●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.47.1:1 ~ W-pI.47.8:3

Lesson 47



God is the strength in which I trust.
  • strength [stréŋkθ] : 「力、強さ、体力」
  • trust [trʌ́st] : 「信用する、信頼する」
  • trust in : 「〜を信頼する、〜を信用する、〜を頼みにする」
❖ "God is the strength ~ "「神は力、神の力を私は信頼する」。"strength"「力」とは、少々漠然とした言葉ではあるが、創造する力、愛する力、慈しむ力、癒す力、奇跡をなす力、等々の、実相的なパワーのことである。
神は神の子を創造したとき、神の属性のすべてを神の子に継承したので、本来は、神の子は神の力、神のパワーを持っていたのだが、神の子が神から分離するとき、その力とパワーを神に投げ返してしまったのだ。その後、神の子が分離を象徴するこの二元論世界を偽創造するとき、力もまた二つに分裂させた。肉体的な力、攻撃する力、破壊する力、憎む力、呪う力、等々の幻想的な力を作り出したのだ。
しかし、神は分離した神の子を見捨てたりしない。神の力、神のパワーを失った神の子のために、ホーリー・スピリットを神の使者として神の子に遣わした。神の力を直接あなたに与えてくれるのは、このホーリー・スピリットである。



1. If you are trusting in your own strength, you have every reason to be apprehensive, anxious and fearful. 
  • reason [ríːzn] : 「理由、動機、原因、根拠」
  • apprehensive [æ̀prihénsiv] : 「恐れている、危惧している、気付いている」
  • anxious [ǽŋkʃəs] : 「心配した、気掛かりな、切望した」
  • fearful [fíərfəl] : 「恐ろしい、ものすごい、おびえている、心配そうな」
❖ "If you are trusting ~ "「もしあなたが、あなた自身の力を信頼しているなら、」"you have every ~ "「あなたは、危惧し、心配し、恐れる理由のすべてをもっていることになる」。"your own strength"「あなた自身の力」とは、肉体的な力、攻撃する力、破壊する力、憎む力、呪う力、等々の幻想的な力のこと。そんな力を頼りにするから、あなたは危惧し、心配し、恐れるのである。



What can you predict or control? What is there in you that can be counted on? 
  • predict [pridíkt] : 「〜を予測する、〜を予見する」
  • control [kəntróul] : 「操作する、制御する、支配する、統制する」
  • count on : 「〜を頼りにする、〜を当てにする」
❖ "What can you ~ "「あなたは何かを予測したり制御したり出来るだろうか」。ヴィジョンに根ざしたパワーがないから、先も読めないし、真実を現実化する操作も出来ない。"What is there ~ "「あなたの心の中に、頼りになるものがあるだろうか」。幻想的な力は、何の頼りにもならない。行き当たりばったりの、その場凌ぎの生き方しか出来ないのだ。



What would give you the ability to be aware of all the facets of any problem, and to resolve them in such a way that only good can come of it? 
  • ability [əbíləti] : 「能力、才能、できること、手腕」
  • be aware [əwέər] of : 「〜を承知している、〜に気付いている、〜を知っている」
  • facet [fǽsit] : 「ファセット、小平面、相、様相」
  • problem [prάbləm] : 「問題、課題、困難な状況」
  • resolve [rizάlv] : 「解決する、解消する、決心する、決意する」
  • come of : 「〜から生じる、〜の結果として生じる、〜の結果である」
  • in such a way that : 「that以下といった方法で、that以下となるように」
❖ "What would give ~ "「いったい何が、問題のあらゆる様相に気付かせ、良いことだけが起きるような方法で問題を解決させてくれる能力をあなたに与えてくれるだろうか」。



What is there in you that gives you the recognition of the right solution, and the guarantee that it will be accomplished?
  • recognition [rèkəɡníʃən] : 「認識、認証、真価を認めること」
  • right [ráit] : 「正しい、正当な、合っている、適切な」
  • solution [səlúːʃən] : 「解、解答 、解決法、解決策」
  • guarantee [gæ̀rəntíː] : 「保証、保証書、保証契約、保証人 」
  • accomplish [əkάmpliʃ] : 「成し遂げる、遂行する、果たす、成就する」
❖ "What is there ~ "「あなたの心の中に、正しい解決策を認識させ、それが達成されると保証してくれるものがあるだろうか」。



