●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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W-pI.43.1:1 ~ W-pI.43.9:2

Lesson 43



God is my Source. I cannot see apart from Him.
  • source [sɔ́ːrs] : 「もと、源、起源」
  • apart from : 「〜から離れて、〜は別として」
❖ "God is my ~ "「神は私の源である」。"I cannot see ~ "「私は、神から離れて見ることは出来ない」。神が神の子であるあなたを創造したのだから、当然、あなたの源は神である。しかも、神は神の属性のすべてを神の子に継承したのだから、あなたの本当の属性もまた神を源にしている。さらに、神はすべてを包摂する(all-encompassing)存在であり、いわば、あなたは神に抱(いだ)かれているのだ。離れることは不可能である。神から分離したように感じるのは、あなたがそのような夢を見ているからに過ぎない。なお、"see"「見る」とは、肉体的な視覚を意味しているのではなく、真実を見る、真実を認識する、愛や喜びを知る、という意味合いである。ヴィジョンで見ることだ。



1. Perception is not an attribute of God. His is the realm of knowledge. 
  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、認知、知見、見識」
  • attribute [ǽtribjùːt] : 「属性、特質、特性、性格」
  • realm [rélm] : 「領域、範囲、分野、部門」
  • knowledge [nάlidʒ] : 「知識、知恵、知見、情報、事実」
❖ "Perception is not ~ "「知覚は神の属性ではない」。神は肉体的な目でものを見てはいない。心の目で見るのだ。"His is the realm ~ "「神の知覚は、叡智の領域にある」。"knowledge"「叡智」はACIMのキーワードであり、この世の知恵や知識を表すものではない。理性的判断を超越した直覚である。個人的には、仏教用語の『般若』に一番近いものだと思っている。悟りを開いて涅槃(ニルバーナ)に達した者だけが得られる叡智、それが般若である。



Yet He has created the Holy Spirit as the Mediator between perception and knowledge. 
  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」
  • mediator [míːdièitər] : 「仲介者、媒介者、まとめ役」
  • between [bitwíːn] A and B: 「AとBとの間に、AないしB」
❖ "Yet He has created ~ "「しかし、神はホーリー・スピリットを、知覚と叡智の間の媒介者として創造した」。神の子は神から分離してこの世界を幻想したとき、叡智を神に投げ返して、叡智の模造品である知覚を肉体に埋め込んだ。いわば、叡智をレベル・ダウンさせたのだ。その結果、叡智の領域に住む神と知覚の領域に住む神の子の間のコミュニケーションは途絶えてしまった。そこで神は、実相世界と幻想世界を自由に行き来出来るホーリー・スピリットを仲介者として創造し、神の子の下(もと)へ神の使者として遣わした。ホーリー・スピリットは神の叡智の代弁者なのである。



Without this link with God, perception would have replaced knowledge forever in your mind. 
  • without [wiðáut] : 「〜なしで、〜を持たずに」
  • link [líŋk] : 「結び付けるもの、関連性、相互関係」
  • replace [ripléis] : 「〜に取って代る、〜を交換する」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
❖ "Without this link ~ "「この、神とのリンクがなかったら、」つまり、ホーリー・スピリットが仲介してくれなかったら、「あなたの心の中で永遠に、知覚が叡智に取って代わり続けるだろう」。幻想に過ぎない肉体的な知覚を修正し、実相的な真実を見抜くヴィジョンをもたらし、ついには叡智へと昇華させる役割をホーリー・スピリットは担っているのだ。もちろん、それは神の意思であり、願いである。



With this link with God, perception will become so changed and purified that it will lead to knowledge. 
  • become [bikʌ́m] : 「〜になる」
  • change [tʃéindʒ] : 「〜を変える、〜を変更する、〜を変換する」
  • purify [pjúərəfài] : 「〜を浄化する、〜を清める」
  • lead [líːd] to : 「つながる、結果として〜に導く、結局〜となる」
❖ "With this link with ~ "「神とのリンクがあれば、」つまり、ホーリー・スピリットが役割を果たす限り、「知覚は変化し、浄化されて、知覚は叡智へと繋がるだろう」。幻想から目覚めた知覚はヴィジョンとなり、あなたが実相世界へ回帰出来れば、それが叡智となって復活するのだ。叡智はすでにあなたの心の中にある。忘れているだけなのだ。



