●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.42.1:1 ~ W-pI.42.8:1

Lesson 42



God is my strength. Vision is His gift.
  • strength [stréŋkθ] : 「力、強さ、体力」
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚、視力」
  • gift [gíft] : 「贈り物、プレゼント、神からの贈り物、天賦の才」
❖ "God is my ~ "「神は私の力」。"Vision is ~ "「ヴィジョンは神の贈り物」。神は神の拡張として神の子を創造し、神の属性のすべてを神の子に継承した。神の創造的パワーも、真実を見抜くヴィジョンも、神の子は神からの贈り物として授かっている。この幻想世界でこそ、神の子は神から分離したと思い込んでいるが、実相世界では神と神の子は一体である。それを思い出せば、いつでも神のパワーも真実を見抜くヴィジョンもあなたのものである。日々の生活の中で活用出来るのだ。



1. The idea for today combines two very powerful thoughts, both of major importance. 
  • combine [kəmbáin] : 「〜を結合する、混ぜ合わせる、組み合わせる」
  • powerful [páuərfəl] : 「強い、強力な、力強い、迫力のある」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • both [bóuθ] : 「両方、双方、両者」
  • major [méidʒər] : 「主要な、重要な」
  • importance [impɔ́ːrtəns] : 「重要性、大切さ、重大さ」
❖ "The idea for today ~ "「今日のものの見方は、二つの非常にパワフルな思いを結合しており、両者とも非常に重要である」。神の贈り物であるヴィジョンと、あなたの創造的パワーを結びつけるのである。この両者は、あなたが幻想から実相へ目覚めるために、非常に重要な役割を担っている。



It also sets forth a cause and effect relationship that explains why you cannot fail in your efforts to achieve the goal of the course. 
  • also [ɔ́ːlsou] : 「〜もまた、同様に、また、〜もやはり」
  • set forth [fɔ́ːrθ] : 「説明する、表明する」
  • cause [kɔ́ːz] : 「原因、要因」
  • effect [ifékt] : 「結果、影響、効果、効き目、効力」
  • cause and effect : 「因果、原因と結果」
  • relationship [riléiʃnʃìp] : 「関係、結び付き、かかわり合い」
  • explain [ikspléin] : 「〜を説明する、明らかにする、釈明する」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
  • fail in : 「〜に失敗する、不足している」
  • effort [éfərt] : 「努力、尽力、骨折り」
  • achieve [ətʃíːv] : 「成し遂げる、達成する、成就する、やり遂げる」
  • goal [ɡóul] : 「目標、目的地、目的、目指すもの」
  • course [kɔ́ːrs] : 「講座、課程」
❖ "It also sets forth ~ "「また今日のものの見方は、なぜあなたがこのコースの目的を達成するという努力に失敗することはないかという、原因と結果の関係についても説明する」。あなたが原因となって自らパワーを獲得する(結果する)のではない。神が原因となって、つまり神が源となって、神の意思によって、あなたは真実に目覚めるパワーを獲得するのである。神の意思が失敗に帰すことは原理的に不可能であるから、あなたがこのコースの目的を達成することは確実である。失敗することは決してない。



You will see because it is the Will of God. It is His strength, not your own, that gives you power. 
  • will [wíl] : 「意志、意欲、願望」
  • power [páuər] : 「力、能力、勢力、権限、権威」
❖ "You will see because ~ "「それが神の意思であるから、あなたは見るであろう」。神の意思が原因となって、あなたはヴィジョンをもって真実を見る(結果する)であろう。"see"「見る」は、ヴィジョンで見ると解釈してもいいし、コースの目的の達成を見るととってもいいだろう。"It is His strength ~ "強調構文、「あなたにパワーを与えるものは神の力であって、あなた自身の力ではない」。"His strength"「神の力」と"Will of God"「神の意思」は同じもの。これがすべての原因である。その結果、あなたはヴィジョンを獲得し、真実のパワーを得るのである。



And it is His gift, rather than your own, that offers vision to you.
  • rather than : 「〜よりはむしろ、かえって」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる、〜を提供する、〜を勧める」
❖ "And it is His gift ~ "「そして、あなたにヴィジョンを提供するものは、あなた自身の贈り物というより、神の贈り物である」。あなたにヴィジョンという視覚的パワーを与えてくれるのは神であって、それが神の贈り物である。あなた自身が作り出すものではないのだ。



2. God is indeed your strength, and what He gives is truly given. 
  • indeed [indíːd] : 「実に、本当に、確かに、いかにも、実際には」
  • truly [trúːli] : 「全く、本当に、真に、正確に」
  • given [ɡívən] : 「giveの過去分詞形」
❖ "God is indeed ~ "「神は本当にあなたの力であり、神が与えるものは、確実に与えられるのだ」。神が神の子に与えようと意思するものは、必ず神の子に与えられる。神の意思が成就に失敗することは不可能である。我々の地上的意思と、神の意思の決定的違いである。



This means that you can receive it any time and anywhere, wherever you are, and in whatever circumstance you find yourself. 
  • mean [míːn] : 「〜を意味する、…とは〜を指す」
  • receive [risíːv] : 「受け取る、聞く、知る」
  • anywhere [énihwὲər] : 「どこでも、どこかに、どこへでも」
  • wherever [hwεərévər] : 「どこへ〜しても、どこで〜であろうとも」
  • whatever [hwʌtévər] : 「どんな〜が〜でも、どんな〜を〜しても」
  • circumstance [sə́ːrkəmstæ̀ns ] : 「環境、状況、周囲の事情」
  • find [fáind] : 「気付く、理解する、発見する、見いだす」
❖ "This means that ~ "「このことは、いついかなる場所でも、あなたがどこにいようとも、あなたがあなた自身を見出す環境がどうであっても、あなたは神が与えてくれた力を受けとることが出来る、ということを意味している」。"whatever circumstance you find yourself"「あなたがあなた自身を見出す環境がどうであっても」とは、あなたがどんな苦境に立たされても、という意味合い。



Your passage through time and space is not at random. You cannot but be in the right place at the right time. Such is the strength of God. Such are His gifts.
  • passage [pǽsidʒ] : 「通路、通り道、流れ、経過」
  • space [spéis] : 「空間、余白、場所、スペース、空き地」
  • random [rǽndəm] : 「でたらめの、思い付きの、無作為の」
  • at random : 「無作為に、手当たり次第に、行きあたりばったりに」
  • right [ráit] : 「正しい、正当な、合っている、適切な」
❖ "Your passage through ~ "「あなたは、時間と空間の中を行き当たりばったりに行き来しているのではない」。あなたはこの時空間を偶然に支配されて生きているのではない。"You cannot but ~ "「そうではなく、あなたは正しい場所と正しい時間に存在出来るのだ」。"Such are His ~ "「神の贈り物とは、そういうものである」。神の意思通りに、あなたは実相的に正し時間と場所に存在している。我々は、そういう神の意思を運命とか宿命とかという言葉で表現しているわけだ。この世に偶然は存在しない。神の意思という必然だけが存在しているのだ。この必然性が神の贈り物である。



3. We will have two three-to-five-minute practice periods today, one as soon as possible after you wake, and another as close as possible to the time you go to sleep. 
  • as soon as possible [pάsəbl] : 「できるだけ早く、可能な限り早く」
  • after [ǽftər] : 「〜の後で、〜の後ろに、〜の後に」
  • wake [wéik] : 「目が覚める、眼を覚ます」
  • another [ənʌ́ðər] : 「もう一つ、もう一人」
  • close [klóus] : 「近い、接近した、近接した」
  • go to sleep : 「寝つく、眠りにつく、寝入る」
❖ "We will have two ~ "「今日は、私たちは、3〜5分の練習を2回行うことになる」。"one as soon as ~ "「1回目は、目が覚めたら出来るだけすぐに、もう1回は、出来るだけ寝る直前に行う」。



It is better, however, to wait until you can sit quietly by yourself, at a time when you feel ready, than it is to be concerned with the time as such.
  • better [bétər] : 「より良い、より望ましい」
  • however [hauévər] : 「けれども、しかしながら、また一方」
  • wait [wéit] : 「待つ」
  • until [əntíl] : 「〜する時まで」
  • sit [sít] : 「座る、腰掛ける、着席する」
  • quietly [kwáiətli] : 「静かに、黙って、平穏に」
  • by oneself : 「自分だけで、一人で、独りで、独力で」
  • feel [fíːl] : 「感じがする、感じる」
  • ready [rédi] : 「覚悟ができた、用意ができて」
  • be concerned [kənsə́ːrnd ] with : 「〜に関係している、携わっている」
  • as such : 「そのようなものとして、それ自体は」
❖ "It is better, however ~ "「しかし、自分一人で静かに座ることが出来るまで、待った方がいい」。"at a time when ~ "「つまり、時間をそのように気にかけるよりは、準備が出来ていると感じるまで待った方がいい」。起きてすぐとか寝る直前とか時間を気にするよりは、気持ちが静かに感じられるタイミングの方が優先である。



4. Begin these practice periods by repeating the idea for today slowly, with your eyes open, looking about you. 
  • begin [biɡín] : 「 始まる、始める、開始する」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • slowly [slóuli] : 「ゆっくり、のろのろと」
  • look about : 「周りを見回す、周囲に気を付ける、目を配る」
❖ "Begin these practice ~ "「目を開けたままで周りを見ながら、今日のテーマをゆっくりと繰り返し述べることから練習を始める」。



Then close your eyes and repeat the idea again, even slower than before. 
  • close [klóuz] : 「閉じる、閉める」
  • again [əɡéin] : 「再び、かさねて、この場合もやはり」
❖ "Then close your eyes ~ "「その後目を閉じ、前よりもさらにゆっくりと再び今日のテーマを繰り返す」。



After this, try to think of nothing except thoughts that occur to you in relation to the idea for the day. 
  • except [iksépt] : 「ただし、除いて」
  • occur [əkə́ːr] : 「起こる、発生する、生じる、現れる」
  • in relation [riléiʃən] to : 「〜に関して」
❖ "After this, try ~ "「この後、今日のものの見方に関係して、あなたの心に浮かんだ思い以外の思いは何も考えないように努める」。



You might think, for example:

        Vision must be possible. God gives truly,
                     or:
        God's gifts to me must be mine, because He gave them to me.
  • for example [iɡzǽmpl] : 「例えば、例として」
  • truly [trúːli] : 「全く、本当に、真に、正確に」
  • mine [máin] : 「私のもの」
❖ "You might think ~ "「たとえば、次のように思えばいいだろう」。"Vision must  ~ "「ヴィジョンは可能であるに違いない」。"God gives ~ "「神は本当にそれを与えたのだから」。あるいは、"God's gifts to ~ "「神の贈り物は私のものであるに違いない」。"because He gave ~ "「なぜなら、神が私にそれを与えたのだから」。徹底して、神が原因となり、その結果、あなたがヴィジョンという贈り物をもらったと宣言するのである。それが、あなたにとって本当の力、パワーになるのだ。神のお墨付きのパワーである。



5. Any thought that is clearly related to the idea for today is suitable. 
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • clearly [klíərli] : 「はっきりと、明らかに、明瞭に、疑いもなく」
  • related [riléitid] to : 「〜に関連している、〜に結びついている」
  • suitable [súːtəbl] : 「ふさわしい、適切な」
❖ "Any thought that is ~ "「今日のテーマと明らかに関係のある思いならどれでも最適である」。



You may, in fact, be astonished at the amount of course-related understanding some of your thoughts contain. 
  • in fact : 「実は、実のところ」
  • amount [əmáunt] : 「量、額、総計、総量、総額」
  • course [kɔ́ːrs] : 「講座、課程」
  • -related : 「〜に関係のある、〜関連の、〜本位の、〜系の」
  • understanding [ʌ̀ndərstǽndiŋ] : 「理解、把握」
  • contain [kəntéin] : 「含む、包含する」
❖ "You may, in fact ~ "「事実、あなたは、あなたのいくつかの思いがコースに関連した理解を含んでいることの、その多さに驚くかもしれない」。たとえば、あなたは偶然のおかげで事故に遭わなかったことを思い出し、ひょっとすると、神の与えてくれたヴィジョンのおかげかもしれないと気付く。また誰かとの出会いが神のプランにそったものだと気付くかもしれない。その一つ一つが、コースに書かれていた学びの内容と合致していると知って、驚くことになるだろう。



