●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.61.1:1 ~ W-pI.61.7:6

Lesson 61



I am the light of the world.
  • light [láit] : 「光、光源、ライト、明かり」
❖ "I am the light ~ "「私は世界の光である」。夢(幻想)から目覚めた神の子は、世界に対して真実の光を投げかける。幻想世界の闇を払拭する光である。



1. Who is the light of the world except God's Son? This, then, is merely a statement of the truth about yourself. 
  • except [iksépt] : 「ただし、除いて」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • statement [stéitmənt] : 「発言、意見、声明、陳述、供述」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
❖ "Who is the light ~ "「神の子を除いて、いったい誰が世界の光であり得よう」。"This, then, is ~ "「したがって、今日のこのテーマは単に、あなたについての真実の宣言なのだ」。あなたは、自分がヴィジョンをもって真実を見ることの出来る神の子であることに目覚める。それは同時に、世界の幻想性に光を当てて、世界を闇から救うことを意味する。キリストの光である。



It is the opposite of a statement of pride, of arrogance, or of self-deception. It does not describe the self- concept you have made. 
  • opposite [άpəzit] : 「反対、正反対、逆」
  • pride [práid] : 「誇り、自慢、うぬぼれ、尊大、高慢、横柄」
  • arrogance [ǽrəɡəns] : 「尊大、横柄、傲慢」
  • self-deception [disépʃən] : 「自己欺瞞、自分を騙すこと」
  • describe [diskráib] : 「言い表す、説明する、描写する、表現する」
  • concept [kάnsept] : 「概念、観念」
❖ "It is the opposite ~ "「それは、うぬぼれや横柄さ、あるいは自己欺瞞とは正反対の宣言である」。うぬぼれや横柄さや自己欺瞞をあなたに焚(た)きつけるのはエゴであって、理性的な頭脳による自己判断、自己評価である。今日の宣言は、それに対抗する。"It does not ~ "「今日のテーマは、あなたがでっち上げた自己概念を表してはいない」。



It does not refer to any of the characteristics with which you have endowed your idols. 
  • refer [rifə́ːr] to : 「〜に言及する、〜に注意を向ける」
  • characteristic [kæ̀rəktərístik] : 「特徴、特性、特質、特色」
  • endow [endáu] : 「授ける、与える」
  • idol [áidl] : 「偶像、崇拝の対象、虚像、幻想」
❖ "It does not refer ~ "「それは、あなたがあなたの偶像に与えたいかなる属性をも表してはいない」。"your idols"「あなたの偶像」とは、あなたにとって価値があると信じているもの、たとえば、金や物に価値があると信じているなら、金や物があなたの偶像である。あなたの偶像とは、総じて、エゴそのものと考えていい。あるいは、エゴが発する欲の数々と思っていい。今日の宣言は、そんなエゴという偶像の属性とは無関係であり、正反対である。



It refers to you as you were created by God. It simply states the truth.
  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」
  • simply [símpli] : 「造作なく、たやすく、簡単に」
  • state [stéit] : 「述べる、はっきり言う、提示する」
❖ "It refers to ~ "「それはあなたに対して、あなたが神によって創造されたことを表している」。"It simply states ~ "「今日の宣言は、端的に真実を述べているに過ぎない」。あなたが神の創造した神の子であり、世界の光なのだと宣言することは、何のてらいも誇張もない。単なる真実の表明である。



2. To the ego, today's idea is the epitome of self-glorification. 
  • epitome [ipítəmi] : 「典型、縮図、概略、大要」
  • glorification [ɡlɔ̀ːrəfikéiʃən] : 「賛美、称賛」
❖ "To the ego ~ "「エゴにとっては、今日のテーマは自己賛美の典型である」。エゴはあなたの耳元で囁(ささや)く、『虫けら同然のお前が神の子だって? 身も心も汚れたお前が光を発するだと?』。よしんばお前が神の子であったとしても、お前は神を裏切って神を捨てた罪人に過ぎない。今更自分が神の子であると宣言したところで、神がお前の罪を許すわけがない。世界を救う光を発するだなどと、自己賛美も甚だしい。



But the ego does not understand humility, mistaking it for self-debasement. 
  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、分かる、把握する」
  • humility [hjuːmíləti] : 「謙虚、謙遜、卑下」
  • mistake [mistéik] : 「思い違いする、間違える」
  • debasement [dibéis] : 「悪化、低下」
❖ "But the ego ~ "「しかしエゴは、謙虚さということを理解していない」。"mistaking it ~ "「謙虚さは卑下に過ぎないと誤って捉(とら)えているからだ」。ここの"humility"「謙虚さ」とは、過小評価のことではなく、真実を素直に宣言することである。たとえば、あなたが『愛に生きる』と宣言すれば、それはあなたの謙虚さの表れだ。



Humility consists of accepting your role in salvation and in taking no other. 
  • consist [kənsíst] of : 「〜から成る、〜で構成される」
  • accept [æksépt] : 「承認する、認める、容認する、受け入れる」
  • role [róul] : 「役、役柄、役割、役目、任務」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • take [téik] : 「〜を要する、必要とする、時間がかかる」
❖ "Humility consists ~ "意訳する、「謙虚さは、救いにおけるあなたの役割を受け入れることで成り立っており、その他の役割は受け入れないということだ」。ヴィジョンをもって真実に目覚めたあなたは、キリストの光となって闇の世界を照らすという役割を担っている。それ以外の役割は、あなたにはない。そういう事実を素直に受け入れいることが謙虚さである。まさに、2000年前にイエス・キリストが受け入れた役割であり、イエスの謙虚さを今あなたが体験するのだ。



It is not humility to insist you cannot be the light of the world if that is the function God assigned to you. 
  • insist [insíst] : 「主張する、断言する、要求する、求める」
  • function [fʌ́ŋkʃən] : 「機能、作用、働き、効用、職務、役割」
  • assign [əsáin] : 「〜を割り当てる、指定する、任命する、与える」
❖ "It is not humility ~ "「もし、神があなたに、世界の光となる役割を与えたのなら、世界の光になることなど出来ないと言い張ることは謙虚さではない」。神が与えた役割は、いわば天命であり、よい意味であなたの運命である。運命としての天命を拒絶することは尊大でこそあれ、決して謙虚なことだとは言えない。『天の配剤(はいざい)』を率直に受け入れることが謙虚さなのだ。



It is only arrogance that would assert this function cannot be for you, and arrogance is always of the ego.
  • assert [əsə́ːrt] : 「断言する、強く主張する」
  • always [ɔ́ːlweiz] : 「いつも、以前からずっと、常にいつでも」
❖ "It is only arrogance ~ "「尊大さだけが、こんな役割はあなたの役割であるはずがないと主張するだろう」。"and arrogance ~ "「尊大さは、常にエゴのものである」。神の与えた役割、天命、天の配剤、等々を拒絶するのは、あなたの心の中に巣くった尊大なエゴの所業である。



3. True humility requires that you accept today's idea because it is God's Voice which tells you it is true. 
  • require [rikwáiər] : 「〜を必要とする、求める、〜に要求する」
  • accept [æksépt] : 「承認する、認める、容認する、受け入れる」
❖ "True humility ~ "「今日のテーマは真実であると神の声があなたに伝えているのだから、真の謙虚さは、あなたが今日のテーマを受け入れることを求めている」。あなたが世界の光であることは真実だと神が言っているのだから、あなたはその事実を謙虚に受け入れるべきだ、ということ。



This is a beginning step in accepting your real function on earth. 
  • beginning [biɡíniŋ] : 「最初の、始まったばかりの、初歩の」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
❖ "This is a beginning ~ "「これは、地上におけるあなたの実相的な役割を受け入れるための最初のステップである」。この地上におけるあなたの実相的な役割とは、あなたが幻想に目覚め、自らを幻想から救った後、キリストとなって同胞と世界を幻想から救うこと。その最初のステップが今日のレッスン。



It is a giant stride toward taking your rightful place in salvation. 
  • giant [dʒáiənt] : 「巨大な、非凡な」
  • stride [stráid] : 「歩み、歩幅、進歩、発展」
  • toward [təwɔ́ːd] : 「〜の方へ、〜に向かって」
  • rightful [ráitfəl] : 「正当な、合法的な、正当な、当然な」
  • place [pléis] : 「場所、個所」
❖ "It is a giant ~ "「それは、救いにおけるあなたの正しい立ち位置を占めることに向けた大きな一歩である」。あなたが神の子であると気付くだけでは足りない。あなた一人が幻想から救われてもまだ足りない。神の子全体が幻想から救われるために、あなたはキリストという立場を取らなくてはならない。それが、実相的に正しいあなたの立ち位置である。今日のテーマは、そういう大きな歩みに向かう第一歩である。



It is a positive assertion of your right to be saved, and an acknowledgment of the power that is given you to save others.
  • positive [pάzətiv] : 「前向きな、楽天的な、建設的、肯定的な」
  • assertion [əsə́ːrʃən] : 「主張、表明、断言、断定」
  • right [ráit] : 「権利、利権」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」
  • acknowledgment [æknάlidʒmənt] : 「承認、同意、認識、認知」
  • power [páuər] : 「力、能力、勢力、権限、権威」
  • given [ɡívən] : 「giveの過去分詞形」
❖ "It is a positive ~ "「それは、あなたが救われる権利があるとする積極的な宣言であると同時に、他者を救うためにあなたに与えられたパワーを認識することでもある」。あなたにはキリストとしてのパワーが神から与えられる。と言うより、神が神の子を創造したときに、神は神の子にそのパワーを継承したのだ。しかし、神の子は神から分離するとき、そのパワーを神に投げ返してしまった。その忘れられたパワーを、あなたは思い出すことになる。



4. You will want to think about this idea as often as possible today. 
  • often [ɔ́fən] : 「しばしば、たびたび、ちょくちょく」
  • as A as possible [pάsəbl] : 「できるだけAの」
❖ "You will want ~ "「あなたは今日のテーマを、出来るだけ頻繁に考えようと思うだろう」。出来るだけ頻繁に考えてほしい、ということ。



It is the perfect answer to all illusions, and therefore to all temptation. 
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「申し分がない、完全な、完璧な」
  • answer [ǽnsər] : 「答え、回答、返事、応答」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って、だから」
  • temptation [temptéiʃən] : 「誘惑、衝動、誘惑物」
❖ "It is the perfect ~ "「今日のテーマは、あらゆる幻想に対する、したがって、あらゆる誘惑に対する完璧な答えである」。ここの"temptation"「誘惑」とは、幻想が現実だとあなたに囁(ささや)くエゴの誘惑のこと。それに負けないための答えが、今日のテーマである。



It brings all the images you have made about yourself to the truth, and helps you depart in peace, unburdened and certain of your purpose.
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
  • depart [dipɑ́ːrt] : 「規則から逸脱する、軌道から反れる、外れる」
  • in peace : 「平和に、安らかに、安心して、静かに、無事に」
  • unburden [bə́ːrdn] : 「〜の荷を下ろす、楽にする、打ち明ける」
  • certain [sə́ːrtn] : 「〜を確信している、〜に疑いを持たない」
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
❖ "It brings all ~ "「今日のテーマは、あなたがあなた自身についてでっち上げたあらゆるイメージを真実へともたらし、」"and helps ~ "「あなたが平和な気持ちでそのイメージから離れるのを手助けする」。"unburdened and ~ "「そして、あなたは重荷を下ろし、あなたの目的に確信をもつのだ」。あなたがでっち上げた自分のイメージとは、神を裏切った罪深い存在であるとか、他者から分離した孤立存在であるとか、物質的肉体的存在であるとか、等々の幻想である。今日のテーマは、そんな偽りのイメージを払拭してくれる。あなたの真の目的であるキリスト的存在へと確信をもって導いてくれるのだ。



