●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.90.1:1 ~ W-pI.90.4:4

Lesson 90 



Review of Lessons 79 - 80


For this review we will use these ideas:
今日の復習のために、次のものの見方を用いよう

1. Let me recognize the problem so it can be solved. (解決出来るように、問題をしっかり認識しよう)
Let me realize today that the problem is always some form of grievance that I would cherish. 
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • problem [prάbləm] : 「問題、課題、困難な状況」
  • solve [sάlv] : 「解く、解決する」
  • realize [ríːəlàiz] : 「〜に気が付く、悟る、自覚する、実感する」
  • always [ɔ́ːlweiz] : 「いつも、以前からずっと、常にいつでも」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • grievance [ɡríːvəns] : 「不平のもと、苦情の原因、立腹」
  • cherish [tʃériʃ] : 「〜を大事にする、〜を大切にする、可愛がる」
❖ "Let me realize ~ "「今日、私は、問題はいつも、私が大事にしている不平のある種の形をとるものだと認識しよう」。物や人も含め、ある環境や状況に対して不平を抱き腹を立てることに慣れ親しんでいることが、あらゆる問題の根底にある。幻想に埋没し目覚めを拒んでいることが問題を生み出しているのだ。



Let me also understand that the solution is always a miracle with which I let the grievance be replaced. 
  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、分かる、把握する」
  • solution [səlúːʃən] : 「解、解答 、解決法、解決策」
  • replace [ripléis] : 「〜に取って代る、〜を交換する、置き換える」
❖ "Let me also ~ "「また、解決策は常に、不平と置き換えようと思う奇跡であることを理解しよう」。不平を奇跡で置き換えることこそが、問題の解決策である。奇跡とは、真実の具現化、つまり、真実をヴィジョンをもってしっかり認識することである。



Today I would remember the simplicity of salvation by reinforcing the lesson that there is one problem and one solution. 
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • simplicity [simplísəti] : 「単純、簡単、平易、容易、簡素、質素」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • reinforce [rìːinfɔ́ːrs] : 「強化する、補強する、増強する」
❖ "Today I would ~ "「今日、私は、問題も一つなら解決策も一つだというレッスンを強化することで、救いは簡単なのだと思い出したいと思う」。幻想に埋没して不平を抱いていることが唯一の問題。奇跡によるヴィジョンによって、真実を見極めることが唯一の解決策。要するに、幻想から実相へ目覚めることが救いの根幹である。実にシンプルなことなのだ。



The problem is a grievance; the solution is a miracle. And I invite the solution to come to me through my forgiveness of the grievance, and my welcome of the miracle that takes its place.
  • invite [inváit] : 「招待する、招く、〜を勧誘する、勧める」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し、容赦、寛容」
  • welcome [wélkəm] : 「歓迎、歓待」
  • take one's place : 「〜の代わりをする、〜と交代する、地位を占める」
❖ "The problem ~ "「問題は不平、解決策は奇跡」。"And I invite ~ "「私が不平を赦すこと、そして、不平に置き換わる奇跡を歓迎することを通して、解決策が私にやって来るようにしよう」。不平を赦すとは、不平が幻想であると認識し、受け入れて赦し、消滅させること。幻想が消滅すれば、奇跡が現れる。実にシンプルな道理である。



2. Specific applications of this idea might be in these forms:

        This presents a problem to me which I would have resolved. 
        The miracle behind this grievance will resolve it for me. 
        The answer to this problem is the miracle that it conceals.
  • specific [spisífik] : 「具体的な、詳しい、明確な」
  • application [æ̀pləkéiʃən] : 「適用、応用、活用、利用、充当」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • present [préznt] : 「渡す、提示する、伝える、述べる」
  • resolve [rizάlv] : 「解決する、解消する、決心する、決意する」
  • behind [biháind] : 「〜の後ろに、後方に、〜の裏側に、〜の陰に」
  • answer [ǽnsər] : 「答え、回答、返事、応答」
  • conceal [kənsíːl] : 「隠す、隠匿する、秘密にする」
❖ "Specific applications ~ "「このテーマを具体的に適用するには、次の形がいいだろう」。"This presents ~ "「この状況は私に問題を投げかけているが、私はそれを解決したいと思う」。"The miracle behind ~ "「この不平の背後にある奇跡が、私のためにそれを解決してくれるはずだ」。"The answer to ~ "「この問題に対する答えは奇跡であるが、その問題が奇跡を隠している」。問題の幻想的側面ばかりに目が行って、その背後に隠されている奇跡という答えが見えてこない。



