●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.71.1:1 ~ W-pI.71.10:6


Lesson 71



Only God's plan for salvation will work.
  • plan [plǽn] : 「計画、企画、予定、意向、つもり、考え」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • work [wə́ːrk] : 「正しく機能する、役に立つ」
❖ "Only God's plan ~ "「神による救いの計画だけが正しく機能する」。神の意思だけが現実化する。神の意思以外が現実化したように見えたなら、それは幻想である。もしあなたの意思が神の意思と同一であるなら、もちろん、あなたの意思は現実化する。



1. You may not realize that the ego has set up a plan for salvation in opposition to God's. It is this plan in which you believe. 
  • realize [ríːəlàiz] : 「〜に気が付く、悟る、自覚する、実感する」
  • set up : 「設ける、設定する、仕組む」
  • in opposition to : 「〜に反対して」
  • believe [bilíːv] : 「信じる、確信する、信頼する」
❖ "You may not ~ "「神の計画に反してエゴが救いの計画を立てたということを、あなたは自覚していないかもしれない」。"It is this plan ~ "「あなたが信じているのは、このエゴの救いの計画である」。エゴの救いの計画とは、この世の苦や痛みを、幻想に幻想を重ねることで麻痺させようとするもの。たとえば、お金や物や地位、名誉、愛欲、等々の欲に溺れることで、苦と痛みを麻痺させようとするものである。幻想からの目覚めが本当の救いであるという真実から目を逸らせようとしているのだ。神の計画と真正面から対立している。



Since it is the opposite of God's, you also believe that to accept God's plan in place of the ego's is to be damned. This sounds preposterous, of course. 
  • since [síns] : 「〜なので、〜だから」
  • opposite [άpəzit] : 「反対、正反対、逆」
  • accept [æksépt] : 「承認する、認める、容認する、受け入れる」
  • in place of : 「〜の代わりに、〜の代理で」
  • damned [dǽmd] : 「永遠にのろわれた、ひどく嫌な、忌まわしい」
  • sound [sáund] : 「〜に聞こえる、〜に思われる」
  • preposterous [pripάstərəs] : 「本末転倒の、不合理な、非常識な」
  • of course: 「もちろん、確かに、言うまでもなく、当然」
❖ "Since it is ~ "「エゴの計画は神の計画と正反対のものであるから、あなたは、また、that以下を信じている」。"that to accept ~ "「エゴの計画の代わりに神の計画を受け入れることはいまいましいことだ」と信じている。"This sounds ~ "「もちろん、これは本末転倒なことに思える」。あなたが目にするこの世界は圧倒的にリアルに見えるから、エゴの計画の方が現実的であり、神の計画は非現実的な、単なる観念論に見えてしまうのである。ところが、本当は、エゴの計画は幻想的であり、神の計画は実際的である。だから、エゴの計画を信じることは、本末転倒だというのである。



Yet after we have considered just what the ego's plan is, perhaps you will realize that, however preposterous it may be, you do believe in it.
  • consider [kənsídər] : 「よく考える、熟考する」
  • perhaps [pərhǽps] : 「たぶん、もしかすると、ことによると」
  • however [hauévər] : 「けれども、しかしながら、また一方」
❖ "Yet after we ~ "「しかし、エゴの計画が何であるか、よく考えてみた後では、多分、あなたはthat以下に気が付くだろう」。"that, however ~ "「たとえ本末転倒かもしれないが、あなたはそれを信じている」と気が付くだろう。圧倒的にリアルに見えるエゴの計画をあなたは信じてきたのだと、あなたは気が付く。



2. The ego's plan for salvation centers around holding grievances. 
  • center around : 「〜を軸として展開する、〜に集中する」
  • hold up : 「持ち上げる、支える、支持する」
  • grievance [ɡríːvəns] : 「不平のもと、苦情の原因、立腹」
❖ "The ego's plan ~ "「エゴの計画は、不平を保持することを中心にしている」。エゴはあなたを、お金や物や地位、名誉、愛欲、等々の欲に溺れさせ、その欲が現実化しないときは原因を他者や環境のせいにして、あなたに強烈な不平不満を抱かせるのだ。この不平不満が、ますますあなたを幻想に縛りつけてしまう。



