●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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W-pI.45.1:1 ~ W-pI.45.9:4

Lesson 45



God is the Mind with which I think.
  • mind [máind] : 「心、精神、知性、判断力、意識、気質」
❖ "God is the Mind ~ "「神は心、その心で私は思う」。Lesson 44の"God is the light in which I see"「神は光、その光の中で私は見る」という文章と対をなしている。『見ること』から『思うこと』に視点を移したのだが、土台は変わることなく、神そのものである。あなたは、神の光の中で見、神の心で思うのである。



1. Today's idea holds the key to what your real thoughts are. 
  • hold the key to : 「〜の鍵を握る、〜を左右する鍵となる」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
❖ "Today's idea holds ~ "「今日のテーマは、あなたの実相的な思いが何なのか、その鍵を握っている」。あなたが普段考えていると思っている思いは、意識の表層の、いわば頭脳的理性が生みだしている幻想的な思いでしかない。現実的な思いではあるが、実相的な思いではない。実相的な真実の思いは、そんな意識の表層に存在してはいない。思いは頭脳が生み出すものではないのだ。



They are nothing that you think you think, just as nothing that you think you see is related to vision in any way. 
  • be related to : 「〜に関連している、〜に結び付いている」
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚、視力」
  • in any way : 「何らか、多少なりとも、形はどうあれ」
❖ "They are nothing ~ "「実相的な思いは、あなたが思っていると考えているものとはまったく違う」。"just as nothing that ~ "「それはちょうど、あなたが見ていると思っているものが、形はどうであれヴィジョンとまったく関係ないのと同じである」。あなたが普段見ているものも思っているものも、実相的なヴィジョンや実相的な思いとまったく異る。片(かた)や幻想であり、片や実在である。



There is no relationship between what is real and what you think is real. 
  • relationship [riléiʃnʃìp] : 「関係、結び付き、かかわり合い」
  • between [bitwíːn] A and B: 「AとBとの間に、AないしB」
❖ "There is no relationship ~ "「実相であるものと、現実だとあなたが考えているものとの間には、まったく関係はない」。あなたが現実だと思い、実在だと考えているこの世界もあなたの思いも、すべて幻想であり、実在する実相とは無関係である。
心身一如という考え方は、心が体を生み出しているので、誤った考えではない。しかし、実在の心が幻想の体を生み出しているから、心の存在レベルと体の存在レベルはまったく異るのだ。したがって、心身一如は、心身偽一如と言うべきかもしれない。



Nothing that you think are your real thoughts resemble your real thoughts in any respect. 
  • resemble [rizémbl] : 「〜のようである、〜と似ている」
  • respect [rispékt] : 「関連、関係」
❖ "Nothing that you ~ "「あなたが現実だと考えている思いは、どこから見ても、あなたの実相的な思いと似ても似つかない」。虚偽と真実は、どこをとっても似ているわけがない。実相と幻想は相容れないのだ。



Nothing that you think you see bears any resemblance to what vision will show you.
  • bear [bέər] : 「負う、〜を身につける、持つ、有する」
  • resemblance [rizémbləns] : 「類似、似ていること、類似性、類似点」
❖ "Nothing that you think ~ "「あなたが見ていると思っているものは、ヴィジョンがあなたに見せてくれるものと、いかなる類似点も持ってはいない」。肉体的な知覚は幻想をリアルな実在だと誤認識し、ヴィジョンは幻想に覆い隠された実在の真実を見抜く。肉体的な目と心の目は類似点をもたない。



2. You think with the Mind of God. Therefore you share your thoughts with Him, as He shares His with you. 
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って、だから」
  • share [ʃέər] : 「分かち合う、共有する」
❖ "You think with ~ "「あなたは、神の心で思っているのだ」。"Therefore you share ~ "「したがって、あなたはあなたの思いを神と分かち合い、同時に、神は神の思いをあなたと分かち合っている」。神の光の中でのみ、あなたは真実を見ることが出来るように、神の心の中でのみ、あなたは真実を思うことが出来る。神はあらゆるものを包摂する(all-encompassing)。あなたのすべてを包摂しているのだ。