Let them come without censoring unless you find your mind is merely wandering, and you have let obviously irrelevant thoughts intrude. 
  • without [wiðáut] : 「〜なしで、〜を持たずに」
  • censor [sénsər] : 「検閲する」
  • unless [ənlés] : 「〜でない限り、〜である場合を除いて」
  • find [fáind] : 「気付く、理解する、発見する、見いだす」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • wander [wάndər] : 「さまよう、迷う、ぶらつく、とりとめがなくなる」
  • obviously [άbviəsli] : 「明らかに、はっきりと、明白に、明瞭に」
  • irrelevant [iréləvənt] : 「見当違いの、無関係の、不適切な、重要でない」
  • intrude [intrúːd] : 「侵入する、押し入る、立ち入る、邪魔をする」
❖ "Let them come without ~ "「あなたの心が単に彷徨(さまよ)っているとか、明らかに無関係な思いを侵入させてしまったと思わない限り、(今日のテーマに関連した)思いを検閲することなく迎え入れなさい」。今日のテーマに対して集中力が途切れない限り、どんな思いでも受け入れればいい。



You may also reach a point where no thoughts at all seem to come to mind. 
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
  • at all : 「全く〜ない、全然〜ない、少しも〜ない」
❖ "You may also reach ~ "「またあなたは、思いがまったく心の中に浮かんで来ないように思えるポイントに達するかもしれない」。心の空白状態に至るかもしれない。これはよくあること。特に瞑想慣れした人達にはよく起こる。



If such interferences occur, open your eyes and repeat the thought once more while looking slowly about; close your eyes, repeat the idea once more, and then continue to look for related thoughts in your mind.
  • interference [ìntərfíərəns] : 「干渉、妨害、障害、邪魔、支障」
  • occur [əkə́ːr] : 「起こる、発生する、生じる、現れる」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • once more : 「もう一度繰り返して」
  • while [hwáil] : 「〜の間ずっと、〜する間に、その間に」
  • slowly [slóuli] : 「ゆっくり、のろのろと」
  • close [klóuz] : 「閉じる、閉める」
  • continue [kəntínjuː] : 「〜を続ける、継続する」
  • look for : 「〜を探す、〜を期待する」
  • -related : 「〜に関係のある、〜関連の、〜本位の、〜系の」
❖ "If such interferences ~ "「もしこのような支障が生じたら、目を開けてゆっくり周りを見渡しながら、もう一度今日のものの見方を繰り返し述べ、」"close your eyes ~ "「次に目を閉じ、もう一度今日のものの見方を繰り返し、その後、あなたの心の中に、関連する思いを探し続けること」。



6. Remember, however, that active searching for relevant thoughts is not appropriate for today's exercises. Try merely to step back and let the thoughts come. 
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • active [ǽktiv] : 「活発な、能動的な、大変な、激しい」
  • searching [sə́ːrtʃiŋ] : 「捜査、検索、探索、検査」
  • relevant [réləvənt] : 「関係のある、関連性のある」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • appropriate [əpróupriət] : 「適した、適切な、適当な、妥当な、ふさわしい」
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • try [trái] : 「試す、やってみる、試みる、企てる」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • step back : 「一歩離れて見る、後ずさりする」
❖ "Remember, however ~ "「しかし、関係する思いをがむしゃらに探そうとすることは今日のエクササイズに適切ではないと覚えておくこと」。"Try merely to ~ "「単に、一歩下がって、思いが(心に)やって来るように努めなさい」。あなたは自分の思いを探し出す捜査官ではない。あくまでも観察者であり、むしろ傍観者の立場で心の中の思いを見ていけばいいのだ。



If you find this difficult, it is better to spend the practice period alternating between slow repetitions of the idea with eyes open, then with eyes closed, than it is to strain to find suitable thoughts.
  • find [fáind] : 「気付く、理解する、発見する、見いだす」
  • difficult [dífikʌ̀lt] : 「困難な、厳しい」
  • better [bétər] : 「より良い、より望ましい」
  • spend [spénd] : 「使う、費やす」
  • alternate [ɔ´ːltərnèit] : 「交代する、交互に入れ替える」
  • between [bitwíːn] : 「〜の間を行き来して、〜相互間で」
  • repetition [rèpətíʃən] : 「繰り返し、反復、再上演、再現」
  • strain [stréin] : 「神経をピリピリさせる、力む」
  • suitable [súːtəbl] : 「ふさわしい、適切な」
❖ "If you find this ~ "「もし、これが難しいと思われたら、無理に適切な思いを探し出そうとするよりは、目を開けて今日のテーマを繰り返し述べ、次に目を閉じて繰り返すということを交互に行って練習時間を過ごした方がいい」。



7. There is no limit on the number of short practice periods that would be beneficial today. 
  • limit [límit] : 「限度、制限、境界、限界」
  • number [nʌ́mbər] : 「数、数字、合計」
  • beneficial [bènəfíʃəl] : 「都合が良い、役に立つ、有益な」
❖ "There is no limit ~ "「今日のために有益だと思われる短めの練習の回数にはまったく制限はない」。折りに触れて何回でも、「神は私の力」、「ヴィジョンは神の贈り物」と心の中でつぶやいていい。自分が神に祝福された存在であることを自分に言い聞かせるのだ。洗脳するのではない。事実を素直に受け入れるためである。



The idea for the day is a beginning step in bringing thoughts together, and teaching you that you are studying a unified thought system in which nothing is lacking that is needed, and nothing is included that is contradictory or irrelevant.
  • beginning [biɡíniŋ] : 「最初の、始まったばかりの、初歩の」
  • step [stép] : 「段、階段、一歩、歩み、ステップ」
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
  • together [təɡéðər] : 「一緒に、共に、同時に」
  • bring together : 「くっつける、一緒にする、一つにする、接合する」
  • teach [tíːtʃ] : 「〜を教える、指導する、学ばせる、悟らせる」
  • study [stʌ́di] : 「〜を詳しく調べる、観察する、勉強する、研究する」
  • unified [júːnəfàid] : 「一つにまとめられた、統一された、統合された」
  • lacking [lǽkiŋ] : 「不足している、欠けている、足りない」
  • need [níːd] : 「〜を必要とする、〜する必要がある」
  • include [inklúːd] : 「含める、含有する、包含する」 
  • contradictory [kὰntrədíktəri] : 「相反する、矛盾する、正反対の」
  • irrelevant [iréləvənt] : 「見当違いの、無関係の、不適切な、重要でない」
❖ "The idea for the day ~ "「今日のものの見方は、(二つの)思いを一緒にする最初のステップであり、」つまり、神の力(パワー)と実相的なヴィジョンを統一する最初のステップであり、"and teaching you ~ "「必要とされるものは何も欠けておらず、矛盾するものも無関係なものも何も含んでいない統一された思考システムをあなたが学んでいるのだと教える最初のステップでもある」。この"unified thought system"「統一された思考システム」こそ、ホーリー・スピリットの思考システムであり、真実だけで構成されているから、矛盾することもコンフリクトを起こすこともない。真実に無関係なことなど一つもない。今日の練習は、地上的なエゴの思考システムを捨てて、ホーリー・スピリットの思考システムに移行する最初の試みとなるわけである。
なお、"bringing thoughts together"の部分を「(二つの)思いを一緒にする」と解釈したが、この二つにこだわらなくてもいい。つまり、数多くの具体的な思いが、神を源とした一つの真実に統一されると考えてもいい。なぜなら、実相世界では、あらゆる真実が、あるいはあらゆる真実の想念が、究極的に神という一点に収斂するからだ。実相世界は純粋一元論の世界であり、"God is"「神あり」の世界だからだ。



8. The more often you repeat the idea during the day, the more often you will be reminding yourself that the goal of the course is important to you, and that you have not forgotten it.
  • the more ~, the more : 「〜すればするほどますます…」
  • often [ɔ́fən] : 「しばしば、たびたび、ちょくちょく」
  • during [djúəriŋ] : 「〜の間ずっと、〜の期間に、〜の間に」
  • remind [rimáind] : 「〜に思い出させる、〜に気付かせる」
  • goal [ɡóul] : 「目標、目的地、目的、目指すもの」
  • important [impɔ́ːrtənt] : 「重要な、重大な、大切な」
  • forgotten [fərɡάtn] : 「forgetの過去分詞形」
  • forget [fərɡét] : 「〜を忘れる、〜を思い出せない」
❖ "The more often ~ "「一日を通して今日のテーマを繰り返し述べれば述べるほど、このコースの目的はあなたにとって重要であり、忘れてしまうことはないと、あなた自身にますます思い起こさせることになる」。くどいようだが、これは洗脳ではない。ややもすれば幻想的な思考に走るあなた自身を実相的な真実に止めおく訓練なのだ。幻想を排除して真実を見る訓練、すなわちいつでもヴィジョンをもって見る訓練である。ヴィジョンを習慣化させるのである。
 
 
 


W-pI.41.1:1 ~ W-pI.41.10:1

Lesson 41 



God goes with me wherever I go.
  • wherever [hwεərévər] : 「どこへ〜しても、どこで〜であろうとも」
❖ "God goes with ~ "「私がどこへ行こうと、神は私とともに行く」。
"go"「行く」とあるが、「私がどこにいても、神は私とともにいる」というニュアンス。神の子は神の属性のすべてを神に投げ返して、神から分離し神を忘れたが、神は決して神の子を放棄していない。神の子がいつか神の元へ回帰出来るように、ホーリー・スピリットを神の子に遣わし、その帰還を静かに待っている。神は、あなたの心の中のホーリー・スピリットを介して、常にあなたとともにいるのだ。



1. Today's idea will eventually overcome completely the sense of loneliness and abandonment all the separated ones experience. 
  • eventually [ivéntʃuəli] : 「最終的には、結局は、ついに、いつかは」
  • overcome [òuvərkʌ́m] : 「克服する、乗り越える、打開する、打ち勝つ」
  • sense [séns] : 「感覚、知覚、感触、感じ」
  • loneliness [lóunlinəs] : 「孤独、孤独感、寂しさ、独りぼっち」
  • abandonment [əbǽndənmənt] : 「見捨てられること、放棄、自暴自棄」
  • separated [sépərèitid] : 「分離した、別々になって」
  • experience [ikspíəriəns] : 「〜を経験する、〜を体験する」
❖ "Today's idea will ~ "「今日のものの見方は結果的に、孤独感や分離した者が経験する見捨てられたような感覚のすべてを、完全に凌駕(りょうが)する」。あなたは自分が完全に孤立、独立し、肉体という壁をもって他者とも外部世界とも神とも断絶していると感じているが、それはあなたの誤った独断である。孤立の夢を見ているだけだ。実相的に、あなたの心は断絶、孤立など出来ない。神の愛を吹き込まれて創造された存在が、その神の愛を切り離すことは絶対出来ないからだ。神の愛とはあなたの命であり、永遠不変の命が絶えることは原理的に不可能だからだ。



Depression is an inevitable consequence of separation. So are anxiety, worry, a deep sense of helplessness, misery, suffering and intense fear of loss.
  • depression [dipréʃən] : 「落ち込み、意気消沈、絶望、鬱」
  • inevitable [inévətəbl] : 「防げない、避けられない、免れない、当然の」
  • consequence [kάnsəkwèns] : 「結果、結論、帰結、因果関係」
  • separation [sèpəréiʃən] : 「分離、区別、別居、別離、離脱」
  • anxiety [æŋzáiəti] : 「心配、不安、懸念」
  • worry [wə́ːri] : 「不安、心配、気掛かり、気苦労、懸念、憂慮」
  • deep [díːp] : 「深い、深さがある」
  • helplessness [hélplisnis] : 「どうすることもできないこと、無力」
  • misery [mízəri] : 「悲惨、不幸、苦痛、惨めさ、窮状、窮乏」
  • suffering [sʌ́fəriŋ] : 「苦しみ、苦痛、悩み」
  • intense [inténs] : 「強烈な、激しい、非常に強い」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、懸念、心配、不安」
  • loss [lɔ́s] : 「失うこと、喪失、紛失」
❖ "Depression is an ~ "「気分の落ち込みは、避けることの出来ない分離の結果である」。神からの分離は、あなたに意気消沈をもたらす。"So are anxiety ~ "「心配もしかり、不安も、深い不幸感も、惨めさも、苦痛も、喪失への強烈な恐れも、避けることの出来ない分離の結果である」。分離とは真実からの乖離であって、真実を幻想の黒雲で覆い隠してしまうことだ。その黒雲が描く文様が、不安であり落ち込みであり、不幸感、惨めさ、苦痛、恐れ、等々の悪感情である。



