●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.39.1:1 ~ W-pI.39.11:3

Lesson 39 



My holiness is my salvation.
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、高潔」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
❖ "My holiness ~ "「私の神聖さは、私の救いである」。あなたが奇跡によって幻想から実相に目覚めたとき、あなたは自分が神聖な神の子であると気が付く。それが、実相的な本当のあなたの救いである。
もちろん、あなたが自分の神聖さに気付いて、キリストとしての役割を担えば、今度はあなたが同胞達の救いを演出することになる。



1. If guilt is hell, what is its opposite? Like the text for which this workbook was written, the ideas used for the exercises are very simple, very clear and totally unambiguous. 
  • guilt [ɡílt] : 「犯罪、あやまち、有罪、罪」
  • hell [hél] : 「地獄、生き地獄、ひどい体験、修羅場」
  • opposite [άpəzit] : 「反対、正反対、逆」
  • written [rítn] : 「writeの過去分詞」
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • simple [símpl] : 「簡素な、簡略した、易しい、難しくない」
  • clean [klíːn] : 「汚れていない、きれいな、欠点のない」
  • totally [tóutəli] : 「全く、完全に、全体的に、全体として」
  • unambiguous [ʌnæmbíɡjuəs] : 「曖昧でない、明白な、はっきりした」
❖ "If guilt is hell ~ "「もし罪の意識が地獄であるなら、その反対は何だろうか」。無辜(むこ)であることが、天の王国におけるあなたの真の姿である。つまり、地獄にも似た罪の意識から救われることが、あなたの天の王国への回帰に繋がる。罪を幻想と認識して赦し、罪を消滅させること、それが贖罪(Atonement)である。"Like the text for ~ "「このワークブックのために書かれたテキストと同じように、エクササイズに用いられる考え方はとてもシンプルで、とても明解で、まったく曖昧さがない」。真実はシンプルである。奇っ怪きわまりない論理で構成された難解な真実など存在しない。



We are not concerned with intellectual feats nor logical toys. We are dealing only in the very obvious, which has been overlooked in the clouds of complexity in which you think you think.
  • be concerned [kənsə́ːrnd ] with : 「〜に関係している、携わっている、〜に関心がある」
  • intellectually [ìntəléktʃuəli] : 「知的に、頭では」
  • feat [fíːt] : 「妙技、業績、技巧、技能」
  • logical [lάdʒikəl] : 「論理にかなった、論理上の、論理的な、論理学の」
  • toy [tɔ́i] : 「おもちゃ、玩具」
  • deal [díːl] : 「扱う、関係する、対処する、対応する」
  • deal in : 「〜を扱う」
  • obvious [ɑ́bviəs] : 「明らかな、疑う余地のない、見え透いた、露骨な」
  • overlook [òuvərlúk] : 「見落とす、見て見ぬふりをする」
  • cloud [kláud] : 「雲」
  • complexity [kəmpléksəti] : 「複雑さ、複雑性、複雑度、複雑なもの」
❖ "We are not concerned ~ "「私たちは、知的な技巧や論理的なおもちゃに関心はない」。簡単に言えば、哲学的な、あるいは神学的な議論には興味がない、ということ。"We are dealing only ~ "「私たちは、極めて明解なことだけを取り扱う」。シンプルな真実だけを述べていく、ということ。"which has been ~ "「それは、あなたが考えていると思っている複雑さの雲の中で見過ごされてきたものである」。真実は簡単な直感などでは把握出来ない複雑な思考過程の末に獲得出来るものだという思い込み、つまり、複雑な論理の雲の中に存在するものだという信念によって、シンプルな真実は見過ごされ、ないがしろにされてきた。
少々脱線するが、ACIMのTextは難解であるという感想は随所に聞かれる。確かに、難解である。しかし、原文を精読し精査していくと、実にシンプルな真実が書かれていることに気付く。これが難解に感じられるのは、Textが弱強五歩格無韻という詩の形態で書かれていることも一因ではあるが、真実は複雑な論理によってのみ把握され得るという思い込みがTextの理解を難しくしている。
さらに蛇足を一つ。Textは、一般的な論理書のような、起承転結的なリニアな書かれ方をしていない。いわば、シンプルな真実がホログラム的にText全体に埋め込まれていて、一点を中心に何度も何度もその周りを回っていく。読者は螺線階段を登って行くように読み進み、気付くと、真実の高見に到達している、というわけである。Text精読のある読者から、同じことをくどくどと何度も何度も書かれているのに閉口し、Text精読はもう読まないと言われたことがある。読む読まないは個人の勝手ではあるが、Text精読もこのWorkbook精読もまた、螺線階段をぐるぐる回りながら登っていく書き方を固持していこうと思っている。ACIMを自学自習によって読み進むには、非常な努力が必要である。勝手な予断を言えば、恐らく95%の人は途中で挫折する。しかし、残る5%が重要な役割を担う。この5%が自分を救い、世界を救うことになる。あなたが95%に属するか、5%に属するか、あなたの自由意思で選択出来るのだ。