It maintains that, if someone else spoke or acted differently, if some external circumstance or event were changed, you would be saved. 
  • maintain [meintéin] : 「 〜を保持する、維持する、保つ、堅持する」
  • differently [dífərəntli] : 「異なって、違って、そうではなく、別に」
  • external [ikstə́ːrnl] : 「外の、外側の、外部にある、外部の」
  • circumstance [sə́ːrkəmstæ̀ns] : 「環境、状況、周囲の事情」
  • event [ivént] : 「出来事、事件、事象、成り行き」
  • change [tʃéindʒ] : 「〜を変える、〜を変更する、〜を変換する」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」
❖ "It maintains that ~ "「もし誰かが違う形で話したり行動したなら、もし外部の環境や出来事が変化したなら、あなたはきっと救われると、エゴの計画は主張する」。あなたの周りがあなたに都合よく動いてくれたら、あなたの欲はすべて達成されて、あなたは苦と痛みから救われると、エゴは主張するのだ。ところが、事はそうはうまく行かない。うまく行かないから、あなたは不平を抱く。悪いのは周りであって、あなたは正しいと主張するのである。



Thus, the source of salvation is constantly perceived as outside yourself. 
  • source [sɔ́ːrs] : 「もと、源、起源」
  • constantly [kάnstəntli] : 「絶えず、しきりに、絶え間なく、常に」
  • perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜に気付く、〜を見抜く」
  • outside [áutsáid] : 「〜の外に、〜の外部に」
❖ "Thus, the source ~ "「こうして、救いの源は、絶えずあなた自身の外側に知覚されることになる」。あなたの心を変えることが、本当の救いの源なのだと、あなたは気付かない。救いの源も不平の原因も、すべて心の外に見ようとしているのだ。



Each grievance you hold is a declaration, and an assertion in which you believe, that says, "If this were different, I would be saved." 
  • declaration [dèkləréiʃən] : 「公表、宣言、布告」
  • assertion [əsə́ːrʃən] : 「主張、表明、断言、断定」
  • different [dífərənt] : 「相違する、違っている、異なる」
❖ "Each grievance ~ "「不平の一つ一つは、あなたが『これが違っていたら、私は救われるはずだ』と言って、そう信じているとする宣言であり、主張である」。たとえば、あなたが大金持ちになり、権力を握ることが出来たら、きっと救われるはずだと宣言しているようなものだ。ただし、そうならないので、あなたは強烈な不平不満を抱くのである。



The change of mind necessary for salvation is thus demanded of everyone and everything except yourself.
  • change [tʃéindʒ] : 「変化、変更、移行、交換」
  • necessary [nésəsèri] : 「必要な、必須の、欠くことのできない」
  • thus [ðʌ́s] : 「それ故に、従って、このようにして」
  • demand [dimǽnd] : 「求める、要求する」
  • except [iksépt] : 「ただし、除いて」
❖ "The change of ~ "「こうして、あなた自身を除いて、誰もがすべて、救いのために心を変える必要があると要求するのである」。あなたに不平を抱かせる周りの者達がすべて心を変えて、あなただけに奉仕するようになれば、あなたは救われると信じている。周りの者がすべて、あなたに従順になるように心を変えれば、あなたは救われると信じているのである。不平を抱くとは、そういうことを意味しているわけだ。



3. The role assigned to your own mind in this plan, then, is simply to determine what, other than itself, must change if you are to be saved. 
  • role [róul] : 「役、役柄、役割、役目、任務」
  • assign [əsáin] : 「〜を割り当てる、指定する、任命する、与える」
  • determine [ditə́ːrmin] : 「決定する、決心させる」
❖ "The role assigned ~ "「そこで、この計画におけるあなた自身の心に割り当てられた役割は、もしあなたが救われるべきであるなら、あなたの心自体以外に何を変えなくてはならないかを単純に決定することとなる」。あなたの心以外の誰の心を変えてあなたに従順に従わせるか、それを決めることがあなたの心の役割になってしまう。簡単に言えば、自分はさておき、周りの状況や他者を変えて、苦と痛みから救われようという虫のいい発想をするわけである。



