●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.37.1:1 ~ W-pI.37.6:4

Lesson 37



My holiness blesses the world.
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、高潔」
  • bless [blés] : 「〜を祝福する、〜を神聖にする、清める、〜を賛美する」
❖ "My holiness blesses ~ "「私の神聖さが、この世界を祝福する」。自分が神の子として神聖なのだと気付いたあなたは、その認識だけに満足することなく、幻想の世界に対して、神の子としての恩恵を与えるのである。つまり、幻想の裏には神の意思(愛)が存在し、神の意思にしたがってその幻想から目覚めることで、真実が現れてくると知らしめるのだ。あなたはキリストとなって、ホーリー・スピリットと共に救いの道を歩むことになる。
ACIMで"bless"「祝福する」と言うときは、「真実を知らしめる」あるいは、「神の愛を知らしめる」、「真実の恩恵を与える」、等々の意味合いに使われる。したがって、世界を祝福するとは、世界の幻想性を許容して、それでいいのだと宣言することではない。世界はこのままでいいと言っているのではないのだ。



1. This idea contains the first glimmerings of your true function in the world, or why you are here. 
  • contain [kəntéin] : 「含む、包含する」
  • glimmering [ɡlíməriŋ] : 「かすかな光、かすかに気付くこと、わずかな兆候」
  • true [trúː] : 「真の、真実の、本当の、本物の」
  • function [fʌ́ŋkʃən] : 「機能、作用、働き、効用、職務、役割」
❖ "This idea contains ~ "「今日のテーマは、この世界におけるあなたの本当の役割と、なぜあなたがここに存在するのかという理由を、初めてかいま見せてくれる」。罪に汚れた自分は幻想に過ぎず、本当は無辜(むこ)なる神聖な神の子だと認識することで、あなたは苦と痛みの幻想から目覚めることが出来る。そして、あなた一人の覚醒だけでは神の子全体が幻想世界から救われることはないと知り、他者をも幻想から救い、キリストとしての役割を担ってもらうのだ。これが、あなたがこの世に生まれてきた最大の目的であり、唯一の目的である。あなたの存在意義なのだ。
これは、仏教における小乗仏教(上座部仏教)から大乗仏教に渡る変遷と比較すると面白い。一言で言えば、個人的な悟りから大衆の救いへと向かう変遷である。一言で片づけたので誰かに怒られそうだが、興味のある方は、是非、上座部仏教と大乗仏教を学ばれたい。



Your purpose is to see the world through your own holiness. Thus are you and the world blessed together. 
  • purposes [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い、意図」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • thus [ðʌ́s] : 「それ故に、従って、このようにして」
  • together [təɡéðər] : 「一緒に、共に、同時に」
❖ "Your purpose is ~ "「あなたの目的は、あなた自身の神聖さを通して世界を見ることである」。あなたの目的は、神の子としての真実をヴィジョンを通して見ることであり、世界の幻想の裏にある神の意思をヴィジョンを通して見ることなのだ。"Thus are you ~ "「こうして、あなたと世界は共に祝福されるのである」。ヴィジョンを通して真実を見、また真実を見せ、あなたと世界の同胞は共に神の子として神に祝福される存在だと知る。



No one loses; nothing is taken away from anyone; everyone gains through your holy vision. 
  • lose [lúːz] : 「〜を失う、見失う、喪失する、なくす」
  • take away : 「奪い去る、連れ去る、持ち去る」
  • gain [ɡéin] : 「得る、獲得する」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • holy [hóuli] : 「神聖な、聖なる」
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚、視力」
❖ "No one loses ~ "「誰一人、失うことはなく、誰からも奪うことはない」。神聖な神の子は、神の属性のすべてを継承した。真実のすべてを持って充足している。それは、失ったり奪われたり出来るものではない。"everyone gains ~ "「誰もが、あなたの神聖なヴィジョンを通して、得るのである」。あなたが神聖なヴィジョンを通して、同胞もまた神の子であると知らしめることが出来れば、同胞は真実のすべてを持っているのだと思い出すことが出来る。かくして、同胞はすべてを得るのである。