2. If guilt is hell, what is its opposite? This is not difficult, surely. The hesitation you may feel in answering is not due to the ambiguity of the question. 
  • difficult [dífikʌ̀lt] : 「困難な、厳しい」
  • surely [ʃúərli] : 「疑いなく、しっかりと、確かに、確実に」
  • hesitation [hèzətéiʃən] : 「ためらい、躊躇、優柔不断」
  • feel [fíːl] : 「感じがする、感じる」
  • answer [ǽnsər] : 「答える、返事する」
  • due [djúː] : 「正当な、当然の、十分な、当然与えられるべき」
  • ambiguity [æ̀mbiɡjúːəti] : 「曖昧なこと、曖昧さ、曖昧性、不明確さ」
  • question [kwéstʃən] : 「質問、疑問、問い、質疑、課題、問題」
❖ "If guilt is hell ~ "「もし罪の意識が地獄であるなら、その反対は何だろうか」。"This is not ~ "「これは難しいことではない、確かに難しくない」。"The hesitation ~ "「あなたがこれに答えることに対して感じるためらいは、質問の曖昧さによるものではない」。むしろ、真実を知ることに対する無意識的な恐れであろう。無意識のどこかで、幻想の生ぬるいお湯の中にいつまでも浸っていたと思っているのだ。その方が、当座、安全だと感じるからだ。



But do you believe that guilt is hell? If you did, you would see at once how direct and simple the text is, and you would not need a workbook at all. No one needs practice to gain what is already his.
  • at once : 「すぐに、瞬時に、早急に、即刻、即座に」
  • direct [dirékt] : 「直接の、直々の」
  • simple [símpl] : 「簡素な、簡略した、易しい、難しくない」
  • need [níːd] : 「〜を必要とする、〜する必要がある」
  • at all : 「全く〜ない、全然〜ない、少しも〜ない」
  • practice [prǽktis] : 「〜を実行する、順守する、実践する、実施する」
  • gain [ɡéin] : 「得る、獲得する」
  • already [ɔːlrédi] : 「すでに、とっくに〜済み」
❖ "But do you believe ~ "意訳する、「しかし、罪の意識こそが地獄なのだと、あなたは信じることが出来るだろうか」。"If you did ~ "「もし信じることが出来るなら、テキストがいかに直接的でシンプルか、即座に見てとれるだろうし、」"and you would not ~ "「このワークブックは、まったく必要ない」。"No one needs ~ "「すでに自分のものであるものを、誰がそれを得ようとして練習する必要があろう」。何を言わんとしているかというと、罪の意識に代表される幻想こそが地獄なのだと認識し、幻想から実相に目覚めることが必須なのだと信じることがあなたの役割だということである。テキストもワークブックも、それをあなたに知らしめるためであって、もしあなたが既に知っているなら、今更ワークブックを学習する必要はない、とまで言っているのだ。



3. We have already said that your holiness is the salvation of the world. What about your own salvation? 
  • said [séd] : 「sayの過去・過去分詞形」
  • What about : 「 〜はどうなるのか、〜はどうなっているか」
❖ "We have already ~ "「私たちはすでに、あなたの神聖さが世界の救いになると言った」。"What about ~ "「では、あなた自身の救いに関してはどうであろう」。世界を救うあなたの神聖さはよいとして、あなた自身は救われているか?