As many practice periods as possible should be undertaken today, although each one need not exceed a minute or two. 
  • practice [prǽktis] : 「練習、訓練、演習、実践、実行、履行」
  • period [píəriəd] : 「期間、時期、時間」
  • undertaken [ʌ̀ndərtéikn] : 「undertakeの過去分詞形」
  • undertake [ʌ̀ndərtéik] : 「企てる、〜に着手する、〜に取り掛かる」
  • although [ɔːlðóu] : 「〜ではあるが、〜だけれども」
  • exceed [iksíːd] : 「超える、上回る、突破する」
  • minute [mínit] : 「分、わずかな時間、寸刻」
❖ "As many practice ~ "「今日は、出来るだけ多くの練習を行うべきである」。"although each ~ "「たとえ各練習が1分か2分を越える必要はないにしても」。短い練習時間にとどめて、回数を稼げばいい。



They should begin with telling yourself:

        I am the light of the world. That is my only function. 
        That is why I am here.
  • begin with : 「〜から始める」
  • function [fʌ́ŋkʃən] : 「機能、作用、働き、効用、職務、役割」
❖ "They should ~ "「練習は、次のようにあなた自身に述べることから始める」。"I am the light ~ "「私は世界の光」。"That is my ~ "「これこそ、私の唯一の役割」。"That is why ~ "「私がここに存在している理由である」。



5. Then think about these statements for a short while, preferably with your eyes closed if the situation permits. 
  • statement [stéitmənt] : 「発言、意見、声明、陳述、供述」
  • for a short while : 「ほんの少しの間」
  • preferably [préfərəbli] : 「望ましくは、できれば、なるべく」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、場所、状態、立場、事情」
  • permit [pərmít] : 「許可する、許す、認める、容認する」
❖ "Then think about ~ "「その後、しばらくの間、これらの宣言について考える」。"preferably with ~ "「出来れば、もし状況が許すなら、目を閉じて考えた方がいい」。



Let a few related thoughts come to you, and repeat the idea to yourself if your mind wanders away from the central thought.
  • related [riléitid] : 「 関係のある、関連した」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • wander [wάndər] : 「さまよう、迷う、とりとめがなくなる」
  • away from : 「〜から離れて」
  • central [séntrəl] : 「中心の、主要な、中心となる、重要な」
❖ "Let a few related ~ "「関連したいくつかの考えを思い浮かべ、もし、あなたの心が中心的な思いから離れて漂うようなら、今日のテーマを繰り返し述べる」。"related thoughts"「関連した思い」とは、たとえば、『私はキリストである』、『私は神の子である』、『私は同胞を救う』、『私は愛である』、等々。気が散るようになったら、中心テーマの『私は世界の光である』に戻ればいい。



6. Be sure both to begin and end the day with a practice period. 
  • sure [ʃúər] : 「きっと(〜する)」
  • be sure to : 「必ず〜しなさい、〜するように気を付けなさい」
❖ "Be sure both ~ "「一日の始まりと終わりに必ず練習をするように心がけなさい」。朝、目覚めたら練習、夜、寝る前に練習。



Thus you will awaken with an acknowledgment of the truth about yourself, reinforce it throughout the day, and turn to sleep as you reaffirm your function and your only purpose here. 
  • thus [ðʌ́s] : 「それ故に、従って、このようにして」
  • awaken [əwéikən] : 「目を覚まさせる、呼び起こす」
  • acknowledgment [æknάlidʒmənt] : 「承認、同意、認識、認知」
  • reinforce [rìːinfɔ́ːrs] : 「強化する、補強する、増強する」
  • throughout [θruːáut] : 「〜の間中、〜の初めから終わりまで」
  • reaffirm [riəfə́ːrm] : 「再確認する、〜であると再び主張する」
❖ "Thus you will ~ "「こうすることで、あなたは、あなた自身に関する真実を認識して目を覚まし、一日を通してそれを強化し、この地上におけるあなたの役割と唯一の目的を再確認しながら眠りにつくことになる」。



These two practice periods may be longer than the rest, if you find them helpful and want to extend them.
  • rest [rést] : 「残り、残っているもの、残りの部分、残余」
  • find [fáind] : 「気付く、理解する、発見する、見いだす」
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
  • extend [iksténd] : 「広げる、伸ばす、拡張する、拡大する」
❖ "These two practice ~ "「これら朝晩2回の練習は、残りの練習より長めとなるだろう」。"if you find them ~ "「もしあなたが、その2つの練習が有益だと知り、練習時間を引き延ばしたいと望んだならの話しだが」。



7. Today's idea goes far beyond the ego's petty views of what you are and what your purpose is. 
  • beyond [bijάnd] : 「〜の向こうに、〜を越えて、〜を過ぎて」
  • go far beyond : 「〜から大きくそれる、〜をはるかに超える」
  • petty [péti] : 「わずかな、小さい、けちな、狭量な、卑劣な」
  • view [vjúː] : 「意見、見識、考え、物の見方、見解」
❖ "Today's idea ~ "「今日のテーマは、あなたが何であるか、あなたの目的が何であるかということに関するエゴのケチな見方をはるかに超越したものである」。エゴのケチな見方とは、あなたがでっち上げたあなた自身のイメージのこと。つまり、神を裏切った罪深い存在であるとか、他者から分離した孤立存在であるとか、物質的肉体的存在であるとか、等々の幻想のこと。



As a bringer of salvation, this is obviously necessary. This is the first of a number of giant steps we will take in the next few weeks. 
  • bringer [bríŋər] : 「持って来る人、もたらす人」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • obviously [άbviəsli] : 「明らかに、はっきりと、明白に、明瞭に」
  • necessary [nésəsèri] : 「必要な、必須の、欠くことのできない」
  • a number of : 「多くの〜」
❖ "As a bringer ~ "「救いをもたらす者として、明らかにこれは必要である」。あなたがキリストとしての自分を自覚するには、エゴのケチな見方を超越する必要がある。"This is the first ~ "「これは、これから数週間に渡って私たちが行う多くの大きなステップの第一番目である」。まずはエゴの狭量なものの見方を捨てること、それが第一歩である。



Try today to begin to build a firm foundation for these advances. 
  • build [bíld] : 「建てる、築く、作り上げる、組み立てる」
  • firm [fə́ːrm] : 「堅い、堅固な、頑丈な、しっかりした」
  • foundation [faundéiʃən] : 「土台、礎、基盤、根拠、基礎、根幹」
  • advance [ædvǽns] : 「前進、進歩」
❖ "Try today to begin ~ "「今日から、大きなステップへと前進するための堅固な基礎作りを始めなさい」。



You are the light of the world. God has built His plan for the salvation of His Son on you.
  • built [bílt] : 「buildの過去・過去分詞形」
  • plan [plǽn] : 「計画、企画、予定、意向、つもり、考え」
❖ "You are the light ~ "「あなたは世界の光」。"God has built ~ "「神は、神の子の救いの計画を、あなたの上に立てたのだ」。あなたがキリストとなって世界を幻想から救うという計画は、あなたの上に神が立てた計画である。神の計画は必ず現実化する。恐れることなく、あなたは世界の光となるべきなのだ。それが神の意思である。
 
 
 



W-pI.60.1:1 ~ W-pI.60.5:5

Lesson 60 



Review of Lessons 46 - 50


These ideas are for today's review:
  • review [rivjúː] : 「復習、再考、再吟味、再調査」
❖ "These ideas ~ "「次のテーマが、今日のための復習である」。



1. God is the Love in which I forgive. (神は愛、その愛に包まれて私は赦す)

God does not forgive because He has never condemned. The blameless cannot blame, and those who have accepted their innocence see nothing to forgive. 
  • forgive [fərɡív] : 「許す、容赦する、勘弁する」
  • condemn [kəndém] : 「〜を非難する、責める、〜に有罪の判決を下す」
  • blameless [bléimlis] : 「非難するところのない、罪のない、潔白な」
  • blame [bléim] : 「非難する、とがめる、責める」
  • those who : 「〜する人々」
  • accept [æksépt] : 「承認する、認める、容認する、受け入れる」
  • innocence [ínəsəns] : 「無罪、潔白、無邪気、無垢、純潔」
❖ "God does not ~ "「神は、誰も咎(とが)めたりしないので、許すこともない」。神には、許すという行為自体がない。"The blameless ~ "「罪のない者は、非難することはないし、潔白性を受け入れた者は、許すべき何ものも目にすることはない」。神と同様に、実相世界の存在はすべて完全に無辜(むこ)であるから、無辜の他者を非難することもなければ、他者を許さなくてはならない状況さえない。



Yet forgiveness is the means by which I will recognize my innocence. It is the reflection of God's Love on earth. 
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し、容赦、寛容」
  • means [míːnz] : 「手段、方法」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • reflection [riflékʃən] : 「反射、影、反映、反射光、反響」
❖ "Yet forgiveness ~ "「しかし、赦しは、私が私の潔白性を認識するための手段である」。あなたが自分に罪があると思っているなら、それは幻想である。罪の幻想性を認識し、受け入れて赦すことで、幻想は消滅する。赦しによって罪は滅びるのだ。したがって、あなたが潔白性を受け入れるには赦しが必要である。"It is the reflection ~ "「それは、神の愛が地上に反映したものである」。この地上の幻想の裏には、神の意思、神の愛が隠されている。地上の幻想性を赦して、その幻想から目覚めよという神の願いである。いわば、赦しは、神がこの地上に与えた愛であり、光である。



It will bring me near enough to Heaven that the Love of God can reach down to me and raise me up to Him.
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
  • near [níər] : 「近い場所へ、近くへ、近くに」
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
  • raise [réiz] : 「上げる、上昇させる、起こす」
❖ "It will bring ~ "「神の愛が私に届き、私を神の下(もと)へと持ち上げてくれるために、赦しは私を天の王国のすぐ近くへ連れていってくれる」。赦しを通して幻想から解放されたとき、あなたは実相世界へと、天の王国へと、近づくことが出来る。神の下への旅は、ホーリー・スピリットやキリストが同伴してくれる楽しい旅となる。



2. God is the strength in which I trust. (神は私が信頼する力である)

It is not my own strength through which I forgive. It is through the strength of God in me, which I am remembering as I forgive. 
  • strength [stréŋkθ] : 「力、強さ、体力」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • forgive [fərɡív] : 「許す、容赦する、勘弁する」
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
❖ "It is not my own ~ "「私が赦すのは、私自身の力によるのではない」。"It is through ~ "「私の心の中の神の力を通して、私は赦すのだ」。"which I am ~ "「そして、私が赦すことで、神の力を思い出す」。あなたが赦すという判断を下すとき、それはあなたの理性的な頭脳が判断しているのではない。あなたの心の中の最も純粋で神聖な部分に宿るホーリー・スピリットの正しい判断による。ここでは、ホーリー・スピリットの叡智を神の力と表現している、と思えばいい。



As I begin to see, I recognize His reflection on earth. I forgive all things because I feel the stirring of His strength in me. 
  • begin [biɡín] : 「〜を始める、〜するようになる」
  • reflection [riflékʃən] : 「反射、影、反映、反射光、反響」
  • stirring [stə́ːriŋ] : 「湧き起こること」
❖ "As I begin ~ "「私が(神の力を)見始めるにしたがい、私は、地上に神の反映を認識する」。幻想世界の裏に隠された神の意思が見えるようになる。幻想から目覚めよ、という神の願いである。つまり、赦しを通して幻想を消滅させよ、という神の意思の反映を認識するようになるのだ。"I forgive all ~ "「私は心の中に、神の力が沸き立つのを感じるので、あらゆるものを赦す」。



And I begin to remember the Love I chose to forget, but which has not forgotten me.
  • chose [tʃóuz] : 「chooseの過去形」
  • choose [tʃúːz] : 「 〜を選ぶ、〜を選択する」
  • forgotten [fərɡάtn] : 「forgetの過去分詞形」
❖ "And I begin to ~ "「そして私は、私が忘れることを選択した神の愛を思い出し始める」。"but which has ~ "「その神の愛は、私を忘れてはいなかったのだ」。神の子が神から分離するとき、神の子は神の愛を神に投げ返してしまった。神の愛を放棄し、忘れたのだ。しかし、今あなたは、その神の愛を思い出す。そして、神はあなたを愛し続けていたことを知るのである。