That is its function as the Holy Spirit sees it. Therefore, that is its function in truth.
  • function [fʌ́ŋkʃən] : 「機能、作用、働き、効用、職務、役割」
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って、だから」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
  • in truth : 「実のところ、実際」
❖ "That is its function ~ "意訳する、「知覚を叡智に昇華させることが、ホーリー・スピリットもそう見ている通り、それがホーリー・スピリットの役割である」。"Therefore, that is ~ "「したがって、それこそが間違いなくホーリー・スピリットの役割である」。ホーリー・スピリットの役割と書いたが、そのホーリー・スピリットの導きに従って知覚を叡智へと昇華させることは、同時にあなたの役割でもある。眠りこけているあなた一人の力では、知覚を叡智へと昇華させることはほぼ不可能だ。だから絶対、ホーリー・スピリットの助け(力)が必要となる。これが、ACIMの絶対他力性である。



2. In God you cannot see. Perception has no function in God, and does not exist. 
  • exist [iɡzíst] : 「存在する、生きている、生存する」
❖ "In God you ~ "「神の中にあっては、あなたは見ることは出来ない」。実相世界では、あなたの肉体的な視覚で真実を見ることは出来ない。"Perception has ~ "「知覚は、神の中にあっては、何の機能も果たせないし、そもそも知覚など存在しないのだ」。知覚は、幻想世界をリアルに見せるための錯覚装置に過ぎない。しかし、知覚を正してやれば、それはヴィジョンとなり叡智へと昇華する可能性を秘めている。したがって、知覚は学びのため補助装置となるのだ。



Yet in salvation, which is the undoing of what never was, perception has a mighty purpose. 
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • undoing [ʌndúiŋ] : 「ほどくこと、解くこと、取り消し」
  • mighty [máiti] : 「強力な、強大な、巨大な、壮大な、非常な」
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
❖ "Yet in salvation, which ~ "「しかし、存在しなかったものを取り消しにするという救いの過程においては、」"perception has ~ "「知覚は大きな目的をもつ」。知覚の修正を通して、存在しないものを存在しているかに見ていた過ちを取り消しに出来るのである。それが、幻想世界から実相世界へと救われるための必須条件であり、学びのための補助装置としての知覚のもつ目的である。



Made by the Son of God for an unholy purpose, it must become the means for the restoration of his holiness to his awareness. 
  • unholy [ʌnhóuli] : 「神聖でない、不浄な、罪深い、邪悪な、不信心な」
  • means [míːnz] : 「手段、方法」
  • restoration [rèstəréiʃən] : 「復元、復旧、回復、修復」
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、神聖さ、高潔」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
❖ "Made by the Son of God ~ "「知覚は、神聖ならざる目的のために神の子によって作られたのだが、」"it must become ~ "「知覚は、神の子の神聖さを意識上に復活させるための手段にならなければいけない」。"unholy purpose"「神聖ならざる目的」とは、神を裏切って神から分離し、偽創造した幻想世界をリアルに見せるため、ということ。しかし今、それを逆手(さかて)にとって、知覚の修正をもって神聖さを取り戻すのである。知覚をそのように利用しなくてはならない。



Perception has no meaning. Yet does the Holy Spirit give it a meaning very close to God's. 
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、意図、真意」
  • close [klóus] to : 「〜に近い、〜の近くに、〜に近接して、〜の身近に」
❖ "Perception has ~ "「知覚にはまったく意味がない」。幻想をリアルに見せるだけの騙しの装置には意味がない。"Yet does the Holy Spirit ~ "「しかし、ホーリー・スピリットは、神のもつ意味に非常に近い意味を知覚に与えるのだ」。ホーリー・スピリットは、実相的に意味のある目的性を幻想の知覚に与える。つまり、知覚を神の叡智に近づける、ということ。



Healed perception becomes the means by which the Son of God forgives his brother, and thus forgives himself.
  • heal [híːl] : 「癒やす、救う、治す、治癒する、治療する」
  • forgive [fərɡív] : 「許す、容赦する、勘弁する」
  • thus [ðʌ́s] : 「それ故に、従って、このようにして」
❖ "Healed perception ~ "「癒された知覚は、神の子が同胞を赦すための、そして、彼自身を赦すための道具になる」。修正された知覚はヴィジョンとなり、真実を目撃出来るようになる。そのとき、神の子もその同胞も、罪は幻想に過ぎないと認識出来、幻想をありのままに赦して消滅させることが可能となるのだ。