You cannot give what you do not have. A savior must be saved. How else can he teach salvation? 
  • savior [séiviər] : 「救助者、救い手、救済者、救い主」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」
  • teach [tíːtʃ] : 「〜を教える、指導する、学ばせる、悟らせる」
❖ "You cannot give ~ "「あなたは、自分がもっていないものなど与えることは出来ない」。世界を救えるなら、あなたは救われているのだ。"A savior must ~ "「救う者は、救われていなくてはならない」。"How else can ~ "「そうでなかったら、どうして救いを教えることが出来るだろう」。



Today's exercises will apply to you, recognizing that your salvation is crucial to the salvation of the world. 
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • apply [əplái] : 「当てはまる、妥当する、適用される、適合する」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • crucial [krúːʃəl] : 「極めて重要な」
❖ "Today's exercises will ~ "「今日のエクササイズは、あなたに当てはまる」。"recognizing that ~ "「あなたの救いが、世界の救いにとって極めて重要だと認識されるからだ」。時間的にリニアなこの幻想世界にあっては、まずあなたが幻想から救われ、そのあなたが世界を幻想から救う、という形になる。恐れや罪の意識に代表される幻想を赦し、幻想を消滅させ、贖罪を果たした後に、あなたは世界(同胞)を救うキリストとなる。Textの最終章に、あなたのキリストとしての美しい姿が描かれている。



As you apply the exercises to your world, the whole world stands to benefit.
  • whole [hóul] : 「すべてを含んだ、欠けたものがない」
  • benefit [bénəfit] : 「得をする、利益を得る」
❖ "As you apply ~ "「あなたがエクササイズをあなたの世界に適用していくにしたがい、世界全体が恩恵を被ることになる」。このエクササイズは、あなたがキリストとして世界の同胞を幻想から救い出す第一歩である。



4. Your holiness is the answer to every question that was ever asked, is being asked now, or will be asked in the future. 
  • answer [ǽnsər] : 「答え、回答、返事、応答」
  • question [kwéstʃən] : 「質問、疑問、問い、質疑、課題、問題」
  • ask [ǽsk] : 「〜を尋ねる、質問する、聞く、問う」
  • future [fjúːtʃər] : 「未来、将来、今後、先行き、将来像」
  • in the future [fjúːtʃər] : 「将来は」
❖ "Your holiness is ~ "「あなたの神聖さは、これまで尋ねられたすべての質問に対する答えであり、今も尋ねられているすべての質問、将来に尋ねられるであろうすべての質問に対する答えである」。この世界に生きる中で、なぜあなたは苦と痛みを感じるのか、なぜ罪と罰の意識に嘖まれ、どうすればそこから抜け出せるのか、虚偽と真実を見極めるにはどうすればいいのか、本当の救いとは何なのか、等々の質問に対する答えは、あなたの神聖さだ、という。つまり、あなたが幻想から実相へ目覚め、あなたが神の創造した神聖な神の子であると自覚することが、疑問に対する答えのすべてだ、ということである。



Your holiness means the end of guilt, and therefore the end of hell. Your holiness is the salvation of the world, and your own. 
  • mean [míːn] : 「〜を意味する、…とは〜を指す」
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って、だから」
❖ "Your holiness means ~ "「あなたの神聖さは、罪の終焉を意味し、したがって、地獄の終わりを告げる」。真実を見抜くあなたの神聖さは、罪も地獄も幻想に過ぎないと見抜くのだ。"Your holiness is ~ "「あなたの神聖さは、この世界の救いであり、あなた自身の救いである」。