3. There is nothing to fear. (恐れることなど何もない)

How safe the world will look to me when I can see it! It will not look anything like what I imagine I see now. 
  • safe [séif] : 「安全な、無事な、まず間違いない」
  • look like : 「〜のように見える」
  • imagine [imǽdʒin] : 「想像する、思う、心に描く、推測する」
❖ "How safe the world ~ "意訳する、「私が世界の本当の姿を見ることが出来たとき、世界は私にとってどんなにか安全に見えることだろう」。"It will not look ~ "ここも意訳する、「その世界は、今私が見ていると思っているイメージとはまったく似ても似つかないだろう」。あなたが今目にしている世界は、あなたの誤った心が描き出したイメージ(幻想)に過ぎない。しかし、あなたがヴィジョンをもって真実を見ることが出来るようになれば、世界は悪夢から解放されて、平和で安全な場所として見えてくる。夜見る夢がどんなに恐ろしくても、本当は無害であり、安全なものであることと同じだ。



Everyone and everything I see will lean toward me to bless me. I will recognize in everyone my dearest Friend. 
  • lean [líːn] : 「〜にもたれる、〜に寄り掛かる」
  • toward [təwɔ́ːd] : 「〜の方へ、〜に向かって」
  • lean toward : 「〜に傾く」
  • bless [blés] : 「〜を祝福する、清める、〜を賛美する」
  • dear [díər] : 「親愛な、いとしい、かわいい、敬愛する」
❖ "Everyone and ~ "「私が目にするすべての人々、すべてのものが、私を祝福しようとして私に寄り添って来るだろう」。"I will recognize ~ "「私は、すべての人々の中に、私の最高の友人がいると認識することになる」。表面的には、他者はあなたから分離した他者に過ぎないと見えるだろうが、本当はそうでない。あなたも他者も同じ神の子として一体なのだ。自他一如である。あなたの心の中に宿るホーリー・スピリットは、また他者の心の中にも宿っている。あなたのベスト・フレンドは、あらゆる神の子の心の中に常に存在する。



What could there be to fear in a world that I have forgiven, and that has forgiven me?
  • fear [fíər] : 「〜を恐れる、〜を怖がる」
❖ "What could there ~ "「私が赦し、また私を赦した世界の中に、いったいどんな恐れが存在出来るだろうか」。世界の幻想性を認識し、それを赦してたあなたの目に、もはや恐れは見えない。「世界もあなたを赦した」とあるが、視点を変えて世界からあなたを見たとき、あなた自身の肉体もまた幻想であって、その幻想性を赦した、という意味合い。



4. God's Voice speaks to me all through the day. (神の声は、一日中、私に語りかける)

There is not a moment in which God's Voice ceases to call on my forgiveness to save me. 
  • moment [móumənt] : 「わずかの間、一瞬、瞬間」
  • cease [síːs] : 「〜をやめる、よす、中止する」
  • call on : 「求める、要求する」
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し、容赦、寛容」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」
❖ "There is not ~ "「神の声が、私を救うために赦せと求めることを止める瞬間はない」。幻想世界からあなた自身を解放するために、その幻想世界を赦せと、神は常に求めている。



There is not a moment in which His Voice fails to direct my thoughts, guide my actions and lead my feet. I am walking steadily on toward truth. 
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
  • direct [dirékt] : 「〜を管理する、指示命令する、定める」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • guide [ɡáid] : 「〜を導く、案内する、〜を指導する」
  • lead [líːd] : 「案内する、先導する、率いる」
  • steadily [stédili] : 「着実に、着々と、確実に、堅実に」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
❖ "There is not ~ "「神の声が、私の思いに方向性を与えるのに失敗したり、私の行動を導いたり歩みをリードするのに失敗したりする瞬間もない」。"I am walking ~ "「私は着実に、真実に向かって歩んでいる」。神の導きは真実であり、真実が実現しないことはない。神に失敗という二文字はない。



There is nowhere else I can go, because God's Voice is the only Voice and the only Guide that has been given to His Son.
  • nowhere [nóuhwὲər] : 「どこにも〜ない」
  • guide [ɡáid] : 「指導者、案内人、指針」
❖ "There is nowhere ~ "「真実以外に、私が行き着く先はない」。"because God's ~ "「なぜなら、神の声は唯一の声であり、神の子に与えられた唯一のガイドだからだ」。お分かりのように、"God's Voice"「神の声」とは言っているが、神の意思を代弁するホーリー・スピリットの声である。したがって、"only Guide"「唯一のガイド」とは、あなたを真実に導くホーリー・スピリットのことだ。



5. I am sustained by the Love of God. (私は、神の愛に支えられている)

As I listen to God's Voice, I am sustained by His Love. As I open my eyes, His Love lights up the world for me to see. 
  • sustain [səstéin] : 「〜を持続する、維持する、〜を支える、支持する」
  • listen [listen] to : 「耳を傾ける、聴く、聞く」
  • light [láit] : 「〜を明るくする、〜を照らす」
❖ "As I listen ~ "「私が神の声を聞くとき、私は神の愛に支えられている」。あなたが、あなたの心の奥底にホーリー・スピリットの声を聞くことが出来たとき、あなたは神の愛に支えられていると知る。"As I open my ~ "「私が目を開けたとき、神の愛が、私が見ることが出来るようにと世界を照らし出してくれる」。あなたの心の目が開いたとき、神は愛をもって世界を照らし出し、あなたに真実を見せてくれる。



As I forgive, His Love reminds me that His Son is sinless. And as I look upon the world with the vision He has given me, I remember that I am His Son.
  • remind [rimáind] : 「〜に思い出させる、〜に気付かせる」
  • sinless [sínlis] : 「罪のない、潔白な」
  • look upon : 「〜を見る」
  • given [ɡívən] : 「giveの過去分詞形」
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
❖ "As I forgive ~ "「私が赦すとき、神の愛は、神の子は無辜であると私に思い起こさせてくれる」。"And as I look ~ "「そして、神が私に与えてくれたヴィジョンをもって世界を見るとき、私は、自分が神の子であることを思い出す」。神の子は、神を裏切って神から分離したと思い込んでいた。裏切りという罪の意識を抱いて生きてきたのだ。しかし、そんな悪夢から目覚めた今、分離も裏切りも幻想であったと知って、その幻想を赦すことが出来た。罪は滅びたのだ。これが、ACIMのいう贖罪(Atonement)である。あなたは完全に無辜であり、完全に神に愛されている神の子なのだ。
 
 
 



W-pI.59.1:1 ~ W-pI.59.5:4

Lesson 59 



Review of Lessons 41 - 45


The following ideas are for review today:
  • following [fάlouiŋ] : 「次に来る、次の、以下の」
  • review [rivjúː] : 「復習、再考、再吟味、再調査」
❖ "The following ~ "「次のテーマが、今日の復習である」。



1. God goes with me wherever I go. (私がどこへ行こうと、神は私とともに行く)

How can I be alone when God always goes with me? How can I be doubtful and unsure of myself when perfect certainty abides in Him? 
  • wherever [hwεərévər] : 「どこへ〜しても、どこで〜であろうとも」
  • alone [əlóun] : 「独りで、孤立して、独力で、単独で」
  • always [ɔ́ːlweiz] : 「いつも、以前からずっと、常にいつでも」
  • doubtful [dáutfəl] : 「疑わしい、本当とは思えない、不確かな」
  • unsure [ʌnʃúər] : 「不確かな、確信のない、自信のない」
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「申し分がない、完全な、完璧な」
  • certainty [sə́ːrtnti] : 「確実、確実性、間違いないこと」
❖ "How can I be ~ "「いつも神は私とともに歩いているのに、どうして私は一人でいられようか」。"How can I be ~ "「完璧な確実性が神の中にあるというのに、どうして私は自分を疑ったり不審に思ったり出来るだろうか」。



How can I be disturbed by anything when He rests in me in absolute peace? How can I suffer when love and joy surround me through Him? 
  • disturb [distə́ːrb] : 「〜を不安にさせる、乱す、動揺させる」
  • rest [rést] : 「ある、休む、静止する、置かれている」
  • absolute [ǽbsəlùːt] : 「絶対の、絶対的な、完全な、全くの」
  • peace [píːs] : 「平和、和平、安らぎ、平安、静けさ、静謐」
  • suffer [sʌ́fər] : 「苦しむ、苦痛を感じる、不快な経験をする」
  • joy [dʒɔ́i] : 「喜び、歓喜」
  • surround [səráund] : 「包囲する、囲む、取り囲む」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
❖ "How can I be ~ "「神は絶対の平和ままで、私の心の中にいるというのに、どうして私は何かに煩わされたりするだろう」。"How can I suffer ~ "「神を通して、愛と喜びが私を囲んでいるというのに、どうして私は苦しむことがあろう」。



Let me not cherish illusions about myself. I am perfect because God goes with me wherever I go.
  • cherish [tʃériʃ] : 「〜を大事にする、〜を大切にする、可愛がる」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「申し分がない、完全な、完璧な」
❖ "Let me not cherish ~ "「私に関する幻想を大切にしないようにしよう」。あなたに関する幻想とは、前文の、孤独感、疑い、不信、不安、苦しみ等々のこと。"I am perfect ~ "「私がどこに行っても、神は私とともに行ってくれるから、私は完璧である」。神がいつもあなたの側にいてくれるので、あなたは、孤独感、疑い、不信、不安、苦しみ等々の幻想に惑わされることはない。



2. God is my strength. Vision is His gift. (神は私の力、ヴィジョンは神からの贈り物)

Let me not look to my own eyes to see today. Let me be willing to exchange my pitiful illusion of seeing for the vision that is given by God. 
  • look to : 「〜を当てにする、〜に頼る、〜に目をやる」
  • be willing to : 「進んで〜する、〜に前向きである、〜に気乗りする」
  • exchange [ikstʃéindʒ] : 「〜を交換する、〜を引き替える」
  • pitiful [pítifəl] : 「哀れな、惨めな、かわいそうな」
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚、視力」
❖ "Let me not look ~ "「今日から、私自身の目で見ることを頼りにするのを止めよう」。"Let me be ~ "「惨めな幻想を見ることを、神によって与えられたヴィジョンに置き換えようと思う」。幻想を実在だと騙している肉体的な知覚を捨てて、本当に実在する真実を見ることが出来るヴィジョンに乗り換えるのである。このヴィジョンは神からあなたに与えられた贈り物である。



Christ's vision is His gift, and He has given it to me. Let me call upon this gift today, so that this day may help me to understand eternity.
  • gift [gíft] : 「贈り物、プレゼント、神からの贈り物、天賦の才」
  • call upon : 「求める、要求する」
  • so that : 「〜できるように、〜するために、その結果」
  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、分かる、把握する」
  • eternity [itə́ːrnəti] : 「永遠、無限」
❖ "Christ's vision ~ "「キリストのヴィジョンは神からの贈り物であり、神が私に与えてくれたものである」。"Let me call ~ "「今日から、この贈り物を求めていこう」。"so that this day ~ "「そうすれば、今日という日は、私が永遠というものを理解する助けになるだろう」。"Christ's vision"「キリストのヴィジョン」とは、ここではホーリー・スピリットのヴィジョンと考えていい。本来は救い主のヴィジョンのことで、神の子全体を幻想から実相へと目覚めさせ救い出すためのものの見方のことである。"understand eternity"「永遠を理解する」とは、実相世界の属性の一つが永遠性であるから、ここは「実相を理解する」、「実相世界の永遠性を理解する」という意味合い。



3. God is my Source. I cannot see apart from Him. (神は私の源、私は神を離れて見ることは出来ない)

I can see what God wants me to see. I cannot see anything else. Beyond His Will lie only illusions. 
  • beyond [bijάnd] : 「〜の向こうに、〜を越えて、〜を過ぎて」
  • will [wíl] : 「意志、意欲、願望」
  • lie [lái] : 「ある、存在する」
❖ "I can see what ~ "「私は、神が私に見て欲しいと思うものを見ることが出来る」。神はあなたに真実をもて欲しいと望んでいる。だから、あなたは真実を見るのだ。"I cannot see ~ "「私は、その他のものを見ることは出来ない」。神の意思に従って真実だけを見る決心をすれば、それ以外の幻想はあなたの目に入ることはない。