2. The separated ones have invented many "cures" for what they believe to be "the ills of the world." 
  • invent [invént] : 「〜をでっち上げる、〜を発明する、考案する、創作する」
  • cure [kjúər] : 「治療、治療法、矯正、解決策」
  • believe [bilíːv] : 「信じる、確信する、信頼する」
  • ill [íl] : 「苦しみ、災難、不運、不幸、罪悪、悪、害悪」
❖ "The separated ones ~ "「分離した者は、彼らが『世界の病』であると信じていることに対する多くの『治療法』を発明した」。心の苦や痛みに対して、たとえば快楽の追求という治療法を生みだした。金を貯め、物に溢れ、地位を得、他者を支配し、快楽を自由に手に入れることが出来れば、苦も痛みも麻痺して忘れることが出来ると思い込む。つまり、幻想を幻想でうやむやにしようという治療法である。



But the one thing they do not do is to question the reality of the problem. Yet its effects cannot be cured because the problem is not real. 
  • question [kwéstʃən] : 「質問する、〜を疑問に思う」
  • reality [riǽləti] : 「現実性、実在性、現実のこと」
  • problem [prάbləm] : 「問題、課題、困難な状況」
  • effect [ifékt] : 「結果、影響、効果、効き目、効力」
  • cure [kjúər] : 「治す、治療する、癒す、矯正する」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
❖ "But the one thing ~ "「しかし、分離した者がやらないことの一つは、問題となっていることの実在性を問うことである」。問題となっていること自体が幻想なのかどうなのか、考えもしない。"Yet its effects ~ "「しかし、問題となっていることは実在しないので、問題となっていることが生み出した結果は治療されることはない」。心に抱く痛みや苦や孤独感は、神からの分離が生みだした幻想であるから、たとえお金を蓄えても、物に埋もれて暮らそうと、地位や名誉を得ても、他者を支配し隷属化しても、快楽に溺れても、問題は決して解決されるものではない。



The idea for today has the power to end all this foolishness forever. And foolishness it is, despite the serious and tragic forms it may take.
  • power [páuər] : 「力、能力、勢力、権限、権威」
  • end [énd] : 「終わらせる、やめる、締めくくる」
  • foolishness [fúːliʃnis] : 「愚かさ」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
  • despite [dispáit] : 「〜にもかかわらず、〜をよそに」
  • serious [síəriəs] : 「重大な、重篤な、真面目な、厳粛な」
  • tragic [trǽdʒik] : 「痛ましい、悲惨な、悲劇的な」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造」
❖ "The idea for today ~ "「今日のものの見方は、こういったすべての愚かさに永遠に終止符を打つパワーをもっている」。幻想的問題を幻想的手段で解決しようとする愚かさは、元を正せば神からの分離による偽創造から始まる。だから、神がいつでも共にいる、という今日のテーマは、その分離を解消するパワーがあるのだ。"And foolishness it ~ "「そして、問題がどんなにシリアスな形をとろうと悲劇的な形をとろうと、それは愚かなことなのである」。幻想は、どんな形をとろうと、愚かなことである。



3. Deep within you is everything that is perfect, ready to radiate through you and out into the world. 
  • deep [díːp] : 「深い、深さがある」
  • within [wiðín] : 「〜の中の、〜の内側の」
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「申し分がない、完全な、完璧な」
  • ready [rédi] : 「覚悟ができた、用意ができて」
  • radiate [réidièit] : 「放射する、発する、明るくする、輝かせる」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
❖ "Deep within you ~ "「あなたの心の中の深い場所に、完璧なるすべてのものが存在し、あなたを通して世界へと光を放つ準備が整っている」。あなたの心の中の最も純粋で神聖な部分にホーリー・スピリットが宿り、そこに神へ通じる祭壇が祭られている。そこがあなたの実相であり、真実の光が湧き上がる場所である。光はあなたの心の中に留(とど)まってあなたを癒し、さらに、あなたの心から出て世界を照らし、世界を癒すことになる。あなたはキリストとなって同胞を救う役割を担うのだ。



It will cure all sorrow and pain and fear and loss because it will heal the mind that thought these things were real, and suffered out of its allegiance to them.
  • sorrow [sάrou] : 「悲しみ、悲哀」
  • pain [péin] : 「痛み、痛覚、苦痛」
  • heal [híːl] : 「癒やす、救う、治す、治癒する、治療する」
  • thought [θɔ́ːt] : 「thinkの過去・過去分詞形」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
  • suffer [sʌ́fər] : 「苦しむ、苦痛を感じる、不快な経験をする」
  • allegiance [əlíːdʒəns] : 「忠誠、義務、誠心、誠実」
❖ "It will cure all sorrow ~ "「完璧なるものは、あらゆる悲しみ、痛み、恐れ、そして喪失感を癒してくれるだろう」。完璧なるものとは、光であり、ホーリー・スピリットとであり、あなた自身の真実である。"because it will heal ~ "「なぜなら、これらのものが実在だと信じ、それらに対する忠誠心のためにともがき苦しんできた心をヒーリングしてくれるからである」。エゴに支配された心の部分は、悲しみ、痛み、恐れ、喪失感を実在だと信じ、それを唆(そそのか)したエゴに忠誠心を尽くして苦しんできたが、完璧なる真実の光は、それが幻想に過ぎないと教えてくれて、あなたの心を癒してくれるのだ。



4. You can never be deprived of your perfect holiness because its Source goes with you wherever you go. 
  • deprive [dipráiv] : 「奪う、取り上げる、剥奪する」
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、神聖さ、高潔」
  • source [sɔ́ːrs] : 「もと、源、起源」
  • wherever [hwεərévər] : 「どこへ〜しても、どこで〜であろうとも」
❖ "You can never be ~ "「あなたの神聖さの源である神が、あなたがどこへ行こうとも、ともにいるのだから、あなたは、あなたの完璧な神聖さを奪われるとは不可能である」。へたな解説は加えまい。



You can never suffer because the Source of all joy goes with you wherever you go. 
  • joy [dʒɔ́i] : 「喜び、歓喜」
❖ "You can never suffer ~ "「あらゆる喜びの源である神が、あなたがどこへ行こうとも、ともにいるのだから、あなたは心に苦痛を感じることは不可能である」。



You can never be alone because the Source of all life goes with you wherever you go. 
  • alone [əlóun] : 「独りで、孤立して、独力で、単独で」
  • life [láif] : 「命、生命、一生、生涯」
❖ "You can never be ~ "「あらゆる命の源である神が、あなたがどこへ行こうとも、ともにいるのだから、あなたは孤独になることは不可能である」。



Nothing can destroy your peace of mind because God goes with you wherever you go.
  • destroy [distrɔ́i] : 「〜を破壊する、ぶち壊す、破損する」
  • peace [píːs] : 「平和、和平、安らぎ、平安、静けさ、静謐」
❖ "Nothing can destroy ~ "「神は、あなたがどこへ行こうとも、ともにいるのだから、何一つ、あなたの心の平和を破壊することは不可能である」。



5. We understand that you do not believe all this. How could you, when the truth is hidden deep within, under a heavy cloud of insane thoughts, dense and obscuring, yet representing all you see? 
  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、分かる、把握する」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真相、真理、本当のこと」
  • hidden [hídn] : 「hide の過去分詞形、隠された、秘密の」
  • hide [háid] : 「隠す、隠蔽する、秘密にする」
  • within [wiðín] : 「内部で、内側は、内心は、精神的に」
  • under [ʌ́ndər] : 「下に、下の方に」
  • heavy [hévi] : 「重い、ずっしりした、厚い、厚手の」
  • cloud [kláud] : 「雲」
  • insane [inséin] : 「ばかげた、愚かな、常軌を逸した、正気とは思えない」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • dense [déns] : 「濃密な、密度の高い、濃い、深い、濃厚な」
  • obscure [əbskjúər] : 「〜を曖昧にする、見えなくする」
  • represent [rèprizént] : 「〜を表す、描く、描写する、意味する」
❖ "We understand that ~ "「私たちは、あなたがこのすべてを信じてはいないと理解している」。"How could you ~ "「真実が心の奥深くに隠され、狂った思いの雲の下に隠されて、その雲は厚く曖昧であるにも関わらず、あなたが目にするすべてを表しているというのに、あなたはどうして、このすべてを信じられるだろうか」。もちろん、雲とは幻想のこと。狂った思いとは、あらゆる悲しみ、痛み、恐れ、そして喪失感、等々。本文は、簡単に言えば、エゴに支配されたあなたは、まだ、ホーリー・スピリットの真実が信じられない、ということ。



Today we will make our first real attempt to get past this dark and heavy cloud, and to go through it to the light beyond.
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • get past : 「〜のそばを通る、〜を通り抜ける、克服する」
  • dark [dάːrk] : 「暗い、闇の、暗黒の」
  • go through : 「通り抜ける、通過する、体験する、味わう」
  • light [láit] : 「光、光源、ライト、明かり」
  • beyond [bijάnd] : 「〜の向こうに、〜を越えて、〜を過ぎて、〜のかなたに」
❖ "Today we will make our ~ "「今日私たちは、この暗くて重い雲を突っ切って、それを越えた所にある光へと達する、初めての現実的な試みを行うことになる」。いよいよ、あなたの心の中の最も純粋で神聖な部分に突き進むのだ。ホーリー・スピリットの宿る神の祭壇こそが、光である。



6. There will be only one long practice period today. In the morning, as soon as you get up if possible, sit quietly for some three to five minutes, with your eyes closed. 
  • long [lɔ́ːŋ] : 「長い、長くかかる」
  • practice [prǽktis] : 「練習、訓練、演習、実践、実行、履行」
  • period [píəriəd] : 「期間、時期、時間」
  • morning [mɔ́ːrniŋ] : 「朝、午前、夜明け」
  • as soon as : 「〜するとすぐに、〜するや否や」
  • get up : 「起き上がる、立ち上がる、起床する」
  • if possible : 「可能なら、できたら」
  • sit [sít] : 「座る、腰掛ける、着席する」
  • quietly [kwáiətli] : 「静かに、黙って、平穏に」
  • closed [klóuzd] : 「閉ざされた、閉じた」
❖ "There will be only ~ "「今日は、長い練習が一回だけある」。"In the morning ~ "「朝、出来るなら起きてすぐ、3〜5分間、目を閉じて静かに座る」。



At the beginning of the practice period, repeat today's idea very slowly. Then make no effort to think of anything. 
  • at the beginning : 「手始めに、初めに、まず最初は、最初に、当初は」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • slowly [slóuli] : 「ゆっくり、のろのろと」
  • effort [éfərt] : 「努力、尽力、骨折り」
  • think [θíŋk] : 「〜を考える、〜を思う」
❖ "At the beginning of ~ "「練習を始めたら、今日のテーマをゆっくり繰り返し述べる」。"Then make no ~ "「その後、何かを考えようと努力してはいけない」。



Try, instead, to get a sense of turning inward, past all the idle thoughts of the world. 
  • try [trái] : 「試す、やってみる、試みる、企てる」
  • instead [instéd] : 「代わりに、それよりむしろ、そうしないで」
  • sense [séns] : 「感覚、知覚、感触、感じ」
  • inward [ínwərd] : 「内側に向けて、中心へ」
  • turn inward : 「内部に向かう」
  • past [pǽst] : 「〜のそばを過ぎて、〜を過ぎ去って」
  • idle [áidl] : 「動いていない、無意味な、無駄な」
❖ "Try, instead, to get ~ "「その代わり、感覚を内側に向けるよう努める」。"past all the idle ~ "「世界の無意味な思いをすべて無視する」。たとえば、何を食べようかとか、何を着ようか、などと、無駄な思いを通り越す。ここでやっていることは、典型的な東洋的瞑想である。
ACIMのTextにおいては、殊更に瞑想を推奨することはない。もちろん、否定することもない。ただ、瞑想だけに固執することは、覚醒への遠回りな道だということを言いたいのだろう。ACIMは、覚醒への最速最短な方法である。



Try to enter very deeply into your own mind, keeping it clear of any thoughts that might divert your attention.
  • enter [énter] : 「〜に入る、〜に参加する、〜に立ち入る」
  • deeply [díːpli] : 「奥深く、内奥に、徹底的に、完全に」
  • keep [kíːp] : 「保つ、〜の状態にしておく」
  • clear [klíər] : 「澄んだ、きれいな、汚れていない、明快な」
  • divert [divə́ːrt] : 「〜をそらす、転換する」
  • attention [əténʃən] : 「注意、留意、注目」
❖ "Try to enter very ~ "「あなたに自身の心の奥深くへ入って行くように努める」。"keeping it clear ~ "意訳する、「あなたの注意を逸らすかもしれない思いを排除して心をクリーンな状態に保つ」。