3. You cannot see apart from God because you cannot be apart from God. 
  • apart from : 「〜から離れて、〜は別として」
❖ "You cannot see ~ "「あなたは神から離れて存在出来ないから、あなたは神から離れて見ることは出来ない」。



Whatever you do you do in Him, because whatever you think, you think with His Mind. 
  • whatever [hwʌtévər] : 「〜するのは何でも、どんなものが〜でも」
❖ "Whatever you do ~ "「あなたが何をなそうと、あなたは神の中でそれをなしている」。"because whatever ~ "「なぜなら、あなたが何を思っていても、あなたは神の心の中で思っているからだ」。



If vision is real, and it is real to the extent to which it shares the Holy Spirit's purpose, then you cannot see apart from God.
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚、視力」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
  • extent [ikstént] : 「範囲、規模、広がり、程度、度合い」
  • to the extent that : 「〜の限りでは、〜の範囲内において、〜の程度まで」
  • share [ʃέər] : 「分かち合う、共有する」
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
❖ "If vision is ~ "「もしヴィジョンが現実であるなら、」ヴィジョンが実相的に実在するなら、"and it is real ~ "「そして、もしヴィジョンがホーリー・スピリットの目的を分かち合う程に現実であるなら、」ヴィジョンを通してホーリー・スピリットの目的が現実化するなら、"then you cannot ~ "「その時は、あなたは神から離れてものを見ることは出来ないのだ」。ホーリー・スピリットは、あなたが幻想から目覚めて実相の真実を見ることが出来るようにすることを目的としている。その目的が叶って、あなたがヴィジョンを獲得すれば、あなたは心の目で真実を見ることになる。心の目は神の目であって、したがって、もはやあなたは神から離れてものを見ることは出来ないのだ。



4. Three five-minute practice periods are required today, one as early and one as late as possible in the day. 
  • require [rikwáiər] : 「〜を必要とする、求める、〜に要求する、命じる」
  • early [ə́ːrli] : 「早期の、初期の」
  • later [léitər] : 「もっと後の、もっと遅い、より最近の」
  • as A as possible [pάsəbl] : 「できるだけAの」
❖ "Three five-minute ~ "「今日は、5分間の練習が3回求められる」。"one as early and ~ "「一日の中で、一つは出来るだけ早いうちに、もう一つは出来るだけおそく実行する」。



The third may be undertaken at the most convenient and suitable time that circumstances and readiness permit. 
  • undertaken [ʌ̀ndərtéikn] : 「undertakeの過去分詞形」
  • undertake [ʌ̀ndərtéik] : 「引き受ける、企てる、始める、〜に着手する」
  • convenient [kənvíːnjənt] : 「便利な、使いやすい、都合の良い」
  • suitable [súːtəbl] : 「ふさわしい、適切な」
  • circumstance [sə́ːrkəmstæ̀ns ] : 「環境、状況、周囲の事情」
  • readiness [rédinəs] : 「用意ができていること、準備ができていること」
  • permit [pərmít] : 「許可する、許す、認める、容認する」
❖ "The third may ~ "「3番目は、周りの雰囲気や心の準備が許す限り、都合が良く最適な時間に行えばいい」。



At the beginning of these practice periods, repeat the idea for today to yourself with eyes open. 
  • at the beginning : 「手始めに、初めに、まず最初は、最初に、当初は」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
❖ "At the beginning ~ "「三つ目の練習の初めには、目を開けたまま、今日のテーマをあなた自身に向かって繰り返し述べる」。



Then glance around you for a short time, applying the idea specifically to what you see. 
  • glance [ɡlάːns] : 「ちらりと見る、さっと見る」
  • around [əráund] : 「〜の周りに、〜の周囲に」
  • short [ʃɔ́ːrt] : 「短い、短期間の」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
  • specifically [spisífikəli] : 「特に、明確に、はっきりと、具体的に」
❖ "Then glance around ~ "「その後、少しの間周りを見渡して、あなたが目にするものに対して具体的に今日のものの見方を適用する」。



Four or five subjects for this phase of the practice period are sufficient. 
  • subject [sʌ́bdʒikt] : 「対象、題材、被写体、主題、題目」
  • phase [féiz] : 「局面、段階、面、相 」
  • sufficiently [səfíʃəntli] : 「十分に、足りて」
❖ "Four or five subjects ~ "「練習のこの段階では、4つか5つの対象で十分である」。