It signifies the end of sacrifice because it offers everyone his full due. 
  • signify [sígnəfài] : 「〜を示す、知らせる、〜を意味する、表す」
  • sacrifice [sǽkrəfàis] : 「犠牲、犠牲にすること、いけにえ」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる、〜を提供する、〜を勧める」
  • full [fúl] : 「いっぱいの、満ちた、最大限の、充実した、活動的な」
  • due [djúː] : 「当然支払われるべきもの、与えられるべきもの」
❖ "It signifies the end ~ "「神聖なヴィジョンは、犠牲の終焉を知らしめる」。この幻想世界にあっては、奪い奪われ、剥奪し喪失し、等々の犠牲の原理が成立している。しかし、あなたも同胞も、神の子としてすべてを持っていると知った今、犠牲の原理は終わりを告げる。犠牲は幻想に過ぎなかったと知るのである。"because it offers ~ "「なぜなら、神聖なヴィジョンは誰に対しても、当然支払われるべきものすべてを差し出してくれるからだ」。"full due"「当然支払われるべきものすべて」とは、神の子が神から継承した属性のすべて、真実のすべてのこと。神聖さ、そのものである。



And he is entitled to everything because it is his birthright as a Son of God.
  • entitle [entáitl] : 「〜に資格を与える、〜に権利を与える」
  • be entitled to : 「〜する資格がある、〜を得る資格がある」
  • birthright [bə́ːrθrait] : 「生得権、生まれながらの権利」
❖ "And he is entitled ~ "「誰もが、神の子としての生まれながらの権利として、すべてを持っている権利を与えられている」。神から与えられたものは、誰も奪うことは出来ず、奪われることも不可能だ。あなたが神の子である生得権として、永遠不変に、あなたは神の属性のすべてを所有している。



2. There is no other way in which the idea of sacrifice can be removed from the world's thinking. 
  • way [wéi] : 「方法、やり方、手段、方途、様式」
  • sacrifice [sǽkrəfàis] : 「犠牲、犠牲にすること、いけにえ」
  • remove [rimúːv] : 「取り除く、取り去る、取り外す、除去する」
  • thinking [θíŋkiŋ] : 「考え、考えること、思考」
❖ "There is no other way ~ "「世界の考え方から犠牲という考えを除去してしてしまうには、これ以外の方法はない」。"world's thinking"「世界の考え方」とは、エゴの思考システムのことである。得るためには奪え、殺される前に殺せ、犠牲になる前に他者を犠牲にせよ、つまり、弱肉強食に象徴されるような犠牲の原理である。しかし、そのすべては幻想に過ぎないと教える考えが、ホーリー・スピリットの思考システムである。得ることと与えることは同一であり、誰も何も失うことはなく、分かち合うことで拡張増大していく、という原理である。なぜなら、神の子は神の属性のすべてを継承し、豊饒の海に生きているからだ。



Any other way of seeing will inevitably demand payment of someone or something. As a result, the perceiver will lose. 
  • inevitably [inévətəbli] : 「不可避的に、必然的に、必ず、必至で」
  • demand [dimǽnd] : 「求めるもの、要求、要望、必要、需要」
  • payment [péimənt] : 「支払い、償い、報い、報酬、報復」
  • as a result [rizʌ́lt] : 「結果として 」
  • perceiver [pərsíːvər] : 「知覚者、知覚する者」
  • lose [lúːz] : 「〜を失う、見失う、喪失する、なくす」
❖ "Any other way ~ "「これ以外のものの見方は、必然的に、誰かに何かの支払いを求める」。何しろ、得るために奪わなくてならず、世俗的なルールを守るなら、せいぜい、得るためには何かを失わなくてはいけない。"As a result ~ "「その結果、知覚する者は失うのだ」。"perceiver"「知覚する者」とは、文の最初に"seeing"とあるので、「これ以外のものの見方をする者」という意味である。したがって、本文は、「その結果、これ以外のものの見方をする者は、必ず誰かが何かを失うことを目にすることになる」という意味合いになる。