3. Let me recognize my problems have been solved. (私の問題は解決されたのだと受け入れよう)
I seem to have problems only because I am misusing time. I believe that the problem comes first, and time must elapse before it can be worked out. 
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • misuse [misjúːz] : 「誤用する、悪用する、乱用する」
  • believe [bilíːv] : 「信じる、確信する、信頼する」
  • first [fə́ːrst] : 「初めて、最初に、一番目に」
  • elapse [ilǽps] : 「経過する、過ぎ去る」
  • work out : 「何とか解決する、うまくいく、いい結果が出る」
❖ "I seem to have ~ "「時間を誤って使っているから、問題があるように見えるのだ」。"I believe that ~ "「私は、問題が初めに発生し、それが解決されるには時間が経過しなくてはならないと信じている」。時間の存在する幻想世界の因果律と同じように、問題が先にあって、時間を経過した後に問題の解決があると信じている。



I do not see the problem and the answer as simultaneous in their occurrence. 
  • simultaneous [sàiməltéiniəs] : 「同時に起こる」
  • occurrence [əkə́ːrəns] : 「発生、事件、出来事」
❖ "I do not see ~ "「私は、問題と答えが同時に発生するとは見ていない」。これが、幻想的なものの見方である。しかし、実相世界は時間の存在しない世界であるから、本当は問題と答えは同時に発生する。夜見る夢を考えればいい。夢の中で、あなたの無意識が何かの問題を抱えたとしよう。その無意識は、問題を作り出したと同時に、その解決策をも作り出している。そのシナリオを夢の中でドラマ化して、時間を軸にして演じているだけなのだ。解決策は、もちろん、その夢から覚めることである。



That is because I do not yet realize that God has placed the answer together with the problem, so that they cannot be separated by time. 
  • place [pléis] : 「〜を置く、設置する」
  • together [təɡéðər] : 「一緒に、共に、同時に」
  • so that : 「〜できるように、〜するために、その結果」
  • separate [sépərèit] : 「離す、分ける、分離する、分解する」
❖ "That is because ~ "「それは、私がまだthat以下に気付いていないからなのだ」。"that God has ~ "「神が答えを問題と一緒に置いてくれたおかげで、問題と答えが時間によって切り離されたりしないこと」に気付いていないからなのだ。問題を抱えたとき、それは夢の中の出来事なのだから、すぐ目を覚ましなさい、というのが神の答え。構造は恐れと同じである。あなたが夢に恐ろしいモンスターを見たなら、その恐れの唯一の解決策は、モンスターと戦うことではなく、夢から覚めることなのだ。恐れを抱いた時点で、その解決策はすでに与えられている。



The Holy Spirit will teach me this, if I will let Him. And I will understand it is impossible that I could have a problem which has not been solved already.
  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、分かる、把握する」
  • impossible [impάsəbl] : 「不可能な、とてもあり得ない、できない」
  • already [ɔːlrédi] : 「すでに、とっくに〜済み」
❖ "The Holy Spirit ~ "「もし私がホーリー・スピリットに委ねるなら、ホーリー・スピリットはこのことを私に教えてくれるだろう」。"And I will ~ "「そうすれば、すでに解決済みではない問題を抱えることなど不可能なのだと、私は理解することになろう」。簡単に言えば、実相的には問題はどこにも存在しない。問題を抱えた時点で、あなたは幻想を抱いている、ということである。あなたが問題を抱えて苦しんだなら、あなたは夢を見ているのだ。



4. These forms of the idea will be useful for specific applications:

        I need not wait for this to be resolved.
        The answer to this problem is already given me, 
        if I will accept it.
        Time cannot separate this problem from its solution.
  • useful [júːsfəl] : 「役立つ、便利な、有益な、価値ある」
  • wait for : 「〜を待つ」
  • given [ɡívən] : 「giveの過去分詞形」
  • accept [æksépt] : 「承認する、認める、容認する、受け入れる」
  • solution [səlúːʃən] : 「解、解答 、解決法、解決策」
❖ "These forms of ~ "「具体的な適用のためには、このテーマに対する次の形が有用であろう」。"I need not ~ "「この状況が解決されるのを待つ必要はない」。"The answer to ~ "「この問題に対する答えは、すでに私に与えられている、それを受け入れることが出来ればの話だが」。"Time cannot ~ "「時間は、この問題をその解決策から切り離すことは出来ない」。
 
 
 




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