It is these I choose when I think I can see apart from Him. It is these I choose when I try to see through the body's eyes. 
  • choose [tʃúːz] : 「 〜を選ぶ、〜を選択する」
  • apart from : 「〜から離れて、〜は別として」
  • try [trái] : 「試す、やってみる、試みる、企てる」
❖ "It is these I ~ "「その他のものとは、私が神から離れて見ることが出来ると思ったときに、私が選択したものである」。つまり、幻想である。空(くう)に描いたイメージである。"It is these I ~ "「それは、肉体的な目を通して私が見ようとしたときに、私が選択したものである」。あなたは、あなたの肉体的な感覚器官を通して幻想を見る。目に見えた現実を、実在だと錯覚しているのだ。それが幻想である。



Yet the vision of Christ has been given me to replace them. It is through this vision that I choose to see.
  • given [ɡívən] : 「giveの過去分詞形」
  • replace [ripléis] : 「〜に取って代る、〜を交換する、置き換える」
❖ "Yet the vision of ~ "「しかし、キリストのヴィジョンは、肉体的な目に換えて、私に与えられた」。幻想を実在だと錯覚する肉体的な知覚に換えて、真実を見抜くキリストのヴィジョンがあなたに与えられた。"It is through ~ "「私が見ることを選択したのは、このヴィジョンを通して見ることである」。



4. God is the light in which I see. (神は光、私はその光の中で見る)

I cannot see in darkness. God is the only light. Therefore, if I am to see, it must be through Him. 
  • darkness [dάːrknis] : 「暗がり、暗闇」
  • light [láit] : 「光、光源、ライト、明かり」
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って、だから」
be to do : 「〜する予定だ、〜したい、〜できる、〜しなければならない」
❖ "I cannot see ~ "「私は、闇の中では見ることが出来ない」。闇の幻想の中にあっては、あなたは真実を見ることが出来ない。"God is the ~ "「神は、唯一の光である」。"Therefore, if I ~ "「したがって、もし私が見たいと思うのであれば、それは、神を通して見なければならない」。神は、実相の光をあなたに与えてくれる。真実を照らし出す光である。あなたが真実を見たいと望むなら、この神の光を通して見る必要があるわけだ。



I have tried to define what seeing is, and I have been wrong. Now it is given me to understand that God is the light in which I see. 
  • define [difáin] : 「〜を定義する、〜の意味を明確にする」
  • wrong [rɔ́ːŋ] : 「間違った、誤っている、不適切な、悪い」
❖ "I have tried ~ "「私は、見るとは何なのか、定義しようとしてきたが、私は間違っていた」。あなたは、見るとは肉体的な目が知覚したイメージを脳の知覚野が認識することだと定義してきた。しかし、それは錯覚を捉えているに過ぎなかった。"Now it is given ~ "意訳する、「今私は、神は私が見るための光であると理解出来た」。心の目をもって、真実が反映する光を捉えることがヴィジョンである。



Let me welcome vision and the happy world it will show me.
  • welcome [wélkəm] : 「歓迎する、喜んで受け入れる」
  • show [ʃóu] : 「示す、表す、表示する」
❖ "Let me welcome ~ "「神の光が私に見せてくれるヴィジョンと幸せな世界を歓迎しよう」。神の光が照らし出してくれる真実と実相世界を受け入れ、幸せと喜びを心から歓迎すればいい。



5. God is the Mind with which I think. (神は心、私はその心をもって思う)

I have no thoughts I do not share with God. I have no thoughts apart from Him, because I have no mind apart from His. 
  • share in : 「〜を分かち合う、〜を共有する」
❖ "I have no ~ "「私は、神と分かち合わないような思いを抱くことはない」。"I have no thoughts ~ "「私は、神から離れて思うことはない」。"because I have no ~ "「なぜなら、私は、神の心から離れた心を持っていないからだ」。



As part of His Mind, my thoughts are His and His Thoughts are mine.
  • part [pάːrt] : 「一部、部分」
  • mine [máin] : 「私のもの」
❖ "As part of ~ "「神の心の一部として、私の思いは神の思いであり、神の思いは私の思いである」。レッスン59の全体を通じて、"God"「神」を"Holy Spirit"「ホーリー・スピリット」に置き換えて解釈してもいい。神はホーリー・スピリットをあなたの下(もと)に遣わして、間接的にあなたと接触している。間接的接触ではあるが、神のメッセイージはホーリー・スピリットを通して直接あなたに送られる。ホーリー・スピリットは神の代理人であり、むしろ、ホーリー・スピリットは神と一体だと思っていい。
 
 
 




W-pI.58.1:1 ~ W-pI.58.5:7

Lesson 58 



Review of Lessons 36 - 40


These ideas are for review today:
  • review [rivjúː] : 「復習、再考、再吟味、再調査」
❖ "These ideas ~ "「次に掲げるテーマが今日の復習である」。


1. My holiness envelops everything I see. (私の神聖さが、目にするすべてを包み込んでいる)

From my holiness does the perception of the real world come. Having forgiven, I no longer see myself as guilty. 
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、神聖さ、高潔」
  • envelop [énvəlòup] : 「〜を包む、くるむ、覆い隠す」
  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、認知、知見、見識」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
  • forgiven [fərɡívn] : 「forgiveの過去分詞」
  • forgive [fərɡív] : 「許す、容赦する、勘弁する」
  • no longer : 「もはや〜でない」
  • guilty [ɡílti] : 「有罪の、犯罪的な、罪を犯した」
❖ "From my holiness ~ "「実相世界を知覚することは、私の神聖さから来る」。幻想を実在だと騙す肉体的な知覚を修正し、真実を見抜くヴィジョンを得ることで、あなたは実相世界を目撃出来る。そのとき、あなたは自分が神の子であるという真実に回帰しているので、そのヴィジョンはあなたの神聖さから生れて来るものだと気付くのだ。"Having forgiven ~ "「すでに赦しているので、私はもう、私自身を罪があると見ることはない」。あなたに恐れを感じさせてきた罪の意識は幻想に過ぎないと認識し、受け入れて赦したのだ。あなたの罪の意識は消滅してしまった。幻想は赦されることで消滅してしまう。



I can accept the innocence that is the truth about me. 
  • accept [æksépt] : 「承認する、認める、容認する、受け入れる」
  • innocence [ínəsəns] : 「無罪、潔白、無邪気、無垢、純潔」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
❖ "I can accept ~ "「私は、私に関する真実であるところの無辜性を受け入れることが出来る」。あなたは神が創造した完璧な神の子であって、完全に無辜(むこ)である。その事実をあなたは今、受け入れることが出来るようになった。



Seen through understanding eyes, the holiness of the world is all I see, for I can picture only the thoughts I hold about myself.
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • understanding [ʌ̀ndərstǽndiŋ] : 「思いやりがある、同情心あふれる」
  • picture [píktʃər] : 「〜を描写する、心の中に描く、想像する」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • hold [hóuld] : 「心に抱く、〜であると考える」
❖ "Seen through ~ "「思いやりの目を通して世界を見れば、世界の神聖さが私が目にするすべてとなる」。愛の溢れる心の目で幻想世界を見れば、幻想の裏に神の意思が隠されていることが見えてくる。それはすべて神聖である。"for I can picture ~ "「なぜなら、私は、私自身に関して私が抱く思いだけを描き出せるからだ」。あなたは、自分自身を神聖な神の子であると気付いた。その思いだけを、あなたはイメージとしてこの世界のキャンバスに描くことが出来る。あなたが神聖であるなら、この世界も神聖に見えてくるのだ。



2. My holiness blesses the world. (私の神聖さは、世界を祝福する)

The perception of my holiness does not bless me alone. Everyone and everything I see in its light shares in the joy it brings to me. 
  • bless [blés] : 「〜を祝福する、〜を神聖にする、〜を賛美する」
  • alone [əlóun] : 「独りで、孤立して、独力で、単独で」
  • light [láit] : 「光、光源、ライト、明かり」
  • share [ʃέər] : 「分かち合う、共有する」
  • share in : 「〜を分かち合う、〜を共有する」
  • joy [dʒɔ́i] : 「喜び、歓喜」
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
❖ "The perception of ~ "「私の神聖さを知覚することは、私だけを祝福するのではない」。"Everyone and ~ "「祝福の光の中で私が目にするすべての人、すべてのものが、祝福が私にもたらした喜びを分かち合うのである」。したがって、同胞もまた神聖な神の子であると気付き、神に祝福されていると知る。喜びは分かち合われて拡張増大していく。



There is nothing that is apart from this joy, because there is nothing that does not share my holiness. 
  • apart from : 「〜から離れて、〜は別として」
❖ "There is nothing ~ "「この喜びからかけ離れているものなど何もない」。"because there ~ "「なぜなら、私の神聖さを分かち合わないものは何もないからだ」。あなたは、自分が単独で存在するのではなく、周りの自然とも、また同胞達とも深い関係性をもち、さらにそれらと融合して一体であると気付く。分離など存在しないと知るのである。だから、あなたが神聖であるなら、あなたと一体である自然も同胞達も、すべて神聖なのだ。



As I recognize my holiness, so does the holiness of the world shine forth for everyone to see.
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • shine [ʃáin] : 「輝く、光る」
  • forth [fɔ́ːrθ] : 「外部へ」
❖ "As I recognize ~ "「私が私の神聖さを認識するにしたがい、世界の神聖さは、みんなが見えるように輝き出す」。




3. There is nothing my holiness cannot do. (私の神聖さが出来ないことなど何もない)

My holiness is unlimited in its power to heal, because it is unlimited in its power to save. 
  • unlimited [ʌnlímitid] : 「制限のない、無制限の、自由な、無条件の」
  • heal [híːl] : 「癒やす、救う、治す、治癒する、治療する」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」
❖ "My holiness is ~ "「私の神聖さのヒーリング・パワーには制限がない」。"because it is ~ "「なぜなら、救いのパワーには制限がないからだ」。ヒーリングも救いも、ともに幻想から真実へ目覚める治癒であり解放である。真実には制限や限界は存在しない。




What is there to be saved from except illusions? And what are all illusions except false ideas about myself? 
  • except [iksépt] : 「ただし、除いて」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
  • false [fɔ́ːls] : 「正しくない、誤った、うその、虚偽の」
❖ "What is there to ~ "「幻想以外に、何から救われるのだろう」。悪夢から目覚めること、それが救いである。"And what are ~ "「そして、私に関する誤った考え以外に、いったい何が幻想であろうか」。あなたが、自分は肉体をもった物体に過ぎない、サルから進化した動物に過ぎないと思っている限り、幻想から目覚めることは不可能だ。奪われ、傷つき、年老い、死に至る存在だと信じている限り、あなたは幻想から目覚めることは出来ないのだ。



My holiness undoes them all by asserting the truth about me. 
  • undo [ʌndú] : 「元どおりにする、取り消す」
  • assert [əsə́ːrt] : 「断言する、強く主張する」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
❖ "My holiness undoes ~ "「私の神聖さは、私に関する真実を宣言することで、幻想を取り消しにする」。あなたは、真実に目覚めて、自分が神の子であると宣言するのである。幻想は幻想と認識され、赦されて、消滅してしまう。



In the presence of my holiness, which I share with God Himself, all idols vanish.
  • presence [prézns] : 「存在すること、存在」
  • share [ʃέər] : 「分かち合う、共有する」
  • idol [áidl] : 「偶像、崇拝の対象、虚像、幻想」
  • vanish [vǽniʃ] : 「消える、消えてなくなる」
❖ "In the presence ~ "「私は、私の神聖さを神自身と分かち合っているのだが、その神聖さの存在する中で、あらゆる偶像は消えてなくなる」。エゴを代表とする幻想の偶像、時間も空間も物質も、すべては真実の前で消滅する。幻想の黒雲は晴れて、真実が眼前に展開するのだ。




