●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.44.1:1 ~ W-pI.44.11:2

Lesson 44 



God is the light in which I see.
  • light [láit] : 「光、光源、ライト、明かり」
❖ "God is the light ~ "「神は光、その光の中で私は見る」。神は愛の光であり、喜びの光であり、真実の光そのものである。その光の下(もと)で、あなたのヴィジョンは真実で構成された実相を見るのだ。
"light"「光」は、ACIMでは非常に重要な意味をもつ。光は愛や喜びや真実の象徴であるととらえてもいいが、つまり、比喩としてとらえてもいいが、ACIMはより具象的な光としてこれをとらえている。つまり、ヴィジョンが完成するにつれ、実相的な光を現実に体験すると言うのである。ただし、この実相的な光は肉体的な目では感じ取れない。ヴィジョンによってのみ実相的な光は感じ取ることが出来ると言う。ACIMでは、この光の体験を『光のエピソード』と呼んでいる。したがって、あなたが見慣れない光を見るようになれば、いよいよあなたのヴィジョンは完成しつつあると思えばいい。



1. Today we are continuing the idea for yesterday, adding another dimension to it. You cannot see in darkness, and you cannot make light. 
  • continue [kəntínjuː] : 「〜を続ける、継続する」
  • add [ǽd] : 「加える、付け足す、言い足す、書き加える」
  • another [ənʌ́ðər] : 「もう一つの、別の、ほかの」
  • dimension [diménʃən ] : 「側面、様相、特質、特徴、次元」
  • darkness [dάːrknis] : 「暗がり、暗闇」
❖ "Today we are ~ "「今日は、私たちは昨日のテーマを続けるが、また別の側面をそれに付け加える」。今日は、昨日の『神から離れて見ることは出来ない』というテーマに『光』という側面を加えて考察する。"You cannot see ~ "「あなたは闇の中で見ることは出来ないし、光を作り出すことも出来ない」。ロウソクに灯をともせば光を作り出せるではないかと言われるかも知れないが、そういう次元の光を論じているのではない。肉眼ではとらえられない次元の光である。



You can make darkness and then think you see in it, but light reflects life, and is therefore an aspect of creation. 
  • reflect [riflékt] : 「〜を映す、示す、反映する」
  • life [láif] : 「命、生命、一生、生涯」
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って、だから」
  • aspect [ǽspekt] : 「局面、状況、側面、特徴」
  • creation [kriéiʃən]: 「創造、創作、創作物、作品」
❖ "You can make ~ "「あなたは闇を作り出すことが出来、闇の中で見ていると思っている」。"but light ~ "「しかし、光は命を反映し、したがって、光は創造の一側面なのだ」。"darkness"「闇」とは、無であり幻想である。"light"「光」とは、実在であり実相である。肉体的な死を超越した命は光を放つ。したがって、神が創造した実相的な命を持つ神の子は、光という創造の一側面を属性として持つ。つまり、あなたは自ら光を発し、同時に実在の光を感じ取れるのだ。神の子の別名が『光の子』である所以である。
ところが、神の子が神から分離するとき、神の子はその光を神に投げ返してしまった。神の子は光を失い、闇の中で光に代わる疑似的光を偽創造した。あなたが肉体的な目で見ているこの世界の光は、闇(幻想)の中で見ていると錯覚している偽の光である。



Creation and darkness cannot coexist, but light and life must go together, being but different aspects of creation.
  • coexist [kòuiɡzíst] : 「共存する、同時に存在する」
  • go together [təɡéðər] : 「一緒に行く、同行する、相伴う、調和する」
❖ "Creation and darkness ~ "「創造と闇は共存出来ないが、光と命は同伴しなくてはいけない」。"being but different ~ "「光も命も、創造の異った側面だからだ」。"creation"「創造性」とは、神のもつ最大の属性であり、真実や愛や命を拡張させていくパワーそのものである。いわば、その拡張が光の伝播によって実相世界の隅々まで行き届くと思えばいい。したがって、光と命は一体であり、分離出来ない。命は必然的に光を発するのだ。拡張という創造性の必然である。