2. Of yourself you can do none of these things. To believe that you can is to put your trust where trust is unwarranted, and to justify fear, anxiety, depression, anger and sorrow. 
  • of oneself : 「ひとりでに、それ自体で」
  • believe [bilíːv] : 「信じる、確信する、信頼する」
  • put one's trust : 「信頼する、信頼を寄せる」
  • unwarranted [ʌnwɔ́ːrəntid] : 「保証されていない」
  • justify [dʒʌ́stəfài] : 「正当化する、正当だと説明する」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、懸念、心配、不安」
  • anxiety [æŋzáiəti] : 「心配、不安、懸念、悩み、心配事」
  • depression [dipréʃən] : 「落ち込み、意気消沈、絶望、鬱」
  • anger [ǽŋɡər] : 「怒り、憤り」
  • sorrow [sάrou] : 「悲しみ、悲哀」
❖ "Of yourself you ~ "「あなた一人では、このようなことは出来ない」。"To believe that ~ "「それが出来ると信じることは、信頼が保証されない場所に信頼を置き、恐れや不安や落ち込み、怒り、悲しみを正当化するようなものだ」。「恐れや不安や落ち込み、怒り、悲しみを正当化する」とは、そういったものが幻想ではなく実在すると信じること。幻想的な力だけを信じている限り、恐れや不安や落ち込み、怒り、悲しみは必然であり、その存在を信じざるを得なくなる。



Who can put his faith in weakness and feel safe? Yet who can put his faith in strength and feel weak?
  • faith [féiθ] : 「信頼、信用、信じること、信仰、自信、信念、確信」
  • put one's faith in : 「〜を信じる」
  • weakness [wíːknis] : 「弱さ、弱いこと、虚弱、脆弱性」
  • feel [fíːl] : 「感じがする、感じる」
  • safe [séif] : 「安全な、無事な、まず間違いない」
  • weak [wíːk] : 「弱い、無力な、弱った、元気のない、低い、劣る」
❖ "Who can put his ~ "「いったい誰が、弱さを信じて安全だと感じるだろうか」。恐れや不安を感じさせる幻想的な力は弱さの象徴である。そんな信頼のおけない力を信じて安全な気持ちになれるわけがない。"Yet who can put ~ "「しかし、いったい誰が、(神の)力を信じて弱さを感じることが出来るだろうか」。



3. God is your safety in every circumstance. His Voice speaks for Him in all situations and in every aspect of all situations, telling you exactly what to do to call upon His strength and His protection. 
  • safety [séifti] : 「安全、無事、無難なもの」
  • circumstance [sə́ːrkəmstæ̀ns ] : 「環境、状況、周囲の事情」
  • speak for : 「〜の代弁をする、〜に代わって話す」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、場所、状態、立場、事情」
  • aspect [ǽspekt] : 「局面、状況、側面、特徴」
  • exactly [iɡzǽktli] : 「正確に、厳密に、ぴったり、きっちり」
  • call upon : 「求める、要求する」
  • protection [prətékʃən] : 「保護、擁護、防御」
❖ "God is your safety ~ "意訳する、「神の力こそが、どんな環境にあってもあなたに安全性を保証してくれる」。"His Voice speaks ~ "「神の声が、あらゆる状況、あらゆる状況のすべての側面において、神を語り、」"telling you exactly ~ "「神の力と神の守りを求めるために何をすべきか正確に語ってくれる」。「神の声が神を語る」とは、ホーリー・スピリットが神に変わって神の意思を伝えてくれる、ということ。ホーリー・スピリットは神の代弁者である。



There are no exceptions because God has no exceptions. And the Voice which speaks for Him thinks as He does.
  • exception [iksépʃən] : 「例外、特例」
❖ "There are no exceptions ~ "意訳する、「神には例外という言葉がないので、ここにも例外はない」。"And the Voice ~ "「神に変わって語る声は、神と同様に考えている」。神の代弁者であるホーリー・スピリットは、神と同じ意思をもち、同じ考え方をする。