They are the same thoughts, because they are thought by the same Mind. To share is to make alike, or to make one. 
  • same [séim] : 「同じ、同一の、変わらない」
  • make [méik] : 「〜の状態を作り出す、〜にする」
  • alike [əláik] : 「同様に、一様に」
❖ "They are the same ~ "「神の思いもあなたの思いも、同じ思いである」。"because they are ~ "「なぜなら、それらは、同じ心で思われているからだ」。神の心はあなたの心を包摂しており、あなたの本当の心は神の心でもある。"To share is ~ "「心を分かち合えば、似たものになり、あるいは一つになる」。あなたと神は心を分かち合っているから、二つの心は互いに似たものとなり、究極的に一つとなる。あなたは神と分離などしていないのだ。



Nor do the thoughts you think with the Mind of God leave your mind, because thoughts do not leave their source. 
  • leave [líːv] : 「 〜から離れる、〜から撤退する、〜と別れる」
  • source [sɔ́ːrs] : 「もと、源、起源」
❖ "Nor do the thoughts ~ "「しかも、神の心であなたが思う考えは、あなたの心から離れてしまうことは決してない」。"because thoughts ~ "「なぜなら、思いは、その源から離れることはないからだ」。神の子は神から分離し、その心を神に投げ返してしまったと思っているだろうが、それは誤りだ。心は神の創造したものであり、神の創造した心はその源である神から分離することは決してない。したがって、本当の心が生みだす思いも考えも、神から離れることはないのだ。



Therefore, your thoughts are in the Mind of God, as you are. They are in your mind as well, where He is. 
  • as well : 「同じに、同様にうまく、おまけに、その上」
❖ "Therefore, your ~ "「したがって、あなたの思いは神の心の中にあり、あなたもまた神の心の中にある」。"They are in ~ "「あなたの思いは、同様にあなたの中にあり、そこに神がいる」。少し水を差すようだが、厳密に言うと、あなたの心の中にいるのは神ではなく、神が遣わしたホーリー・スピリットである。しかし、ホーリー・スピリットは神の代弁者であり神の使者であるから、神そのものと考えていい。ホーリー・スピリットと神を区別して考える必要はさらさらないのだ。むしろ、神とホーリー・スピリットと神の子は一体だと考えるべきで、これがいわゆる三位一体である。ただし、神の子は夢の中でこの三位一体を崩してしまった。これが、神からの分離である。いわば神の子は、夢の中で親子関係を断ち切ったつもりでいるが、親子の絆は断ち切れるものではない。



As you are part of His Mind, so are your thoughts part of His Mind.
  • be part of : 「〜の不可欠な要素である、〜に一枚かんでいる」
❖ "As you are part ~ "「あなたが神の心の一部であるように、あなたの思いもまた、神の心の一部である」。念を押すが、今あなたが思っていることが神の思っていることと同じだというのではない。今あなたが思っていることは、あなたの頭脳的な理性が生みだしている幻想の思いである。そんな思いではなく、あなたの心の中の最も神聖で純粋な部分が思っていること、それこそが、神の心の思いである。



3. Where, then, are your real thoughts? Today we will attempt to reach them. 
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
❖ "Where, then ~ "「そこで、あなたの実相的な思いはどこにあるか」。"Today we will ~ "「今日、私たちは、実相的な思いに辿り着こうと試みることになる」。



We will have to look for them in your mind, because that is where they are. 
  • look for : 「〜を探す、〜を期待する」
❖ "We will have ~ "「私たちは、あなたの心の中に実相的な思いを探す」。"because that ~ "「なぜなら、実相的な思いがあるのは、あなたの心の中だからだ」。



They must still be there, because they cannot have left their source. 
  • left [léft] : 「leaveの過去・過去分詞形」
❖ "They must still ~ "「実相的な思いはまだそこにあるはずだ」。"because they cannot ~ "「なぜなら、実相的な思いは、その源から離れてしまうことは不可能だからだ」。あなたの心は神が創造したものであり、実相的な思いはその心から生み出されたものである。したがって、あなたの心が神の心であるなら、当然そこに、実相的な思いは宿っているはずだ。