2. In order to see, you must recognize that light is within, not without. You do not see outside yourself, nor is the equipment for seeing outside you. 
  • different [dífərənt] : 「相違する、違っている、異なる」
  • in order to : 「〜するために」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • within [wiðín] : 「〜の中に、〜の内側に」
  • without [wiðáut] : 「外で、外側に」
  • outside [áutsáid] : 「外側に、外部に」
  • equipment [ikwípmənt] : 「装備、準備、備品、機材、道具」
❖ "In order to see ~ "「見るためには、あなたは、光は内面的なものであり外面的なものではないと認識する必要がある」。真実の光は心の中にあるのであって、外部世界に溢れているものではない。"You do not see ~ "「あなたは、あなた自身の外側で見ているのではなく、あなたの外を見るための装置などでもない」。あなたの心の外は幻想であり無である。空(くう)である。あなたのヴィジョンは空なる外に何も見ない。ヴィジョンが見るものはすべて、あなたの実相的な心の内側に存在する。"equipment"「装置」とは、見るための装置という意味であって、実相的な知覚ととらえていい。本当の知覚は外を見るためではなく、心の内側を見るためにある。



An essential part of this equipment is the light that makes seeing possible. It is with you always, making vision possible in every circumstance.
  • essential [isénʃəl] : 「必須の、最も重要な、肝心な、本質の、本質的な」
  • part [pάːrt] : 「一部、部分」
  • make [méik] : 「〜の状態を作り出す、〜にする」
  • possible [pάsəbl] : 「可能性がある、あり得る、なし得る、実行できる」
  • always [ɔ́ːlweiz] : 「いつも、以前からずっと、常にいつでも」
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚、視力」
  • circumstance [sə́ːrkəmstæ̀ns ] : 「環境、状況、周囲の事情」
❖ "An essential part of ~ "「この装置の肝心な部分は、見ることを可能にする光である」。本当の知覚は、本当の光を感受出来る。"It is with you ~ "「光は常にあなたと共にあり、」"making vision ~ "「どんな状況にあろうとも、ヴィジョンを可能にしている」。ヴィジョンが見るものは実相的な光であり、その光はあなたの命として常にあなたと共にある。あなたの心の中であなたの命は光を発し、その光に満たされた豊饒の海でヴィジョンがあらゆる真実を見るのだ。



3. Today we are going to attempt to reach that light. For this purpose, we will use a form of exercise which has been suggested before, and which we will utilize increasingly. 
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • use [juːz] : 「使う、利用する、生かす、働かせる」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • suggest [səgdʒést] : 「〜を提案する、示唆する、暗示する」
  • before [bifɔ́ːr] : 「以前に、前に、早く、先に」
  • utilize [júːtəlàiz] : 「利用する、活用する、役立たせる」
  • increasingly [inkríːsiŋli] : 「ますます、だんだんと、次第に」
❖ "Today we are going ~ "「今日、私たちは、そんな光に到達する試みを行うことになる」。"For this purpose ~ "「この目的のために、私たちは、以前に示唆し、さらに発展的に利用しようとするエクササイズの形を用いることになる」。以前に示した瞑想的なエクササイズの方法を用いて、さらにそれを発展させ、実相的な光を得る練習を行う。



It is a particularly difficult form for the undisciplined mind, and represents a major goal of mind training. 
  • particularly [pərtíkjulərli] : 「特別に、とりわけ、かなりの程度、非常に」
  • difficult [dífikʌ̀lt] : 「困難な、厳しい、苦しい、つらい」
  • undisciplined [ʌndísəplind] : 「訓練されていない、しつけられていない」
  • represent [rèprizént] : 「〜を表す、描く、描写する、意味する」
  • major [méidʒər] : 「主要な、重要な」
  • goal [ɡóul] : 「目標、目的地、目的、目指すもの」
  • training [tréiniŋ] : 「訓練、トレーニング、練習、教育」
❖ "It is a particularly ~ "「訓練をしていない心にとっては、それはとりわけ難しいが、」"and represents ~ "「それこそが、心の訓練の主要な目的を表している」。心を訓練し、実相的な光に到達し、ヴィジョンを獲得するのである。瞑想に不慣れな人達は、初めは困難を感じるかもしれないが、誰もの心が到達すべき重要な目標である。