How could you to whom your holiness belongs be excluded from it? God does not know un-holiness. Can it be He does not know His Son?
  • belong [bilɔ́ːŋ] : 「属する、所属する」
  • exclude [iksklúːd] : 「〜を排除する、締め出す、〜を除く、除外する」
❖ "How could you ~ "「あなたの神聖さが宿るあなたは、どうして神聖さを排除することが出来よう」。神の子であるあなたから、神聖さという属性を排除することは不可能なのだ。神がそのように創造したからだ。"God does not ~ "「神は、神聖でないことを知らない」。神の住む実相世界は一元論世界であり、神聖さは存在するが非神聖さは存在しない。対立概念は存在しないのだ。"Can it be He does ~ "「神が神の子のことを知らないなどということがあり得ようか」。神が神の子は神聖だと知らないことはあり得ない。神は神の子が神聖だと知っている。したがって、神の子であるあなたは確実に神聖なのだ、ということ。あなたの神聖さは神のお墨付きなのだ。ACIM正統派を自認する、どこぞの団体が公認するレベルとは、まったくレベルが違うのだ。



5. A full five minutes are urged for the four longer practice periods for today, and longer and more frequent practice sessions are encouraged. 
  • full [fúl] : 「いっぱいの、満ちた、最大限の、充実した、活動的な」
  • urge [ə́ːrdʒ] : 「促す、要請する、勧める」
  • frequent [fríːkwənt] : 「たびたび起こる、よくある、常習的な」
  • session [séʃən] : 「時間、期間、開催、演奏」
  • encourage [inkə́ːridʒ] : 「勧める、奨励する、働きかける、促す」
❖ "A full five minutes ~ "「たっぷり5分間が、今日の4回の長めの練習に求められる」。"and longer and ~ "「またそれより長く、より頻繁な練習もお勧めである」。今日は、5分間4回にこだわる必要はない。



If you want to exceed the minimum requirements, more rather than longer sessions are recommended, although both are suggested.
  • exceed [iksíːd] : 「超える、上回る、突破する」
  • minimum [mínəməm] : 「最小の、最小限の、最低限の」
  • requirement [rikwáiərmənt] : 「要求されること、必要条件、要件」
  • rather than : 「〜よりはむしろ、かえって」
  • recommend [rèkəménd] : 「〜を推薦する、〜を薦める」
  • although [ɔːlðóu] : 「〜ではあるが、〜だけれども」
  • suggest [səgdʒést] : 「〜を提案する、示唆する、暗示する」
❖ "If you want to exceed ~ "「最小限の要件を越えたいと思うなら、〜とは言え、長めの練習よりは回数を多くすることが勧められる」。"although both ~ "「両方が提示されたとは言え」。



6. Begin the practice periods as usual, by repeating today's idea to yourself. 
  • begin [biɡín] : 「〜を始める、〜するようになる」
  • as usual : 「いつもの通り、いつものように、常のごとく、例によって」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
❖ "Begin the practice ~ "「今日のテーマをあなたに自身に向かって繰り返し述べ、いつものように練習を開始する」。



Then, with closed eyes, search out your unloving thoughts in whatever form they appear; uneasiness, depression, anger, fear, worry, attack, insecurity and so on. 
  • closed [klóuzd] : 「閉ざされた、閉じた」
  • search [sə́ːrtʃ] : 「探査する、調査する、探す、捜索する」
  • unloving [ʌnlʌ́viŋ] : 「愛情のない、愛情を表さない」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • whatever [hwʌtévər] : 「〜するのは何でも、どんなものが〜でも」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • appear [əpíərəns] : 「〜のように見える、〜と思われる」
  • uneasiness [ʌníːzinəs] : 「不安、心配、困惑」
  • depression [dipréʃən] : 「落ち込み、意気消沈、絶望、鬱」
  • anger [ǽŋɡər] : 「怒り、憤り」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、懸念、心配、不安」
  • worry [wə́ːri] : 「不安、心配、気掛かり、気苦労、懸念、憂慮」
  • attack [ətǽk] : 「攻撃、暴行、襲撃」
  • insecurity [ìnsikjúərəti] : 「不安定、危険な状態、不安感、不安な気持ち」
  • and so on : 「〜など」
❖ "Then, with closed eyes ~ "「その後目を閉じて、愛の欠けた思いがどんな形に見えようとも、それを探査する」。愛の欠けた思いとは、"uneasiness, depression ~ "「心配であり、落ち込み、怒り、恐れ、攻撃性、不安、等々である」。