Nor will he have any idea why he is losing. Yet is his wholeness restored to his awareness through your vision. 
  • wholeness [hóulnis] : 「全部そろっていること、完全であること」
  • restore [ristɔ́ːr] : 「〜を元の状態に戻す、元に戻す、回復させる、修復する」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚、視力」
❖ "Nor will he have ~ "「しかも、これ以外のものの見方をする者は、自分がなぜ失ってしまうのか、その理由さえわからない」。自分がエゴの思考システムに支配されて動いていることがわからないのだ。"Yet is his wholeness ~ "「しかし、あなたのヴィジョンを通して、彼の完全性は修復され、自覚されるようになる」。あなたのヴィジョンによって彼に真実を知らしめれば、彼もまた神聖な神の子だと自覚出来るようになり、完全性が修復される。



Your holiness blesses him by asking nothing of him. Those who see themselves as whole make no demands.
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、高潔」
  • bless [blés] : 「〜を祝福する、〜を神聖にする、清める、〜を賛美する」
  • ask [ǽsk] : 「求める、要求をする」
  • ask of : 「〜に要求する」
  • those who : 「〜する人々」
  • whole [hóul] : 「すべてを含んだ、欠けたものがない」
  • demand [dimǽnd] : 「求めるもの、要求、要望、必要、需要」
❖ "Your holiness blesses ~ "「彼に対して何一つ要求することなく、あなたの神聖さは彼を祝福する」。真実への目覚めに代償はない。何一つ犠牲にすることはないのだ。あなたは、自分の神聖さをもって彼を祝福するのみである。"Those who see ~ "「自分を完全だと見ている者は、要求することはない」。不足はないのだから、何も必要ない。だから他者に要求することもない。



3. Your holiness is the salvation of the world. It lets you teach the world that it is one with you, not by preaching to it, not by telling it anything, but merely by your quiet recognition that in your holiness are all things blessed along with you.
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • teach [tíːtʃ] : 「〜を教える、指導する、学ばせる、悟らせる」
  • preach [príːtʃ] : 「〜に説教する、〜を説き勧める、伝道する」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • quietly [kwáiətli] : 「静かに、黙って、平穏に」
  • recognition [rèkəɡníʃən] : 「認識、認証、真価を認めること」
  • along with : 「〜と一緒に、〜とともに、〜に加えて」
❖ "Your holiness is ~ "「あなたの神聖さは、この世界の救いである」。この世界を幻想から救い出すのは、神聖な神の子としてのあなたの役割である。ここで言う"world"「世界」とは、この幻想世界に住む同胞達、という意味合い。"It lets you teach ~ "意訳する、「救いによって、あなたは世界の同胞達に、彼らがあなたと一つであると教えることになる」。"not by preaching ~ "「同胞達に説教するわけではなく、」"not by telling ~ "「何かを語って聞かせるわけでもなく、」"but merely by ~ "「ただ単に、あなたの神聖さの中で、あらゆるものがあなたと共に祝福されているのだと静かに認識することによって、彼らがあなたと一つであると教えることになるのだ」。あなたが神聖な神の子として同胞を幻想から救い出す役割を担っているとは言え、救済運動をするのでもなく、声高らかに説教するのでもなく、今日のテーマでもある『私の神聖さが、この世界を祝福する』という神聖な認識を確実にもつことが肝要なのだ。あなたが他者と共に神聖な神の子であると認識することによって、あなたと他者が自他一如であると同胞達に教えることが出来るのだ。これが、ヴィジョンのもつパワーである。あなたのヴィジョンは同胞達に伝播し、真実が分かち合われるのだ。



4. Today's four longer exercise periods, each to involve three to five minutes of practice, begin with the repetition of the idea for today, followed by a minute or so of looking about you as you apply the idea to whatever you see:

        My holiness blesses this chair. 
        My holiness blesses that window.
        My holiness blesses this body.
  • long [lɔ́ːŋ] : 「長い、長くかかる」
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • period [píəriəd] : 「期間、時期、時間」
  • involve [invɑ́lv] : 「〜を含む、伴う、巻き込む、関与させる」
  • practice [prǽktis] : 「練習、訓練、演習、実践、実行、履行」
  • begin with : 「〜から始める」
  • repetition [rèpətíʃən] : 「繰り返し、反復、再上演、再現」
  • follow [fάlou] : 「〜の後について行く、〜に従う、追随する」
  • look about : 「周りを見回す、周囲に気を付ける、目を配る」
  • apply [əplái] : 「当てはまる、妥当する、適用される、適合する」
  • whatever [hwʌtévər] : 「〜するのは何でも、どんなものが〜でも」
❖ "Today's four longer ~ "「今日は、長めのエクササイズが4回、各々3分から5分の練習となる」。"begin with the repetition ~ "「今日のものの見方を繰り返し述べることから始め、」"followed by a minute ~ "「引き続いて、1分かそこら、あなたの周りを見渡して、目にしたものなら何にでも、今日のものの見方を適用していく」。"My holiness blesses ~ "「私の神聖さは、この椅子を祝福する」。「私の神聖さは、あの窓を祝福する」。「私の神聖さは、この肉体を祝福する」。



Then close your eyes and apply the idea to any person who occurs to you, using his name and saying:

        My holiness blesses you, [name].
  • close [klóuz] : 「閉じる、閉める」
  • person [pə́ːrsn] : 「人、人間、人物」
  • occur [əkə́ːr] : 「起こる、発生する、生じる、現れる」
❖ "Then close your eyes ~ "「その後目を閉じ、あなたの心に浮かんできた人物に対して、次のように名前を交えながら、今日のものの見方を適用する」。"My holiness blesses ~ "「私の神聖さは、あなたを祝福しています、〜さん」。



5. You may continue the practice period with your eyes closed; you may open your eyes again and apply the idea for today to your outer world if you so desire; you may alternate between applying the idea to what you see around you and to those who are in your thoughts; or you may use any combination of these two phases of application that you prefer. 
  • continue [kəntínjuː] : 「〜を続ける、継続する」
  • again [əɡéin] : 「再び、かさねて、この場合もやはり」
  • outer [áutər] : 「外側の、外面の」
  • desire [dizáiər] : 「〜が欲しいと強く思う、〜であることを強く願う」
  • alternate [ɔ́ːltərnèit] : 「〜を交互に行う、次々に行う、順に交代させる」
  • between [bitwíːn] A and B: 「AとBとの間に、AないしB」
  • around [əráund] : 「〜の周りに、〜の周囲に」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • combination [kὰmbənéiʃən] : 「組み合わせ、連結、結合、連携」
  • phase [féiz] : 「局面、段階、面、相 」
  • prefer [prifə́ːr] : 「〜を好む、むしろ〜の方を好む、〜の方を選ぶ 」
❖ "You may continue ~ "「あなたは、目を閉じて練習を続けてもいいし、」"you may open your ~ "「もしそうしたいなら、再び目を開けて、今日のテーマを外部世界に対して適用してもいい」。"you may alternate ~ "「また、あなたの周りに見えるものに対してと、あなたの思いの中に浮かんできた人物に対してと、交互に今日のものの見方を適用してもいい」。"or you may use ~ "意訳する、「あるいは、あなたの好みによっては、これら二つの適用の仕方を組み合わせて一緒にしてもいい」。つまり、人と物とを同時に祝福してもいい。例えば、木立に囲まれて立つあなたの母親の写真を見ながら、あなたの母親をあなたの神聖さで祝福し、同時に、周りの木立をも祝福していい。



The practice period should conclude with a repetition of the idea with your eyes closed, and another, following immediately, with your eyes open.
  • conclude [kənklúːd] : 「〜を完結する、終える、結ぶ、結論を出す」
  • repetition [rèpətíʃən] : 「繰り返し、反復、再上演、再現」
  • immediately [imíːdiətli] : 「すぐに、直ちに、早急に、即座に」
❖ "The practice period ~ "「練習は、目を閉じながら今日のテーマを繰り返し述べ、」"and another, following ~ "「引き続きすぐに、目を開けて、もう一度、今日のテーマを繰り返し述べて終わる」。



