●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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W-pI.83.1:1 ~ W-pI.83.4:4


Lesson 83 



Review of Lessons 65 - 66


Today let us review these ideas:
(今日は、次のテーマを復習しよう)

1. My only function is the one God gave me. (私の唯一の役割は、神が私に与えたものである)
I have no function but the one God gave me. This recognition releases me from all conflict, because it means I cannot have conflicting goals. 
  • function [fʌ́ŋkʃən] : 「機能、作用、働き、効用、職務、役割」
  • gave [ɡéiv] : 「giveの過去形」
  • recognition [rèkəɡníʃən] : 「認識、認証、真価を認めること」
  • release [rilíːs] : 「解放する、自由にする」
  • conflict [kάnflikt] : 「不一致、対立、衝突、葛藤」
  • mean [míːn] : 「〜を意味する、…とは〜を指す」
  • conflict [kənflíkt] : 「対立する、矛盾する」
  • goal [ɡóul] : 「目標、目的地、目的、目指すもの」
❖ "I have no ~ "「私の役割は、神が私に与えたものだけだ」。"This recognition ~ "「これを受け入れることで、私はすべてのコンフリクトから解放される」。"because it ~ "「なぜなら、それは、私が矛盾する目標をもち得ないことを意味するからだ」。神の与えた役割自体が矛盾を含まないから、それを受け入れて目標に向かうあなたにも矛盾はない。"conflicting goal"「矛盾する目標」とは、たとえば、物質的豊かさと心の幸せを同時に目標とすることなど。エゴの目指す目標である。



With one purpose only, I am always certain what to do, what to say and what to think. 
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • always [ɔ́ːlweiz] : 「いつも、以前からずっと、常にいつでも」
  • certain [sə́ːrtn] : 「〜を確信している、〜に疑いを持たない」
  • what to do : 「すべきこと」
❖ "With one purpose ~ "「たった一つの目的をもっているので、何をすべきか、何を言うべきか、何を考えるべきか、私は常に確信をもって疑わない」。



All doubt must disappear as I acknowledge that my only function is the one God gave me.
  • doubt [dáut] : 「疑い、疑念、疑惑、懸念、心配、不安」
  • disappear [dìsəpíər] : 「存在しなくなる、なくなる、消滅する」
  • acknowledge [æknάlidʒ] : 「認める、承認する、認識する、受け入れる」
❖ "All doubt must ~ "「私が、私の唯一の役割は神が私に与えたものであると認めるとき、あらゆる疑いは消滅するに違いない」。矛盾する目標をもったとき、人は自分を疑う。これでいいのか、こんなことをしていていいのか、これは本当の自分の生き方ではないのではないか、等々、疑いと不安は常にあなたにまとわりつく。しかし、神があなたに与えた目標に矛盾はない。いわば、それはあなたにとって天命である。天命に従う限り、あなたは自分を疑うことはない。



2. More specific applications of this idea might take these forms:

        My perception of this does not change my function.
        This does not give me a function other than the one God gave me.
        Let me not use this to justify a function God did not give me.
  • specific [spisífik] : 「具体的な、詳しい、明確な」
  • application [æ̀pləkéiʃən] : 「適用、応用、活用、利用、充当」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、認知、知見、見識」
  • change [tʃéindʒ] : 「〜を変える、〜を変更する、〜を変換する」
  • other than : 「〜以外の」
  • justify [dʒʌ́stəfài] : 「正当化する、正当だと説明する」
❖ "More specific ~ "「このテーマのより具体的な適用のために、次のような形をとってもいい」。"My perception of ~ "「私がこれを知覚することで、私の役割が変わることはない」。"this"「これ」とは、今あなたが直面している状況や事態と考えていい。したがって、本文は「この状況を見ても、私の役割を変えることはない」という意味合いになる。たとえば、権力者や大金持ちが幸せそうに見えても、あなたは惑わされることなく、神の与えた役割を遂行すればいい。"This does not ~ "「この状況が、神が私に与えた役割以外の役割を私に与えることはない」。この状況や事態が、神が与えてくれた役割を放棄させて、別の役割、たとえばエゴの与える役割などをあなたに与えることはない。"Let me not use ~ "「神が私に与えたのではない役割を正当化するために、この状況を使ったりすまい」。エゴが与えようとしている役割を正当化するために、あなたが直面している状況を使ったりしてはいけない。たとえば、悠然と生きるために、人の上に立って他者を支配せよ、などというエゴの誘惑に負けてたりしてはいけない。物質的な不足感が不幸せを呼び込んでいると勘違いして、必要以上の金儲けに奔走するようではいけない。