7. From time to time, you may repeat the idea if you find it helpful. But most of all, try to sink down and inward, away from the world and all the foolish thoughts of the world. 
  • from time to time : 「時々、折りに触れて」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • find [fáind] : 「発見する、見いだす、気付く、理解する」
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
  • most of all : 「何より、とりわけ、なかんずく」
  • try [trái] : 「試す、やってみる、試みる、企てる」
  • sink [síŋk] : 「沈む、徐々に下がる、落ち込む、沈没する」
  • inward [ínwərd] : 「内側に向けて、中心へ」
  • away from : 「〜から離れて」
  • foolish [fúːliʃ] : 「愚かな、分別のない、ばつが悪い、恥ずかしい」
❖ "From time to time ~ "「時おり、役に立つと思ったら今日のテーマを繰り返し述べてもよい」。"But most of all ~ "「しかし何より、心の内側、奥深くに潜行し、世界と世界の愚かな思いから遠ざかるように努める」。瞑想の鉄則である。



You are trying to reach past all these things. You are trying to leave appearances and approach reality.
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く、〜に連絡する」
  • past [pǽst] : 「〜のそばを過ぎて、〜を過ぎ去って」
  • leave [líːv] : 「〜を残す、〜を任せておく、ある状態のままにしておく」
  • appearance [əpíərəns] : 「外観、外見、見掛け、容姿」
  • approach [əpróutʃ] : 「〜に近づく、〜に接近する」
  • reality [riǽləti] : 「現実性、実在性、現実のこと」
❖ "You are trying ~ "「これらのすべてを通り越して、あなたは心の奥へ達するように努めているのである」。"You are trying ~ "「見掛けを置き去りにして、実在に近づくように努めているのだ」。心の奥深くに潜行することで、幻想から脱して実相に近づいて行く。心の奥底には純粋で神聖な部分があり、そこにホーリー・スピリットが宿っている。また、そこには神の祭壇があり、ここが神とのチャンネルになっている。



8. It is quite possible to reach God. In fact it is very easy, because it is the most natural thing in the world. 
  • quite [kwáit] : 「かなり、なかなか、とても、非常に」
  • possible [pάsəbl] : 「可能性がある、あり得る、なし得る、実行できる」
  • in fact : 「実は、実のところ」
  • easy [íːzi] : 「たやすい、容易な、困難がない」
  • natural [nǽtʃərəl] : 「普通の、ありのままの、自然な」
❖ "It is quite possible ~ "「神に到達することは、極めて可能である」。"In fact it is ~ "「事実、とても簡単である」。"because it is ~ "「なぜなら、それは、世界で一番自然なことだからだ」。幻想のエゴがあなたの心を支配し、神の祭壇を祭る寺院が荒廃していることの方が、よほど不自然である。実在する神の祭壇に到達することは可能であるばかりか、実に簡単で自然なことなのだ。



You might even say it is the only natural thing in the world. The way will open, if you believe that it is possible. 
  • believe [bilíːv] : 「信じる、確信する、信頼する」
❖ "You might even say ~ "「神に到達することは、世界で唯一自然なことだとさえ言っても差し支えない」。"The way will ~ "「もしあなたが、それは可能なのだと信じれば、道は開かれるだろう」。あなたに信じる気持ちがあれば、心の中の幻想の黒雲は晴れて、そこに、神の祭壇へ繋がる道が現れてくる。『叩けよさらば開かれん(Knock, and it shall be opened to you : Matthew 7:7)』とは、そういうことだ。



This exercise can bring very startling results even the first time it is attempted, and sooner or later it is always successful. 
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
  • startling [stάːrtliŋ] : 「驚くべき、衝撃的な」
  • result [rizʌ́lt] : 「結果、結末、成り行き、効果、成果、成績」
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • sooner or later : 「いつかは、遅かれ早かれ」
  • always [ɔ́ːlweiz] : 「いつも、以前からずっと、常にいつでも」
  • successful [səksésfəl] : 「達成できた、思い通りになった、成功した」
❖ "This exercise can ~ "「このエクササイズは、それを初めて試みた時でさえ、非常に驚くほどの結果をもたらしてくれる」。最初から必ずとは言えないかもしれないが、"and sooner or later ~ "「遅かれ早かれ、必ず成功する」。このように確信的に言われると、希望が湧いてくる。勇気が湧いてくる。



We will go into more detail about this kind of practice as we go along. But it will never fail completely, and instant success is possible.
  • detail [ditéil, díːteil] : 「詳細、細部、細目」
  • kind [káind] : 「種類」
  • go along : 「進行する」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
  • completely [kəmplíːtli] : 「完全に、十分に、全面的に、全く」
  • instant [ínstənt] : 「すぐの、即時の」
  • success [səksés] : 「成功、上首尾、上出来、幸運」
❖ "We will go into ~ "「レッスンを進めるにしたがい、私たちは、この種の練習に関するさらなる詳細に突き進むことになる」。"But it will never ~ "「しかし、完全に失敗してしまうなどということは決してないし、すぐにでも成功を手にすることも可能である」。これまた、頼もしい助言ではある。



9. Throughout the day use today's idea often, repeating it very slowly, preferably with eyes closed. Think of what you are saying; what the words mean. 
  • throughout [θruːáut] : 「〜の間中、〜の初めから終わりまで」
  • often [ɔ́fən] : 「しばしば、たびたび、ちょくちょく」
  • slowly [slóuli] : 「ゆっくり、のろのろと」
  • preferably [préfərəbli] : 「好んで、望ましくは、できれば、なるべく」
  • closed [klóuzd] : 「閉ざされた、閉じた」
  • think [θíŋk] : 「〜を考える、〜を思う」
  • mean [míːn] : 「〜を意味する、…とは〜を指す」
❖ "Throughout the day ~ "「一日を通して、ちょくちょく、今日のテーマを用いなさい」。"repeating it ~ "「お好みによって目を閉じ、極めてゆっくりと繰り返すこと」。"Think of what ~ "「あなたが何を言っているのか、その言葉は何を意味しているのか、よく考えなさい」。



Concentrate on the holiness that they imply about you; on the unfailing companionship that is yours; on the complete protection that surrounds you.
  • concentrate on : 「〜に集中する、〜に注意を向ける、〜に焦点を合わせる」
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、神聖さ、高潔」
  • imply [implái] : 「暗に伝える、暗示する、ほのめかす 」
  • unfailing [ʌnféiliŋ] : 「信頼できる、失敗しない、確かな、常に変わらない」
  • companionship [kəmpǽnjənʃìp] : 「交際、交友、親交、交わり」
  • yours [júərz] : 「あなたのもの」
  • complete [kəmplíːt] : 「全部そろった、完全な、全部の」
  • protection [prətékʃən] : 「保護、擁護、防御」
  • surround [səráund] : 「包囲する、囲む、取り囲む」
❖ "Concentrate on the ~ "「その言葉があなたについて示している神聖さに、心を集中させなさい」。神があなたとともにいるということは、あなたが神聖だからだ。その事実に心を集中させなさい。"on the unfailing ~ "「あなたのものである、信頼に足る結びつきについて集中しなさい」。神との結びつきは信頼に足るのであって、その結びつきはあなたのものである。"on the complete ~ "「あなたを包み込んでいる完全な守りについて集中しなさい」。神があなたを完璧に守っているのだという思いに集中しなさい。



10. You can indeed afford to laugh at fear thoughts, remembering that God goes with you wherever you go.
  • indeed [indíːd] : 「実に、本当に、確かに、いかにも、実際には」
  • afford [əfɔ́ːrd] : 「〜をすることができる、〜をする余裕がある」
  • laugh [lǽf] : 「笑うこと、笑い声」
  • laugh at : 「〜を笑う」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、懸念、心配、不安」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
❖ "You can indeed ~ "「あなたは本当に、恐ろしい思いを笑い飛ばすことが出来るのである」。"remembering that ~ "「なぜなら、あなたがどこへ行こうと、神はあなたとともに行くからである」。神とともにあって真実を知れば、幻想など笑い草に過ぎない。心配も、不安も、深い不幸感も、惨めさも、苦痛も、喪失への強烈な恐れも、あなたはすべてを笑い飛ばしてしまうのだ。
 
 
 


W-pI.40.1:1 ~ W-pI.40.3:9

Lesson 40



I am blessed as a Son of God.
  • bless [blés] : 「〜を祝福する、〜を神聖にする、清める、〜を賛美する」
❖ "I am blessed ~ "「私は、神の子として、祝福されている」。「祝福されている」とは、神によって「愛されている」、「守られている」、「信頼されている」、等々の意味合い。神は神の子を愛し、守り、信頼し、祝福するのみであって、神の子の罪を理由に罰することは決してない。
余談になるが、怒れる神、復讐する神、罰する神、試す神、嫉妬する神、等々の旧約聖書の創造神は、したがって、本当の神ではない。グノーシスのある文書には、こんな神はデミウルゴスという名の低級な神であるとまで書かれている。デミウルゴスという名の神がいるかどうかは別として、旧約聖書の神が偽神であることをイエスは見抜いていた。しかし、当時、そんなことを公に口にしたら、確実に冒涜罪として石打の刑に処せられる。イエスは、弟子達に危害が及ばないように、慎重に真実を知らせなくてはならなかった。
1945年、ナグ・ハマディで発見されたトマスの福音書(イエスの言行録)には、イエスがトマスだけに秘密を伝える場面が記されている。他の弟子達がトマスに嫉妬して、イエスが伝えた秘密を教えるようにとトマスに迫る。蒼ざめたトマスは「もし秘密を語ったら、あなた達は私を石で殴り殺すだろう」と言って、秘密を決して語らなかった。石で殴り殺すとは、石打の刑のことで、つまり、神への冒涜罪を意味している。イエスがトマスに伝えた秘密が何であったか、想像に難くない。
さらに余談を一つ。当時のユダヤ教の正式な石打の刑は、神を冒涜した者を縛り、エルサレムの宮殿から突き落とす。幸運な者は、これで死ぬ。不運にも死ななかった者は、漬物石大の石をもってなぶり殺しにされる。石をもって潰されのだ。ご存知のように、イエスは磔刑であったので、ユダヤの法をもって処刑されたのではない。これは、占領軍のローマの法に準じて、ローマへの反乱罪で処刑されたことを示している。反乱罪を背負った罪人は十字架に釘付けにされる。釘と言っても、直径1センチもあろうかという釘で、ほとんどタガネに近い。これを腕の橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃこつ)の間に打ち込んで、十字架に固定する。足は、踝(くるぶし)の下にタガネを打ち込んで固定するのである。多くはこれにより失血死する。失血が不足と判断されると、膝などを叩いて骨折させ、失血を促して死を早める。最後に、槍で腹などを刺して、死を確認するのである。
なぜこんなことを書くかというと、史実をある程度ひも解けば、聖書に書かれた内容の真偽が少しずつ明らかになるからだ。たとえば、マルコやマタイに書かれた『エロイ・エロイ・レマ・サバクタニ』というイエスの言葉は、果たして事実に即したものかどうか、判断がつこうというものだ。・・・(脱線話しをお許しいただきたい)



1. Today we will begin to assert some of the happy things to which you are entitled, being what you are. 
  • begin [biɡín] : 「〜を始める、〜するようになる」
  • assert [əsə́ːrt] : 「断言する、強く主張する」
  • happy [hǽpi] : 「幸福な、満足な、幸せな」
  • be entitled to : 「〜する資格がある、〜を得る資格がある」
❖ "Today we will begin ~ "「今日は、私たちは、あなたがそれに値する幸せなことのいくつかを宣言することから始める」。"being what ~ "分詞構文、理由、「と言うのも、それが本当のあなただからだ」。



No long practice periods are required today, but very frequent short ones are necessary. 
  • long [lɔ́ːŋ] : 「長い、長くかかる」
  • practice [prǽktis] : 「練習、訓練、演習、実践、実行、履行」
  • period [píəriəd] : 「期間、時期、時間」
  • require [rikwáiər] : 「〜を必要とする、求める、〜に要求する、命じる」
  • frequent [fríːkwənt] : 「たびたび起こる、よくある、常習的な」
  • short [ʃɔ́ːrt] : 「短い、短期間の」
  • necessary [nésəsèri] : 「必要な、必須の、欠くことのできない」
❖ "No long practice ~ "「今日は、長めの練習は求められない」。"but very frequent ~ "「しかし、かなり頻繁な短めの練習は必要である」。



