●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.67.1:1 ~ W-pI.67.6:3


Lesson 67 



Love created me like itself.
  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」
❖ "Love created ~ "直訳すると、「愛は、それ自体に似せて私を創造した」となる。意訳すると、「愛そのものである神は、神に似せて私を創造した」。神は神の延長上に神の子を創造し、神の属性のすべてを神の子に継承した。だからあなたは、本当は神にそっくりなのだ。



1. Today's idea is a complete and accurate statement of what you are. 
  • complete [kəmplíːt] : 「全部そろった、完全な、全部の」
  • accurate [ǽkjurət] : 「正確な、正しい、的中した」
  • statement [stéitmənt] : 「発言、意見、声明、陳述、供述」
❖ "Today's idea is ~ "「今日のものの見方は、本当のあなたについて、完全で正確に述べたものである」。"what you are"は「あなたが何であるか、あなたであるところのもの、本当のあなた、あなた自身の本当の姿」等々という意味合い。



This is why you are the light of the world. This is why God appointed you as the world's savior. 
  • appoint [əpɔ́int] : 「決める、指定する、定める」
  • savior [séiviər] : 「救助者、救い手、救済者、救い主」
❖ "This is why you ~ "「これは、なぜあなたが世界の光であるか、その理由である」。"This is why God ~ "「これは、なぜ神があなたに世界の救い主という役を割り当てたのか、その理由である」。神は愛をもってあなたを創造した。だから、あなたのもつ本当の愛は、神と同じ愛である。神はあなたを幻想世界から救いたいと願っている。だから、その愛に応えて、あなたは世界を幻想から救う役割を担っているのだ。



This is why the Son of God looks to you for his salvation. He is saved by what you are. 
  • look to : 「〜を当てにする、〜に頼る、〜を頼みにする」
❖ "This is why ~ "「これは、なぜ神の子があなたを救い主として頼りにしているのか、その理由である」。"He is saved ~ "意訳する、「神の子は、本当のあなたであるところの愛によって救われる」。ここの"Son of God"「神の子」は、あなたの同胞のことだと思っていい。あなたが愛をもって同胞を救うとき、自他一如であるあなた自身も救われる。



We will make every effort today to reach this truth about you, and to realize fully, if only for a moment, that it is the truth.
  • effort [éfərt] : 「尽力、努力、試み、取り組み」
  • make every effort : 「あらゆる努力をする、一生懸命努力する」
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
  • realize [ríːəlàiz] : 「〜に気が付く、悟る、自覚する、実感する」
  • fully [fúlli] : 「十分に、完全に、全く、すっかり、全体に」
❖ "We will make ~ "「今日、私たちは、あなたに関するこの真実に到達出来るように、あらゆる努力を尽くすことになる」。"and to realize ~ "「そして、たとえ一瞬であっても、それこそが真実であると完全に自覚出来るように努力することになる」。あなたは、至上の愛をもって神が創造した神の子であって、それ以外の何者でもない。あなたの本当の姿は、愛そのものであって、それ以外のものではない。あなたは愛であり、真実であり、平和であり、喜びであり、慈悲であり、美であり、静寂そのものなのだ。あなたは、文字通り、神の延長であり、神の拡張である。



2. In the longer practice period, we will think about your reality and its wholly unchanged and unchangeable nature. 
  • reality [riǽləti] : 「現実性、実在性、現実のこと」
  • wholly [hóulli] : 「完全に、全く、全体として、全体的に」
  • unchanged [ʌntʃéindʒd] : 「変化していない、不変の、変わらない」
  • unchangeable [ʌntʃéindʒəbl] : 「不変の、変化しない」
  • nature [néitʃər] : 「本質、特質、本性」
❖ "In the longer ~ "「長めの練習では、私たちは、あなたの実相性とその完全な不変不朽性について考えることになる」。あなたの実相は神の創造した神の子であって、それは永遠不変である。この幻想世界でどんな悪夢を夢に見ていたとしても、あなたが神の子であることに変りはない。



We will begin by repeating this truth about you, and then spend a few minutes adding some relevant thoughts, such as:

        Holiness created me holy. 
        Kindness created me kind. 
        Helpfulness created me helpful. 
        Perfection created me perfect.
  • spend [spénd] : 「使う、費やす」
  • add [ǽd] : 「加える、付け足す、言い足す、書き加える」
  • relevant [réləvənt] : 「関係のある、関連性のある」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、神聖さ、高潔」
  • holy [hóuli] : 「神聖な、聖なる」
  • kindness [káindnis] : 「親切、思いやり」
  • helpfulness [hélpfəlnis] : 「助けになること、有用性」
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
  • perfection [pərfékʃən] : 「完全、完璧、完成」
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「申し分がない、完全な、完璧な」
❖ "We will begin ~ "「私たちは、あなたについての真実を繰り返し述べることから始め、その後、次のような関連したいくつかの思いを付け加えることに数分費やす」。"Holiness created ~ "「神聖さが私を神聖なものとして創造した」。"Kindness created ~ "「思いやりが私を思いやりのあるものとして創造した」。"Helpfulness created ~ "「幸せは私を幸せなものとして創造した」。"Perfection created ~ "「完全性が私を完全なものとして創造した」。たとえば、最後の4つ目の文は『完全性を有している神が私を創造したのだから、私は神同様完全である』という意味合いに解釈すればいい。その他も同様。



Any attribute which is in accord with God as He defines Himself is appropriate for use. 
  • attribute [ǽtribjùːt] : 「属性、特質、特性、性格」
  • in accord with : 「〜と一致して、〜と調和して」
  • define [difáin] : 「〜を定義する、〜の意味を明確にする」
  • appropriate [əpróupriət] : 「適した、適切な、適当な、妥当な」
  • use [júːs] : 「使うこと、利用、使用」
❖ "Any attribute ~ "「神が神自身を定義するような神と調和するどんな属性も、(前文のように)用いるのに適している」。たとえば、"Quietness created me quiet."「静寂は私をもの静かなものに創造した」などと言えばいい。



We are trying today to undo your definition of God and replace it with His Own. 
  • undo [ʌndú] : 「元どおりにする、取り消す」
  • definition [dèfəníʃən] : 「定義、明確にすること、定義付け」
  • replace [ripléis] : 「〜に取って代る、〜を交換する、置き換える」
❖ "We are trying ~ "「私たちは今日、あなたの神の定義を取り消して、神自身の定義に取り換えることになる」。たとえば、神はあなたを裁いて罪を罰する、などという思いは取り消しにしなくてはいけない。なぜなら、神は、罪を犯す神の子など創造しなかったのだから。



We are also trying to emphasize that you are part of His definition of Himself.
  • emphasize [émfəsàiz] : 「強調する、力説する」
  • part [pάːrt] : 「一部、部分」
❖ "We are also ~ "「また私たちは、あなたが神自身の定義の一部であると強調することに努める」。あなたは神の子であり、神の属性のすべてを継承している。神の定義はそのままあなたに当てはまるのだ。



3. After you have gone over several such related thoughts, try to let all thoughts drop away for a brief preparatory interval, and then try to reach past all your images and preconceptions about yourself to the truth in you. 
  • go over : 「練習する、繰り返し行う」
  • several [sévərəl] : 「数個の、いくつかの」
  • drop away : 「少しずつ減る、少なくなる」
  • brief [bríːf] : 「短時間の、短い、短命な、手短な、簡潔な」
  • preparatory [pripǽrətɔ̀ːri] : 「予備の、準備の、予備となる」
  • interval [íntərvəl] : 「隔たり、間隔、合間」
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
  • past [pǽst] : 「〜のそばを過ぎて、〜を過ぎ去って」
  • image [ímidʒ] : 「イメージ、画像、像、映像、心象、象徴」
  • preconception [prikənsépʃən] : 「予想、先入観, 偏見」
❖ "After you have ~ "「このような関連する思いに対して数回練習を繰り返した後で、短い準備の時間のために、すべての思いを減らしていく」。"and then try ~ "「その後、あなたの(でっち上げた)あらゆるイメージ、あらゆる先入観を通り越して、あなたの心の中の真実へ到達するように努める」。つまり、関連した思いのすべての根底にある実体に迫って行くわけだ。その実体はあなたの心の中の奥底にある。心を一度クリアーにしてから、心の深部への旅を始める。