It requires precisely what the untrained mind lacks. Yet this training must be accomplished if you are to see.
  • require [rikwáiər] : 「〜を必要とする、求める、〜に要求する、命じる」
  • precisely [prisáisli] : 「正確に、精密に、まさに、はっきり」
  • untrained [ʌntréind] : 「訓練されていない、練習を積んでいない、未熟な」
  • lack [lǽk] : 「〜を欠く、〜が欠けている、十分にない」
  • accomplish [əkάmpliʃ] : 「成し遂げる、遂行する、果たす、成就する」
❖ "It requires precisely ~ "「それはまさに、訓練されていない心がもっていないものを要求する」。"Yet this training ~ "「しかし、この訓練は、あなたが(本当に)見たいと思っているなら、成就されなけばならない」。心の訓練に対する熱意と覚悟が求められる。今日の練習に限らず、ACIMは常に、あなたの熱意と覚悟、そして持続性を求めている。



4. Have at least three practice periods today, each lasting three to five minutes. 
  • at least : 「少なくとも、最少に見ても」
  • last [lǽst] : 「〜を存続させる、〜を持ちこたえる」
❖ "Have at least ~ "「今日は少なくとも3回の練習をし、各々3〜5分間続けなさい」。



A longer time is highly recommended, but only if you find the time slipping by with little or no sense of strain. 
  • highly [háili] : 「大いに、非常に、極めて」
  • recommend [rèkəménd] : 「〜を推薦する、〜を薦める」
  • find [fáind] : 「気付く、理解する、発見する、見いだす」
  • slip by : 「いつの間にか過ぎて行く、早くたつ 」
  • sense [séns] : 「感覚、知覚、感触、感じ」
  • strain [stréin] : 「緊張、精神的緊張、緊張の色、負担、重圧」
❖ "A longer time is ~ "「より長い練習時間は、大いに推奨されるのだが、」"but only if you find ~ "意訳する、「緊張感が少ないか、あるいはまったくない状態で練習時間を過ごせると感じたときだけに限りなさい」。



The form of practice we will use today is the most natural and easy one in the world for the trained mind, just as it seems to be the most unnatural and difficult for the untrained mind.
  • natural [nǽtʃərəl] : 「普通の、ありのままの、自然な」
  • easy [íːzi] : 「たやすい、容易な、困難がない」
  • unnatural [ʌnnǽtʃərəl] : 「不自然な、自然に反する」
❖ "The form of practice ~ "「今日私たちが用いる練習の形は、訓練された心にとっては、世界の中で最も自然で容易なものである」。"just as it seems ~ "「と同時に、訓練されていない心にとっては、最も不自然で困難なものに思えるかもしれない」。



5. Your mind is no longer wholly untrained. You are quite ready to learn the form of exercise we will use today, but you may find that you will encounter strong resistance. 
  • no longer : 「もはや〜でない」
  • wholly [hóulli] : 「完全に、全く、全体として、全体的に、すっかり」
  • quite [kwáit] : 「かなり、なかなか、とても、非常に」
  • ready [rédi] : 「覚悟ができた、用意ができて」
  • learn [lə́ːrn] : 「〜を学ぶ、〜であると分かる、〜を覚える、知る」
  • encounter [inkáuntər] : 「出合う、出くわす、遭遇する、直面する」
  • resistance [rizístəns] : 「抵抗、反対、妨害」 
❖ "Your mind is no ~ "「あなたの心は、まったく訓練されていないというわけではない」。"You are quite ~ "「あなたは、今日私たちが用いるエクササイズの形を学ぶ準備は完全に整っている」。"but you may ~ "「しかしあなたは、強い抵抗感に出会ってしまうかもしれない」。