Once every ten minutes would be highly desirable, and you are urged to attempt this schedule and to adhere to it whenever possible. 
  • once [wʌ́ns] : 「1回」
  • highly [háili] : 「大いに、非常に、極めて」
  • desirable [dizáiərəbl] : 「望ましい、好ましい、価値のある」
  • urge [ə́ːrdʒ] : 「促す、要請する、勧める」
  • attempt [ətémpt] : 「〜を試してみる、〜を企てる」
  • schedule [skédʒuːl] : 「予定、スケジュール、計画、日程」
  • adhere [ædhíər] : 「着実に実行する、決心を変えない、固執する」
  • whenever [hwènévər] : 「〜するときはいつでも、〜したときはすぐ」
  • possible [pάsəbl] : 「可能性がある、あり得る、なし得る、実行できる」
❖ "Once every ten minutes ~ "「10分に1回の(短めの)練習が、大いに望ましいだろう」。"and you are urged ~ "「あなたは、このスケジュールを試みるように求められ、可能な限り、そのスケジュールに固執するように促されている」。短めのエクササイズではあるが、10分に1回とは、これはかなりきつい。



If you forget, try again. If there are long interruptions, try again. Whenever you remember, try again.
  • forget [fərɡét] : 「〜を忘れる、〜を思い出せない」
  • try [trái] : 「試す、やってみる、試みる、企てる」
  • again [əɡéin] : 「再び、かさねて、この場合もやはり」
  • interruption [ìntərʌ́pʃən] : 「妨害、途切れ、邪魔、障害、中断」
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
❖ "If you forget ~ "「忘れていたら、もう一度やり直す」。"If there are ~ "「長い中断があったら、もう一度やり直す」。"Whenever you ~ "「思い出したら、もう一度やり直す」。



2. You need not close your eyes for the exercise periods, although you will probably find it more helpful if you do. 
  • need [níːd] : 「〜を必要とする、〜する必要がある」
  • close [klóuz] : 「閉じる、閉める」
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • although [ɔːlðóu] : 「〜ではあるが、〜だけれども」
  • probably [prάbəbli] : 「十中八九は、恐らく、多分」
  • find [fáind] : 「気付く、理解する、発見する、見いだす」
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
❖ "You need not close ~ "「練習時に、目を閉じる必要はない」。"although you will ~ "「とは言え、多分、目を閉じれば効果が上がるとわかるだろう」。目を閉じた方がいいと思ったら目を閉じればいいし、そうでなかったら、特に目を閉じる必要はない。



However, you may be in a number of situations during the day when closing your eyes would not be feasible. 
  • however [hauévər] : 「けれども、しかしながら、また一方」
  • a number of : 「多数の、たくさんの、多くの、いくつかの、若干の」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、場所、状態、立場、事情」
  • during [djúəriŋ] : 「〜の間ずっと、〜の期間に、〜の間に」
  • feasible [fíːzəbl] : 「実現可能な、適した、ふさわしい」
❖ "However, you may ~ "「しかし、一日の中には、目を閉じることがふさわしくないような多くの状況にあなたは置かれるかもしれない」。そんなときは、当然、目を閉じる必要はない。



Do not miss a practice period because of this. You can practice quite well under any circumstances, if you really want to.
  • miss [mís] : 「逃す、見逃す、〜を見落とす」
  • practice [prǽktis] : 「〜を実行する、順守する、実践する、実施する」
  • quite [kwáit] : 「かなり、なかなか、とても、非常に」
  • under [ʌ́ndər] : 「下に、下の方に」
  • circumstance [sə́ːrkəmstæ̀ns ] : 「環境、状況、周囲の事情」
  • really [ríəli] : 「実際には、ほんとうは、確かに、本当に」 
❖ "Do not miss a ~ "「目を閉じれないことを理由に、練習を逃(のが)してはいけない」。"You can practice ~ "「あなたが本当に望みさえすれば、どんな環境にあっても、あなたはまったくうまく練習することが出来る」。



3. Today's exercises take little time and no effort. Repeat the idea for today, and then add several of the attributes you associate with being a Son of God, applying them to yourself. 
  • take [téik] : 「〜を要する、必要とする、時間がかかる」
  • effort [éfərt] : 「努力、尽力、骨折り」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • add [ǽd] : 「加える、付け足す、言い足す、書き加える」
  • several [sévərəl] : 「数個の、いくつかの」
  • attribute [ǽtribjùːt] : 「属性、特質、特性、性格」
  • associate [əsóuʃièit] with : 「〜と付き合う、〜を連想する」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
❖ "Today's exercises take ~ "「今日のエクササイズは、時間もかからないし、努力も要しない」。"Repeat the idea ~ "「今日のテーマを繰り返し述べ、次に、あなたが神の子であることから連想するいくつかの属性を付け加える」。"applying them ~ "「それを、あなた自身に向かって適用すればいい」。具体的には次の文。



One practice period might, for example, consist of the following:

        I am blessed as a Son of God
        I am happy, peaceful, loving and contented.
  • for example [iɡzǽmpl] : 「例えば、例として」
  • consist [kənsíst] : 「存在する、ある、成る、成り立つ」
  • following [fάlouiŋ] : 「次に来る、次の、以下の」
  • peaceful [píːsfəl] : 「平和な、穏やかな、のどかな、おとなしい」
  • loving [lʌ́viŋ] : 「愛情を抱いた、愛情がある、愛情あふれる」
  • contented [kənténtid] : 「満足した、満ち足りた」
❖ "One practice period ~ "「たとえば、ある練習では、次のようなことが含まれるかもしれない」。"I am blessed ~ "「私は、神の子として、祝福されている」。"I am happy ~ "「私は幸せであり、平和に満たされ、愛にあふれ、満ち足りている」。これは、あなたが神の子であったら、こうだろうと思う姿を述べればいいのであって、今現在のあなたの姿を忠実に述べる必要はない。いわば、理想像を言えばいいのだ。



Another might take this form:

        I am blessed as a Son of God
        I am calm, quiet, assured and confident.
  • another [ənʌ́ðər] : 「もう一つの、別の、ほかの」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造」
  • calm [kάːm] : 「穏やかな、静かな、落ち着いた、穏和な」
  • quiet [kwáiət] : 「静かな、静粛な、平穏な、穏やかな」
  • assured [əʃúərd] : 「確実な、自信のある、確信を持った、確信して」
  • confident [kάnfədənt] : 「自信のある、確信して、信じて、自信に満ちた」
❖ "Another might take ~ "「また別の練習では、次の形をとるかもしれない」。"I am blessed ~ "「私は、神の子として、祝福されている」。"I am calm, quiet ~ "「私は穏やかで、静かで、自信があり、確信に満ちている」。



If only a brief period is available, merely telling yourself that you are blessed as a Son of God will do.
  • brief [bríːf] : 「短時間の、短い、短命な、手短な、簡潔な」
  • available [əvéiləbl] : 「利用できる、入手できる、得られる」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
❖ "If only a brief period ~ "「もし、短い練習しか出来ないときは、」"merely telling yourself ~ "「神の子として、あなたは祝福されているとあなた自身に向かって言うだけでいいだろう」。
 
 
 



W-pI.39.1:1 ~ W-pI.39.11:3

Lesson 39 



My holiness is my salvation.
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、高潔」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
❖ "My holiness ~ "「私の神聖さは、私の救いである」。あなたが奇跡によって幻想から実相に目覚めたとき、あなたは自分が神聖な神の子であると気が付く。それが、実相的な本当のあなたの救いである。
もちろん、あなたが自分の神聖さに気付いて、キリストとしての役割を担えば、今度はあなたが同胞達の救いを演出することになる。



1. If guilt is hell, what is its opposite? Like the text for which this workbook was written, the ideas used for the exercises are very simple, very clear and totally unambiguous. 
  • guilt [ɡílt] : 「犯罪、あやまち、有罪、罪」
  • hell [hél] : 「地獄、生き地獄、ひどい体験、修羅場」
  • opposite [άpəzit] : 「反対、正反対、逆」
  • written [rítn] : 「writeの過去分詞」
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • simple [símpl] : 「簡素な、簡略した、易しい、難しくない」
  • clean [klíːn] : 「汚れていない、きれいな、欠点のない」
  • totally [tóutəli] : 「全く、完全に、全体的に、全体として」
  • unambiguous [ʌnæmbíɡjuəs] : 「曖昧でない、明白な、はっきりした」
❖ "If guilt is hell ~ "「もし罪の意識が地獄であるなら、その反対は何だろうか」。無辜(むこ)であることが、天の王国におけるあなたの真の姿である。つまり、地獄にも似た罪の意識から救われることが、あなたの天の王国への回帰に繋がる。罪を幻想と認識して赦し、罪を消滅させること、それが贖罪(Atonement)である。"Like the text for ~ "「このワークブックのために書かれたテキストと同じように、エクササイズに用いられる考え方はとてもシンプルで、とても明解で、まったく曖昧さがない」。真実はシンプルである。奇っ怪きわまりない論理で構成された難解な真実など存在しない。



We are not concerned with intellectual feats nor logical toys. We are dealing only in the very obvious, which has been overlooked in the clouds of complexity in which you think you think.
  • be concerned [kənsə́ːrnd ] with : 「〜に関係している、携わっている、〜に関心がある」
  • intellectually [ìntəléktʃuəli] : 「知的に、頭では」
  • feat [fíːt] : 「妙技、業績、技巧、技能」
  • logical [lάdʒikəl] : 「論理にかなった、論理上の、論理的な、論理学の」
  • toy [tɔ́i] : 「おもちゃ、玩具」
  • deal [díːl] : 「扱う、関係する、対処する、対応する」
  • deal in : 「〜を扱う」
  • obvious [ɑ́bviəs] : 「明らかな、疑う余地のない、見え透いた、露骨な」
  • overlook [òuvərlúk] : 「見落とす、見て見ぬふりをする」
  • cloud [kláud] : 「雲」
  • complexity [kəmpléksəti] : 「複雑さ、複雑性、複雑度、複雑なもの」
❖ "We are not concerned ~ "「私たちは、知的な技巧や論理的なおもちゃに関心はない」。簡単に言えば、哲学的な、あるいは神学的な議論には興味がない、ということ。"We are dealing only ~ "「私たちは、極めて明解なことだけを取り扱う」。シンプルな真実だけを述べていく、ということ。"which has been ~ "「それは、あなたが考えていると思っている複雑さの雲の中で見過ごされてきたものである」。真実は簡単な直感などでは把握出来ない複雑な思考過程の末に獲得出来るものだという思い込み、つまり、複雑な論理の雲の中に存在するものだという信念によって、シンプルな真実は見過ごされ、ないがしろにされてきた。
少々脱線するが、ACIMのTextは難解であるという感想は随所に聞かれる。確かに、難解である。しかし、原文を精読し精査していくと、実にシンプルな真実が書かれていることに気付く。これが難解に感じられるのは、Textが弱強五歩格無韻という詩の形態で書かれていることも一因ではあるが、真実は複雑な論理によってのみ把握され得るという思い込みがTextの理解を難しくしている。
さらに蛇足を一つ。Textは、一般的な論理書のような、起承転結的なリニアな書かれ方をしていない。いわば、シンプルな真実がホログラム的にText全体に埋め込まれていて、一点を中心に何度も何度もその周りを回っていく。読者は螺線階段を登って行くように読み進み、気付くと、真実の高見に到達している、というわけである。Text精読のある読者から、同じことをくどくどと何度も何度も書かれているのに閉口し、Text精読はもう読まないと言われたことがある。読む読まないは個人の勝手ではあるが、Text精読もこのWorkbook精読もまた、螺線階段をぐるぐる回りながら登っていく書き方を固持していこうと思っている。ACIMを自学自習によって読み進むには、非常な努力が必要である。勝手な予断を言えば、恐らく95%の人は途中で挫折する。しかし、残る5%が重要な役割を担う。この5%が自分を救い、世界を救うことになる。あなたが95%に属するか、5%に属するか、あなたの自由意思で選択出来るのだ。