4. My holiness is my salvation. (私の神聖さは、私の救いである)

Since my holiness saves me from all guilt, recognizing my holiness is recognizing my salvation. 
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • since [síns] : 「〜なので、〜だから」
  • guilt [ɡílt] : 「犯罪、あやまち、有罪、罪」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
❖ "Since my holiness ~ "「私の神聖さがあらゆる罪から私を救ってくれるので、私の神聖さを認識することは、私の救いを認識することなのだ」。あなたが神の子としての神聖さに目覚めることは、ヴィジョンを通して真実を見ることが出来たことを意味する。幻想が消滅し、幻想から救われた証拠なのだ。




It is also recognizing the salvation of the world. Once I have accepted my holiness, nothing can make me afraid. 
  • once [wʌ́ns] : 「一旦〜すると」
  • accept [æksépt] : 「承認する、認める、容認する、受け入れる」
  • make [méik] : 「〜の状態を作り出す、〜にする」
  • afraid [əfréid] : 「恐れて、心配して、怖がって」
❖ "It is also recognizing ~ "「それはまた、世界の救いを認識することでもある」。あなたが真実に目覚めることで、幻想世界は消滅し実相世界が立ち現われる。ここの"world"「世界」を『同胞』に置き換えて解釈してもいいだろう。つまり、あなたの救いは同胞の救いでもある。"Once I have ~ "「ひとたび私が私の神聖さを受け入れたなら、何ものも私を恐れさせることは出来ない」。あなたはもはや、夢の中のモンスターによって脅かされることはない。幻想を恐れる必要などないのだ。



And because I am unafraid, everyone must share in my understanding, which is the gift of God to me and to the world.
  • unafraid [ʌnəfréid] : 「恐れない、怖くない」
  • share in : 「〜を分かち合う、〜を共有する」
  • understanding [ʌ̀ndərstǽndiŋ] : 「見解、意見、同情、思いやり」
  • gift [gíft] : 「贈り物、プレゼント、神からの贈り物、天賦の才」
❖ "And because I ~ "「私は恐れていないので、誰もが私の理解を分かち合ってくれるに違いない」。"which is the gift ~ "「その理解は、神から私への、そして神から世界への贈り物である」。ここでの"understanding"「理解」とは、あなたが神の子として神聖だという認識のこと。あなたの神聖さが恐れを消滅させてくれるという理解を、あなたは同胞と分かち合うのだ。それは、この世界の裏に隠された神の意思であり、神の願いであり、したがって、神からの贈り物である。



5. I am blessed as a Son of God. (私は神の子として祝福されている)

Herein lies my claim to all good and only good. I am blessed as a Son of God. 
  • herein [hìərín] : 「ここに、この中に、この点で」
  • good [ɡúd] : 「幸福、善、美徳」
  • lie [lái] : 「ある、存在する」
  • claim [kléim] : 「要求、主張、〜を要求する権利、〜の正当な資格」
❖ "Herein lies ~ "「ここにこそ、あらゆる善きこと、善きことだけを求める私の権利がある」。"good"「善きこと」とは、真実のこと。あるいは、あなたの幸せ、と解釈してもいいだろう。あなたは神の子なのだから、幸せや真実や善を求める当然の権利がある。そして、それだけを求める必要がある。"I am blessed ~ "「私は神の子として祝福されている(のだから)」。



All good things are mine, because God intended them for me. I cannot suffer any loss or deprivation or pain because of Who I am. 
  • mine [máin] : 「私のもの」
  • intend [inténd] : 「〜するつもりである、〜を意図する」
  • intend A for B : 「AをBに提供するよう意図する」
  • suffer [sʌ́fər] : 「苦しむ、苦痛を感じる、不快な経験をする」
  • loss [lɔ́s] : 「失うこと、喪失、紛失」
  • deprivation [dèprəvéiʃən] : 「貧困、欠乏、 剥奪、奪うこと、喪失」
  • pain [péin] : 「痛み、痛覚、苦痛」
❖ "All good things ~ "「あらゆる善きことは私のものである」。"because God ~ "「なぜなら、神はそれを私に与えようと意図したからだ」。あなたの幸せ、真実、美、善、等々を、神はあなたに与えようと意思した。なぜなら、あなたは神が一番に愛する神の子だからだ。"I cannot suffer ~ "「私は神の子であるから、いかなる喪失も剥奪も痛みも被ることはない」。ここの"because of Who I am"を「私は神の子であるから」と訳した。「本当の自分ゆえに」という意味合いである。実相世界の神の法に従えば、与えられることはあっても決して奪われることはない。真実だけが、無尽蔵に与えられる。もちろん、あなたが真実を求めれば、という条件は付くのだが。



My Father supports me, protects me, and directs me in all things. 
  • support [səpɔ́ːrt] : 「支える、支持する、後押しする」
  • protect [prətékt] : 「保護する、守る、かばう」
  • direct [dirékt] : 「〜を管理する、指示命令する、定める」
❖ "My Father supports ~ "「私の父なる神は、すべてにおいて、私をサポートし、守り、導いてくれる」。ホーリー・スピリットを通して、あなたに直に作用してくれる。



His care for me is infinite, and is with me forever. I am eternally blessed as His Son.
  • care [kέər] : 「世話、介護、監督、保護」
  • infinite [ínfənət] : 「無限の、計り知れない、果てしない」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
  • eternally [itə́ːrnəli] : 「永久に、絶えず、変わることなく、永遠に」
❖ "His care for ~ "「私に対する神の加護は無限であり、神の加護は永遠に私とともにある」。"I am eternally ~ "「私は神の子として永遠に祝福されている」。
 
 
 



W-pI.57.1:1 ~ W-pI.57.5:6

Lesson 57 



Review of Lessons 31 - 35


Today let us review these ideas:
  • review [rivjúː] : 「もう一度見る、見直す、洗い直す」
❖ "Today let us ~ "「今日は、次のテーマを復習しよう」。


1. I am not the victim of the world I see. (私は、私が目にしている世界の犠牲者ではない)

How can I be the victim of a world that can be completely undone if I so choose? 
  • victim [víktim] : 「被害者、犠牲者」
  • completely [kəmplíːtli] : 「完全に、十分に、全面的に、全く」
  • undone [ʌndʌ́n] : 「undoの過去分詞形」
  • undo [ʌndú] : 「元どおりにする、取り消す」
  • choose [tʃúːz] : 「 〜を選ぶ、〜を選択する」
❖ "How can I be ~ "「私は、もし私がそうすることを選択したなら、完全に取り消しに出来るような世界の犠牲者などではない」。あなたが、この世界の幻想を認識して、受け入れ赦したとき、この幻想世界は消滅する。したがって、あなたは、消滅させ得るような世界の犠牲者などではない。それはちょうど、あなたが夜見る夢の犠牲者ではないのと同じである。



My chains are loosened. I can drop them off merely by desiring to do so. The prison door is open. 
  • chain [tʃéin] : 「鎖、チェーン、連鎖、つながり」
  • loosen [lúːsn] : 「解く、ほどく、緩める、解放する」
  • drop [drɑ́p] : 「落とす、やめる、中断する」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • desire [dizáiər] : 「〜が欲しいと強く思う、〜を強く願う」
  • prison [prízn] : 「監獄、監禁」
❖ "My chains are ~ "「私の鎖はほどかれる」。あなたをこの幻想世界に縛りつけていた鎖はほどかれる。"I can drop ~ "「私がそうしたいと願うことで、私は鎖をほどいてしまえるのだ」。"The prison door ~ "「牢獄の扉は開いている」。その扉を抜けて、あなたは自由の世界へと解放される。幻想世界から実相世界へ舞い戻るのだ。



I can leave simply by walking out. Nothing holds me in this world. Only my wish to stay keeps me a prisoner. 
  • leave [líːv] : 「去る、退く」
  • simply [símpli] : 「造作なく、たやすく、簡単に」
  • walk out : 「退場する、離れる」
  • hold [hóuld] : 「維持する、保持する、持続する」
  • wish [wíʃ] : 「願い、望みの物、願望、希望」
  • keep [kíːp] : 「〜の状態にしておく」
  • prisoner [prízənər] : 「囚人、捕虜」
❖ "I can leave simply ~ "「私は、歩いて出るだけで、造作なくそこから離れることが出来る」。あなたを邪魔するものはいない。ただここから立ち去ればいいのだ。"Nothing holds ~ "「この世界に私を引き止めるものは何もない」。"Only my wish ~ "「ここに留まっていたいという私の願いだけが、私を囚人のままにしておく」。だから、牢獄から解放されたいと望まなくてはならない。あなたの自由意思で、それを選択しなくてはならない。その後のことは、すべてホーリー・スピリットに委ねてしまえばいいのだ。



I would give up my insane wishes and walk into the sunlight at last.
  • give up :  「あきらめる、断念する、降伏する」
  • insane [inséin] : 「ばかげた、愚かな、常軌を逸した、正気でない」
  • sunlight [sʌ́nlàit] : 「太陽の光、日の当たる所」
  • at last : 「最後に、ついに、とうとう、やっと、ようやく」
❖ "I would give up ~ "「私は、私の狂った願いを放棄し、ついには太陽に光の下に歩き出したいと思う」。



2. I have invented the world I see. (私は、目にしている世界をでっち上げてしまった)

I made up the prison in which I see myself. All I need do is recognize this and I am free. 
  • invent [invént] : 「〜をでっち上げる、〜を発明する、考案する」
  • make up : 「作り出す、捏造する、でっちあげる」
  • prison [prízn] : 「監獄、監禁」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • free [fríː] : 「自由な、捕われていない、独立した」
❖ "I made up ~ "「私は牢獄を作ってしまい、その中に私自身を見ていた」。あなたはこの世界を夢の中で作り出し、その夢に自分を閉じ込めていた。"All I need do ~ "「私がなすべきことは、この事実と私が自由であることを認識することである」。あなたは夢に束縛されていはいない。いつでも夢から目覚めることが出来るのだ。



I have deluded myself into believing it is possible to imprison the Son of God. 
  • delude [dilúːd] : 「だます、欺く、惑わす」
  • delude oneself : 「勘違いする、思い違いをする」
  • believe [bilíːv] : 「信じる、確信する、信頼する」
  • possible [pάsəbl] : 「可能性がある、あり得る、なし得る」
  • imprison [imprízn] : 「監禁する、拘置する、投獄する」
❖ "I have deluded ~ "「私は、勘違いをして、神の子を投獄出来ると信じてきた」。実相世界に住む神の子を幻想の中に閉じこめて置くことが可能であると信じてきた。



I was bitterly mistaken in this belief, which I no longer want. The Son of God must be forever free. 
  • bitterly [bítərli] : 「激しく、苦々しく、ひどく」
  • mistaken [mistéikən] : 「mistake の過去分詞形」
  • mistake [mistéik] : 「思い違いする、間違える」
  • belief [bilíːf] : 「信じること、信念、信仰、信条、信用、信頼」
  • no longer : 「もはや〜でない」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
❖ "I was bitterly ~ "「私は、苦々しくも、こんなことを信じる間違いを犯したのだが、もはやそんなことは望んでいない」。"The Son of God ~ "「神の子は永遠に自由であらねばならない」。それが本来の自然な姿だから。



He is as God created him, and not what I would make of him. 
  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」
❖ "He is as God ~ "意訳する、「神の子は、神が創造したままの存在であり、私が作り上げた虚像ではない」。幻想に束縛された神の子の姿は、あなたが作り上げが虚像である。



He is where God would have him be, and not where I thought to hold him prisoner.
  • hold [hóuld] : 「〜の状態にしておく」
❖ "He is where God ~ "ここも意訳する、「神の子は、神がいて欲しいと思うところにいるのであって、私が神の子を囚人として拘束している場所にいるのではない」。神は神の子を実相世界に住まわせたのであるから、あなたが神の子を幻想世界にずっと閉じこめて置くことなど不可能である。