The reason is very simple. While you practice in this way, you leave behind everything that you now believe, and all the thoughts that you have made up. 
  • reason [ríːzn] : 「理由、動機、原因、根拠」
  • simple [símpl] : 「簡素な、簡略した、易しい、難しくない」
  • while [hwáil] : 「〜の間ずっと、〜する間に、その間に」
  • practice [prǽktis] : 「〜を実行する、順守する、実践する、実施する」
  • leave [líːv] : 「〜を残す、〜を任せておく、ある状態のままにしておく」
  • behind [biháind] : 「〜の後ろに、後方に、〜の裏側に、〜の陰に」
  • believe [bilíːv] : 「信じる、確信する、信頼する」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • make up : 「作り上げる、作り出す、考え出す、捏造する」
❖ "The reason is ~ "「その理由は極めて簡単だ」。"While you practice ~ "「このやり方で練習をしていく中で、今あなたが信じていることのすべて、あなたがでっち上げた思いのすべてを後に残していくことになる」。あなたの思考システムを完全に変えるのである。エゴの思考システムからホーリー・スピリットの思考システムへと、あなたの思考体系を改革していく。捨てるものが山ほどあるのだ。したがって、それに対する抵抗感が生じてくるだろう。



Properly speaking, this is the release from hell. Yet perceived through the ego's eyes, it is loss of identity and a descent into hell.
  • properly [prάpərli] : 「適切に、ちゃんと、正確に、正しく、厳密に」
  • release [rilíːs] : 「救出、解放」
  • hell [hél] : 「地獄、生き地獄、ひどい体験、修羅場」
  • perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜に気付く、〜を見抜く」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • loss [lɔ́s] : 「失うこと、喪失、紛失」
  • identity [aidéntəti] : 「正体、身元、独自性、固有性、アイデンティティー」
  • descent [disént] : 「降下、低下、下降、落下、転落」
❖ "Properly speaking ~ "「的確に言うなら、これは地獄からの解放である」。幻想からの解放、エゴの思考システムからの解放、エゴからの解放、それを『地獄からの解放』と表現している。"Yet perceived ~ "「しかし、エゴの目を通して知覚されるなら、それは、あなた自身を失って地獄に落ちることに見えるだろう」。だから、あなたが感じる抵抗感は、実はあなたの心を支配しているエゴの抵抗感である。ACIMを信じたら、すべてを失うぞ、自分自身を失うぞ、恐ろしい地獄に突き落とされるぞ、とエゴはあなたに恐怖感を吹き込むのだ。



6. If you can stand aside from the ego by ever so little, you will have no difficulty in recognizing that its opposition and its fears are meaningless. 
  • aside from : 「からそれて」
  • ever so : 実に、「大変、非常に」
  • difficulty [dífikʌ̀lti] : 「困難、難事、難儀、面倒なこと、問題」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • opposition [ὰpəzíʃən] : 「反対、敵対、対立」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、懸念、心配、不安」
  • meaningless [míːniŋlis] : 「 意味のない、無益な、価値のない」
❖ "If you can stand ~ "「もしあなたが、ほんの少しでもエゴから離れて立つことが出来るなら、」"you will have no ~ "意訳する、「エゴの反対もエゴが吹き込む恐れも意味がないと、あなたは何の難しさを感じることなく認識出来るだろう」。エゴが煽り立てる恐怖感に勝てるかどうか、ここがあなたの勝負どころである。こんなときは迷わず、ホーリー・スピリットに助けを求めればいい。エゴの誘惑に負けないように、ホーリー・スピリットからパワーをもらえばいい。



You might find it helpful to remind yourself, from time to time, that to reach light is to escape from darkness, whatever you may believe to the contrary. 
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
  • remind [rimáind] : 「〜に思い出させる、〜に気付かせる」
  • from time to time : 「時々、折りに触れて」
  • escape [iskéip] : 「逃げる、ずらかる、脱出する、抜ける」
  • contrary [kάntreri] : 「正反対の、相いれない、逆の、反して」
  • to the contrary : 「それとは反対に」
❖ "You might find it ~ "「折りに触れて、that以下をあなた自身に思い出させることは有益だとわかるかもしれない」。"that to reach light ~ "「たとえあなたがそれとは反対に思っていても、光に至ることは闇から逃れることであると」あなた自身に思い出させることは有益だとわかるかもしれない。実相に至るには幻想から目覚めなくてはいけない。真実に至るには虚偽を捨てなくてはいけない。