3. My happiness and my function are one. (私の幸せと私の役割は一つである)
All things that come from God are one. They come from Oneness, and must be received as one. 
  • happiness [hǽpinis] : 「幸福、喜び、幸せ」
  • come from : 「〜から来る、〜に由来する、源を〜に発する」
  • oneness [wʌ́nnis] : 「単一性、同一性」
  • receive [risíːv] : 「受け取る、聞く、知る」
❖ "All things that ~ "「神に由来するものはすべて一つである」。"They come from ~ "「それらは、唯一者からやって来るものであり、一つとして受け取られるべきなのだ」。天の王国、神の住まう実相世界は純粋一元論の世界、不二一元の世界である。真実はたった一つであり、愛が真実であり、喜びも幸せも真実であるなら、それらはすべて同一である。神の意思は真実であるから、あなたに与えた役割とあなたの幸せはともに真実、そして一つである。
実相世界は純粋一元論の世界である。すべての真実が究極的に神という一点に収斂(しゅうれん)する。これが、ACIMの言う"God is"「神あり」の世界である。"Oneness"「唯一者」とは、したがって、神である。



Fulfilling my function is my happiness because both come from the same Source. 
  • fulfill [fulfíl] : 「(約束を)実行する、(使命を)果たす」
  • happiness [hǽpinis] : 「幸福、喜び、幸せ」
  • both [bóuθ] : 「両方、双方、両者」
  • same [séim] : 「同じ、同一の、変わらない」
  • source [sɔ́ːrs] : 「もと、源、起源」
❖ "Fulfilling my ~ "「私の役割を果たすことは、私の幸せである」。"because both ~ "「なぜなら、共に同じ源からやって来たのだから」。"the same Source"「同じ源」とは、もちろん"Oneness"「唯一者」のことであり、神である。



And I must learn to recognize what makes me happy, if I would find happiness.
  • learn [lə́ːrn] : 「〜を学ぶ、〜であると分かる、〜を覚える、知る」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • make [méik] : 「〜の状態を作り出す、〜にする」
  • find [fáind] : 「発見する、見いだす、気付く、理解する」
❖ "And I must learn ~ "「そして、もし私が幸せを見つけたいと望むなら、私は、何が私を幸せにしてくれるか、認識することを学ばねばならない」。もちろん、神があなたに与えた役割を探せばいい。それは、赦しであり救いである。救いであるからこそ、あなたは幸せになれるのだ。あなたの苦と痛みはヒーリングされるのである。なぜなら、赦しによって、苦と痛みという幻想は消滅するからだ。



4. Some useful forms for specific applications of this idea are:

        This cannot separate my happiness from my function.
        The oneness of my happiness and my function 
        remains wholly unaffected by this.
        Nothing, including this, can justify the illusion of 
        happiness apart from my function.
  • useful [júːsfəl] : 「役立つ、便利な、有益な、価値ある」
  • separate [sépərèit] : 「離す、分ける、分離する、分解する」
  • remain [riméin] : 「依然として〜のままである」
  • wholly [hóulli] : 「完全に、全く、全体として、全体的に、すっかり」
  • unaffected [ʌnəféktid] : 「影響を受けない、心を動かされない」
  • include [inklúːd] : 「含める、含有する、包含する」 
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
  • apart from : 「〜から離れて、〜は別として」
❖ "Some useful ~ "「この考えを具体的に適用するための有用な形は次のようになる」。"This cannot ~ "意訳する、「この(状況)が、私の幸せと私の役割を分離することは不可能だ」。"The oneness of ~ "「この状況によって、私の幸せと役割の同一性が影響を受けることはまったくない」。"Nothing, including ~ "「この状況を含めて、何ものも、幸せが役割と分離しているという幻想を正当化することは不可能である」。
 
 
 




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