3. There is another way of looking at the world. (世界を見る、また別の見方がある)

Since the purpose of the world is not the one I ascribed to it, there must be another way of looking at it. 
  • since [síns] : 「〜なので、〜だから」
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • ascribe [əskráib] : 「ものとみなす、帰する、せいにする」
  • another [ənʌ́ðər] : 「もう一つの、別の、ほかの」
❖ "Since the purpose ~ "「この世界の目的は私が思っているようなものではないので、世界を見るまた別な見方があるはずだ」。世界はあなたに苦と痛みを強いる目的をもっているかのように見えるだろうが、そうではない。それが幻想に過ぎないのだとあなたが見破るために世界は存在する。学びのための補助装置として世界は存在するのだ。それが、世界の裏に隠された神の意思である。



I see everything upside down, and my thoughts are the opposite of truth. I see the world as a prison for God's Son. 
  • upside down : 「逆さまに」
  • opposite [άpəzit] : 「反対、正反対、逆」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
❖ "I see everything ~ "「私はあらゆるものを逆さまに見ており、私の思いは真実と正反対である」。"I see the world ~ "「私は世界を、神の子の牢獄だと見ている」。幻想世界は確かに神の子の牢獄なのだが、見方をその一点に留めてはいけない。牢獄である幻想世界の裏に隠された神の意思を見て取らなくてはいけないのだ。つまり、幻想を認識した後には、その幻想に隠された真実をヴィジョンで見抜かなくてはいけない。



It must be, then, that the world is really a place where he can be set free. 
  • really [ríəli] : 「実際には、ほんとうは、確かに、本当に」 
  • place [pléis] : 「場所、個所」
  • be set free : 「自由の身となる、釈放される」
❖ "It must be ~ "「したがって世界は、本当は、神の子が解放され得る場所でなければいけない」。ここが重要。なぜなら、これが神の意思だから。



I would look upon the world as it is, and see it as a place where the Son of God finds his freedom.
  • look upon : 「〜を見る」
  • as it is : 「そのままに、ありのままに」
  • find [fáind] : 「発見する、見いだす、気付く、理解する」
  • freedom [fríːdəm] : 「自由、解放、自主、独立」
❖ "I would look upon ~ "「私は世界をありのままに見ようと思う」。世界の幻想性の裏に隠された神の意思をありのままに見ようと思う。"and see it ~ "「そして世界を、神の子が自由を見出す場所として見よう」。



4. I could see peace instead of this. (私は、これに代えて平和を見ることが出来る)

When I see the world as a place of freedom, I realize that it reflects the laws of God instead of the rules I made up for it to obey. 
  • realize [ríːəlàiz] : 「〜に気が付く、悟る、自覚する、実感する」
  • reflect [riflékt] : 「〜を映す、示す、反映する」
  • law [lɔ́ː] : 「法、法律、法規、法令」
  • instead [instéd] of : 「〜の代わりに」
  • rule [rúːl] : 「規則、ルール、規定、法則、規範」
  • obey [oubéi] : 「〜に従う、〜の言うことに従う」
❖ "When I see ~ "「私が世界を自由の場所と見るとき、世界は、私が世界に対して従うようにと作り上げたルールの代わりに、神の法を反映するのだと認識する」。あなたがこの世界を、あなたが自由になれる場所だと見ることが出来たとき、あなたがそれまで世界に与えてきたエゴの思考システムに準じたルールを放棄して、ホーリー・スピリットの思考システムである神の法を世界に対して適用させることになる。
具体的に言えば、この世界は弱肉強食の世界であって、得るために奪え、奪われる前に奪え、殺される前に殺せ、というエゴのルールが支配しているが、あなたが幻想から解放されて自由を得たとき、与えることと得ることは同一であり、誰も傷つくことは不可能であるというホーリー・スピリットの思考システムに則った神の法が行われるのだ。



I will understand that peace, not war, abides in it. And I will perceive that peace also abides in the hearts of all who share this place with me.
  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、分かる、把握する」
  • abide [əbáid] : 「とどまる、居住する」
  • perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜に気付く、〜を見抜く」
  • heart [hάːrt] : 「心、胸の内、気持ち」
  • share [ʃέər] : 「分かち合う、共有する」
❖ "I will understand ~ "「私は、戦争ではなく平和が、世界の中に宿ると理解するようになる」。"And I will perceive ~ "「そして、平和もまた、この平和を私と分かち合ってくれるすべての人々の心の中に宿っていると感じるようになる」。平和を与えることは平和を得ることと等しいと知ることになるから、平和は分かち合われる。さらに、あなたは他者と自他一如であると知ることになるから、あなたの平和は他者の平和でもあるのだ。



5. My mind is part of God's. I am very holy. (私の心は神の心の一部、だから、私はとても神聖だ)

As I share the peace of the world with my brothers, I begin to understand that this peace comes from deep within myself. 
  • begin [biɡín] : 「〜を始める、〜するようになる」
  • deep [díːp] : 「深い、深さがある」
  • within [wiðín] : 「中、内部、内側」
  • deep within : 「〜の深部」
❖ "As I share ~ "「私が私の同胞と世界の平和を分かち合うにしたがい、私は、この平和が私自身の心の奥深くからやって来るのだと理解し始める」。あなたはエゴの思考システムを捨て、ホーリー・スピリットの思考システムに従った。そのホーリー・スピリットは、あなたの心の中の最も純粋で神聖な部分に宿っていると、あなたは感じるようになる。あなたはもうすぐ、ホーリー・スピリットの声を聞くことが出来ようになるだろう。



The world I look upon has taken on the light of my forgiveness, and shines forgiveness back at me. 
  • take on : 「呈する、帯びる、持つようになる、獲得する」
  • light [láit] : 「光、光源、ライト、明かり」
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し、容赦、寛容」
  • shine [ʃáin] : 「〜を磨く、〜を光らせる」
❖ "The world I ~ "意訳する、「私が目にする世界は、私の赦しの光を帯び始め、その世界は私に赦しを投げ返してくれる」。あなたは、この世界が幻想であると認識し、その事実を受け入れて世界の幻想性を赦すのである。つまり、世界に対してあなたの赦しの光を与えるのだ。そうすると、与えることと得ることは同じだから、今度は世界があなたに対して、あなたの存在の幻想性を赦してくれるのである。ここは、"world"「世界」を"brothers"「同胞」に置き換えて読み直してみると理解しやすいだろう。



In this light I begin to see what my illusions about myself kept hidden. 
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
  • kept [képt] : 「keepの過去・過去分詞形」
  • keep [kíːp] : 「〜の状態にしておく」
  • hidden [hídn] : 「hide の過去分詞形、隠された、秘密の」
❖ "In this light ~ "「この光の中で、私は、私自身に関する私の幻想がずっと隠し続けていたものを見始めることになる」。つまり、あなたは神が創造した神の子であるという真実があなたの目に見え始めるようになる。この事実を、あなたはずっと隠し続けて来たのだ。幻想の黒雲の中に隠して来たのである。



I begin to understand the holiness of all living things, including myself, and their oneness with me.
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、神聖さ、高潔」
  • living [líviŋ] : 「生きた、生きている」
  • include [inklúːd] : 「含める、含有する、包含する」 
  • oneness [wʌ́nnis] : 「単一性、同一性」
❖ "I begin to understand ~ "意訳する、「私は、私自身を含めて、命あるすべてのものの神聖さと、その命が私の命と一つだということを理解し始める」。分離していたかに見えたすべての命は実は単一の命だとあなたは気付き始める。神が創造した神聖な一つの命だと理解し始めるのだ。
 
 
 




W-pI.56.1:1 ~ W-pI.56.5:5

Lesson 56 



Review of Lessons 26 - 30


Our review for today covers the following:
  • review [rivjúː] : 「復習、再考、再吟味、再調査」
  • cover [kʌ́vər] : 「取り上げる、取り扱う、対象にする、含める」
  • following [fάlouiŋ] : 「次に来る、次の、以下の」
❖ "Our review ~ "「私たちの今日の復習は、次の項目を取り上げる」。



1. My attack thoughts are attacking my invulnerability. (私の攻撃的な思いが、傷つくことはないという属性を攻撃している)

How can I know who I am when I see myself as under constant attack? Pain, illness, loss, age and death seem to threaten me. 
  • attack [ətǽk] : 「攻撃、暴行、襲撃」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • attack [ətǽk] : 「〜を襲う、〜を攻撃する、〜を非難する」
  • invulnerability [invʌ̀lnərəbíləti] : 「傷つかないこと、弱さがないこと」
  • under [ʌ́ndər] : 「従って、従属して」
  • constant [kάnstənt] : 「不変の、一定な」
  • pain [péin] : 「痛み、痛覚、苦痛」
  • illness [ílnis] : 「病気、気分がすぐれないこと、疾病、疾患」
  • loss [lɔ́s] : 「失うこと、喪失、紛失」
  • age [éidʒ] : 「寿命、年齢、高齢、老齢」
  • death [déθ] : 「死、死亡」
  • threaten [θrétn] : 「 〜を脅す、脅迫する」
❖ "How can I know ~ "「常に攻撃に晒(さら)されている私自身を目にしているというのに、どうして私は、私が何者であるか知ることが出来るだろう」。"Pain, illness ~ "「痛み、病、喪失、加齢、死、等々が私を脅しているかのようだ」。痛み、病、喪失、加齢、死、等々の攻撃が常にあなたを恐れさせている状況にあって、あなたは、自分が完璧な神の子であるなどと知る由もない。



All my hopes and wishes and plans appear to be at the mercy of a world I cannot control. 
  • hope [hóup] : 「希望、願い」
  • wish [wíʃ] : 「願い、望みの物、願望、希望」
  • plan [plǽn] : 「計画、企画、予定、意向、つもり、考え」
  • appear [əpíərəns] : 「〜のように見える、〜と思われる」
  • mercy [mə́ːrsi] : 「慈悲、情け、寛大な措置」
  • at the mercy of : 「〜の意のままで、〜の言いなりで」
  • control [kəntróul] : 「操作する、制御する、支配する、統制する」
❖ "All my hopes and ~ "「私のあらゆる希望や願いは、私がコントロール出来ない世界の言いなりであるかのように見える」。あなたの運命を握っているのは、非情なこの世界であるかのように思われる。あなたは、この物質世界を意のままにコントロールすることは出来ないからだ。



Yet perfect security and complete fulfillment are my inheritance. 
  • imperfect [impə́ːrfikt] : 「不完全な、不十分な」
  • security [sikjúərəti] : 「安全、無事、安心、防護、防衛」
  • complete [kəmplíːt] : 「全部そろった、完全な、全部の」
  • fulfillment [fulfílmənt] : 「実現、成就、達成、満足感、充足感」
  • inheritance [inhérətəns] : 「受け継いだもの、継承物、継承」
❖ "Yet perfect security ~ "「しかし、完全な安心感、完璧な充足感は、私が継承したものである」。あなたは神が創造した神の子として、神の属性のすべてを継承している。あなたは生来、神の完全性も受け継いでいる。あなたは生来的に、完全完璧な平和の中に住んでいるはずなのだ。



I have tried to give my inheritance away in exchange for the world I see. 
  • try [trái] : 「試す、やってみる、試みる、企てる」
  • give away : 「引き渡す、引き渡す、逸する、逃す」
  • exchange [ikstʃéindʒ] : 「換えること、交換」
  • in exchange for : 「〜と引き換えに、〜の代わりに」
❖ "I have tried ~ "「私は、私が目にする世界と引き換えに、私が継承したものを引き渡そうとしてきた」。神の子が神から分離するとき、神の子は、神から継承した属性のすべてを神に投げ返してしまったのだ。その余韻のままに、あなたは神から継承したものを完全に忘れ去って、目の前の幻想世界に執着し続けてきた。