God is the light in which you see. You are attempting to reach Him.
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
❖ "God is the light ~ "「神は光、その光の中で私は見る」。"You are attempting ~ "「あなたは神に至ろうとしているのだ」。神を求める心は、光を求める心である。愛、命、喜び、美、平和、等々を求めずして、光を得ることは出来ない。なぜなら、それらは光そのものだからだ。そして、神から分離する以前は、あなたは光そのものであった。だから、あなたは『光の子』と呼ばれていたのだ。したがって、光を求めるあなたは、本来の自分自身へ、光の子へ回帰しようとしているのである。



7. Begin the practice period by repeating today's idea with your eyes open, and close them slowly, repeating the idea several times more. 
  • begin [biɡín] : 「 始まる、始める、開始する」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • several [sévərəl] : 「数個の、いくつかの」
❖ "Begin the practice ~ "「目を開けて今日のテーマを繰り返し述べることから練習を始めなさい」。"and close ~ "「そして、ゆっくり目を閉じ、さらに数回、今日のテーマを繰り返す」。



Then try to sink into your mind, letting go every kind of interference and intrusion by quietly sinking past them. 
  • sink [síŋk] : 「沈む、徐々に下がる、落ち込む、沈没する」
  • let go : 「放す、手放す、解放する、自由にする」
  • kind [káind] : 「種類」
  • interference [ìntərfíərəns] : 「干渉、妨害、障害、邪魔、支障」
  • intrusion [intrúːʒən] : 「侵入、不法占有、押し付け、割り込み」
  • quietly [kwáiətli] : 「静かに、黙って、平穏に」
  • past [pǽst] : 「〜のそばを過ぎて、〜を過ぎ去って」
❖ "Then try to sink ~ "「その後、あなたの心の中に沈んで行くように努める」。"letting go every ~ "「あらゆる種類の邪魔や侵入を静かにやり過ごすことで、手放してしまう」。お気付きと思うが、東洋的瞑想とほとんど等しい。ただ、東洋的瞑想が無念無想を目標とするのに対して、このACIMの瞑想は、神の光を求めて心の奥深くに潜行していくのである。



Your mind cannot be stopped in this unless you choose to stop it. It is merely taking its natural course. 
  • unless [ənlés] : 「〜でない限り、〜である場合を除いて」
  • choose [tʃúːz] : 「 〜を選ぶ、〜を選択する」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • natural [nǽtʃərəl] : 「普通の、ありのままの、自然な」
  • course [kɔ́ːrs] : 「成り行き、進行、経過、進行、針路、航路」
❖ "Your mind cannot ~ "「あなたの心は、あなたが止(や)めることを選択しない限り、この潜行を止められてしまうことはない」。意識して停止しない限り、あなたはどんどん心の奥底に潜行していく。光を求めて心の深部に至る。そこにこそ、ホーリー・スピリットの宿る神の祭壇があるからだ。"It is merely taking ~ "意訳する、「単に、これが自然の成り行きなのだ」。心の奥深くに潜行することは自然に逆行することではなく、実に自然な成り行きである。あたかも光に吸い寄せられていくように、心の奥深くに潜行していけばいい。身を委ねるのだ。



Try to observe your passing thoughts without involvement, and slip quietly by them.
  • observe [əbzə́ːrv] : 「よく見る、観察する」
  • involvement [invάlvmənt ] : 「かかわり、関与」
  • slip by : 「いつの間にか過ぎて行く、早くたつ 」
  • quietly [kwáiətli] : 「静かに、黙って、平穏に」
❖ "Try to observe ~ "「通り過ぎていく思いに関わることなく、それを観察するように努め、静かに思いをやり過ごしなさい」。