According to this insane plan, any perceived source of salvation is acceptable provided that it will not work. 
  • according to : 「〜に従って、〜と一致して、〜に準じて」
  • insane [inséin] : 「ばかげた、愚かな、常軌を逸した、正気でない」
  • perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜を理解する、〜を把握する」
  • source [sɔ́ːrs] : 「もと、源、起源」
  • acceptable [ækséptəbl] : 「受け入れることができる、容認できる」
  • provided [prəváidid] : 「〜という条件で、もし〜ならば」
  • work [wə́ːrk] : 「正しく機能する、役に立つ」
❖ "According to ~ "「この狂った計画に従えば、知覚されるどんな救いの源も、それが機能しないという条件下において、容認出来るものとなる」。"provided that ~ "この部分の意味が取り難いのだが、「それがうまく機能しないと知りながらも」といったニュアンスに捉えておこう。自分をさしおいて、うまく行かなくても、手当たり次第に周りを変えてそれを救いにしようという魂胆である。金が儲かれば救われると思い、金を追い求めるが、うまく行かないとわかれば、次には、弱い者を支配して威張ってみることで救われようとする。それがうまく行かなくなると、今度は人を騙して貶(おと)めようとする。狂った計画は、失敗するとわかっていながら、次々に救いの源を変えて受け入れていくのである。



This ensures that the fruitless search will continue, for the illusion persists that, although this hope has always failed, there is still grounds for hope in other places and in other things. 
  • ensure [inʃúər] : 「〜を確かにする、確実にする、保証する」
  • fruitless [frúːtlis] : 「無益な、無駄な、実らない、効果がない」
  • search [sə́ːrtʃ] : 「捜索、探査、追求、検査、調査」
  • continue [kəntínjuː] : 「続く、継続する」
  • persist [pərsíst] : 「存続する、持続する、しつこく主張する、言い張る」
  • always [ɔ́ːlweiz] : 「いつも、以前からずっと、常にいつでも」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
  • ground [ɡráund] : 「根拠、原因、理由、基礎、基盤」
❖ "This ensures that ~ "「これは、実りのない追求がいつまでも続くことを確実にする」。あなたの心以外に救いを求めても、決してうまく行くことはない。心の外側に救いを見つけようとすることは、実りのない追求なのだ。"for the illusion ~ "「なぜなら、たとえこの希望がいつも失敗に終わったとしても、まだ他の場所か他のものの中に希望の基盤があるはずだと、幻想はしつこく主張するからだ」。懲(こ)りないのである。幻想は幻想の中にこそ解決策があるはずだと信じているからだ。



Another person will yet serve better; another situation will yet offer success.
  • serve [sə́ːrv] : 「〜に役立つ、果たす、〜に仕える」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、場所、状態、立場、事情」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる、〜を提供する、〜を勧める」
  • success [səksés] : 「成功、上首尾、上出来、幸運」
❖ "Another person ~ "「他の人なら、もっと役立つかもしれない」。"another situation ~ "「他の状況なら、成功を差し出してくれるかもしれない」。そう考えて、次々に幻想を渡り歩いていく。そして、必ず失望を味わうのだ。が、懲りることはない。人は、性懲りもなく、誤りを繰り返す。



4. Such is the ego's plan for your salvation. Surely you can see how it is in strict accord with the ego's basic doctrine, "Seek but do not find." 
  • surely [ʃúərli] : 「疑いなく、しっかりと、確かに、確実に」
  • strict [stríkt] : 「厳しい、徹底的な、完全な、正確な、厳密な」
  • in accord with : 「〜と一致して、〜と調和して」
  • basic [béisik] : 「基礎の、基本的な」
  • doctrine [dάktrin] : 「教義、信条、教理、主義、原則、原理」
❖ "Such is the ego's ~ "「あなたの救いのためのエゴの計画なんて、こんなものである」。"Surely you can ~ "「あなたは確実に、いかにエゴの計画がエゴの基本的な教義と厳密に一致しているか、見て取れる」。エゴの計画は、エゴの思考システムに一致した内容である。得るためには奪え、攻撃される前に攻撃せよ、殺される前に殺せ、等々。とりわけ、"Seek but do ~ "「『探すのはいいが、見つけてはならない』」というエゴの教義。ホーリー・スピリットの教義は、"Seek and you will find"「探しなさい、そうすれば見出すだろう」である。聖書の言葉を彷彿とさせる。