4. Today we will try to reach past your own weakness to the Source of real strength. 
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
  • past [pǽst] : 「〜のそばを過ぎて、〜を過ぎ去って」
  • weakness [wíːknis] : 「弱さ、弱いこと、虚弱、脆弱性」
  • source [sɔ́ːrs] : 「もと、源、起源」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
❖ "Today we will ~ "「今日、私たちは、あなた自身の弱さを通り越して、実相的な力の源に達しようと試みることになる」。「実相的な力の源」とは、もちろん、神の力であり、神自身である。具体的には、ホーリー・スピリットのパワーに到達することが、今日の目標である。



Four five-minute practice periods are necessary today, and longer and more frequent ones are urged. 
  • necessary [nésəsèri] : 「必要な、必須の、欠くことのできない」
  • frequent [fríːkwənt] : 「たびたび起こる、よくある、常習的な」
  • urge [ə́ːrdʒ] : 「促す、要請する、勧める」
❖ "Four five-minute ~ "「今日は、5分間4回の練習が必要である」。" and longer and ~ "「加えて、より長めに、そしてより頻繁に練習することも勧められる」。



Close your eyes and begin, as usual, by repeating the idea for the day. Then spend a minute or two in searching for situations in your life which you have invested with fear, dismissing each one by telling yourself:

        God is the strength in which I trust.
  • as usual : 「いつもの通り、いつものように、常のごとく、例によって」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • spend [spénd] : 「使う、費やす」
  • search [sə́ːrtʃ] : 「探査する、調査する、探す、捜索する」
  • invest [invést] : 「〜に注ぎ込む、〜を投資する、出資する」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、懸念、心配、不安」
  • dismiss [dismís] : 「追放する、退ける、却下する、棄却する」
❖ "Close your eyes ~ "「いつものように、目を閉じて、今日のテーマを繰り返すことから始める」。"Then spend a minute ~ "「その後、1〜2分間を費やして、あなたの生活の中であなたが恐れを抱いている状況を探し、次のようにあなた自身に向かって言うことで、その一つ一つを追い出していく」。"God is the strength ~ "「神は力、神の力を私は信頼する」。



5. Now try to slip past all concerns related to your own sense of inadequacy. 
  • slip past : 「いつの間にか通る、気づかないうちに通過する」
  • concern [kənsə́ːrn] : 「関心事、懸案、心配、不安」
  • related [riléitid] to : 「〜に関連している、〜に結びついている」
  • sense [séns] : 「感覚、知覚、感触、感じ」
  • inadequacy [inǽdikwəsi] : 「不適切、不十分、力不足、不足、欠点」
❖ "Now try to slip past ~ "「あなた自身の不足感に関連したあらゆる懸念をすっと通り過ぎるように努める」。"sense of inadequacy"「不足感,欠落感」とは、具体的には、力やパワーのなさのことで、それによって恐れや不安や落ち込み、怒り、悲しみ、等々が生じてくる。

 

It is obvious that any situation that causes you concern is associated with feelings of inadequacy, for otherwise you would believe that you could deal with the situation successfully. 
  • obvious [ɑ́bviəs] : 「明らかな、疑う余地のない、見え透いた」
  • cause [kɔ́ːz] : 「〜を引き起こす、招く、〜の原因になる」
  • associate [əsóuʃièit] with : 「〜と付き合う、〜を連想する」
  • be associated with : 「〜と関係がある、〜と関連する」
  • feeling [fíːliŋ] : 「感じ、感触、感覚、感情、気持ち、印象、感じ」
  • otherwise [ʌ́ðərwàiz] : 「さもなければ、そうしないと」
  • believe [bilíːv] : 「信じる、確信する、信頼する」
  • deal with : 「〜を処理する、〜に対応する、〜を扱う」
  • successfully [səksésfəli] : 「首尾よく、うまく、成功裏に」
❖ "It is obvious ~ "「that以下は明白である」。 "that any situation ~ "「あなたに不安感をもたらすいかなる状況も、不足感と関連がある」ということは明白である。"for otherwise ~ "「なぜなら、さもなければ、あなたは、成功裏にその状況を処理出来ると信じられるだろうからだ」。本当の力があれば、どんな状況におかれても、何とか出来るという自信が湧いてくるだろうが、力がないと不安に駆られるだけだ。