8. While no particular approach is advocated for this form of exercise, what is needful is a sense of the importance of what you are doing; its inestimable value to you, and an awareness that you are attempting something very holy. 
  • while [hwáil] : 「〜なのに、〜ではあるものの、〜だが」
  • particular [pərtíkjulər] : 「特定の、独特の、特段の、特有の、特殊な」
  • approach [əpróutʃ] : 「やり方、扱い方、取り上げ方、姿勢、取り組み」
  • advocate [ǽdvəkèit] : 「主張する、推奨する、支持する」
  • needful [níːdfəl] : 「入用な、必要な」
  • sense [séns] : 「感覚、知覚、感触、感じ」
  • importance [impɔ́ːrtəns] : 「重要性、大切さ、重大さ」
  • inestimable [inéstəməbl] : 「計り知れない、計算できないほどの」
  • value [vǽljuː] : 「価値、値打ち」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • holy [hóuli] : 「神聖な、聖なる」
❖ "While no particular ~ "「エクササイズのこの形にとって、特別なやり方が推奨されているわけではないが、必要とされることは、あなたがやっていることの重要性を感じる感覚である」。"its inestimable ~ "「あなたにとって計り知れない価値があるという感覚であり、何か非常に神聖なことを試みているという意識である」。これが非常に大切であって、東洋的瞑想と一線を画すACIM独特の瞑想法である。東洋的瞑想はあらゆる意識性を排除するが、ACIMの瞑想は正しい意識を積極的に利用する。



Salvation is your happiest accomplishment. It is also the only one that has any meaning, because it is the only one that has any real use to you at all.
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • happy [hǽpi] : 「幸福な、満足な、幸せな」
  • accomplishment [əkάmpliʃmənt] : 「成就、偉業、成果、達成、完成」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
  • at all : 「とにかく、仮にも、いやしくも」
❖ "Salvation is your ~ "「救いは、あなたの最も幸せな達成である」。真実の光に出会うことがあなたの救いとなり、最大の幸せをもたらす。"It is also the only ~ "「また、救いこそが唯一、何らかの意味をもつものである」。"because it is ~ "「なぜなら、救いは唯一、いやしくも、あなたにとって実相的に有用なものだからである」。幻想から実相へ目覚める救いは、幻想世界の闇から実相世界の光へと救われることであり、それこそがあなたにとって唯一意味のあることだ。無意味から有意義へ跳躍するのだから、あなたはこの上なく幸せになれるのだ。



9. If resistance rises in any form, pause long enough to repeat today's idea, keeping your eyes closed unless you are aware of fear. 
  • resistance [rizístəns] : 「抵抗、反対、妨害」 
  • rise [ráiz] : 「立ち上がる、起立する、増す」
  • in any form : 「いかなる種類のものであれ」
  • pause [pɔ́ːz] : 「中止する、ためらう、休止する、ちょっと止まる、一息つく」
  • unless [ənlés] : 「〜でない限り、〜である場合を除いて」
  • be aware of : 「〜を承知している、〜に気付いている」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、懸念、心配、不安」
❖ "If resistance rises ~ "「もし、どんな形であれ抵抗感が生じたら、今日のテーマを繰り返すための十分な時間を空けなさい」。"keeping your eyes ~ "「恐れを感じない限り、目を閉じたままでいい」。普段、心の奥深くに潜行することはないので、初めての経験は恐れを引き起こすかもしれない。そんな時は、心の奥底への潜行を一時中断して、今日のテーマを時間をかけて繰り返し述べればいい。エゴの抵抗は、思う以上に強いものだ。



In that case, you will probably find it more reassuring to open your eyes briefly. Try, however, to return to the exercises with eyes closed as soon as possible.
  • in that case : 「もしそうなら、その場合」
  • probably [prάbəbli] : 「十中八九は、恐らく、多分」
  • find [fáind] : 「気付く、分かる」
  • reassuring [riəʃúəriŋ] : 「安心させる、元気づける、心強く感じさせる」
  • briefly [bríːfli] : 「簡潔に、ちょっとの間、つまり、短く、簡単に」
  • however [hauévər] : 「けれども、しかしながら、また一方」
  • return [ritə́ːrn] : 「戻る、帰る、返還する」
  • as A as possible [pάsəbl] : 「できるだけAの」
  • soon [súːn] : 「早く、すぐに」
❖ "In that case ~ "「その場合、」抵抗感を感じた場合、「ちょっとの間、あなたの目を開けた方がより安心感を得られると、多分あなたは気付くだろう」。"Try, however, to ~ "「しかし、出来るだけ早く、目を閉じてのエクササイズに戻れるようにしなさい」。心の中に潜行する時は、目を閉じるのが基本。怖いと感じたら、目を開ければいい。臨機応変。