For what could more surely guarantee that you will not find salvation than to channelize all your efforts in searching for it where it is not?
  • surely [ʃúərli] : 「疑いなく、しっかりと、確かに、確実に」
  • guarantee [gæ̀rəntíː] : 「保証する、請け合う」
  • channelize [tʃǽnəlàiz] = channel [tʃǽnl] : 「道を開く、〜を導く 」
  • effort [éfərt] : 「尽力、努力、試み、取り組み」
❖ "For what could ~ "「なぜなら、存在しない場所に救いを探し出そうとあなたの全努力を傾けること以上に、あなたが救いを見出せないことをより確実に保証するものとは何であろうか」。下手な訳で申し訳ない。救いが絶対存在出来ない幻想世界に救いを見出そうとすることは、確実に救いが見出せないことを保証しているようなものだ、という意味。空に向かって釣り糸を投げても、絶対魚は釣れないのだ。



5. God's plan for salvation works simply because, by following His direction, you seek for salvation where it is. 
  • simply [símpli] : 「造作なく、たやすく、簡単に」
  • follow [fάlou] : 「〜の後について行く、〜に従う、追随する」
  • direction [dirékʃən] : 「方角、方向、向き、指示、指図、命令」
  • seek for : 「〜を探し求める」
❖ "God's plan for ~ "「神の指示に従うことで、あなたは救いがある場所に救いを探すことが出来るという簡単な理由によって、神の計画は正しく機能する」。救いがある場所とは、もちろん、あなたの心の中のこと。あなたの心がある場所は実相である。神はあなたを実相の心へと導いてくれる。その場所で、あなたは救いを求めればいい。必ず、救いは現実化する。



But if you are to succeed, as God promises you will, you must be willing to seek there only. 
  • be to do : 「〜する予定だ、〜したい、〜できる」
  • succeed [səksíːd] : 「成功する」
  • promise [prάmis] : 「〜を約束する」
  • be willing to : 「〜する意思がある、進んで〜する、〜に前向きである」
❖ "But if you are ~ "「しかし、もしあなたが(救いを見つけることに)成功したいと思うなら、神があなたにそう約束したように、あなたはその場所だけを探す気持ちにならなくてはいけない」。神はあなたに、救いを心の中に探せと指示したのだから、あなたは心の中だけを探そうとしなくてはいけない。そうすれば、救いは必ず見つかると、神は約束してくれたのだ。



Otherwise, your purpose is divided and you will attempt to follow two plans for salvation that are diametrically opposed in all ways. 
  • otherwise [ʌ́ðərwàiz] : 「さもなければ、そうしないと」
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • divide [diváid] : 「〜を分ける、分割する」
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • diametrically [dàiəmétrikəli] : 「正反対に」
  • opposed [əpóuzd] : 「反対した、対抗した、対立した」
❖ "Otherwise, your ~ "「さもなければ、あなたの目的は分裂し、あらゆる点で正反対の2つの救いの計画に従おうと試みることになる」。あなたの目的性は、エゴの計画と神の計画の、2つの正反対な計画に分裂し、時には自分の心の中を覗き、時には周囲に救いを求めるというような混乱が起きてしまう。



The result can only bring confusion, misery and a deep sense of failure and despair.
  • result [rizʌ́lt] : 「結果、結末、成り行き、効果、成果、成績」
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
  • confusion [kənfjúːʒən] : 「混乱状態、混乱、混同、当惑」
  • misery [mízəri] : 「悲惨、不幸、苦痛、惨めさ、窮状、窮乏」
  • sense [séns] : 「感覚、知覚、感触、感じ」
  • failure [féiljər] : 「失敗、不成功」
  • despair [dispέər] : 「絶望、失望、落胆」
❖ "The result can ~ "「その結果、混乱や悲しみ、深い失敗感や絶望感がもたらされるだけだ」。エゴの計画と神の計画の両方に翻弄されるようでは、決して救いは達成されない。混乱、悲しみ、失望感、等々が生み出される結果に終わる。



6. How can you escape all this? Very simply. The idea for today is the answer. Only God's plan for salvation will work. 
  • escape [iskéip] : 「逃げる、ずらかる、脱出する、抜ける」
  • answer [ǽnsər] : 「答え、回答、返事、応答」
❖ "How can you ~ "「このことすべてから、あなたはどうやって逃れることが出来るだろうか」。"Very simply"「とても簡単だ」。"The idea for ~ "「今日の考え方が、その答えである」。"Only God's ~ "「救いのための神の計画だけが、正しく機能するのだ」。