What is thought by the Mind of God is eternal, being part of creation.
  • thought [θɔ́ːt] : 「thinkの過去・過去分詞形」
  • eternal [itə́ːrnl] : 「永遠の、不変の、永久の、不滅の」
  • creation [kriéiʃən]: 「創造、創作、創作物、作品」
❖ "What is thought ~ "「神の心によって思考されたことは永遠である」。"being part ~ "「なぜなら、神の思考とは創造の一部なのだから」。神は真実を思う。真実が具現化されるのだから、それは創造である。創造された真実は永遠性をもつので、真実の思考も永遠に存在する。



4. Our three five-minute practice periods for today will take the same general form that we used in applying yesterday's idea. 
  • general [dʒénərəl] : 「一般の、一般的な、通例の」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • use [juːz] : 「使う、利用する、生かす、働かせる」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
❖ "Our three five-minute ~ "「今日のために私たちが行う3回の5分間練習は、昨日のテーマを適用するのに私たちが用いた一般的な形と同じ形をとることになる」。



We will attempt to leave the unreal and seek for the real. We will deny the world in favor of truth. 
  • unreal : 「実在しない、非現実的な、幻想的な、空想的な」
  • seek [síːk] : 「探し求める、捜し出す、捜索する」
  • deny [dinái] : 「否定する、認めない、信じない」
  • in favor [féivər] of : 「〜に賛成して」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
❖ "We will attempt ~ "「私たちは、非実相的なものから離れて、実相的なものを探そうと試みる」。"We will deny ~ "「私たちは、真実を求めて、この世界を否定することになる」。この幻想世界には真実は存在しないから、真実を求めて、あなたの心の中を探査するのである



We will not let the thoughts of the world hold us back. We will not let the beliefs of the world tell us that what God would have us do is impossible. 
  • hold back : 「押しとどめる、引き止める」
  • belief [bilíːf] : 「信じること、信念、信仰、信条、信用、信頼」
  • tell [tél] : 「〜に話す、言う、告げる、教える、伝える」
  • have [həv] : 「〜に〜させる」
  • impossible [impάsəbl] : 「不可能な、とてもあり得ない、できない」
❖ "We will not let ~ "「この世界の思いが私たちを引き止めないようにする」。幻想の誘惑に負けて、この世界に立ち返らないように気を付ける。"We will not let ~ "「この世界で信じられていることが、神が私たちにさせようとしていることは不可能だと言わせないようにする」。幻想世界の視点から眺めれば、神があなたにやらせようとしていることは不可能に見えるだろうが、それに惑わされてはいけない。可能不可能の範疇を超越して、神の意思は必ず実現するのだ。



Instead, we will try to recognize that only what God would have us do is possible.
  • instead [instéd] : 「代わりに、それよりむしろ、そうしないで」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • possible [pάsəbl] : 「可能性がある、あり得る、なし得る、実行できる」
❖ "Instead, we will ~ "「そうではなく、私たちは、神が私たちにやらせようとしていることだけが可能なのだと認識するように努める」。



5. We will also try to understand that only what God would have us do is what we want to do. 
  • also [ɔ́ːlsou] : 「〜もまた、同様に、また、〜もやはり」
  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、分かる、把握する」
❖ "We will also try ~ "「さらに私たちは、神が私たちにやらせようとしていることだけが、私たちがやりたいことだと理解するように努める」。神の意思に沿うことだけが、実相的に私たちがなすべきことである。その他は意味がない。幻想の中で幻想を重ねることは意味がないのだ。



And we will also try to remember that we cannot fail in doing what He would have us do. 
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • fail in : 「〜に失敗する、不足している」
❖ "And we will also ~ "「また私たちは、神が私たちにやらせたいと願っていることを実行し損なうことは不可能だと思い出すように努める」。神の意思したことを実行するとき、それに失敗することはない。神の願いは必ず現実化する。