10. If you are doing the exercises correctly, you should experience some sense of relaxation, and even a feeling that you are approaching, if not actually entering into light. 
  • correctly [kəréktli] : 「正しく、正確に、正確に言えば」
  • experience [ikspíəriəns] : 「〜を経験する、〜を体験する」
  • relaxation [rìːlækséiʃən] : 「息抜き、気晴らし、緩和、くつろぎ」
  • feeling [fíːliŋ] : 「感じ、感触、感覚、感情、気持ち、印象、感じ」
  • approach [əpróutʃ] : 「〜に近づく、〜に接近する」
  • if not : 「〜とは言わないまでも、〜とまではいかなくても」
  • actually [ǽktʃuəli] : 「実際は、本当は、実は、実のところ」
  • enter [énter] : 「〜に入る、〜に参加する、〜に立ち入る」
❖ "If you are doing ~ "「もし、あなたがエクササイズを正しく行っているなら、」"you should experience ~ "「あなたは、リラックスした感覚を経験するはずだし、実際光の中に入って行くところまでに至らなくても、近づいた感じさえもてるはずである」。



Try to think of light, formless and without limit, as you pass by the thoughts of this world. 
  • formless [fɔ́ːrmlis] : 「形のない、無定形の、秩序だっていない」
  • limit [límit] : 「限度、制限、境界、限界」
  • pass by : 「〜のそばを通る、〜を通り過ぎる」
❖ "Try to think ~ "「この世界の思いをやり過ごしながら、光を思うように努めなさい」。"formless and ~ "「それは形もなく限界もない」。日常の雑念に気を奪われるなく、静かにやり過ごすのである。そして、ひたすら光を思う。光は形もなく、際限もない。光の海に漂うばかりだ。無上の平和、安らぎを感じればいい。



And do not forget that they cannot hold you to the world unless you give them the power to do so.
  • forget [fərɡét] : 「〜を忘れる、〜を思い出せない」
  • hold [hóuld] : 「維持する、保持する、持続する」
❖ "And do not forget ~ "「あなたがこの世界の思いに引き止めるパワーを与えない限り、この世界があなたを世界に引き止めておくことは出来ないのだと忘れないように」。



11. Throughout the day repeat the idea often, with eyes open or closed as seems better to you at the time. But do not forget. Above all, be determined not to forget today.
  • throughout [θruːáut] : 「〜の間中、〜の初めから終わりまで」
  • often [ɔ́fən] : 「しばしば、たびたび、ちょくちょく」
  • better [bétər] : 「より良い、より望ましい」
  • at the time : 「あの時、その頃、当時は、当時の、その時点で」
  • above all : 「中でも、とりわけ、何にもまして、何よりも」
  • be determined to : 「〜することを固く決心している、決意している」
❖ "Throughout the day ~ "「一日を通して、しばしば今日のテーマを繰り返しなさい」。"with eyes open ~ "「その時々で、あなたが良いと思うなら目を開けても目を閉じてもいい」。"But do not ~ "「でも、練習を忘れてはいけない」。"Above all ~ "「何よりも、今日は忘れまいと決心することである」。覚悟、熱意、持続性、今日のテーマは難しいが、実りも大きい。大いに楽しむべし。楽しくない学びは偽物なのだから。
 
 
 


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❖ Text精読、完了しました。4年8ヶ月、1256回の投稿でした。長期に渡ってお付き合いいただき、感謝します。
❖ 引き続き、Workbook精読をご覧下さい。場所は「http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp」です。
❖ Text精読の手直しも始めました。月日をかけて見直していきます。
❖ AmazonからKindle版の精読シリーズを出版開始しました。『どこでもAcim』をご希望の方は是非どうぞ。
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