Whatever form they take, they are unloving and therefore fearful. And so it is from them that you need to be saved.
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って、だから」
  • hurt [hə́ːrt] : 「〜を傷つける」
  • fearful [fíərfəl] : 「恐ろしい、ものすごい」
  • need [níːd] : 「〜を必要とする、〜する必要がある」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」
❖ "Whatever form they ~ "「愛の欠けた思いがどんな形をとろうとも、それは愛が欠けており、したがって、恐れに満ちている」。"And so it is ~ "「したがって、あなたが救われなければならないのは、そういった思いからである」。愛に欠けた思いとは、したがって、幻想が生み出す恐れである。そういった幻想から、あなたは救われる必要がある。



7. Specific situations, events or personalities you associate with unloving thoughts of any kind are suitable subjects for today's exercises. 
  • specific [spisífik] : 「具体的な、詳しい、明確な」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、場所、状態、立場、事情」
  • event [ivént] : 「出来事、事件、事象、成り行き」
  • personality [pə̀ːrsənǽləti] : 「人、人物、個性、魅力」
  • associate [əsóuʃièit] with : 「〜と付き合う、〜を連想する」
  • of any kind : 「いかなる種類の」
  • suitable [súːtəbl] : 「ふさわしい、適切な」
  • subject [sʌ́bdʒikt] : 「対象、題材、被写体、主題、題目」
❖ "Specific situations ~ "「どんな愛のない思いであれ、あなたがそれを連想するような具体的な状況、出来事、個人は、今日のエクササイズに適する対象である」。あなたが嫌な感情を抱く状況、怒りを感じる出来事、嫌悪感を抱かずにはいられない人、そういったものは、今日のエクササイズに最適な対象である。



It is imperative for your salvation that you see them differently. And it is your blessing on them that will save you and give you vision.
  • imperative [impérətiv] : 「必須の、欠かせない、不可避の」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • differently [dífərəntli] : 「異なって、違って、そうではなく、別に」
  • blessing [blésiŋ] : 「祝福、恩恵、幸運」
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚、視力」
❖ "It is imperative ~ "「あなたがそれらを異った形で見ることは、あなたの救いにとって必須である」。愛のない思いを抱かせる対象は幻想であり、あなたの神聖さでヒーリングする必要のある対象なのだ。あなたはヒーリングすることで対象を救い、同時にあなたも救われるのである。"And it is your blessing ~ "強調構文、「あなたを救い、あなたにヴィジョンを与えてくれるのは、それらの対象に対するあなたの祝福である」。祝福とは、ここでは、愛をもってヒーリングすること。対象に対して、愛をもって真実を示すこと。幻想の黒雲を払拭してあげるのだ。



8. Slowly, without conscious selection and without undue emphasis on any one in particular, search your mind for every thought that stands between you and your salvation. 
  • slowly [slóuli] : 「ゆっくり、のろのろと」
  • without [wiðáut] : 「〜なしで、〜を持たずに」
  • conscious [kάnʃəs] : 「意識的な、気にしている、意図的な」
  • selection [silékʃən] : 「選ぶこと、選択、えりすぐり」
  • undue [ʌndjúː] : 「過度の、必要以上の、適切でない」
  • emphasis [émfəsis] : 「注目、重要視、重点を置くこと、強調、強意」
  • in particular : 「特に、とりわけ、格別に、詳細に、特別に」
  • stand [stǽnd] : 「立つ、立っている」
  • between [bitwíːn] A and B: 「AとBとの間に、AないしB」
❖ "Slowly, without conscious ~ "「意識的な選択をすることなく、また特別に何か一つに過度の重点を置くことなく、ゆっくりと、あなたとあなたの救いの間に立ちふさがっているあらゆる思いをあなたの心の中に探しなさい」。



