one idea which brings complete salvation; the one statement which makes all forms of temptation powerless; the one thought which renders the ego silent and entirely undone. 

  • continue [kəntínjuː] : 「〜を続ける、継続する」
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
  • complete [kəmplíːt] : 「全部そろった、完全な、全部の」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • statement [stéitmənt] : 「発言、意見、声明、陳述、供述」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • temptation [temptéiʃən] : 「誘惑、衝動、誘惑物」
  • powerless [páuərlis] : 「無力な、非力な」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • render [réndər] : 「〜を〜にならしめる、〜にする、makeと同じ」
  • silently [sáiləntli] : 「静かに、黙って、無言で」
  • entirely [entáiərli] : 「全く、完全に、全体に、ひたすら、もっぱら」
  • undone [ʌndʌ́n] : 「undoの過去分詞形」
  • undo [ʌndú] : 「元どおりにする、取り消す」

❖ "Today we continue ~ "「今日、私たちは、完璧な救いをもたらしてくれる一つの考え方を引き続き扱う」。"the one statement ~ "「それは、あらゆる形の誘惑を骨抜きにしてしまう一つの宣言であり、」"he one thought ~ "「エゴを黙らせ、すべてを取り消しにしてしまう一つの思いである」。エゴはあなたを幻想の中に留めおくために、誘惑の限りを尽くす。その悪夢から抜け出さなくてはいけない。しかし、エゴと戦ってはいけない。戦えばエゴを現実化させてしまうからだ。そうではなく、エゴの主導する悪夢は、あなたがでっち上げた幻想であると見抜くのだ。神が創造したままの本当のあなたに回帰すればいいのである。今日のテーマはその一点に尽きる。




You are as God created you. The sounds of this world are still, the sights of this world disappear, and all the thoughts that this world ever held are wiped away forever by this one idea. Here is salvation accomplished. Here is sanity restored.

  • sound [sáund] : 「音、物音、響き、声」
  • still [stíl] : 「静かな、穏やかな、平穏な、平静な」
  • sight [sáit] : 「視力、視覚、視野、視界、景色、眺め」
  • disappear [dìsəpíər] : 「存在しなくなる、なくなる、消滅する」
  • held [héld] : 「holdの過去形」
  • hold [hóuld] : 「維持する、保持する、持続する」
  • wipe [wáip] : 「〜を拭く、ぬぐう、拭き取る、一掃する」
  • wipe away : 「〜を拭き取る、〜を取り除く」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
  • accomplish [əkάmpliʃ] : 「成し遂げる、遂行する、果たす、成就する」
  • sanity [sǽnəti] : 「正気、健全さ」
  • restore [ristɔ́ːr] : 「〜を元の状態に戻す、回復させる、修復する」

❖ "You are as ~ "「あなたは、神があなたを創造したままのあなたである」。この事実に目覚めれば、"The sounds of ~ "「この世界の喧噪は静まり、この世の光景も消え去る」。"and all the thoughts ~ "「そして、このたった一つの考え方によって、この世界がずっと保持してきたあらゆる考え方は永遠に一掃される」。この世界が保持してきた考え方とは、いわゆるエゴの思考システムが生み出すあらゆる考え方のことである。肉体的に知覚出来るものだけが実在のすべてであり、この弱肉強食の世界こそが現実であるとする考え方だ。その世界で生き残ることこそ生きる目的であり、得るためには奪い、殺される前に殺し、他者を圧倒的に制して支配することが目的とされる。しかし、そのすべては幻想である。なぜなら、神はあなたをそのようには創造しなかったからだ。神が意志しないあなたは存在出来ない。神が意志し、創造したままのあなただけが実在可能なのだ。"Here is salvation ~ "「ここに救いは達成される」。"Here is sanity ~ "「ここに正気さが取り戻されるのである」。



2. True light is strength, and strength is sinlessness. If you remain as God created you, you must be strong and light must be in you. 

  • strength [stréŋkθ] : 「力、強さ、体力」
  • sinlessness [sínlisnis] : 「罪のないこと、無辜」
  • remain [riméin] : 「依然として〜のままである、相変わらず〜である」
  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」

❖ "True light is ~ "「真実なる光は力(強さ)であり、力は無辜(むこ)なることだ」。神はあなたを完全な無辜として創造した。だから、幻想の罪の意識などに無辜なるあなたが負けるわけがない。あなたは幻想に対して完全な力を有している。それが本当の強さである。それは真実であり、真実は光を放ってあなたのヴィジョンを彩る。"If you remain ~ "「あなたが、神があなたを創造したままであり続けるなら、あなたは強く、光はあなたの心の中に存在するに違いない」。



He Who ensured your sinlessness must be the guarantee of strength and light as well. You are as God created you. 