6. The shorter exercises consist of repeating the idea as often as you can. 
  • short [ʃɔ́ːrt] : 「短い、短期間の」
  • consist [kənsíst] of : 「〜から成る、〜で構成される」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • often [ɔ́fən] : 「しばしば、たびたび、ちょくちょく」
❖ "The shorter exercises ~ "「短めの練習は、出来るだけ頻繁に、今日のテーマを繰り返し述べればいい」。つまり、具体的なものに対してではなく、単に、「私の神聖さが、この世界を祝福する」と述べるだけでいい。



It is particularly helpful to apply it silently to anyone you meet, using his name as you do so. 
  • particularly [pərtíkjulərli] : 「特別に、とりわけ、かなりの程度、非常に」
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
  • silently [sáiləntli] : 「静かに、黙って、無言で」
  • meet [míːt] : 「〜に会う、〜と会合する、〜と接触する」
❖ "It is particularly ~ "「あなたが出合った人に対して、長めの練習でしたように、その人の名前を使って、静かに今日のものの見方を適用することは、特に役に立つ」。人に出会ったら、「〜さん、私の神聖さがあなたを祝福しますよ」と、心の中でつぶやけばいい。



It is essential to use the idea if anyone seems to cause an adverse reaction in you. 
  • essential [isénʃəl] : 「必須の、最も重要な、肝心な、本質の、本質的な」
  • cause [kɔ́ːz] : 「〜を引き起こす、招く、〜の原因になる」
  • adverse [ædvə́ːrs] : 「逆の、逆に作用する、反対の、反対する、敵意を持つ」
  • reaction [riǽkʃən] : 「反応、応答、態度、反感、反発」
❖ "It is essential to use ~ "「もし誰かが、あなたの心の中で、逆の反応を引き起こすように思えたら、今日のものの見方を適用することは絶対必要である」。出会った人があなたにとって祝福してあげたいと思える人ならいいのだが、逆に、その人は憎らしい人物であって、祝福なんてしてあげたくないと思う人かも知れない。しかし、そんな人物に対してでも、祝福してあげることが絶対必要だと言う。
これは、我々凡人には非常に難しい。しかし、あなたが神聖な真実に目覚めたのであれば、あなたとその他者は自他一如であって、憎らしい相手は実はあなた自身であると認識され、祝福することは可能なのだ。他者の過ちや罪を赦すことに繋がるのであって、これが肝心である。とは言え、言うは易く行うは難し、である。一朝一夕にそのレベルまで行くことは出来まい。時間をかけて、徐々に徐々に向上していけばいいのだ。焦る必要はない。せめて、そう出来るようとホーリー・スピリットに願えばいい。



Offer him the blessing of your holiness immediately, that you may learn to keep it in your own awareness.
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる、〜を提供する、〜を勧める」
  • blessing [blésiŋ] : 「祝福、恩恵、幸運」
  • learn [lə́ːrn] : 「〜を学ぶ、〜であると分かる、〜を覚える、知る」
  • keep [kíːp] : 「〜を持ち続ける、保持する、守り続ける」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
❖ "Offer him the blessing ~ "「そういった人に対しても、すぐに、あなたの神聖さによる祝福を差し出しなさい」。"that you may ~ "「そうすれば、あなたの神聖さをあなた自身の自覚の中に留め置くことを学べることになるだろう」。つまり、赦しを学べるのである。祝福などしてあげたくない人物に出会ったら、赦しのチャンスに巡り会えたと思って、最初は偽善的に思えても、彼の誤りや罪は幻想であり、自分の嫌悪感もまた幻想であると認識し、受け入れて受け流してしまえばいい。そして、あなたの神聖さで彼を祝福するのである。そうすることで、あなたは自分の神聖さを心に留め置くことが出来、同時に、そんな彼も自分の神聖さに目覚めるチャンスを与えられるのだ。考えてみると、いいことずくめではないか。
 
 
 


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