But God has kept my inheritance safe for me. My own real thoughts will teach me what it is.
  • kept [képt] : 「keepの過去・過去分詞形」
  • keep [kíːp] : 「保つ、〜の状態にしておく」
  • safe [séif] : 「安全な、無事な、まず間違いない」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
  • teach [tíːtʃ] : 「〜を教える、指導する、学ばせる、悟らせる」
❖ "But God has ~ "「しかし神は、私のために、私が継承したものを安全に保管していてくれた」。あなたは、神から継承したものを忘れているだけであって、決して失ったわけではない。"My own real ~ "「私自身の実相的な思いが、その継承したものが何であるか、私に教えてくれるだろう」。ここの"real thoughts"「実相的な思い」とは、まさにヴィジョンのことである。真実を見抜く実相的な知覚である。ヴィジョンが捉えた真実の総体が、後述される叡智である。



2. Above all else I want to see. (何にもまして、私は[真実を]見たい)

Recognizing that what I see reflects what I think I am, I realize that vision is my greatest need. 
  • above all else : 「何にもまして」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • reflect [riflékt] : 「〜を映す、示す、反映する」
  • realize [ríːəlàiz] : 「〜に気が付く、悟る、自覚する、実感する」
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚、視力」
  • great [ɡréit] : 「大きい、巨大な、主要な、偉大な、卓越した」
  • need [níːd] : 「必要、要求、必要なもの、必需品」
❖ "Recognizing that ~ "「私が見ているものが、私だと思っているものの反映だと知っているので、私は、ヴィジョンが最も必要だと認識している」。あなたの心が実相的に正しく機能しているなら、あなたは必ずヴィジョンが得ることが出来、その結果ヴィジョンが世界に反映されて、あなたは世界の中に真実を見ることになる。



The world I see attests to the fearful nature of the self-image I have made. 
  • attest [ətést] : 「証言する、証明する」
  • fearful [fíərfəl] : 「恐ろしい、ものすごい」
  • nature [néitʃər] : 「本質、特質、本性」
  • self-image : 「セルフイメージ、自己像」
❖ "The world I see ~ "「私が目にしている世界は、私が作った自己イメージが恐れという特質をもっていると証言している」。硬い表現だが、要するに、あなたが基本的に恐れという気持ちを抱いているので、世界もまた恐れの世界としてあなたの目の前に展開している、ということ。ここの"self-image"「自己イメージ」とは、この弱肉強食の世界にあっては、食うか食われるか、殺されるか殺すか、奪うか奪われるか、攻撃されるか攻撃するか、等々の、いわばサバイバルを課せられた肉体的な存在である、という自分のイメージ。生物として、物質的に生きていかなければならないとする自己イメージである。また、人間として、社会的に身を守っていかなければならないとする自己イメージである。物質的にも社会的にも、常に危険に晒されているので、恐れと緊張感は常にあなたにまとわりつく。



If I would remember who I am, it is essential that I let this image of myself go. As it is replaced by truth, vision will surely be given me. 
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • essential [isénʃəl] : 「必須の、最も重要な、肝心な、本質の」
  • let go : 「放す、手放す、解放する、捨てる、あきらめる」
  • replace [ripléis] : 「〜に取って代る、〜を交換する、置き換える」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
  • surely [ʃúərli] : 「疑いなく、しっかりと、確かに、確実に」
❖ "If I would remember ~ "「もし私が、自分が誰であるか思い出そうとするなら、この私自身のイメージを手放すことが必須である」。"As it is replaced ~ "「それが真実によって置き換わるにしたがい、ヴィジョンが確実に私に与えられるだろう」。あなたが神の子であるという真実に目覚めれば、あなたは神から継承したヴィジョンを思い出すことが出来る。



And with this vision, I will look upon the world and on myself with charity and love.
  • look upon : 「〜を見る」
  • charity [tʃǽrəti] : 「慈善、思いやり、心配り、心遣い」
❖ "And with this ~ "「そして、このヴィジョンによって、私は、世界と私自身を慈悲と愛をもって見ることになろう」。いわば、あなたはイエス・キリストの目で世界を見ることになる。



3. Above all else I want to see differently. (何にもまして、私は違った形で見たい)

The world I see holds my fearful self-image in place, and guarantees its continuance. 
  • differently [dífərəntli] : 「異なって、違って、そうではなく、別に」
  • hold [hóuld] : 「維持する、保持する、持続する」
  • in place : 「所定の位置に、実施されて」
  • guarantee [gæ̀rəntíː] : 「保証する、請け合う」
  • continuance [kəntínjuəns] : 「続けること、継続、持続、連続」
❖ "The world I see ~ "「私が目にする世界は、私の恐ろしい自己イメージをその場に留め、いつまでも続くことを確実にしている」。あなたが恐れの世界を見続けている限り、あなたの心の恐れは消えることはない。あなたの心の恐れを消滅させなければ、世界はいつまでも苦と痛みと恐れのままに、あなたの目の前で展開し続ける。



While I see the world as I see it now, truth cannot enter my awareness. 
  • while [hwáil] : 「〜の間ずっと、〜する間に、その間に」
  • enter [énter] : 「〜に入る、〜に参加する、〜に立ち入る」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
❖ "While I see ~ "「私が世界を、今私が見ているままに見ている間は、真実が私の意識の中に入り込むことは不可能だ」。ヴィジョンによって見えてくる真実は、あなたが幻想を見続けている限り、あなたの意識の中に入ってくることは出来ない。



I would let the door behind this world be opened for me, that I may look past it to the world that reflects the Love of God.
  • behind [biháind] : 「〜の後ろに、後方に、〜の裏側に、〜の陰に」
  • past [pǽst] : 「〜のそばを過ぎて、〜を過ぎ去って」
  • reflect [riflékt] : 「〜を映す、示す、反映する」
❖ "I would let ~ "「この世界の後ろにある扉を、私のために開けようと思う」。"that I may look past ~ "「そうすれば、この世界をすり抜けて、神の愛が反映された世界を見れるだろう」。幻想世界を手放してしまうのである。そのために、心の扉を真実に向けて大きく開き、神の愛を受け入れればいい。そのとき、実相世界が開示される。



4. God is in everything I see. (私が目にするもののすべての中に、神が宿っている)

Behind every image I have made, the truth remains unchanged. 
  • image [ímidʒ] : 「イメージ、画像、像、映像、心象、象徴」
  • remain [riméin] : 「とどまる、残る、生き残る、残存する」
  • unchanged [ʌntʃéindʒd] : 「変化していない、不変の、変わらない」
❖ "Behind every ~ "「私が作ったあらゆるイメージの背後に、真実が変化することなく残っている」。実相は、幻想の黒雲に覆われて隠されているだけであって、真実が消滅することはない。



Behind every veil I have drawn across the face of love, its light remains undimmed. 
  • veil [véil] : 「ベール、覆い隠すもの」
  • drawn [drɔ́ːn] : 「drawの過去分詞形」
  • draw [drɔ́ː] : 「〜を引き出す、取り出す」
  • across [əkrɔ́s] : 「〜を横切って、〜を横断して」
  • light [láit] : 「光、光源、ライト、明かり」
  • undimmed [ʌndímd] : 「薄暗くされていない」
❖ "Behind every veil ~ "「私が愛の顔に覆い被せたあらゆるベールの背後で、愛の光は輝きを失わないでいる」。



Beyond all my insane wishes is my will, united with the Will of my Father. God is still everywhere and in everything forever. 
  • beyond [bijάnd] : 「〜の向こうに、〜を越えて、〜を過ぎて」
  • insane [inséin] : 「ばかげた、愚かな、常軌を逸した、正気でない」
  • wish [wíʃ] : 「願い、望みの物、願望、希望」
  • will [wíl] : 「意志、意欲、願望」
  • unite [junáit] : 「〜を結合させる、一体化させる」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
❖ "Beyond all my ~ "「私の狂った望みのすべてを越えて、私の父なる神の意思と結合した私の意思がある」。"God is still ~ "「神はいまだに、あらゆる場所、あらゆるものの中に、永遠に存在している」。もちろん、神という実相的な実体が、幻想の物の中に存在しているという意味ではない。あらやる幻想の背後に、神の意思、神の愛が隠されている、という意味である。それを知るにはヴィジョンが必要だ。



And we who are part of Him will yet look past all appearances, and recognize the truth beyond them all.
  • part [pάːrt] : 「一部、部分」
  • appearance [əpíərəns] : 「外観、外見、見掛け、容姿」
❖ "And we who ~ "「神の一部である私たちは、すべての見掛けを通り越して(真実を)見ることが出来、そして、そのすべてを越えて、真実を知ることになる」。"appearances"「見掛け」とは、もちろん幻想のこと。



5. God is in everything I see because God is in my mind. (神は私の心の中にいるので、神は私が目にするすべてのものの中にいる)

In my own mind, behind all my insane thoughts of separation and attack, is the knowledge that all is one forever. 
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • separation [sèpəréiʃən] : 「分離、区別、別居、別離、離脱」
  • attack [ətǽk] : 「攻撃、暴行、襲撃」
  • knowledge [nάlidʒ] : 「知識、知恵、知見、情報、事実」
❖ "In my own mind ~ "「私自身の心の中の、分離や攻撃という私の狂った思いのすべての背後に、すべては永遠に一つだという叡智が存在する」。"knowledge"「叡智」とは、仏教で言うところの『般若』に近い。いわば、究極の悟りである。ホーリー・スピリットの思考そのものが叡智であると考えていい。ところで、この幻想世界は分離を象徴する世界であり、したがって、自他の区別が明確に出来る。自他が区別出来るからこそ攻撃が可能なのだ。しかし、叡智は、自他の区別は幻想であり、人は自他一如なのだと教える。



I have not lost the knowledge of Who I am because I have forgotten it. 
  • lost [lɔ́st] : 「loseの過去・過去分詞形」
  • lose [lúːz] : 「〜を失う、見失う、喪失する、なくす」
  • forgotten [fərɡάtn] : 「forgetの過去分詞形」
  • forget [fərɡét] : 「〜を忘れる、〜を思い出せない」
❖ "I have not lost ~ "「私は忘れていただけであって、私が誰であるかという叡智を失ってはいない」。神の子が神から分離するとき、神の属性の一つである叡智を神の子は神に投げ返した。が、そう思っただけである。そもそも、叡智を返上することなど不可能なのだ。ただ単に、叡智を神に投げ返したと思い込み、忘れてしまっただけである。あなたが自分は誰であるかを思い出したとき、つまり、あなたが神の子であると思い出したとき、忘れていた叡智はあなたの心の中に蘇る。



It has been kept for me in the Mind of God, Who has not left His Thoughts. 
  • kept [képt] : 「keepの過去・過去分詞形」
  • left [léft] : 「leaveの過去・過去分詞形」
  • leave [líːv] : 「 〜から離れる、〜から撤退する、〜と別れる」
❖ "It has been kept ~ "「叡智は、私のために神の心の中にずっと保たれていた」。"Who has not ~ "「そんな神は、神の思いから離れたことなどなかった」。神の子がいつかは叡智の存在を思い出してそれを蘇らせるだろうと神は思い、神は叡智を破棄することなく、あなたのために保存しておいた。そんな思いも、神は捨てることはなかった。



And I, who am among them, am one with them and one with Him.
  • among [əmʌ́ŋ] : 「〜の中の、〜の間で」
❖ "And I, who am ~ "「そして、神の思いの中にいる私は、神の思いと一つであり、神と一体なのだ」。誤解がなければいいのだが、自他一如であることは、究極、人神一如なのである。神は神の子を別存在として創造したのではない。神の創造は常に拡張であって、神の子も当然、神の拡張である。切り離されるものでない。あなたの手足があなたの一部であるように、神の子は神の一部である。神の子が神から分離して存在することは不可能なのだ。したがって、神の子は『神の神の子』なのである。
 
 
 



W-pI.55.1:1 ~ W-pI.55.5:7

Lesson 55 



Review of Lessons 21 - 25


Today's review includes the following:
  • review [rivjúː] : 「復習、再考、再吟味、再調査」
  • include [inklúːd] : 「含める、含有する、包含する」 
  • following [fάlouiŋ] : 「次に来る、次の、以下の」
❖ "Today's review ~ "「今日の復習は、次の項目を含む」。