If love created you like itself, this Self must be in you. And somewhere in your mind It is there for you to find.
  • somewhere [sʌ́mhwὲər] : 「どこかに」
  • find [fáind] : 「気付く、理解する、発見する、見いだす」
❖ "If love created ~ "「もし愛があなたを愛に似せて創造したのなら、この真実なる自己はあなたの心の中にあるに違いない」。神が愛をもって神の子を愛として創造したのだから、愛という実体は幻想の肉体の中に存在するのではなく、実相的に実在する心の中にあるはずだ。"And somewhere ~ "「そして、あなたの心のどこかに、その真実なる自己をあなたは発見出来るはずだ」。



4. You may find it necessary to repeat the idea for today from time to time to replace distracting thoughts. 
  • necessary [nésəsèri] : 「必要な、必須の、欠くことのできない」
  • from time to time : 「時々、折りに触れて」
  • replace [ripléis] : 「〜に取って代る、〜を交換する、置き換える」
  • distracting [distrǽktiŋ] : 「目をそらさせる、気が散る」
❖ "You may find ~ "「散漫な思いを(今日のものの見方と)置き換えるために、今日のテーマを時おり繰り返す必要があるとわかるだろう」。



You may also find that this is not sufficient, and that you need to continue adding other thoughts related to the truth about yourself. 
  • sufficient [səfíʃənt] : 「十分な、満足な、足りる」
  • continue [kəntínjuː] : 「〜を続ける、継続する」
  • add [ǽd] : 「加える、付け足す、言い足す、書き加える」
❖ "You may also ~ "「また、これだけでは十分ではないと感じるかもしれないし、」"and that you ~ "「あなた自身に関する真実に関連した他の思いも付け加え続ける必要があると思うかもしれない」。そう感じるかもしれないが、心の深部への探査は、一度心をクリアーにしてから、雑念に惑わされることなく行わなくてはならないので、ひとまず関連した思いに関心を向けないようにする。



Yet perhaps you will succeed in going past that, and through the interval of thoughtlessness to the awareness of a blazing light in which you recognize yourself as love created you. 
  • perhaps [pərhǽps] : 「たぶん、もしかすると、ことによると」
  • succeed [səksíːd] : 「成功する」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • interval [íntərvl] : 「 間隔、隔たり、距離、合間」
  • thoughtlessness [θɔ́ːtlisnis] : 「思慮のなさ、不注意、無分別」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
  • blaze [bléiz] : 「燃えさかる」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
❖ "Yet perhaps you ~ "意訳する、「しかし多分、あなたは、関連する思いを通り越し、何も考えない時間を過ごすことで、燃えるような光を意識出来る地点、愛があなたを創造したそのままのあなた自身を認識出来る地点に行き着くことに成功するだろう」。あなたの心の深部には、神の愛があなたを創造したままの光り輝くあなた自身が存在している。あなたはそこに到達出来るのだ。燃えるような光を知覚するだろう。



Be confident that you will do much today to bring that awareness nearer, whether you feel you have succeeded or not.
  • confident [kάnfədənt] : 「自信のある、確信して、自信に満ちた」
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
  • near [níər] : 「近い場所へ、近くへ、近くに」
  • whether [hwéðər] : 「〜かどうか、〜であろうとなかろうと」
  • feel [fíːl] : 「感じがする、感じる」
  • succeed [səksíːd] : 「成功する」
❖ "Be confident that ~ "「あなたが成功したと感じるかどうかは別として、あなたは、そんな認識を(あなたの)近くまで持って来れるのだと自信を持ちなさい」。燃えるような光を感じることが出来ても、あるいは残念ながら出来なくても、それは問題にする必要はない。確実にあなたは心の深部へ到達出来たのであり、燃えるような光にぐっと近づいたはずだ。自信を持って、これが本当の自分なのだと宣言すればいい。



5. It will be particularly helpful today to practice the idea for the day as often as you can. 
  • particularly [pərtíkjulərli] : 「特別に、とりわけ、非常に」
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
  • often [ɔ́fən] : 「しばしば、たびたび、ちょくちょく」
❖ "It will be ~ "「一日を通して出来るだけ頻繁に今日のテーマを練習することは、とりわけ役に立つだろう」。