You might say, for example:

        God is my Source. I cannot 
        see this desk apart from Him.
        God is my Source. I cannot 
        see that picture apart from Him.
  • for example [iɡzǽmpl] : 「例えば、例として」
❖ "You might say ~ "「たとえば、次のように言えばよい」。"God is my Source ~ "「神は私の源である。私は神から離れてこの椅子を見ることは出来ない」。"God is my Source ~ "「神は私の源である。私は神から離れてあの絵を見ることは出来ない」。



5. Although this part of the exercise period should be relatively short, be sure that you select the subjects for this phase of practice indiscriminately, without self-directed inclusion or exclusion. 
  • although [ɔːlðóu] : 「〜ではあるが、〜だけれども」
  • part [pάːrt] : 「一部、部分」
  • relatively [rélətivli] : 「比較的に、相対的に」
  • sure [ʃúər] : 「きっと(〜する)」
  • be sure that :  「that以下を必ずしておきなさい」
  • select [səlékt] : 「〜を選択する、〜を選ぶ」
  • subject [sʌ́bdʒikt] : 「対象、題材、被写体、主題、題目」
  • indiscriminately [ìndiskrímənətli] : 「見境なく、無差別に」
  • without [wiðáut] : 「〜なしで、〜を持たずに」
  • directed [diréktid] : 「方向を持った、向きをつけた」
  • inclusion [inklúːʒən] : 「含めること、包含、含有、包括」
  • exclusion [iksklúːʒən] : 「排除、除外、排他、排斥」
❖ "Although this part of ~ "「エクササイズのこの段階は比較的短くすべきだとは言え、」"be sure that you ~ "「あなたは必ず、今日の練習のこの段階のための対象を無差別に、自分勝手な包含や排除をせずに、選ぶようにしなさい」。



For the second and longer phase, close your eyes, repeat today's idea again, and then let whatever relevant thoughts occur to you add to the idea in your own personal way. 
  • long [lɔ́ːŋ] : 「長い、長くかかる」
  • again [əɡéin] : 「再び、かさねて、この場合もやはり」
  • whatever [hwʌtévər] : 「どんな〜が〜でも、どんな〜を〜しても」
  • relevant [réləvənt] : 「関係のある、関連性のある」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • occur [əkə́ːr] : 「起こる、発生する、生じる、現れる」
  • add [ǽd] : 「加える、付け足す、言い足す、書き加える」
  • personal [pə́ːrsənl] : 「個人の、個人的な、私事の、私的な」
  • way [wéi] : 「方法、やり方、手段、方途、様式」
❖ "For the second and ~ "「二つ目の長めの練習段階では、目を閉じて、今日のテーマを再び述べ、」"and then let whatever ~ "「その後、あなたの心に浮かんだ関連性のある思いなら何でも、あなた自身のやり方で、今日のものの見方に付け加えなさい」。目を開けて、具体的な対象を選んだ後は、目を閉じて、心の中の思いを選択するのである。"in your own personal way"「あなた自身のやり方で」とは、「どんな表現の仕方でもいいから」という意味合い。



Thoughts such as:

        I see through the eyes of forgiveness.
        I see the world as blessed.
        The world can show me myself.
        I see my own thoughts, 
        which are like God's.
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し、容赦、寛容」
  • bless [blés] : 「〜を祝福する、〜を神聖にする、清める、〜を賛美する」
  • show [ʃóu] : 「示す、表す、表示する」
  • like [láik] : 「〜に似た、〜のような、〜のように」
❖ "Thoughts such ~ "「(関連性のある)思いとは次のようなもの」。"I see through ~ "「私は、赦しの目を通して見る」。"I see the world ~ "「私は世界を、祝福されていると見ている」。"The world can ~ "「世界は私に、私自身を示すことが出来る」。"I see my own ~ "「私は、私自身の思いを見ることが出来るし、それは神の思いに似ている」。表現は様々だが、根っこにあるのは、"God is my Source"、"I cannot see apart from Him"「神は私の源である」、「私は、神から離れて見ることは出来ない」という思いである。