Apply the idea for today to each of them in this way:

        My unloving thoughts about ______ are keeping me in hell. 
        My holiness is my salvation.
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
  • keep [kíːp] : 「保つ、〜の状態にしておく」
❖ "Apply the idea ~ "「その一つ一つに対して、次のように今日のものの見方を適用しなさい」。"My unloving thoughts ~ "「〜についての私の愛のない思いは、私を地獄に留めおく」。"My holiness is ~ "「私の神聖さは、私の救いである」。たとえば、「私を裏切った友人に対する私の憎悪感は、私を地獄に留めおくが、しかし、神の子としての私の神聖さはその憎悪感をヒーリングし、私を地獄から救ってくれる」。



9. You may find these practice periods easier if you intersperse them with several short periods during which you merely repeat today's idea to yourself slowly a few times. 
  • find [fáind] : 「発見する、見いだす、気付く、理解する」
  • easy [íːzi] : 「たやすい、容易な、困難がない」
  • intersperse [ìntərspə́ːrs] : 「まき散らす、〜を間隔をおいて配置する」
  • several [sévərəl] : 「数個の、いくつかの」
  • short [ʃɔ́ːrt] : 「短い、短期間の」
  • during [djúəriŋ] : 「〜の間ずっと、〜の期間に、〜の間に」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • few [fjúː] : 「少ない、わずかの、少数の」
❖ "You may find these ~ "「もしあなたが〜すれば、これらの練習がより簡単だと気付くかもしれない」。"if you intersperse ~ "「数回、ゆっくりとあなた自身に向かって今日のテーマをただ単に繰り返すという何回かの短い練習を、(長めの練習の)間に挟むなら、」これらの練習がより簡単だと気付くかもしれない。短めの練習も頻繁にやれ、ということ。その時は、今日のテーマを繰り返すだけでいい。



You may also find it helpful to include a few short intervals in which you just relax and do not seem to be thinking of anything. 
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
  • include [inklúːd] : 「含める、含有する、包含する」 
  • interval [íntərvəl] : 「隔たり、間隔、合間」
  • relax [rilǽks] : 「リラックスする、ゆっくりする、くつろぐ」
❖ "You may also find ~ "「あなたは、リラックスするだけで何も考えないような短い時間を何回か含めることが(エクササイズの)助けになるとわかるかも知れない」。リラックス・タイムも差し挟め、ということ。



Sustained concentration is very difficult at first. It will become much easier as your mind becomes more disciplined and less distractible.
  • sustained [səstéind] : 「持続した、息の長い」
  • concentration [kὰnsəntréiʃən ] : 「集中、専念、精神集中」
  • difficult [dífikʌ̀lt] : 「困難な、厳しい、苦しい、つらい」
  • at first : 「最初は、初めは、当初は」
  • become [bikʌ́m] : 「〜になる」
  • discipline [dísəplin] : 「〜を訓練する、〜に規律を守らせる」
  • less [lés] : 「より少なく」
  • distractible [distrǽktəbl] : 「注意散漫な、ほかの事に気を取られて」
❖ "Sustained concentration ~ "「初めは、集中力を持続するのはとても難しい」。でも、"It will become ~ "「あなたの心がもっと訓練され、気が散らなくなるにしたがい、集中力の持続はずっと容易になるだろう」。



10. Meanwhile, you should feel free to introduce variety into the exercise periods in whatever form appeals to you. 
  • meanwhile [míːnhəwàil ] : 「間に、その間の時間、それと同時に、その一方で」
  • introduce [ìntrədjúːs] : 「取り入れる、取り込む、導入する、招く、紹介する」
  • variety [vəráiəti] : 「変化に富むこと、多様性、多様さ」
  • appeal [əpíːl] : 「気に入る、興味をそそる、魅力がある」
❖ "Meanwhile, you ~ "「一方、エクササイズの中に、あなたの気に入るどんな形の変化であっても、それを導入してもいいと感じてしかるべきだ」。下手な訳で申し訳ない。自由に変化付けをしてもいい、ということ。