There can be no real conflict about this, because there is no possible alternative to God's plan that will save you. 
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
  • conflict [kάnflikt] : 「不一致、対立、衝突、葛藤」
  • possible [pάsəbl] : 「可能性がある、あり得る、なし得る」
  • alternative [ɔːltə́ːrnətiv] : 「別の可能性、取って代わるもの、代替手段」
❖ "There can be ~ "「これに関しては、現実的なコンフリクトは何もない」。神の計画が現実化するに当たって、矛盾も葛藤も生じることはない。"because there is ~ "「なぜなら、あなたを救う神の計画に取って代わり得るものは何もないからだ」。救いの方法はただ一つだから、コンフリクトを起こすことはない。たとえば、目的地に向かう道が複数あったなら、この道を進まずに別の道を歩むべきだったのではないかと不安や後悔が生じる可能性はあるが、道が一つしかなかった場合は、ただひたすらその道を前に進むだけなので、心にコンフリクトは起きない。デカルト的発想である。



His is the only plan that is certain in its outcome. His is the only plan that must succeed.
  • certain [sə́ːrtn] : 「確実な、確かな、間違いのない、信頼できる」
  • outcome [áutkʌ̀m] : 「結果、結末、成果、所産」
  • succeed [səksíːd] : 「成功する」
❖ "His is the only ~ "「神の計画だけが、その結果において確実な計画である」。必ず成功するのは、神の計画だけである。それしかないから、コンフリクトは起きない。"His is the only ~ "「神の計画だけが、必ず成功する計画である」。



7. Let us practice recognizing this certainty today. And let us rejoice that there is an answer to what seems to be a conflict with no resolution possible. 
  • practice [prǽktis] : 「〜を実行する、順守する、実践する、実施する」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • certainty [sə́ːrtnti] : 「確実、確実性、間違いないこと」
  • rejoice [ridʒɔ́is] : 「うれしがる、喜ぶ、祝う」
  • resolution [rèzəlúːʃən] : 「決心、決意、解明、解消、決議」
  • possible [pάsəbl] : 「可能性がある、あり得る、なし得る」
❖ "Let us practice ~ "「今日、この確実性を認識する練習をしよう」。救いのための神の計画が確実に実現することを認識する練習をするのである。"And let us rejoice ~ "「そして、可能な解決策がなさそうに見えるコンフリクトに対する答えが存在するのだということを喜ぼう」。エゴの計画に従っている限り救いという解決策は存在しないように思えるだろうが、神の計画こそ唯一の解決策なのだと知って喜び合おう。



All things are possible to God. Salvation must be yours because of His plan, which cannot fail.
  • fail [féil] : 「〜を裏切る、〜を失望させる、失敗する、しくじる」
❖ "All things are ~ "「神にとって、すべてのことは可能である」。"Salvation must ~ "「失敗に終わることのない神の計画ゆえに、救いは必ずあなたのものとなる」。神の計画に従っている限り、失敗することなく、必ずあなたは救われる。



8. Begin the two longer practice periods for today by thinking about today's idea, and realizing that it contains two parts, each making equal contribution to the whole. 
  • begin [biɡín] : 「〜を始める、〜するようになる」
  • realize [ríːəlàiz] : 「〜に気が付く、悟る、自覚する、実感する」
  • contain [kəntéin] : 「含む、包含する」
  • part [pάːrt] : 「一部、部分」
  • equal [íːkwəl] : 「同等の、程度が等しい、均等な、平等な」
  • contribution [kὰntrəbjúːʃən] : 「 貢献、寄与」
  • make a contribution to : 「〜に貢献する」
  • whole [hóul] : 「すべてを含んだ、欠けたものがない」
❖ "Begin the two ~ "「今日のテーマを考え、そこには2つの部分が含まれており、各々が等しく全体に貢献するのだと知ることから、今日の長めの練習を始めなさい」。