It is not by trusting yourself that you will gain confidence. But the strength of God in you is successful in all things.
  • trust [trʌ́st] : 「信用する、信頼する」
  • gain [ɡéin] : 「得る、獲得する」
  • confidence [kάnfədəns ] : 「信頼、信用、信任、確かさ、確信、自信」
  • successful [səksésfəl] : 「達成できた、思い通りになった、成功した」
❖ "It is not by trusting ~ "「あなたが自信を得るのは、あなた自身を頼ることによってではない」。幻想の世界で夢を見ている自分の力など、高が知れている。そんな力を信じても、自信や確信を得られるわけがない。"But the strength of ~ "「あなたの心の中の神の力こそが、すべてにおいて成功へ導くのだ」。



6. The recognition of your own frailty is a necessary step in the correction of your errors, but it is hardly a sufficient one in giving you the confidence which you need, and to which you are entitled. 
  • recognition [rèkəɡníʃən] : 「認識、認証、真価を認めること」
  • frailty [fréilti] : 「弱さ、もろさ、意志の弱さ、弱点」
  • correction [kərékʃən] : 「訂正、矯正、修正、是正」
  • error [érər] : 「誤り、間違い」
  • hardly [hάːrdli] : 「ほとんど〜ない、とても〜ない」
  • sufficient [səfíʃənt] : 「十分な、満足な、足りる」
  • entitle [entáitl] : 「〜に資格を与える、〜に権利を与える」
  • be entitled to : 「〜する資格がある、〜を得る資格がある」
❖ "The recognition of ~ "「あなた自身の弱さを認識することは、あなたの誤りを正す上での必要なステップなのだが、」"but it is hardly ~ "「あなたが必要とし、かつその資格のある自信をあなたに与えるには、それだけでは十分だと言い難い」。弱さの認識だけでは不十分で、その上に、神の力を受け入れることが必須なのだ。そこに、本当の自信や信頼が生まれる。



You must also gain an awareness that confidence in your real strength is fully justified in every respect and in all circumstances.
  • gain [ɡéin] : 「得る、獲得する」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
  • fully [fúlli] : 「十分に、完全に、全く、すっかり、全体に」
  • justify [dʒʌ́stəfài] : 「正当化する、正当だと説明する」
  • respect [rispékt] : 「関連、関係」
  • in every respect : 「あらゆる点で、すべての点で」
  • circumstance [sə́ːrkəmstæ̀ns] : 「環境、状況、周囲の事情」
❖ "You must also gain ~ "「あなたは、that以下という意識をも得なければならない」。"that confidence in ~ "「あなたの実相的な力を信頼することが、あらゆる点で、あらゆる環境で、完全に正当化される」という意識を得なければならない。どんな状況や逆境にあっても、必ず成功裏の内に切り抜けられる(is fully justified)という自信が、神の力、つまり、実相的な力を通してあなたに与えられるのだと強く意識する必要がある。
あなたは、自分の弱さと戦う必要はない。弱さと真っ正面から戦えば、逆に、その弱さを現実化してしまう。そうではなく、自分の弱さは幻想だと認識して受け入れ、赦してしまうのだ。そのとき、あなたの弱さはヒーリングされ、消滅する。そして、あなたの心の中に神の力が復活し、あなたは実相的に強い存在となる。あなたはホーリー・スピリットという最強の友を得ることが出来るのだ。



7. In the latter phase of the practice period, try to reach down into your mind to a place of real safety. 
  • latter [lǽtər] : 「後の、終わりの、最近の、近頃の」
  • phase [féiz] : 「局面、段階、面、相 」
  • place [pléis] : 「場所、個所」
❖ "In the latter phase ~ "「練習の後半では、実相的な安全性のある場所に向かって、あなたの心の奥深くへ到達するように努めなさい」。"place of real safety"「実相的な安全性のある場所」、あるいは「本当に安心の出来る場所」とは、あなたの心の中の最も純粋で神聖な部分、ホーリー・スピリットの宿る場所であり、神の祭壇が祭られてある所である。エゴに支配された心を通り越して、ホーリー・スピリットの宿る場所に潜行して行くのである。