  • ensure [inʃúər] : 「〜を確かにする、確実にする、保証する」
  • guarantee [gæ̀rəntíː] : 「保証、保証書、保証契約、保証人 」

❖ "He Who ensured ~ "「あなたの無辜性を確実にしてくれる神は、力と光も同様に確実にしてくれる保証人である」。"You are as ~ "「あなたは、神があなたを創造したままのあなたである」。



Darkness cannot obscure the glory of God's Son. You stand in light, strong in the sinlessness in which you were created, and in which you will remain throughout eternity.

  • darkness [dάːrknis] : 「暗がり、暗闇」
  • obscure [əbskjúər] : 「〜を曖昧にする、見えなくする」
  • glory [ɡlɔ́ːri] : 「栄光、称賛、名誉、誇り、荘厳」
  • throughout [θruːáut] : 「初めから終わりまで、〜の至るところに」
  • eternity [itə́ːrnəti] : 「永遠、無限」

❖ "Darkness cannot ~ "「闇は、神の子の栄光をかき消すことなど出来ない」。闇とは、幻想、虚偽、エゴのこと。栄光とは、神の子であるあなたが放つ真実の光。"You stand ~ "「あなたは光の中に立ち、あなたが創造されたままの無辜性の中あって、あなたは強い」。"and in which ~ "「そしてあなたは、無辜性の中に、いつまでも、永遠に留まるだろう」。



3. Today we will again devote the first five minutes of each waking hour to the attempt to feel the truth in you. 

  • devote [divóut] : 「充てる、向ける、ささげる、専念させる」
  • wake [wéik] : 「目が覚める、眼を覚ます」
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • feel [fíːl] : 「感じがする、感じる」

❖ "Today we will ~ "「今日も再び、起きている間の1時間ごとに最初の5分間を、あなたの心の中に真実を実感する試みのために充てる」。



Begin these times of searching with these words:

        I am as God created me. 
        I am His Son eternally.

  • begin [biɡín] : 「〜を始める、〜に取り掛かる、着手する」
  • search [sə́ːrtʃ] : 「探す、捜索する、探査する」
  • eternally [itə́ːrnli] : 「永久に、絶えず、変わることなく、永遠に」

❖ "Begin these ~ "「(5分間の真実を)探査する時間を、次の言葉で始めなさい」。"I am as God ~ "「私は、神が私を創造したままの自分である」。"I am His ~ "「私は永遠に、神の子であり続ける」。



Now try to reach the Son of God in you. This is the Self that never sinned, nor made an image to replace reality. 

  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
  • sin [sín] : 「罪を犯す」
  • replace [ripléis] : 「〜に取って代る、〜を交換する、置き換える」
  • reality [riǽləti] : 「現実性、実在性、現実のこと」

❖ "Now try to reach ~ "「今こそ、あなたの心の中の神の子に達するように努めなさい」。心の中の神の子とは、本当のあなた自身。あなたは今こそ、本当の自分自身に出会うのである。"This is the Self ~ "「これは、決して罪を犯したことのない自分であり、実相を置き換えるためにイメージを作ったりしなかった自分である」。あなたの心の中の本当の自分は神の子であって、決して罪を犯したこともないし、実在する真実の代わりに、幻想をでっち上げたりしたこともない。罪を犯したと信じ、勝手な幻想をイメージしているのはあなたの心を支配しているエゴである。



This is the Self that never left Its home in God to walk the world uncertainly. 

  • left [léft] : 「leaveの過去・過去分詞形」
  • leave [líːv] : 「 〜から離れる、〜から撤退する、〜と別れる」
  • uncertainly [ʌ̀nsə́ːrtnli] : 「不確実に」

❖ "This is the Self ~ "「これは、不確実な心を抱いて世界をうろつくこうとして、神の中にある生家を離れたりしたこのとのない自分である」。あなたは神から分離してこの世界に生きていると思っているが、それは夢である。あなたは神の元を一歩たりとも離れたことはなく、そここそがあなたの生まれ育った家なのだ。



This is the Self that knows no fear, nor could conceive of loss or suffering or death.

  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、懸念、心配、不安」
  • conceive [kənsíːv] of :「〜を考え出す、〜を想像する、〜を心に描く」
  • loss [lɔ́s] : 「失うこと、喪失、紛失」
  • suffering [sʌ́(əriŋ] : 「苦しむこと、苦しみ、苦痛、苦難」
  • death [déθ] : 「死、死亡」

❖ "This is the Self ~ "「これは、恐れを知らない自分であり、喪失や死の苦しみを味わうことのない自分である」。



4. Nothing is required of you to reach this goal except to lay all idols and self- images aside; go past the list of attributes, both good and bad, you have ascribed to yourself; and wait in silent expectancy for the truth. 