God's plan for your salvation will work, and other plans will not. Do not allow yourself to become depressed or angry at the second part; it is inherent in the first. 
  • allow [əláu] : 「許す、許可する」
  • become [bikʌ́m] : 「〜になる」
  • depressed [diprést] : 「精神的に沈んだ、意気消沈した、元気のない」
  • angry [ǽŋɡri] : 「腹を立てて、立腹して、怒って、憤りを感じて」
  • second [sékənd] : 「第2の、2番目の」
  • inherent [inhíərənt] : 「生まれつきの、生来の、先天的な、特有の」
❖ "God's plan for ~ "「あなたを救うための神の計画は正しく機能し、その他の計画は機能しない」。"Do not allow ~ "「第二の部分に対して、意気消沈したり怒りを覚えたりすることをあなた自身に許してはいけない」。"it is inherent ~ "「第二の部分は、第一の部分を引き継いでいるのだから」。第一の部分とはエゴの計画を放棄すること。第二の部分とは、神の計画を採用すること。エゴの救いの計画を神の計画に代えて、また一からやり直さなくてはならないことに意気消沈したり、エゴに騙されてきたことに対して怒りさえ覚えるかもしれないが、そんな感情は無視すること。エゴの計画の放棄は、神の計画の採用に引き継がれていくのだから。絶望が喜びに変化して引き継がれていくのだから。



And in the first is your full release from all your own insane attempts and mad proposals to free yourself. 
  • full [fúl] : 「いっぱいの、満ちた、最大限の、充実した、活動的な」
  • release [rilíːs] : 「救出、解放」
  • insane [inséin] : 「ばかげた、愚かな、常軌を逸した、正気でない」
  • attempt [ətémpt] : 「試み、企て」
  • mad [mǽd] : 「気が狂って、怒って、頭にきて」
  • proposal [prəpóuzl] : 「提案、提言、提議」
  • free [fríː] : 「〜を自由にする、解放する」
❖ "And in the first ~ "「第一の部分に、あなた自身の狂った試みやあなたを解放すると称した狂気の提案からの完全な解放が存在する」。エゴの計画を放棄することで、あなたはエゴの狂気から解放される。



They have led to depression and anger; but God's plan will succeed. It will lead to release and joy.
  • led [léd] : 「leadの過去・過去分詞形」
  • lead [líːd] : 「〜を導く、案内する、連れて行く」
  • depression [dipréʃən] : 「落ち込み、意気消沈、絶望、鬱」
  • anger [ǽŋɡər] : 「怒り、憤り」
  • succeed [səksíːd] : 「成功する」
  • joy [dʒɔ́i] : 「喜び、歓喜」
❖ "They have led ~ "「狂った試みや狂気の提案が、絶望と怒りにつながって来たのだ」。"but God's plan ~ "「しかし、神の計画は成功する」。"It will lead ~ "「それは、解放と喜びに導いてくれるのだ」。



9. Remembering this, let us devote the remainder of the extended practice periods to asking God to reveal His plan to us. 
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • devote [divóut] : 「充てる、向ける、ささげる、専念させる」
  • remainder [riméindər] : 「残り、残り物、残余、余り」
  • extend [iksténd] : 「広げる、伸ばす、拡張する、拡大する」
  • reveal [rivíːl] : 「暴く、漏らす、知らせる、示す、明かす、暴露する」
❖ "Remembering this ~ "「これを覚えておいて、拡張された練習時間の残りを、神の計画を私たちに明かすようにと、神に願うために使おう」。



Ask Him very specifically:

        What would You have me do?
        Where would You have me go?
        What would You have me say, and to whom?
  • specifically [spisífikəli] : 「特に、明確に、はっきりと、具体的に」
❖ "Ask Him very ~ "「かなり具体的に神に尋ねなさい」。"What would ~ "「あなたは私に、何をさせたいのですか」。"Where would ~ "「あなたは私に、どこに行かせたいのですか」。"What would You ~ "「あなたは私に、何を誰に対して言わせたいのですか」。



Give Him full charge of the rest of the practice period, and let Him tell you what needs to be done by you in His plan for your salvation. 
  • give someone a charge : 「〜に活力を与える、〜を奮起させる」
  • rest [rést] : 「残り、残っているもの、残りの部分、残余」
  • done [dʌ́n] : 「doの過去分詞」
❖ "Give Him full charge ~ "「練習の残りの時間を、神が十分に活躍出来るように神に与えなさい」。"and let Him ~ "「そして、あなたの救いのための神の計画において、あなたによって何がなされる必要があるのか、神に言ってもらおう」。どこで誰に何をすればいいのか、神の導きを求めるのである。それをあなたに伝えてくれるのは、神のメッセンジャーであるホーリー・スピリットだ。