There is every reason to feel confident that we will succeed today. It is the Will of God.
  • reason [ríːzn] : 「理由、動機、原因、根拠」
  • confident [kάnfədənt] : 「自信のある、確信して、信じて、自信に満ちた」
  • succeed [səksíːd] : 「成功する」
❖ "There is every reason ~ "「今日、私たちは成功するという確信を感じる理由のすべてがそこにある」。"It is the Will ~ "「それは神の意思なのだ」。神の意思に沿って行うのだから、必ず成功する。確信というより、必然である。これは、信仰の範囲を越えていることなのだ。



6. Begin the exercises for today by repeating the idea to yourself, closing your eyes as you do so. 
  • begin [biɡín] : 「 始まる、始める、開始する」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
❖ "Begin the exercises ~ "「今日のテーマをあなた自身に向かって繰り返し述べることで、今日のエクササイズを始める」。"closing your eyes ~ "「そうするとき、目を閉じればいい」。



Then spend a fairly short period in thinking a few relevant thoughts of your own, keeping the idea in mind. 
  • spend [spénd] : 「使う、費やす」
  • fairly [fέərli] : 「公平に、平等に、かなり、相当に、極めて」
  • short [ʃɔ́ːrt] : 「短い、短期間の」
  • period [píəriəd] : 「期間、時期、時間」
  • few [fjúː] : 「少ない、わずかの、少数の」
  • relevant [réləvənt] : 「関係のある、関連性のある」
❖ "Then spend a fairly ~ "「その後、今日のテーマを心の中に保持したまま、これに関連したあなた自身の思いのいくつかを考えながら、ほんの短い時間を過ごす」。たとえば、あなたが誰かを愛しているなら、その思いはあなた個人だけのものではなく、神をもまたその誰かを愛しているのだと感じればいい。誰かの成功をあなたが喜んでいるなら、神もまたその成功を祝福しているのだと感じればいい。



After you have added some four or five thoughts of your own to the idea, repeat it again and tell yourself gently:

        My real thoughts are in my mind. 
        I would like to find them.
  • add [ǽd] : 「加える、付け足す、言い足す、書き加える」
  • again [əɡéin] : 「再び、かさねて、この場合もやはり」
  • gently [dʒéntli] : 「親切に、静かに、優しく、穏やかに」
  • find [fáind] : 「気付く、理解する、発見する、見いだす」
❖ "After you have ~ "「今日のテーマに、4つか5つのあなた自身の思いを付け加えた後に、今日のテーマを再び繰り返し、次のようにあなた自身に向かって優しく囁(ささや)きかけてみる」。"My real thoughts ~ "「私の実相的な思いは私の心の中にある」。" I would like ~ "「私はそれを見つけ出したいと願っている」。



Then try to go past all the unreal thoughts that cover the truth in your mind, and reach to the eternal.
  • past [pǽst] : 「〜のそばを過ぎて、〜を過ぎ去って」
  • cover [kʌ́vər] : 「隠す、ごまかす」
  • eternal [itə́ːrnl] : 「永遠の、不変の、永久の、不滅の」
❖ "Then try to go ~ "「その後、あなたの心の中の真実を覆い隠している非実相的な思いのすべてを通り越して、永遠なるものに到達するように努める」。だから、たとえば、あなたが誰かを憎く思っているなら、そんな憎しみは無視して通り過ぎなくてはいけない。そして、永遠なる愛や喜びや美や慈しみや平和に到達することを願うのだ。



7. Under all the senseless thoughts and mad ideas with which you have cluttered up your mind are the thoughts that you thought with God in the beginning. 
  • under [ʌ́ndər] : 「下に、下の方に」
  • senseless [sénslis] : 「無分別な、非常識な、愚かな、無意味な」
  • mad [mǽd] : 「気が狂って、怒って、頭にきて」
  • clutter [klʌ́tər] : 「〜を取り散らかす、取り乱す」
  • clutter up : 「取り散らす、いっぱいにする、散らして塞ぐ」
  • in the beginning : 「初めに、手始めに、当初は」
❖ "Under all the senseless ~ "「あなたの心をかき乱してきたあらゆる無意味な思いや狂った考え方の下に、初めから神とともに思ってきた思いがある」。神から分離する以前の、神とともに抱いた思いのすべてが、幻想的な思いの下に保存されている。真実は忘れられることはあっても、失われることはない。