2. If guilt is hell, what is its opposite? This is not difficult, surely. The hesitation you may feel in answering is not due to the ambiguity of the question. 
  • difficult [dífikʌ̀lt] : 「困難な、厳しい」
  • surely [ʃúərli] : 「疑いなく、しっかりと、確かに、確実に」
  • hesitation [hèzətéiʃən] : 「ためらい、躊躇、優柔不断」
  • feel [fíːl] : 「感じがする、感じる」
  • answer [ǽnsər] : 「答える、返事する」
  • due [djúː] : 「正当な、当然の、十分な、当然与えられるべき」
  • ambiguity [æ̀mbiɡjúːəti] : 「曖昧なこと、曖昧さ、曖昧性、不明確さ」
  • question [kwéstʃən] : 「質問、疑問、問い、質疑、課題、問題」
❖ "If guilt is hell ~ "「もし罪の意識が地獄であるなら、その反対は何だろうか」。"This is not ~ "「これは難しいことではない、確かに難しくない」。"The hesitation ~ "「あなたがこれに答えることに対して感じるためらいは、質問の曖昧さによるものではない」。むしろ、真実を知ることに対する無意識的な恐れであろう。無意識のどこかで、幻想の生ぬるいお湯の中にいつまでも浸っていたと思っているのだ。その方が、当座、安全だと感じるからだ。



But do you believe that guilt is hell? If you did, you would see at once how direct and simple the text is, and you would not need a workbook at all. No one needs practice to gain what is already his.
  • at once : 「すぐに、瞬時に、早急に、即刻、即座に」
  • direct [dirékt] : 「直接の、直々の」
  • simple [símpl] : 「簡素な、簡略した、易しい、難しくない」
  • need [níːd] : 「〜を必要とする、〜する必要がある」
  • at all : 「全く〜ない、全然〜ない、少しも〜ない」
  • practice [prǽktis] : 「〜を実行する、順守する、実践する、実施する」
  • gain [ɡéin] : 「得る、獲得する」
  • already [ɔːlrédi] : 「すでに、とっくに〜済み」
❖ "But do you believe ~ "意訳する、「しかし、罪の意識こそが地獄なのだと、あなたは信じることが出来るだろうか」。"If you did ~ "「もし信じることが出来るなら、テキストがいかに直接的でシンプルか、即座に見てとれるだろうし、」"and you would not ~ "「このワークブックは、まったく必要ない」。"No one needs ~ "「すでに自分のものであるものを、誰がそれを得ようとして練習する必要があろう」。何を言わんとしているかというと、罪の意識に代表される幻想こそが地獄なのだと認識し、幻想から実相に目覚めることが必須なのだと信じることがあなたの役割だということである。テキストもワークブックも、それをあなたに知らしめるためであって、もしあなたが既に知っているなら、今更ワークブックを学習する必要はない、とまで言っているのだ。



3. We have already said that your holiness is the salvation of the world. What about your own salvation? 
  • said [séd] : 「sayの過去・過去分詞形」
  • What about : 「 〜はどうなるのか、〜はどうなっているか」
❖ "We have already ~ "「私たちはすでに、あなたの神聖さが世界の救いになると言った」。"What about ~ "「では、あなた自身の救いに関してはどうであろう」。世界を救うあなたの神聖さはよいとして、あなた自身は救われているか?



You cannot give what you do not have. A savior must be saved. How else can he teach salvation? 
  • savior [séiviər] : 「救助者、救い手、救済者、救い主」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」
  • teach [tíːtʃ] : 「〜を教える、指導する、学ばせる、悟らせる」
❖ "You cannot give ~ "「あなたは、自分がもっていないものなど与えることは出来ない」。世界を救えるなら、あなたは救われているのだ。"A savior must ~ "「救う者は、救われていなくてはならない」。"How else can ~ "「そうでなかったら、どうして救いを教えることが出来るだろう」。



Today's exercises will apply to you, recognizing that your salvation is crucial to the salvation of the world. 
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • apply [əplái] : 「当てはまる、妥当する、適用される、適合する」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める、受け入れる」
  • crucial [krúːʃəl] : 「極めて重要な」
❖ "Today's exercises will ~ "「今日のエクササイズは、あなたに当てはまる」。"recognizing that ~ "「あなたの救いが、世界の救いにとって極めて重要だと認識されるからだ」。時間的にリニアなこの幻想世界にあっては、まずあなたが幻想から救われ、そのあなたが世界を幻想から救う、という形になる。恐れや罪の意識に代表される幻想を赦し、幻想を消滅させ、贖罪を果たした後に、あなたは世界(同胞)を救うキリストとなる。Textの最終章に、あなたのキリストとしての美しい姿が描かれている。



As you apply the exercises to your world, the whole world stands to benefit.
  • whole [hóul] : 「すべてを含んだ、欠けたものがない」
  • benefit [bénəfit] : 「得をする、利益を得る」
❖ "As you apply ~ "「あなたがエクササイズをあなたの世界に適用していくにしたがい、世界全体が恩恵を被ることになる」。このエクササイズは、あなたがキリストとして世界の同胞を幻想から救い出す第一歩である。



4. Your holiness is the answer to every question that was ever asked, is being asked now, or will be asked in the future. 
  • answer [ǽnsər] : 「答え、回答、返事、応答」
  • question [kwéstʃən] : 「質問、疑問、問い、質疑、課題、問題」
  • ask [ǽsk] : 「〜を尋ねる、質問する、聞く、問う」
  • future [fjúːtʃər] : 「未来、将来、今後、先行き、将来像」
  • in the future [fjúːtʃər] : 「将来は」
❖ "Your holiness is ~ "「あなたの神聖さは、これまで尋ねられたすべての質問に対する答えであり、今も尋ねられているすべての質問、将来に尋ねられるであろうすべての質問に対する答えである」。この世界に生きる中で、なぜあなたは苦と痛みを感じるのか、なぜ罪と罰の意識に嘖まれ、どうすればそこから抜け出せるのか、虚偽と真実を見極めるにはどうすればいいのか、本当の救いとは何なのか、等々の質問に対する答えは、あなたの神聖さだ、という。つまり、あなたが幻想から実相へ目覚め、あなたが神の創造した神聖な神の子であると自覚することが、疑問に対する答えのすべてだ、ということである。



Your holiness means the end of guilt, and therefore the end of hell. Your holiness is the salvation of the world, and your own. 
  • mean [míːn] : 「〜を意味する、…とは〜を指す」
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って、だから」
❖ "Your holiness means ~ "「あなたの神聖さは、罪の終焉を意味し、したがって、地獄の終わりを告げる」。真実を見抜くあなたの神聖さは、罪も地獄も幻想に過ぎないと見抜くのだ。"Your holiness is ~ "「あなたの神聖さは、この世界の救いであり、あなた自身の救いである」。



How could you to whom your holiness belongs be excluded from it? God does not know un-holiness. Can it be He does not know His Son?
  • belong [bilɔ́ːŋ] : 「属する、所属する」
  • exclude [iksklúːd] : 「〜を排除する、締め出す、〜を除く、除外する」
❖ "How could you ~ "「あなたの神聖さが宿るあなたは、どうして神聖さを排除することが出来よう」。神の子であるあなたから、神聖さという属性を排除することは不可能なのだ。神がそのように創造したからだ。"God does not ~ "「神は、神聖でないことを知らない」。神の住む実相世界は一元論世界であり、神聖さは存在するが非神聖さは存在しない。対立概念は存在しないのだ。"Can it be He does ~ "「神が神の子のことを知らないなどということがあり得ようか」。神が神の子は神聖だと知らないことはあり得ない。神は神の子が神聖だと知っている。したがって、神の子であるあなたは確実に神聖なのだ、ということ。あなたの神聖さは神のお墨付きなのだ。ACIM正統派を自認する、どこぞの団体が公認するレベルとは、まったくレベルが違うのだ。



5. A full five minutes are urged for the four longer practice periods for today, and longer and more frequent practice sessions are encouraged. 
  • full [fúl] : 「いっぱいの、満ちた、最大限の、充実した、活動的な」
  • urge [ə́ːrdʒ] : 「促す、要請する、勧める」
  • frequent [fríːkwənt] : 「たびたび起こる、よくある、常習的な」
  • session [séʃən] : 「時間、期間、開催、演奏」
  • encourage [inkə́ːridʒ] : 「勧める、奨励する、働きかける、促す」
❖ "A full five minutes ~ "「たっぷり5分間が、今日の4回の長めの練習に求められる」。"and longer and ~ "「またそれより長く、より頻繁な練習もお勧めである」。今日は、5分間4回にこだわる必要はない。



If you want to exceed the minimum requirements, more rather than longer sessions are recommended, although both are suggested.
  • exceed [iksíːd] : 「超える、上回る、突破する」
  • minimum [mínəməm] : 「最小の、最小限の、最低限の」
  • requirement [rikwáiərmənt] : 「要求されること、必要条件、要件」
  • rather than : 「〜よりはむしろ、かえって」
  • recommend [rèkəménd] : 「〜を推薦する、〜を薦める」
  • although [ɔːlðóu] : 「〜ではあるが、〜だけれども」
  • suggest [səgdʒést] : 「〜を提案する、示唆する、暗示する」
❖ "If you want to exceed ~ "「最小限の要件を越えたいと思うなら、〜とは言え、長めの練習よりは回数を多くすることが勧められる」。"although both ~ "「両方が提示されたとは言え」。



6. Begin the practice periods as usual, by repeating today's idea to yourself. 
  • begin [biɡín] : 「〜を始める、〜するようになる」
  • as usual : 「いつもの通り、いつものように、常のごとく、例によって」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
❖ "Begin the practice ~ "「今日のテーマをあなたに自身に向かって繰り返し述べ、いつものように練習を開始する」。



Then, with closed eyes, search out your unloving thoughts in whatever form they appear; uneasiness, depression, anger, fear, worry, attack, insecurity and so on. 
  • closed [klóuzd] : 「閉ざされた、閉じた」
  • search [sə́ːrtʃ] : 「探査する、調査する、探す、捜索する」
  • unloving [ʌnlʌ́viŋ] : 「愛情のない、愛情を表さない」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • whatever [hwʌtévər] : 「〜するのは何でも、どんなものが〜でも」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • appear [əpíərəns] : 「〜のように見える、〜と思われる」
  • uneasiness [ʌníːzinəs] : 「不安、心配、困惑」
  • depression [dipréʃən] : 「落ち込み、意気消沈、絶望、鬱」
  • anger [ǽŋɡər] : 「怒り、憤り」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、懸念、心配、不安」
  • worry [wə́ːri] : 「不安、心配、気掛かり、気苦労、懸念、憂慮」
  • attack [ətǽk] : 「攻撃、暴行、襲撃」
  • insecurity [ìnsikjúərəti] : 「不安定、危険な状態、不安感、不安な気持ち」
  • and so on : 「〜など」
❖ "Then, with closed eyes ~ "「その後目を閉じて、愛の欠けた思いがどんな形に見えようとも、それを探査する」。愛の欠けた思いとは、"uneasiness, depression ~ "「心配であり、落ち込み、怒り、恐れ、攻撃性、不安、等々である」。



Whatever form they take, they are unloving and therefore fearful. And so it is from them that you need to be saved.
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って、だから」
  • hurt [hə́ːrt] : 「〜を傷つける」
  • fearful [fíərfəl] : 「恐ろしい、ものすごい」
  • need [níːd] : 「〜を必要とする、〜する必要がある」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」
❖ "Whatever form they ~ "「愛の欠けた思いがどんな形をとろうとも、それは愛が欠けており、したがって、恐れに満ちている」。"And so it is ~ "「したがって、あなたが救われなければならないのは、そういった思いからである」。愛に欠けた思いとは、したがって、幻想が生み出す恐れである。そういった幻想から、あなたは救われる必要がある。



7. Specific situations, events or personalities you associate with unloving thoughts of any kind are suitable subjects for today's exercises. 
  • specific [spisífik] : 「具体的な、詳しい、明確な」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、場所、状態、立場、事情」
  • event [ivént] : 「出来事、事件、事象、成り行き」
  • personality [pə̀ːrsənǽləti] : 「人、人物、個性、魅力」
  • associate [əsóuʃièit] with : 「〜と付き合う、〜を連想する」
  • of any kind : 「いかなる種類の」
  • suitable [súːtəbl] : 「ふさわしい、適切な」
  • subject [sʌ́bdʒikt] : 「対象、題材、被写体、主題、題目」
❖ "Specific situations ~ "「どんな愛のない思いであれ、あなたがそれを連想するような具体的な状況、出来事、個人は、今日のエクササイズに適する対象である」。あなたが嫌な感情を抱く状況、怒りを感じる出来事、嫌悪感を抱かずにはいられない人、そういったものは、今日のエクササイズに最適な対象である。