1. I am determined to see things differently. (私は、別の見方で見ようと決心している)

What I see now are but signs of disease, disaster and death. 
  • be determined to : 「〜することを固く決心している、決意している」
  • differently [dífərəntli] : 「異なって、違って、そうではなく、別に」
  • sign [sáin] : 「象徴、しるし、証拠、兆候」
  • disease [dizíːz] : 「病気、疾病、疾患」
  • disaster [dizǽstər] : 「災害、天災、災難」
  • death [déθ] : 「死、死亡」
❖ "What I see now ~ "「私が今目にしているものは、病と災害と死の象徴だ」。あなたは今、肉体的な知覚によって幻想世界を見ているが、それは苦と痛みと死の世界である。しかし今、そんな知覚を修正してヴィジョンを獲得し、実在する真実の世界を見るのだとあなたは決意する。



This cannot be what God created for His beloved Son. The very fact that I see such things is proof that I do not understand God. 
  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」
  • beloved [bilʌ́vd] : 「最愛の、いとしい、愛される」
  • very [véri] : 「まさに、まさしく」
  • fact [fǽkt] : 「事実、真相、現実、実際」
  • proof [prúːf] : 「証拠、立証、証明、証し」
  • understandable [ʌ̀ndərstǽndəbl] : 「理解できる、分かる、無理からぬ」
❖ "This cannot be ~ "「この世界は、神が愛する神の子のために創造したものではあり得ない」。この世界は、神から分離した神の子が勝手に偽創造した偽りの世界である。神は、この幻想世界と一切の関わりをもたない。"The very fact ~ "「私がそんなものを見ているという、まさにその事実は、私は神を理解していないという証拠である」。神の愛を知っているなら、こんな幻想世界に留まるはずがない。幻想にしがみついている事実は、神の実相(真実)を理解していない証拠である。



Therefore I also do not understand His Son. What I see tells me that I do not know who I am. 
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って、だから」
  • tell [tél] : 「〜に話す、言う、告げる、教える、伝える」
❖ "Therefore I also ~ "「したがって、私は神の子もまた、理解してはいない」。"What I see tells ~ "「私が目にしているものは、私が誰なのか私は知らないことを語っている」。自分が神の子であることも、あなたは忘れている。神の子であることを忘れているから、神の実相を理解出来ない。そこであなたは、神の不在の幻想世界ばかりを見ているのだ。



I am determined to see the witnesses to the truth in me, rather than those which show me an illusion of myself.
  • witness [wítnəs] : 「証拠、証言、目撃者、証人」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
  • rather than : 「〜よりはむしろ、かえって」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
❖ "I am determined ~ "「私は、私自身の幻想を私に見せている者ではなく、私の心の中にある真実を証言する証人を見るのだと決心している」。あなたに幻想を見せている者とは、エゴのこと。あなたに真実を見せようとしている証人がホーリー・スピリットである。あなたはエゴという偶像を捨て、つまりエゴの思考システムを捨て、ホーリー・スピリットの思考システムを選んだのだ。ホーリー・スピリットを真実へのガイド役として選択したのである。



2. What I see is a form of vengeance. (私が目にしているものは、復讐の一形態である)

The world I see is hardly the representation of loving thoughts. 
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • vengeance [véndʒəns] : 「復讐、仕返し、報復」
  • hardly [hάːrdli] : 「ほとんど〜ない、とても〜ない」
  • representation [rèprizentéiʃən] : 「表すこと、表現、描写」
  • loving [lʌ́viŋ] : 「愛情を抱いた、愛情がある、愛情あふれる」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
❖ "The world I see ~ "「私が目にする世界は、ほとんど愛の思いを表すことはない」。周りの世界を敵と見なし、世界があなたに与える苦と痛みと恐れに対して、あなたは復讐の念を抱いている。あなたは、苦と痛みと恐れに対して戦い続けなけばならない。世界とあなたが分離していると信じている限り、世界とあなたの敵対関係は続くのだ。



It is a picture of attack on everything by everything. It is anything but a reflection of the Love of God and the love of His Son. It is my own attack thoughts that give rise to this picture. 
  • picture [píktʃər] : 「絵、像、絵画、光景、見物」
  • attack [ətǽk] : 「攻撃、暴行、襲撃」
  • reflection [riflékʃən] : 「反射、影、反映、反射光、反響」
  • give rise to : 「〜を引き起こす、〜を生じさせる」
❖ "It is a picture ~ "「世界は、あらゆるものがあらゆるものに対して攻撃するという絵柄を描く」。"It is anything ~ "「それは、決して神の愛の反映でも、神の子の愛の反映でもない」。"It is my own ~ "強調構文、「こんな世界の絵柄を生み出したのは、私自身の攻撃的な思いである」。あなたと世界、あなたと他者が分離して存在していると信じる限り、あなたの攻撃的な思いは消滅することはない。攻撃性は分離世界の必然なのだ。なぜなら、あなたの攻撃性がこの世界を生み出しているからだ。



My loving thoughts will save me from this perception of the world, and give me the peace God intended me to have.
  • save [séiv] : 「救う、助ける」
  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、認知、知見、見識」
  • peace [píːs] : 「平和、和平、安らぎ、平安、静けさ、静謐」
  • intend [inténd] : 「〜するつもりである、〜を意図する」
❖ "My loving thoughts ~ "「私の愛の思いは、世界をこのように知覚することから私を救ってくれるだろうし、神が私に持たせようと意図した平和を与えてくれるだろう」。あなたが攻撃的な思いを抱いている限り、その思いは現実化して、世界は攻撃性をもった幻想として立ち現れる。逆に、あなたが実相的な愛の気持ちをもてば、その愛の思いは現実化して、あなたの眼前に愛に溢れた世界が立ち現れる。すべてはあなたの自由意思による選択にかかっている。



3. I can escape from this world by giving up attack thoughts. (攻撃的な思いを諦めることで、私はこの世界から逃れることが出来る)

Herein lies salvation, and nowhere else. Without attack thoughts I could not see a world of attack. 
  • escape [iskéip] : 「逃げる、ずらかる、脱出する、抜ける」
  • give up :  「あきらめる、断念する、降伏する」
  • herein [hìərín] : 「ここに、この中に、この点で」
  • lie [lái] : 「ある、存在する」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • nowhere [nóuhwὲər] : 「どこにも〜ない」
  • without [wiðáut] : 「〜がなくて、〜を持たないで」
❖ "I can escape ~ "「攻撃的な思いを諦めることで、私はこの世界から逃れることが出来る」。"Herein lies ~ "「ここにこそ救いはあるのであって、他の場所にはない」。"Without attack ~ "「攻撃的な思いがないのだから、私は攻撃的な世界を見ることもなくなる」。



As forgiveness allows love to return to my awareness, I will see a world of peace and safety and joy. 
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し、容赦、寛容」
  • allow [əláu] : 「許す、許可する」
  • return [ritə́ːrn] : 「戻る、帰る、返還する」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
  • safety [séifti] : 「安全、無事、無難なもの」
  • joy [dʒɔ́i] : 「喜び、歓喜」
❖ "As forgiveness ~ "「赦しが、私の意識の中に愛を戻してくれるにしたがい、私は平和な世界、安全で喜び溢れる世界を見ることになる」。攻撃的な思いによって作られた攻撃的な世界は幻想なのだと認識し、その幻想性を受け入れてしまうことがACIMの赦しである。幻想を幻想として受け入れたのだから、あなたは真実に目を向けることが出来るようになるのだ。愛と安全と喜びの世界を目撃することになる。



And it is this I choose to see, in place of what I look on now.
  • choose [tʃúːz] : 「 〜を選ぶ、〜を選択する」
  • in place of : 「〜の代わりに、〜の代理で」
  • look on : 「〜を見る」
❖ "And it is this ~ "「これこそが、今私が目にしているものに代えて、私が見ることを選択したものである」。あなたは幻想世界に代えて実相世界を見る選択をした。あなたの自由意思でそれを選んだのだ。



4. I do not perceive my own best interests. (私は、私自身にとって一番有益なことを知覚してはいない)

How could I recognize my own best interests when I do not know who I am? 
  • perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜に気付く、〜を見抜く」
  • interest [íntərəst] : 「興味、関心、趣味、影響力、利益、利害」
  • best interest : 「得策」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
❖ "How could I ~ "「自分が誰であるか知らないのに、私はどうして、私自身にとって一番有益になることを認識出来よう」。あなたが神の子であるという事実を知らないうちは、あなたにとって一番有益な真実が何なのか、認識することは出来ない。



What I think are my best interests would merely bind me closer to the world of illusions. 
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • bind [báind] : 「縛る、結び付ける」
  • close [klóus] : 「近い、接近した、近接した」
❖ "What I think are ~ "「私が、最も有益だと考えているものは、単に、幻想世界の近くに私を縛りつけているだけだ」。たとえば、金、名誉、地位、愛欲、支配欲、名声、等々は、あなたをこの世に縛りつけている幻想である。仏教で言うところの『煩悩』である。



I am willing to follow the Guide God has given me to find out what my own best interests are, recognizing that I cannot perceive them by myself.
  • be willing to : 「〜する意思がある、進んで〜する、〜に前向きである」
  • follow [fάlou] : 「〜の後について行く、〜に従う、追随する」
  • guide [ɡáid] : 「指導者、案内人、指針」
  • given [ɡívən] : 「giveの過去分詞形」
  • find out : 「見いだす、発見する、解明する」
❖ "I am willing to ~ "「私自身に最も有益なものが何であるか見つけるために、私は、神が私に与えてくれたガイドに従いたいと心から思う」。神があなたに与えてくれたガイドとは、もちろん、ホーリー・スピリットのこと。あなたを幻想から実相へと目覚めさせてくれるホーリー・スピリットの導きに従ってあなたは歩むことになる。



5. I do not know what anything is for. (何のためにそれがあるのか、私は知らない)

To me, the purpose of everything is to prove that my illusions about myself are real. 
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • prove [prúːv] : 「証明する、〜が…であることを示す」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
❖ "To me, the purpose ~ "「私にとって、あらゆるものの目的は、私自身に対する私の幻想が現実だと証明することである」。この世界であなたが目にするものは圧倒的にリアルなので、あなたはそれが実在だと信じてしまう。あなたに実在性を信じさせるために、あらゆるものに対するあなたの知覚はそれをリアルに見せているのだ。



It is for this purpose that I attempt to use everyone and everything. It is for this that I believe the world is for. 
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
❖ "It is for this purpose ~ "「私があらゆる人々、あらゆるものを利用しようとしているのは、この目的のためである」。



Therefore I do not recognize its real purpose. The purpose I have given the world has led to a frightening picture of it. 
  • frightening [fráitniŋ] : 「恐ろしい、怖い、ゾッとするような」
❖ "Therefore I do not ~ "「したがって、私は世界のもつ本当の目的を認識してはいない」。世界のもつ本当の目的とは、その幻想性を認識し、赦して実相へ目覚めること。つまり、世界を学びのための補助装置にしなくてはいけない。"The purpose I ~ "「私が世界に与えてしまった目的は、世界を恐ろしい光景へと導いてしまった」。あなたは、世界の幻想性を実在する現実だと思い込んで、その悪夢を信じてしまった。その結果、苦と痛みと恐れがあなたの現実になってしまったのだ。



Let me open my mind to the world's real purpose by withdrawing the one I have given it, and learning the truth about it.
  • open [óupən] : 「開ける、広げる」
  • withdraw [wiðdrɔ́ː] : 「取りやめる、やめる、断つ、引っ込める」
  • learn [lə́ːrn] : 「〜を学ぶ、〜であると分かる、〜を覚える、知る」
❖ "Let me open my ~ "「私が世界に与えてしまった目的を撤回することで、私は、世界のもつ本当の目的性に心を開き、世界についての真実を学ぼう」。
 
 
 



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