  • require [rikwáiər] : 「〜を必要とする、求める、〜に要求する」
  • goal [ɡóul] : 「目標、目的地、目的、目指すもの」
  • except [iksépt] : 「ただし、〜ということを除いて」
  • lay aside : 「のけておく、しまっておく、捨てる、放棄する」
  • idol [áidl] : 「偶像、崇拝の対象、虚像、幻想」
  • past [pǽst] : 「〜のそばを過ぎて、〜を過ぎ去って」
  • list [líst] : 「リスト、一覧表、表、目録、羅列」
  • attribute [ǽtribjùːt] : 「属性、特質、特性、性格」
  • ascribe [əskráib] : 「ものとみなす、帰する、せいにする」
  • wait for : 「〜を待つ」
  • silent [sáilənt] : 「静かな、無言の」
  • expectancy [ikspéktənsi] : 「期待、予期」

❖ "Nothing is required ~ "「この目標に到達するために、〜を除いて、あなたは何一つ要求されてはいない」。"except to lay ~ "「あらゆる偶像と自己イメージを脇にどけ、あなたがあなた自身だと見なしている属性、良いものも悪いものも含めて、その属性の一覧表に目もくれないこと、そして、真実を静かに期待して待つこと」を除いて、あなたは何一つ要求されてはいない。しかし、実は、これが一番難しい。とは言え、これをやり抜くことが真実へ至る一番の近道なのだ。



God has Himself promised that it will be revealed to all who ask for it. You are asking now. You cannot fail because He cannot fail.

  • promise [prάmis] : 「〜を約束する」
  • reveal [rivíːl] : 「見せる、公開する、明らかにする、啓示する」
  • ask for : 「〜を求める、〜を要求する」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」

❖ "God has Himself ~ "「神自身が、真実を求める者たちすべてに対して、それが明らかにされるのだと約束した」。『求めよさらば与えられん(マタイ福音書7章)』という言葉は、神の約束である。"You cannot ~ "「神は約束を破るはずはないので、あなたは失敗するはずがない」。あなたが真実を求め続ける限り、あなたは必ず真実を得ることが出来る。神の名において、それは保証されている。



5. If you do not meet the requirement of practicing for the first five minutes of every hour, at least remind yourself hourly:

        I am as God created me. 
        I am His Son eternally.

  • meet [míːt] : 「〜に応じる、〜に対処する」
  • requirement [rikwáiərmənt] : 「要求されること、必要条件、要件」
  • at least : 「少なくとも、最少に見ても」
  • remind [rimáind] : 「〜に思い出させる、〜に気付かせる」
  • hourly [áuərli] : 「1時間ごとに、時間ごとに、毎時、絶えず」

❖ "If you do ~ "「もしあなたが、1時間ごとの最初の5分を練習に充てるという要求に応じられないなら、少なくとも、1時間ごとにあなた自身に次のことを思い起こさせるようにしなさい」。"I am as ~ "「私は、神が私を創造したままの自分である」。"I am His ~ "「私は永遠に、神の子であり続ける」。



Tell yourself frequently today that you are as God created you. And be sure to respond to anyone who seems to irritate you with these words:

        You are as God created you. 
        You are His Son eternally.

  • frequently [fríːkwəntli] : 「頻繁に、しばしば、たびたび」
  • sure [ʃúər] : 「確信して、固く信じている、きっと(〜する)」
  • respond [rispɑ́nd] : 「反応する、対応する」
  • irritate [írətèit] : 「苛立たせる、じらす、怒らせる、刺激する」

❖ "Tell yourself ~ "「今日はあなたに自身に向かって、あなたが、神が創造したままのあなたであると、頻繁に言いなさい」。"And be sure ~ "「そして、あなたを苛(いら)つかせるような人に対しては、必ず次の言葉をもって対応しなさい」。"You are as ~ "「あなたは、神があなたを創造したままのあなたである」。"You are His ~ "「あなたは永遠に、神の子であり続ける」。



Make every effort to do the hourly exercises today. Each one you do will be a giant stride toward your release, and a milestone in learning the thought system which this course sets forth.

  • make every effort : 「あらゆる努力をする、一生懸命努力する」
  • giant [dʒáiənt] : 「巨大な、非凡な」
  • stride [stráid] : 「歩み、歩幅、進歩、発展」
  • toward [təwɔ́ːd] : 「〜の方へ、〜に向かって」
  • release [rilíːs] : 「救出、解放」
  • milestone [máilstoun] : 「道しるべ、画期的な出来事」
  • set forth [fɔ́ːrθ] : 「説明する、表明する」

❖ "Make every ~ "「今日は、1時間ごとのエクササイズを必ずやるように努力しなさい」。"Each one you ~ "「あなたが行うエクササイズの一つ一つは、あなたの解放に向かう大きな一歩であり、このコース(ACIM)が述べている思考システムを学ぶ上での道標となるであろう」。エゴの思考システムを捨て、ホーリー・スピリットの思考システムを得るためには、こつこつと練習を積まなくてはならない。その先に、幻想からの解放が待ち構えている。あなたの努力は無駄にはならない。なぜなら、それは、神が保証しているからだ。
 
 
 



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