It is imperative for your salvation that you see them differently. And it is your blessing on them that will save you and give you vision.
  • imperative [impérətiv] : 「必須の、欠かせない、不可避の」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • differently [dífərəntli] : 「異なって、違って、そうではなく、別に」
  • blessing [blésiŋ] : 「祝福、恩恵、幸運」
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚、視力」
❖ "It is imperative ~ "「あなたがそれらを異った形で見ることは、あなたの救いにとって必須である」。愛のない思いを抱かせる対象は幻想であり、あなたの神聖さでヒーリングする必要のある対象なのだ。あなたはヒーリングすることで対象を救い、同時にあなたも救われるのである。"And it is your blessing ~ "強調構文、「あなたを救い、あなたにヴィジョンを与えてくれるのは、それらの対象に対するあなたの祝福である」。祝福とは、ここでは、愛をもってヒーリングすること。対象に対して、愛をもって真実を示すこと。幻想の黒雲を払拭してあげるのだ。



8. Slowly, without conscious selection and without undue emphasis on any one in particular, search your mind for every thought that stands between you and your salvation. 
  • slowly [slóuli] : 「ゆっくり、のろのろと」
  • without [wiðáut] : 「〜なしで、〜を持たずに」
  • conscious [kάnʃəs] : 「意識的な、気にしている、意図的な」
  • selection [silékʃən] : 「選ぶこと、選択、えりすぐり」
  • undue [ʌndjúː] : 「過度の、必要以上の、適切でない」
  • emphasis [émfəsis] : 「注目、重要視、重点を置くこと、強調、強意」
  • in particular : 「特に、とりわけ、格別に、詳細に、特別に」
  • stand [stǽnd] : 「立つ、立っている」
  • between [bitwíːn] A and B: 「AとBとの間に、AないしB」
❖ "Slowly, without conscious ~ "「意識的な選択をすることなく、また特別に何か一つに過度の重点を置くことなく、ゆっくりと、あなたとあなたの救いの間に立ちふさがっているあらゆる思いをあなたの心の中に探しなさい」。



Apply the idea for today to each of them in this way:

        My unloving thoughts about ______ are keeping me in hell. 
        My holiness is my salvation.
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
  • keep [kíːp] : 「保つ、〜の状態にしておく」
❖ "Apply the idea ~ "「その一つ一つに対して、次のように今日のものの見方を適用しなさい」。"My unloving thoughts ~ "「〜についての私の愛のない思いは、私を地獄に留めおく」。"My holiness is ~ "「私の神聖さは、私の救いである」。たとえば、「私を裏切った友人に対する私の憎悪感は、私を地獄に留めおくが、しかし、神の子としての私の神聖さはその憎悪感をヒーリングし、私を地獄から救ってくれる」。



9. You may find these practice periods easier if you intersperse them with several short periods during which you merely repeat today's idea to yourself slowly a few times. 
  • find [fáind] : 「発見する、見いだす、気付く、理解する」
  • easy [íːzi] : 「たやすい、容易な、困難がない」
  • intersperse [ìntərspə́ːrs] : 「まき散らす、〜を間隔をおいて配置する」
  • several [sévərəl] : 「数個の、いくつかの」
  • short [ʃɔ́ːrt] : 「短い、短期間の」
  • during [djúəriŋ] : 「〜の間ずっと、〜の期間に、〜の間に」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • few [fjúː] : 「少ない、わずかの、少数の」
❖ "You may find these ~ "「もしあなたが〜すれば、これらの練習がより簡単だと気付くかもしれない」。"if you intersperse ~ "「数回、ゆっくりとあなた自身に向かって今日のテーマをただ単に繰り返すという何回かの短い練習を、(長めの練習の)間に挟むなら、」これらの練習がより簡単だと気付くかもしれない。短めの練習も頻繁にやれ、ということ。その時は、今日のテーマを繰り返すだけでいい。



You may also find it helpful to include a few short intervals in which you just relax and do not seem to be thinking of anything. 
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
  • include [inklúːd] : 「含める、含有する、包含する」 
  • interval [íntərvəl] : 「隔たり、間隔、合間」
  • relax [rilǽks] : 「リラックスする、ゆっくりする、くつろぐ」
❖ "You may also find ~ "「あなたは、リラックスするだけで何も考えないような短い時間を何回か含めることが(エクササイズの)助けになるとわかるかも知れない」。リラックス・タイムも差し挟め、ということ。



Sustained concentration is very difficult at first. It will become much easier as your mind becomes more disciplined and less distractible.
  • sustained [səstéind] : 「持続した、息の長い」
  • concentration [kὰnsəntréiʃən ] : 「集中、専念、精神集中」
  • difficult [dífikʌ̀lt] : 「困難な、厳しい、苦しい、つらい」
  • at first : 「最初は、初めは、当初は」
  • become [bikʌ́m] : 「〜になる」
  • discipline [dísəplin] : 「〜を訓練する、〜に規律を守らせる」
  • less [lés] : 「より少なく」
  • distractible [distrǽktəbl] : 「注意散漫な、ほかの事に気を取られて」
❖ "Sustained concentration ~ "「初めは、集中力を持続するのはとても難しい」。でも、"It will become ~ "「あなたの心がもっと訓練され、気が散らなくなるにしたがい、集中力の持続はずっと容易になるだろう」。



10. Meanwhile, you should feel free to introduce variety into the exercise periods in whatever form appeals to you. 
  • meanwhile [míːnhəwàil ] : 「間に、その間の時間、それと同時に、その一方で」
  • introduce [ìntrədjúːs] : 「取り入れる、取り込む、導入する、招く、紹介する」
  • variety [vəráiəti] : 「変化に富むこと、多様性、多様さ」
  • appeal [əpíːl] : 「気に入る、興味をそそる、魅力がある」
❖ "Meanwhile, you ~ "「一方、エクササイズの中に、あなたの気に入るどんな形の変化であっても、それを導入してもいいと感じてしかるべきだ」。下手な訳で申し訳ない。自由に変化付けをしてもいい、ということ。



Do not, however, change the idea itself as you vary the method of applying it. 
  • change [tʃéindʒ] : 「〜を変える、〜を変更する、〜を変換する」
  • vary [vέəri] : 「〜を変える、〜を変化させる」
  • method [méθəd] : 「方法、方式、手法、方途」
❖ "Do not, however ~ "「とは言うものの、あなたがそれを適用する手法を変えるとき、今日のテーマ自体は変えてはいけない」。



However you elect to use it, the idea should be stated so that its meaning is the fact that your holiness is your salvation. 
  • elect [ilékt] : 「選ぶ、選択する、決める」
  • state [stéit] : 「述べる、はっきり言う、提示する」
  • so that : 「〜できるように、〜するために、その結果」
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、意図、真意」
  • fact [fǽkt] : 「事実、真相、現実、実際」
❖ "However you elect ~ "「あなたは変化付けを利用すると選択したとしても、その変化付けされたもののもつ意味が、あなたの神聖さがあなたの救いであるという事実であるように、今日のテーマは述べられるべきだ」。つまり変化付けは自由だが、今日のテーマに合致しないような意味合いを含んではいけない、ということ。



End each practice period by repeating the idea in its original form once more, and adding:

        If guilt is hell, what is its opposite?
  • end [énd] : 「終わらせる、やめる、締めくくる」
  • original [ərídʒənl] : 「最初の、初めての、初代の」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • once more : 「もう一度繰り返して」
  • add [ǽd] : 「加える、付け足す、言い足す、書き加える」
  • opposite [άpəzit] : 「反対、正反対、逆」
❖ "End each practice ~ "「もう一度今日のものの見方をオリジナルな形で繰り返し述べ、次のように言い添えて、各練習を終える」。"If guilt is hell ~ "「もし罪の意識が地獄であるなら、その反対は何だろうか」。



11. In the shorter applications, which should be made some three or four times an hour and more if possible, you may ask yourself this question, repeat today's idea, and preferably both. 
  • short [ʃɔ́ːrt] : 「短い、短期間の」
  • application [æ̀pləkéiʃən] : 「適用、応用、活用、利用、充当」
  • if possible : 「可能なら、できたら」
  • ask [ǽsk] : 「〜を尋ねる、質問する、聞く、問う」
  • question [kwéstʃən] : 「質問、疑問、問い、質疑、課題、問題」
  • preferably [préfərəbli] : 「好んで、望ましくは、できれば、なるべく」
  • both [bóuθ] : 「両方、双方、両者」
❖ "In the shorter ~ "「短めの適用は1時間に3〜4回、出来ればもっと多くするべきなのだが、その適用においては、あなたは自分自身に先の問い掛けをし、今日のものの見方を繰り返し、出来れば、先の問い掛けと今日のものの見方の両方を述べればいい」。短めの練習においても、「もし罪の意識が地獄であるなら、その反対は何だろうか」という問い掛けと「私の神聖さが、私の救いである」という今日のテーマの両方を宣言すればいい。



If temptations arise, a particularly helpful form of the idea is:

        My holiness is my salvation from this.
  • temptation [temptéiʃən] : 「誘惑、衝動、誘惑物」
  • arise [əráiz] : 「起こる、生じる、現れる、生まれる、発生する」
  • particularly [pərtíkjulərli] : 「特別に、とりわけ、かなりの程度、非常に」
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
❖ "If temptations arise ~ "「もし誘惑が生じたら、今日のものの見方の特別に有用な形は次のようになる」。"My holiness is ~ "「私の神聖さは、この誘惑からの救いである」。"temptation"「誘惑」が生じたらとは、心配、落ち込み、怒り、恐れ、攻撃性、不安、等々の愛なき思いがあなたの心に忍び込んで来たら、ということ。エゴの囁(ささや)きだと思えばいい。そんな思いを駆逐してくれるのもまた、あなたの神聖さである。
 
 
 


W-pI.38.1:1 ~ W-pI.38.6:2

Lesson 38



There is nothing my holiness cannot do.
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、高潔」
❖ "There is nothing ~ "「私の神聖さが出来ないことなど何もない」。どんな奇跡でも起こせるということ。どんなヒーリングも可能である。つまり、幻想世界のあらゆる制限を超越して、実相的な真実ならどんなことでも実現可能なのだ。



1. Your holiness reverses all the laws of the world. It is beyond every restriction of time, space, distance and limits of any kind. 
  • reverse [rivə́ːrs] : 「逆転する、反転する」
  • law [lɔ́ː] : 「法、法律、法規、法令」
  • beyond [bijάnd] : 「〜の向こうに、〜を越えて、〜のかなたに」
  • restriction [ristríkʃən] : 「制約、制限」
  • space [spéis] : 「空間、余白、場所、スペース、空き地」
  • distance [dístəns] : 「距離、間隔、隔たり」
  • limit [límit] : 「限度、制限、境界、限界」
  • of any kind : 「いかなる種類の」
❖ "Your holiness ~ "「あなたの神聖さは、この世界のあらゆる法則を反転する」。幻想世界の法則とは、物理法則も含め、エゴの思考システムが定めた法則のすべてである。あなたが神聖な神の子として実相に目覚めることが出来れば、幻想世界のあらゆる法則を超越出来る。逆転させることも可能なのだ。"It is beyond every ~ "「あなたの神聖さは、時間と空間、隔たりの制限を超越し、あらゆる種類の制限を超越する」。
今、あなたが時間を超越して過去に戻ろうとしても、あるいは、一瞬にして南極の極点に立とうとしても、おそらく何も起こらないだろう。悲しく思う必要はない。ここに書かれてあることはあなたの最終的な姿であって、今現在のあなたの姿を表したものではないと思えばいいのだ。あなたの今の役割は、したがって、ACIMを信じてレッスンを続けることである。



Your holiness is totally unlimited in its power because it establishes you as a Son of God, at one with the Mind of his Creator.
  • totally [tóutəli] : 「全く、完全に、全体的に、全体として」
  • unlimited [ʌnlímitid] : 「制限のない、無制限の、自由な、無条件の」
  • power [páuər] : 「力、能力、勢力、権限、権威」
  • establish [istǽbliʃ] : 「確立する、設立する、制定する、成立させる」
  • at one with : 「〜と一体になって、〜と気持ちが一つになって」
  • creator [kriéitər] : 「創造者、創作者、創設者」
❖ "Your holiness is ~ "「あなたの神聖さは、そのパワーにおいて、全く制限を受けない」。あなたの神聖さは、幻想世界のあらゆる法則を超越するパワーを秘めている、ということ。"because it establishes ~ "「なぜなら、あなたの神聖さは、神の子としてあなたを確立したからであり、創造主である神の心と一体だからである」。いわば、神からのお墨付きなのだ。