You will recognize that you have reached it if you feel a sense of deep peace, however briefly. 
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • sense [séns] : 「感覚、知覚、感触、感じ」
  • deep [díːp] : 「深い、深さがある」
  • peace [píːs] : 「平和、和平、安らぎ、平安、静けさ、静謐」
  • however [hauévər] : 「けれども、しかしながら、また一方」
  • briefly [bríːfli] : 「簡潔に、ちょっとの間、つまり、短く、簡単に」
❖ "You will recognize ~ "「もしあなたが、ほんの短い間でも、深い平和な気持ちを感じられたなら、あなたはそこに到達したのだとわかるだろう」。いわば、あなたの心の故郷に戻ったようなものであるから、当然、深い平和な気持ち、安心と安全を全身で感じるのだ。神の力に満ちた自分自身を感じることが出来る。



Let go all the trivial things that churn and bubble on the surface of your mind, and reach down and below them to the Kingdom of Heaven. 
  • let go : 「放す、手放す、解放する、捨てる、あきらめる」
  • trivial [tríviəl] : 「ささいな、取るに足りない、さまつな」
  • churn [tʃə́ːrn] : 「激しく揺れ動く」
  • bubble [bʌ́bl] : 「泡立つ」
  • surface [sə́ːrfis] : 「表面、面、水面」
  • below [bilóu] : 「〜より下に、〜の下方に」
  • kingdom [kíŋdəm] : 「王国、王領」
  • heaven [hévən] : 「天国、神、天」
❖ "Let go all the trivial ~ "「あなたの心の表層で揺れ動き泡立つささいなことすべてを手放してしまいなさい」。これが、あなたの頭脳的な意識のおしゃべりである。エゴの支配を受けた理性の無駄話しである。そのすべてを手放してしまい、心の奥底に潜行するのだ。"and reach down ~ "「そして、ささいなことの下方へ潜行し、天の王国へと到達しなさい」。



There is a place in you where there is perfect peace. There is a place in you where nothing is impossible. There is a place in you where the strength of God abides.
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「申し分がない、完全な、完璧な」
  • impossible [impάsəbl] : 「不可能な、とてもあり得ない、できない」
  • abide [əbáid] : 「とどまる、居住する」
❖ "There is a place ~ "「あなたの心の中には、完璧な平和が存在する場所がある」。"There is a place ~ "「あなたの心の中には、不可能なことなど何もない場所がある」。"There is a place ~ "「あなたの心の中には、神の力が宿る場所がある」。比喩を言っているのではない、現実を言っているのだ。実在する実相を語っているのである。



8. During the day, repeat the idea often. Use it as your answer to any disturbance. 
  • during [djúəriŋ] : 「〜の間ずっと、〜の期間に、〜の間に」
  • often [ɔ́fən] : 「しばしば、たびたび、ちょくちょく」
  • answer [ǽnsər] : 「答え、回答、返事、応答」
  • disturbance [distə́ːrbəns] : 「乱れた心、心の動揺、狼狽、騒ぎ、騒乱」
❖ "During the day ~ "「一日を通して、今日のテーマを頻繁に繰り返しなさい」。"Use it as your ~ "「心にどんな動揺が起きても、その答えとして、今日のテーマを使いなさい」。心が不安でさざ波立ったら、迷わず、"God is the strength in which I trust"「神は力、神の力を私は信頼する」と宣言すればいい。不安は嘘のように消えるだろう。なぜなら、不安は幻想だからだ。



Remember that peace is your right, because you are giving your trust to the strength of God.
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • right [ráit] : 「権利、利権」
  • trust [trʌ́st] : 「信頼、信用」
❖ "Remember that peace ~ "「平和はあなたの権利だと覚えておきなさい」。"because you are ~ "「なぜなら、あなたは神の力に信頼を寄せたのだから」。真実を求めた者には、それが権利として与えられる。神の力を求めた者には、神の力が権利として与えられ、心の平和が確実に達成される。聖書に言う『求めよさらば与えられん』とは、そういうことである。
 
 
 


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