Any thought related more or less directly to today's idea is suitable. 
  • related [riléitid] : 「 関係のある、関連した」
  • more or less : 「程度の差はあるが、多かれ少なかれ」
  • directly [diréktli] : 「直接に、真っすぐに、そのまま」
  • suitable [súːtəbl] : 「ふさわしい、適切な」
❖ "Any thought related ~ "「多かれ少なかれ、今日のテーマに直接関連した思いは、(練習に)最適である」。神が自分のすぐ側にいると感じられるような思いは、すべて今日の練習に適している。



The thoughts need not bear any obvious relationship to the idea, but they should not be in opposition to it.
  • need [níːd] : 「〜を必要とする、〜する必要がある」
  • bear [bέər] : 「負う、〜を身につける、持つ、有する」
  • obvious [ɑ́bviəs] : 「明らかな、疑う余地のない、見え透いた、露骨な」
  • relationship [riléiʃnʃìp] : 「関係、結び付き、かかわり合い」
  • opposition [ὰpəzíʃən] : 「反対、敵対、対立」
  • in opposition to : 「〜に反対で」
❖ "The thoughts need ~ "「思いは、今日のものの見方に対して何らかの明白な関係性を持っていなくてもいいが、」"but they should not ~ "「対立するようなものであってはいけない」。たとえば、一輪の花に美しさを感じたら、それは神が自分と共にいることと無関係かもしれないが、そんな思いもまた今日のテーマにふさわしい。逆に、他者に憎しみを抱いたら、それは今日のテーマに対立するから、そんな思いはふさわしくない。なぜなら、神は憎しみという思いを抱くことは決してないからだ。



6. If you find your mind wandering; if you begin to be aware of thoughts which are clearly out of accord with today's idea, or if you seem to be unable to think of anything, open your eyes, repeat the first phase of the exercise period, and then attempt the second phase again. 
  • find [fáind] : 「気付く、理解する、発見する、見いだす」
  • wander [wάndər] : 「さまよう、迷う、ぶらつく、とりとめがなくなる」
  • begin [biɡín] : 「 始まる、始める、開始する」
  • be aware of : 「〜を承知している、〜に気付いている」
  • clearly [klíərli] : 「はっきりと、明らかに、明瞭に、疑いもなく」
  • accord [əkɔ́ːrd] : 「調和、一致、合意、合致」
  • out of accord with : 「〜と不調和で、〜と調和しない、〜に合わない」
  • unable [ʌ̀néibl] : 「できない」
  • be unable to : 「〜することができない」
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
❖ "If you find your ~ "「もし、あなたの心がとりとめがなくなったり、」"if you begin ~ "「今日のテーマに明らかに一致しない思いに気付き始めたり、」"or if you seem ~ "「または、何も思いつかないように思ったら、」"open your eyes ~ "「目を開けて、エクササイズの最初の段階を繰り返して、その後、再び第二の段階を試みればよい」。



Do not allow any protracted period to occur in which you become preoccupied with irrelevant thoughts. 
  • allow [əláu] : 「許す、許可する」
  • protract [prətrǽkt] : 「長引かせる」
  • preoccupied [priάkjupàid] : 「夢中になった、没頭している、気をとられている」
  • irrelevant [iréləvənt] : 「見当違いの、無関係の、不適切な、重要でない」
❖ "Do not allow any ~ "「無関係な思いに気を取られてしまうような、だらだらした時間を許さないこと」。



Return to the first phase of the exercises as often as necessary to prevent this.
  • return [ritə́ːrn] : 「戻る、帰る、返還する」
  • often [ɔ́fən] : 「しばしば、たびたび、ちょくちょく」
  • necessary [nésəsèri] : 「必要な、必須の、欠くことのできない」
  • prevent [privént] : 「防ぐ、止める、阻む」
❖ "Return to the first ~ "「こんなだらだらした時間を避けるために、必要なら何度でも、エクササイズの最初の段階に戻るように」。



7. In applying today's idea in the shorter practice periods, the form may vary according to the circumstances and situations in which you find yourself during the day. 
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • vary [vέəri] : 「変わる、変化する」
  • according to : 「〜に従って、〜と一致して、〜に準じて」
  • circumstance [sə́ːrkəmstæ̀ns ] : 「環境、状況、周囲の事情」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、場所、状態、立場、事情」
  • during [djúəriŋ] : 「〜の間ずっと、〜の期間に、〜の間に」
❖ "In applying today's idea ~ "「短めの練習時間に今日のものの見方を適用するに当たって、その形は、一日の中であなた自身を見出す環境や状況に応じて、変化することになろう」。状況が異れば、適用の仕方も変わってくる、ということ。



