●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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W-pI.48.1:1 ~ W-pI.48.3:3

Lesson 48



There is nothing to fear.
  • fear [fíər] : 「〜を恐れる、〜を怖がる」
❖ "There is nothing ~ "「恐れることは何もない」。この世界は幻想であり夢である。夜見る夢の中の出来事は何も恐れる必要がないように、この世界の出来事も何も恐れることはない。



1. The idea for today simply states a fact. It is not a fact to those who believe in illusions, but illusions are not facts. 
  • simply [símpli] : 「造作なく、たやすく、簡単に」
  • state [stéit] : 「述べる、はっきり言う、提示する」
  • fact [fǽkt] : 「事実、真相、現実、実際」
  • those who : 「〜する人々」
  • believe [bilíːv] : 「信じる、確信する、信頼する」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
❖ "The idea for today ~ "「今日のテーマは単純に真実を述べている」。"It is not a fact ~ "「幻想を信じている者達にとっては、今日のテーマは真実でない」。"but illusions ~ "「しかし、幻想とは決して真実ではない」。この世界も肉体も、圧倒的にリアルであるから実在だと信じてしまう。実在の肉体が実在の外部世界から攻撃を受ける可能性があるのだから、これは非常に恐ろしい。だが、真実は、それは錯覚である。知覚に騙されているのだ。この世界は、あなたが、空(くう)なるキャンバスに描いたイメージに過ぎない。実在しない絵空事である。



In truth there is nothing to fear. It is very easy to recognize this. But it is very difficult to recognize it for those who want illusions to be true.
  • in truth : 「実のところ、実際には」
  • easy [íːzi] : 「たやすい、容易な、困難がない」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
❖ "In truth there ~ "「本当は、恐れることなど何もない」。"It is very easy ~ "「これを認識することは非常に簡単だ」。"But it is very ~ "「しかし、幻想を真実だと思いたい者達にとっては、これを認識することはとても難しい」。真実を見抜くヴィジョンをもってすれば、この世界は恐れるに足らない幻想だと容易に認識出来るのだが、知覚が修正されていない者達にとっては、この世界が幻想だと認識することは非常に困難だ。だから、恐れるのである。



2. Today's practice periods will be very short, very simple and very frequent. Merely repeat the idea as often as possible. 
  • short [ʃɔ́ːrt] : 「短い、短期間の」
  • simple [símpl] : 「簡素な、簡略した、易しい、難しくない」
  • frequent [fríːkwənt] : 「たびたび起こる、よくある、常習的な」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • often [ɔ́fən] : 「しばしば、たびたび、ちょくちょく」
  • as A as possible [pάsəbl] : 「できるだけAの」
❖ "Today's practice ~ "「今日の練習はとても短く、とても単純で、かなり頻繁に行うことになる」。"Merely repeat ~ "「単に、出来るだけ頻繁に今日のテーマを繰り返し述べるだけでいい」。



You can use it with your eyes open at any time and in any situation. 
  • use [juːz] : 「使う、利用する、生かす、働かせる」
  • at any time : 「いつでも、常に、いつなりと、いつ何時、どんな時にも」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、場所、状態、立場、事情」
❖ "You can use it ~ "「場合と状況によっては、目を開けて練習してもかまわない」。



It is strongly recommended, however, that you take a minute or so whenever possible to close your eyes and repeat the idea slowly to yourself several times. 
  • strongly [strɔ́ːŋli] : 「強く、強力に、積極的に」
  • recommend [rèkəménd] : 「〜を推薦する、〜を薦める」
  • whenever [hwènévər] : 「〜するときはいつでも、〜したときはすぐ」
  • possible [pάsəbl] : 「可能性がある、あり得る、なし得る、実行できる」
  • close [klóuz] : 「閉じる、閉める」
  • slowly [slóuli] : 「ゆっくり、のろのろと」
  • several [sévərəl] : 「数個の、いくつかの」
❖ "It is strongly ~ "「しかし、1分かそこらの時間を割いて、可能な時は目を閉じて、あなた自身に向かって数回、ゆっくりとテーマを繰り返すことを強く勧める」。目を開けて練習してもいいが、目を閉じた方が効果が上がるというわけだ。



It is particularly important that you use the idea immediately, should anything disturb your peace of mind.
  • particularly [pərtíkjulərli] : 「特別に、とりわけ、かなりの程度、非常に」
  • important [impɔ́ːrtənt] : 「重要な、重大な、大切な」
  • immediately [imíːdiətli] : 「すぐに、直ちに、早急に、即座に」
  • disturb [distə́ːrb] : 「〜を不安にさせる、乱す、動揺させる」
  • peace [píːs] : 「平和、和平、安らぎ、平安、静けさ、静謐」
❖ "It is particularly ~ "「万が一、何かがあなたの心の平和をかき乱したときは、すぐに今日のテーマを繰り返すことが特に大切である」。
なお、"should anything disturb ~ "は"if anything should disturb ~ "のこと。ifを省略した形で、「万が一〜であったら」という意味合い。



3. The presence of fear is a sure sign that you are trusting in your own strength. 
  • presence [prézns] : 「存在すること、存在」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、懸念、心配、不安」
  • sure [ʃúər] : 「確かな、確実な、確固とした」
  • sign [sáin] : 「象徴、しるし、証拠、兆候」
  • trust [trʌ́st] : 「信用する、信頼する」
  • strength [stréŋkθ] : 「力、強さ、体力」
❖ "The presence of ~ "「恐れがあったら、それは、あなたがあなた自身の力を頼りにしているという確かな印である」。眠りの中で夢を見ているあなたが、自分の力を頼りに夢の中の出来事に対処しようとしているようなものなので、恐れが生じてくるのだ。夢から目覚めたあなたの、本当の力ではない。



The awareness that there is nothing to fear shows that somewhere in your mind, though not necessarily in a place you recognize as yet, you have remembered God, and let His strength take the place of your weakness. 
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
  • show [ʃóu] : 「示す、表す、表示する」
  • somewhere [sʌ́mhwὲər] : 「どこかに」
  • though [ðóu] : 「〜だけれども、〜だけど、そうは言うものの、しかし」
  • necessarily [nèsəsérəli ] : 「必ずしも〜でない」
  • place [pléis] : 「場所、個所」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • as yet : 「今のところは」
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • take the place of : 「〜の代わりをする、〜に取って代わる」
  • weakness [wíːknis] : 「弱さ、弱いこと、虚弱、脆弱性」
❖ "The awareness that ~ "「恐れるものは何もないと意識することは、あなたの心のどこかに、それが心のどこなのか、今のあなたが認識する必要はないのだが、あなたは神を覚えており、神の力があなたの弱さに取って代わってもらいたいと思っていることを示している」。あなたの心の最も純粋で神聖な部分にホーリー・スピリットが宿っており、そこに、神の祭壇が祭られてある。あなたの心の深部である。ここが実相であり、神の力が宿る部分である。



The instant you are willing to do this there is indeed nothing to fear.
  • the instant : 「するとすぐ、〜するやいなや」
  • be willing to : 「〜する意思がある、進んで〜する、〜に前向きである」
  • indeed [indíːd] : 「実に、本当に、確かに、いかにも、実際には」
❖ "The instant you ~ "「あなたの弱さを神の力に代えたいとあなたが望んだ瞬間、本当に、恐れることなど何もなくなる」。幻想から目覚めて、神の力と一体化するのだから、この幻想世界に怖いものなど何一つなくなる。
 
 
 


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