Do not, however, change the idea itself as you vary the method of applying it. 
  • change [tʃéindʒ] : 「〜を変える、〜を変更する、〜を変換する」
  • vary [vέəri] : 「〜を変える、〜を変化させる」
  • method [méθəd] : 「方法、方式、手法、方途」
❖ "Do not, however ~ "「とは言うものの、あなたがそれを適用する手法を変えるとき、今日のテーマ自体は変えてはいけない」。



However you elect to use it, the idea should be stated so that its meaning is the fact that your holiness is your salvation. 
  • elect [ilékt] : 「選ぶ、選択する、決める」
  • state [stéit] : 「述べる、はっきり言う、提示する」
  • so that : 「〜できるように、〜するために、その結果」
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、意図、真意」
  • fact [fǽkt] : 「事実、真相、現実、実際」
❖ "However you elect ~ "「あなたは変化付けを利用すると選択したとしても、その変化付けされたもののもつ意味が、あなたの神聖さがあなたの救いであるという事実であるように、今日のテーマは述べられるべきだ」。つまり変化付けは自由だが、今日のテーマに合致しないような意味合いを含んではいけない、ということ。



End each practice period by repeating the idea in its original form once more, and adding:

        If guilt is hell, what is its opposite?
  • end [énd] : 「終わらせる、やめる、締めくくる」
  • original [ərídʒənl] : 「最初の、初めての、初代の」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • once more : 「もう一度繰り返して」
  • add [ǽd] : 「加える、付け足す、言い足す、書き加える」
  • opposite [άpəzit] : 「反対、正反対、逆」
❖ "End each practice ~ "「もう一度今日のものの見方をオリジナルな形で繰り返し述べ、次のように言い添えて、各練習を終える」。"If guilt is hell ~ "「もし罪の意識が地獄であるなら、その反対は何だろうか」。



11. In the shorter applications, which should be made some three or four times an hour and more if possible, you may ask yourself this question, repeat today's idea, and preferably both. 
  • short [ʃɔ́ːrt] : 「短い、短期間の」
  • application [æ̀pləkéiʃən] : 「適用、応用、活用、利用、充当」
  • if possible : 「可能なら、できたら」
  • ask [ǽsk] : 「〜を尋ねる、質問する、聞く、問う」
  • question [kwéstʃən] : 「質問、疑問、問い、質疑、課題、問題」
  • preferably [préfərəbli] : 「好んで、望ましくは、できれば、なるべく」
  • both [bóuθ] : 「両方、双方、両者」
❖ "In the shorter ~ "「短めの適用は1時間に3〜4回、出来ればもっと多くするべきなのだが、その適用においては、あなたは自分自身に先の問い掛けをし、今日のものの見方を繰り返し、出来れば、先の問い掛けと今日のものの見方の両方を述べればいい」。短めの練習においても、「もし罪の意識が地獄であるなら、その反対は何だろうか」という問い掛けと「私の神聖さが、私の救いである」という今日のテーマの両方を宣言すればいい。



If temptations arise, a particularly helpful form of the idea is:

        My holiness is my salvation from this.
  • temptation [temptéiʃən] : 「誘惑、衝動、誘惑物」
  • arise [əráiz] : 「起こる、生じる、現れる、生まれる、発生する」
  • particularly [pərtíkjulərli] : 「特別に、とりわけ、かなりの程度、非常に」
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
❖ "If temptations arise ~ "「もし誘惑が生じたら、今日のものの見方の特別に有用な形は次のようになる」。"My holiness is ~ "「私の神聖さは、この誘惑からの救いである」。"temptation"「誘惑」が生じたらとは、心配、落ち込み、怒り、恐れ、攻撃性、不安、等々の愛なき思いがあなたの心に忍び込んで来たら、ということ。エゴの囁(ささや)きだと思えばいい。そんな思いを駆逐してくれるのもまた、あなたの神聖さである。
 
 
 


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