They are there in your mind now, completely unchanged. They will always be in your mind, exactly as they always were. 
  • completely [kəmplíːtli] : 「完全に、十分に、全面的に、全く」
  • unchanged [ʌntʃéindʒd] : 「変化していない、不変の、変わらない」
  • always [ɔ́ːlweiz] : 「いつも、以前からずっと、常にいつでも」
  • exactly [iɡzǽktli] : 「正確に、厳密に、ぴったり、きっちり」
❖ "They are there ~ "「それらは今も、まったく変わることなく、あなたの心の中にある」。意訳する、"They will always ~ "「それらは、これからもずっとあなたの心の中にあるだろうし、いつもそうであったように、正確にそのままである」。神とともに思った真実は永遠不変なのだ。



Everything you have thought since then will change, but the Foundation on which it rests is wholly changeless.
  • since [síns] : 「〜して以来、〜のときから」
  • since then : 「それ以来、その後、それ以後」
  • change [tʃéindʒ] : 「変わる、変化する、変遷する」
  • foundation [faundéiʃən] : 「土台、礎、基盤、根拠、基礎、根幹」
  • rest [rést] : 「ある、休む、静止する、置かれている」
  • wholly [hóulli] : 「完全に、全く、全体として、全体的に、すっかり」
  • changeless [tʃéindʒlis] : 「変化のない、不変」
❖ "Everything you have ~ "「その時以来あなたが思ってきた思いのすべては変化するだろう」。"but the Foundation ~ "「しかし、思いが存在する土台は、まったく変わることはない」。神から分離した以降の思いは幻想であって、どんどん変化してくだろうが、その思いを生みだす土台である心自体は、その心の深部は、まったく変化することはない。



8. It is this Foundation toward which the exercises for today are directed. 
  • toward [təwɔ́ːd] : 「〜の方へ、〜に向かって」
  • direct [dirékt] : 「〜を…へ向かわせる」
❖ "It is this Foundation ~ "「今日のエクササイズが向かう先は、この土台なのだ」。心の奥底の、最も神聖で純粋な部分に、今日のエクササイズを通して、あなたは到達することになる。



Here is your mind joined with the Mind of God. Here are your thoughts one with His. 
  • join [dʒɔ́in] : 「結び付ける、結合する、連結する」
❖ "Here is your mind ~ "「この場所で、あなたの心は神の心と結ばれる」。"Here are your ~ "「ここで、あなたの思いは神の思いと一つになる」。神と神の子の、本来の姿に立ち返るのだ。神の子は神と分離などしていない。



For this kind of practice only one thing is necessary; approach it as you would an altar dedicated in Heaven to God the Father and to God the Son. 
  • kind [káind] : 「種類」
  • necessary [nésəsèri] : 「必要な、必須の、欠くことのできない」
  • approach [əpróutʃ] : 「〜に近づく、〜に接近する」
  • altar [ɔ́ːltər] : 「祭壇、聖餐台」
  • dedicate [dédikèit] : 「〜をささげる、献身する、専念する、打ち込む」
❖ "For this kind of ~ "「この種の練習のために、たった一つのことが必要とされる」。"approach it as ~ "「あなたが、天の王国の父なる神と子なる神に捧げられた祭壇に近づくように、あなたの心の奥底に近づきなさい」。"God the Son"「子なる神」とは、単純に神の子と考えていいだろう。無理やり、キリスト教的に、イエス・キリスト個人と関連付ける必要はないだろう。いずれにせよ、あなたの心の奥底は神聖であり、そこにホーリー・スピリットが宿っており、神の祭壇があるのだから、心の奥底に近づくことは天の王国の神や神の子の祭壇に近づくことと同等なのだ。