You need to hear the truth about yourself as frequently as possible, because your mind is so preoccupied with false self-images. 
  • frequently [fríːkwəntli] : 「頻繁に、しばしば、たびたび」
  • as A as possible [pάsəbl] : 「できるだけAの」
  • preoccupied [priάkjupàid] : 「夢中になった、頭がいっぱいで」
  • false [fɔ́ːls] : 「正しくない、誤った、虚偽の、本物でない、偽の」
❖ "You need to hear ~ "「あなたは、出来るだけ頻繁に、あなた自身についての真実を聞く必要がある」。"because your ~ "「なぜなら、あなたの心はあまりにも誤った自己イメージに占領されているからだ」。"false self-images"「誤った自己イメージ」とは、言うまでもなく、エゴがあなたに植え付けた誤った自己認識のこと。あなたはサルから進化した単なる動物であって、肉体的な存在は死ぬと同時に無に帰すとエゴは教える。よしんば、あなたが神の子であったとしても、その神の子は神を裏切った罪深い存在であるから、神は必ず神の子を罰するに違いないとエゴは教える。多数の人間が分離して存在している以上、他者との競争や争いは必然であって、弱肉強食の世界にあっては、奪われる前に奪い、殺される前に殺すことは当然の権利であるとエゴは教える。



Four or five times an hour, and perhaps even more, it would be most beneficial to remind yourself that love created you like itself. Hear the truth about yourself in this.
  • perhaps [pərhǽps] : 「たぶん、もしかすると、ことによると」
  • beneficial [bènəfíʃəl] : 「都合が良い、役に立つ、有益な」
  • remind [rimáind] : 「〜に思い出させる、〜に気付かせる」
❖ "Four or five ~ "「1時間に4〜5回、あるはそれ以上、愛があなたを愛そ自体に似せて創造したのだとあなた自身に思い起こさせることは最も有益であろう」。"Hear the truth ~ "「この中で、あなたについての真実に耳を傾けないさい」。



6. Try to realize in the shorter practice periods that this is not your tiny, solitary voice that tells you this. This is the Voice for God, reminding you of your Father and of your Self. 
  • realize [ríːəlàiz] : 「〜に気が付く、悟る、自覚する、実感する」
  • tiny [táini] : 「とても小さい、ちっぽけな」
  • solitary [sάlətèri] : 「孤独な、一人の、独りぼっちの」
❖ "Try to realize ~ "「短めの練習においては、このことをあなたに告げる声はあなたのちっぽけで孤独な声などではないと認識するようにしなさい」。"This is the Voice ~ "「これは神に代わってあなたに告げている声であって、あなたの父なる神とあなたの自己をあなたに思い起こさせてくれるものなのだ」。あなたの心の奥からの声は、真実を伝えるホーリー・スピリットの声である。神に代わって語るホーリー・スピリットの伝言は、突き詰めれば、あなた自身の声でもある。



This is the Voice of truth, replacing everything that the ego tells you about yourself with the simple truth about the Son of God. You were created by love like itself.
  • simple [símpl] : 「簡素な、簡略した、易しい、難しくない」
❖ "This is the Voice ~ "「これは真実の声である」。"replacing everything ~ "「エゴがあなた自身について語るすべてを、神の子に関するシンプルな真実に置き換えてくれる声なのだ」。"You were created ~ "「あなたは、愛によって愛自体として創造されたのだ」。
 
 
 




Notification

My photo


❖ Text精読、完了しました。4年8ヶ月、1256回の投稿でした。長期に渡ってお付き合いいただき、感謝します。
❖ 引き続き、Workbook精読をご覧下さい。場所は「http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp」です。
❖ Text精読の手直しも始めました。月日をかけて見直していきます。
❖ AmazonからKindle版の精読シリーズを出版開始しました。『どこでもAcim』をご希望の方は是非どうぞ。
❖ Google PlayとiBookstoreからepub版の精読シリーズを出版開始しました。Kindle版で窮屈さをお感じでしたら、こちらをどうぞ。
❖ Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。Urtextは非常に面白いです。臨場感は半端でありません。

oohata_mnb@yahoo.co.jp
oohata.m@coda.ocn.ne.jp

Powered by Blogger.