When you are with someone else, for example, try to remember to tell him silently:

        God is my Source. I cannot 
        see you apart from Him.
  • for example [iɡzǽmpl] : 「例えば、例として」
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • silently [sáiləntli] : 「静かに、黙って、無言で」
❖ "When you are with ~ "「たとえば、あなたが誰かといたなら、」"try to remember ~ "「次のように彼に向かって無言で言うことを忘れないようにする」。"God is my ~ "「神は私の源である」。"I cannot see ~ "「私は神から離れて、あなたを見ることは出来ない」。



This form is equally applicable to strangers as it is to those you think are closer to you. In fact, try not to make distinctions of this kind at all. 
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • equally [íːkwəli] : 「同じように、同様に」
  • applicable [əplíkəbl] : 「適用できる、適切な、応用できる、当てはまる」
  • stranger [stréindʒər] : 「見知らぬ人、よそから来た人、よそ者、他人」
  • in fact : 「実は、実のところ」
  • distinction [distíŋkʃən] : 「差異、区別」
  • kind [káind] : 「種類」
  • at all : 「全く〜ない、全然〜ない、少しも〜ない」
❖ "This form is equally ~ "「この形は、あなたが近いと思っている人達にとって適切であるように、知らない人達にとっても等しく適切である」。"In fact, try not ~ "「事実、この種の区別をまったくしないように努めなさい」。



8. Today's idea should also be applied throughout the day to various situations and events that may occur, particularly to those which seem to distress you in any way. 
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
  • throughout [θruːáut] : 「〜の間中、〜の初めから終わりまで」
  • various [vέəriəs] : 「さまざまな、いろいろな、数個の、個々の、多様な」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、場所、状態、立場、事情」
  • event [ivént] : 「出来事、事件、事象、成り行き」
  • occur [əkə́ːr] : 「起こる、発生する、生じる、現れる」
  • particularly [pərtíkjulərli] : 「特別に、とりわけ、かなりの程度、非常に」
  • distress [distrés] : 「〜を苦しめる、悩ます、疲れさせる」
  • in any way : 「何らか、多少なりとも、形はどうあれ」
❖ "Today's idea should ~ "「今日のものの見方は、一日を通して発生する状況や出来事に対して、特に何らかの形であなたを苦しめるような人達に対して適用すべきである」。嫌な出来事に遭遇したり、嫌な人物に出会ったときには特に、「神は私の源である」、「私は神から離れて、あなたを見ることは出来ない」と言えばいい。



For this purpose, apply the idea in this form:

        God is my Source. I cannot 
        see this apart from Him.
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
❖ "For this purpose ~ "「この目的のために、次のような形で今日のものの見方を適用してみること」。"God is my ~ "「神は私の源である」。"I cannot see ~ "「私は神から離れて、この状況を見ることは出来ない」。



9. If no particular subject presents itself to your awareness at the time, merely repeat the idea in its original form. 
  • particular [pərtíkjulər] : 「特定の、独特の、特段の、特有の、特殊な」
  • subject [sʌ́bdʒikt] : 「対象、題材、被写体、主題、題目」
  • present [préznt] : 「渡す、提示する、伝える、述べる」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
  • at the time : 「あの時、その頃、当時は、当時の、その時点で」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • original [ərídʒənl] : 「最初の、初めての、初代の」
❖ "If no particular ~ "「さし当たり、特別な対象があなたの意識上に現れないならば、ただ単に、今日のテーマをそのままの形で繰り返せばよい」。



Try today not to allow any long periods of time to slip by without remembering today's idea, and thus remembering your function.
  • allow [əláu] : 「許す、許可する」
  • slip [slíp] : 「経過する、過ぎ去る」
  • slip by : 「いつの間にか過ぎて行く、早くたつ 」
  • thus [ðʌ́s] : 「それ故に、従って、このようにして」
  • function [fʌ́ŋkʃən] : 「機能、作用、働き、効用、職務、役割」
❖ "Try today not ~ "「今日のテーマを思い出さず、したがってあなたの役割を思い出さないような時間を長々と過ごすことがないように努めなさい」。ちょくちょく思い出しては、今日のものの見方を適用したり、テーマを繰り返し述べればいい。
 
 
 


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