For such is the place you are trying to reach. You will probably be unable as yet to realize how high you are trying to go. 
  • probably [prάbəbli] : 「恐らく、多分、十中八九は」
  • unable [ʌ̀néibl] : 「できない」
  • be unable to : 「〜することができない」
  • as yet : 「今のところは」
  • realize [ríːəlàiz] : 「〜に気が付く、悟る、自覚する、実感する」
  • high [hái] : 「高度の、進んだ、高い、高位の、強い、激しい」
❖ "For such is the place ~ "「なぜなら、あなたが近づこうとしている場所は神聖なのだから」。"You will probably ~ "「あなたは多分、あなたがいかに高いところに行こうとしているのか、まだ気付くことは出来ないだろう」。あなたは、あなたの心の深部に到達しようとしているのだが、それは天の王国に近づくことであり、非常に高い所に至ろうとしていることなのだ。ただし、あなたはそれを自覚出来ないかもしれない。



Yet even with the little understanding you have already gained, you should be able to remind yourself that this is no idle game, but an exercise in holiness and an attempt to reach the Kingdom of Heaven.
  • understanding [ʌ̀ndərstǽndiŋ] : 「理解、把握」
  • already [ɔːlrédi] : 「すでに、とっくに〜済み」
  • gain [ɡéin] : 「得る、獲得する」
  • able [éibl] : 「出来る、能力のある」
  • be able to : 「〜することができる、〜する能力がある」
  • remind [rimáind] : 「〜に思い出させる、〜に気付かせる」
  • idle [áidl] : 「動いていない、無意味な、無駄な」
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、神聖さ、高潔」
  • attempt [ətémpt] : 「試み、企て」
❖ "Yet even with ~ "「しかし、あなたが既に得たほんのわずかの理解をもってすれば、」"you should be able ~ "「あなたは、このエクササイズは無意味なゲームなどでは決してなく、神聖なエクササイズであり、天の王国に至る試みなのだと、あなた自身に気付かせることが出来る」。



9. In the shorter exercise periods for today, try to remember how important it is to you to understand the holiness of the mind that thinks with God. 
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • important [impɔ́ːrtənt] : 「重要な、重大な、大切な」
❖ "In the shorter ~ "「今日のテーマのための短めのエクササイズでは、神とともに思う心の神聖さを理解することが、あなたにとっていかに大切かということを覚えておくように努めなさい」。具体的には次の文章。



Take a minute or two, as you repeat the idea throughout the day, to appreciate your mind's holiness. 
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • throughout [θruːáut] : 「〜の間中、〜の初めから終わりまで」
  • appreciate [əpríːʃièit] : 「よく理解する、真価を認める、感謝する」
❖ "Take a minute or ~ "「一日を通して今日のテーマを繰り返し述べながら、あなたの心の神聖さの真価を認めるために、1〜2分の時間をさきなさい」。



Stand aside, however briefly, from all thoughts that are unworthy of Him Whose host you are. 
  • stand aside from : 「〜から離れて脇へよける、〜から手を引く、〜を傍観する」
  • however [hauévər] : 「けれども、しかしながら、また一方」
  • briefly [bríːfli] : 「簡潔に、ちょっとの間、つまり、短く、簡単に」
  • unworthy [ʌnwə́ːrði] : 「値しない、価値のない、取るに足りない 」
  • host [hóust] : 「主人、ホスト」
❖ "Stand aside, however ~ "「たとえ短い時間であっても、あなたがホストを勤める神にとって価値のない思いのすべてから離れて立ちなさい」。あなたの心の中に神の祭壇があるのだから、あなたが神をホストしていることになる。その神にとって価値のない無意味な思いを、短い時間であっても、回避しなさい。



And thank Him for the Thoughts He is thinking with you.
  • thank [θǽŋk] : 「〜に感謝する、〜にお礼を述べる」
❖ "And thank Him ~ "「そして、神があなたとともに思う、その思いを神に感謝しなさい」。言うまでもなく、この感謝の気持ちは自然に湧き上がってくるものである。もし、神に感謝する気持ちが湧いてこなかったら、今日のエクササイズは失敗している。神のみならず、自分自身を見失っている証拠である。
 
 
 


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