He will answer in proportion to your willingness to hear His Voice. Refuse not to hear. 
  • in proportion [prəpɔ́ːrʃən] to : 「〜に比例して」
  • willingness [wíliŋnis] : 「 意欲、いとわずにすること、やる気」
  • refuse [rifjúːz] : 「 断る、拒む、拒否する、拒絶する」
❖ "He will answer ~ "「神は、神の声を聞こうとするあなたの意欲に比例して答えてくれるだろう」。あなたが熱く求めれば、神は必ず答えてくれる。"Refuse not ~ "「聞くまいと拒絶してはいけない」。



The very fact that you are doing the exercises proves that you have some willingness to listen. 
  • fact [fǽkt] : 「事実、真相、現実、実際」
  • prove [prúːv] : 「証明する、〜が…であることを示す」
❖ "The very fact ~ "「あなたが練習をするという、まさにその事実が、あなたが神の声を聞こうと意欲していることを示している」。



This is enough to establish your claim to God's answer.
  • enough [inʌ́f] : 「十分な、足りる」
  • establish [istǽbliʃ] : 「確立する、制定する、成立させる」
  • claim [kléim] : 「要求、主張、〜を要求する権利、〜の正当な資格」
  • answer [ǽnsər] : 「答え、回答、返事、応答」
❖ "This is enough ~ "「このことだけで、あなたが神の答えを要求する権利を十分に確立している」。あなたが熱意をもって今日のテーマを練習することが、それだけで、十分に神の声を聞く資格があるということを示している。



10. In the shorter practice periods, tell yourself often that God's plan for salvation, and only His, will work. 
  • work [wə́ːrk] : 「正しく機能する、役に立つ」
❖ "In the shorter ~ "「短めの練習では、救いのための神の計画は、それだけが、正しく機能するのだと、あなた自身に向かってしばしば言いなさい」。



Be alert to all temptation to hold grievances today, and respond to them with this form of today's idea:

        Holding grievances is the opposite of God's plan 
        for salvation. And only His plan will work.
  • alert [ələ́ːrt] : 「油断のない、用心深い、注意を怠らない」
  • temptation [temptéiʃən] : 「誘惑、衝動、誘惑物」
  • grievance [ɡríːvəns] : 「不平のもと、苦情の原因、立腹」
  • respond [rispɑ́nd] : 「反応する、対応する」
  • opposite [άpəzit] : 「反対、正反対、逆」
❖ "Be alert to all ~ "「今日は、不平を抱きたいと思うあらゆる誘惑に対して警戒し、今日のテーマを次のような形にして対応しなさい」。誘惑に負けそうな時は、今日のテーマをちょっと変形して、次のように自分自身に言い聞かせればいい。"Holding grievances ~ "「不平を抱くことは、救いのための神の計画とは正反対のことである」。"And only His ~ "「神の計画だけが、正しく機能する」。



Try to remember today's idea some six or seven times an hour. There could be no better way to spend a half minute or less than to remember the Source of your salvation, and to see It where It is.
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • spend [spénd] : 「使う、費やす」
❖ "Try to remember ~ "「1時間に6〜7回、今日のテーマを思い出すように努めなさい」。"There could be no ~ "「あなたの救いの源を思い出し、それが存在する場所を知ること以上に、30秒かそれ以下の時間を使うより良い方法は決してあり得ない」。"Source of your salvation"「あなたの救いの源」とは、もちろん、神の計画のこと。"where It is"「それが存在する場所」とは、神自身と考えていい。あるいは、神が住まう実相世界。
 
 
 



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❖ Text精読、完了しました。4年8ヶ月、1256回の投稿でした。長期に渡ってお付き合いいただき、感謝します。
❖ 引き続き、Workbook精読をご覧下さい。場所は「http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp」です。
❖ Text精読の手直しも始めました。月日をかけて見直していきます。
❖ AmazonからKindle版の精読シリーズを出版開始しました。『どこでもAcim』をご希望の方は是非どうぞ。
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