2. Through your holiness the power of God is made manifest. Through your holiness the power of God is made available. 
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • manifest [mǽnəfèst] : 「明白な、明らかな、明らかにする」
  • available [əvéiləbl] : 「利用できる、入手できる、得られる」
❖ "Through your holiness ~ "「あなたの神聖さを通して、神のパワーが顕在化される」。神聖な神の子として、あなたは、神から継承した神のパワーを顕在化出来る。たとえば、奇跡を起こして、真実を現実化出来るのだ。"Through your holiness ~ "「あなたの神聖さを通して、神のパワーは手に入る」。あなたが、自分は神の子であると知ったとき、神から継承した神の属性のすべてを思い出して、神のパワーはあなたの手元に戻ってくる。同時に、あなたが同胞も神の子であると知ることで、神の子と認識された同胞もまた神のパワーを取り戻すことが出来るのだ。



And there is nothing the power of God cannot do. Your holiness, then, can remove all pain, can end all sorrow, and can solve all problems. 
  • remove [rimúːv] : 「取り除く、取り去る、取り外す、除去する」
  • pain [péin] : 「痛み、痛覚、苦痛」
  • end [énd] : 「終わらせる、やめる、締めくくる」
  • sorrow [sάrou] : 「悲しみ、悲哀」
  • solve [sάlv] : 「解く、解決する」
  • problem [prάbləm] : 「問題、課題、困難な状況」
❖ "And there is nothing ~ "「そして、神のパワーに出来ないことなど何もない」。"Your holiness ~ "「それなら、あなたの神聖さは、あらゆる痛みを取り除くことが出来、」"can end all ~ "「あらゆる悲しみを終焉させることが出来、」"and can solve ~ "「あらゆる問題を解決することが出来る」。神のパワーを継承したあなたには、出来ないことなど何もない。幻想世界に生きる痛み、悲しみ、難問、それらはすべて幻想であって、奇跡によって幻想から目覚めることが出来れば、すべては消滅してしまう。神聖なあなたには、それを実現するパワーが備わっているのだ。奇跡によるヒーリングのパワーである。



It can do so in connection with yourself and with anyone else. It is equal in its power to help anyone because it is equal in its power to save anyone.
  • connection [kənékʃən] : 「つながり、結合、接続、関係、関連」
  • in connection with : 「〜に関連して」
  • equal [íːkwəl] : 「〜と等しい、同等の、程度が等しい、均等な、平等な」
  • help [hélp] : 「助ける、手助けする、手伝う、救う、救済する」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」
❖ "It can do so ~ "「あなた自身や他の人達との関連性において、あなたの神聖さは、そうしたことを実行出来る」。幻想世界に生きる痛み、悲しみ、難問、それらがあなた個人に限定したものであれ、他者との関連性において生じたものであれ、あなたの神聖さは奇跡を通して、それらを消滅させることが出来る。"It is equal in ~ "「あなたの神聖さは、誰かを救うためのパワーにおいて平等であるから、それは、誰かを助けるパワーにおいても平等である」。誰かを救うことも、誰かの助力になることも、共に、幻想からの目覚めを推し進めるものであるから、あなたの神聖さがもつパワーは誰に対しても平等に作用する。奇跡には序列はないのだ。神聖さがもつパワーに序列はない。ヒーリングに序列はない。序列がないのだから、差別や区別をする必要はなく、おしなべて平等である。



3. If you are holy, so is everything God created. You are holy because all things He created are holy. And all things He created are holy because you are. 
  • holy [hóuli] : 「神聖な、聖なる」
  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」
❖ "If you are holy ~ "「もしあなたが神聖なら、神の創造したものはすべて神聖である」。"You are holy ~ "「神の創造したものはすべて神聖であるから、あなたは神聖である」。"And all things ~ "「あなたが神聖であるから、神の創造したものはすべて神聖である」。要するに、神が創造したものはすべて神聖であり、神は神聖ではないものを創造することは原理的に出来ないのだ。



In today's exercises, we will apply the power of your holiness to all problems, difficulties or suffering in any form that you happen to think of, in yourself or in someone else. 
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
  • problem [prάbləm] : 「問題、課題、困難な状況」
  • difficulty [dífikʌ̀lti] : 「困難、難事、難儀、面倒なこと、問題」
  • suffering [sʌ́fəriŋ] : 「苦しみ、苦痛、悩み」
  • in any form : 「いかなる種類のものであれ」
  • happen [hǽpən] : 「たまたま〜する、偶然〜する」
❖ "In today's exercises ~ "「今日のエクササイズにおいて、私たちは、あなた自身の中に、あるいは他の人の中に、あなたがたまたま思いついたいかなる形の問題、困難、苦痛のすべてに対して、あなたの神聖さがもつパワーを適用することになる」。



We will make no distinctions because there are no distinctions.
  • distinction [distíŋkʃən] : 「差異、区別」
  • make no distinction : 「区別しない、差別しない」
❖ "We will make no ~ "「区別など存在しないので、私たちは一切区別をしない」。あなたがたまたま思いついたすべての問題、困難、苦痛に対して、区別することなく、今日のものの見方を適用していく。



4. In the four longer practice periods, each preferably to last a full five minutes, repeat the idea for today, close your eyes, and then search your mind for any sense of loss or unhappiness of any kind as you see it. 
  • long [lɔ́ːŋ] : 「長い、長くかかる」
  • practice [prǽktis] : 「練習、訓練、演習、実践、実行、履行」
  • period [píəriəd] : 「期間、時期、時間」
  • preferably [préfərəbli] : 「好んで、望ましくは、できれば、なるべく」
  • last [lǽst] : 「〜を存続させる、〜を持ちこたえる」
  • full [fúl] : 「いっぱいの、満ちた、最大限の、充実した、活動的な」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • close [klóuz] : 「閉じる、閉める」
  • search [sə́ːrtʃ] : 「探す、捜索する、探し出す」
  • sense [séns] : 「感覚、知覚、感触、感じ」
  • loss [lɔ́s] : 「失うこと、喪失、紛失」
  • unhappiness [ʌnhǽpinis] : 「不運、不幸、悲運、不遇、惨めさ、悲哀」
  • of any kind : 「いかなる種類の」
❖ "In the four longer ~ "「4回の長めの練習、各々出来れば5分間たっぷりと続けることが好ましいのだが、その練習においては、」"repeat the idea ~ "「今日のテーマを繰り返し述べ、目を閉じ、次に、あらゆる種類の喪失感や不幸な思いなどを探して、見たままに、あなたの心の中を探査していく」。



Try to make as little distinction as possible between a situation that is difficult for you, and one that is difficult for someone else. 
  • distinction [distíŋkʃən] : 「差異、区別」
  • make a distinction between : 「〜の間に差別をつける、〜を見分ける」
  • try [trái] : 「試す、やってみる、試みる、企てる」
  • as A as possible [pάsəbl] : 「できるだけAの」
  • between [bitwíːn] A and B: 「AとBとの間に、AないしB」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、場所、状態、立場、事情」
  • difficult [dífikʌ̀lt] : 「困難な、厳しい、苦しい、つらい」
❖ "Try to make as little ~ "「あなたに困難を強いる状況と、他者に困難を強いる状況の間に、出来るだけ差別を設けないようにしなさい」。実相的にはあなたと他者は自他一如なのだから、区別や差別を設ける方が不自然なのだ。あなたの苦と痛みは他者の苦と痛みであり、他者の苦と痛みはあなたの苦と痛みである。



Identify the situation specifically, and also the name of the person concerned. 
  • identify [aidéntəfài] : 「特定する、〜を同一視する、同定する」
  • specifically [spisífikəli] : 「特に、明確に、はっきりと、具体的に」
  • person [pə́ːrsn] : 「人、人間、人物」
  • concerned [kənsə́ːrnd] : 「関係している、関与している、心配している」
❖ "Identify the situation ~ "「状況を具体的に特定し、また、関係している人物の名前も具体的に特定しなさい」。



Use this form in applying the idea for today:

        In the situation involving ______ in which I see myself, 
        there is nothing that my holiness cannot do.
        In the situation involving ______ in which ______ sees himself, 
        there is nothing my holiness cannot do.
  • use [juːz] : 「使う、利用する、生かす、働かせる」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造、現れ、姿、体つき」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
  • involve [invɑ́lv] : 「〜を含む、伴う、巻き込む、関与させる」
❖ "Use this form ~ "「今日のものの見方を適用するに当たって、次のような形を用いる」。"In the situation ~ "「〜を含む状況にあって、私は私自身をその中に見ているのだが、私の神聖さが出来ないことなど何もない」。"In the situation ~ "「〜を含む状況にあって、〜さんは彼自身をその中に見ているのだが、私の神聖さが出来ないことなど何もない」。あなた自身、あるいは他者自身が関係した状況を思い浮かべたら、それがどんな状況であっても、あなたの神聖さが出来ないことは何もないと宣言するのである。あなたの神聖さが奇跡を起こし、ヒーリング出来るのだと宣言するのだ。



5. From time to time you may want to vary this procedure, and add some relevant thoughts of your own. 
  • from time to time : 「時々、折りに触れて」
  • vary [vέəri] : 「〜を変える、〜を変化させる」
  • procedure [prəsíːdʒər] : 「手順、手続き、やり方、行動、行為」
  • add [ǽd] : 「加える、付け足す、言い足す、書き加える」
  • relevant [réləvənt] : 「関係のある、関連性のある」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
❖ "From time to time ~ "「時おりあなたは、こういった手順を変えて、あなた自身に関係する思いを付け加えたいと思うかもしれない」。たとえば、なぜあなたの神聖さが何でも出来るのかという理由(あなたの思い)を付け加えたくなるかもしれない。



You might like, for example, to include thoughts such as:

        There is nothing my holiness cannot do because 
        the power of God lies in it.
  • for example [iɡzǽmpl] : 「例えば、例として」
  • include [inklúːd] : 「含める、含有する、包含する」 
  • lie [lái] : 「ある、存在する」
❖ "You might like ~ "「たとえば、あなたは次のような思いを含ませたいと思うかもしれない」。"There is nothing ~ "「私の神聖さの中に神のパワーが宿っているので、私の神聖さが出来ないことなど何もない」。



Introduce whatever variations appeal to you, but keep the exercises focused on the theme, "There is nothing my holiness cannot do." 
  • introduce [ìntrədjúːs] : 「取り入れる、取り込む、導入する、招く、紹介する」
  • whatever [hwʌtévər] : 「〜するのは何でも、どんなものが〜でも」
  • variation [vὲəriéiʃən] : 「変化、変動」
  • appeal [əpíːl] : 「気に入る、興味をそそる、魅力がある」
  • keep [kíːp] : 「保つ、〜の状態にしておく」
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • focus [fóukəs] : 「〜を焦点に合わせる、集中させる」
  • theme [θíːm] : 「話題、論題、テーマ、主題」
❖ "Introduce whatever ~ "「あなたが気に入る変化づけは何でも取り込んでいいが、」"but keep the exercises ~ "「エクササイズは、『私の神聖さが出来ないことなど何もない』というテーマに焦点を当てるようにしなさい」。"variation"「変化づけ」とは、前文で「私の神聖さの中に神のパワーが宿っているので」という部分を、あなたの気に入るように変えてもいい、という意味。たとえば、「私の神聖さの中にはホーリー・スピリットが宿っているので」と言い換えてもいい。あるいは、「私の神聖さは神から継承したものであるから」とか、「私の神聖さは神が創造したものだから」等々。



The purpose of today's exercises is to begin to instill in you a sense that you have dominion over all things because of what you are.
  • purpose [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • begin [biɡín] : 「 始まる、始める、開始する」
  • instill [instíl] : 「吹き込む、教え込む、植え付ける」
  • sense [séns] : 「感覚、知覚、感触、感じ」
  • dominion [dəmínjən] : 「支配、支配力、支配権、主権、統治」
  • have dominion over : 「〜を支配する」
❖ "The purpose of today's ~ "「今日のエクササイズの目的は、あなたの中に、that以下の感覚を植え込み始めることにある」。"that you have ~ "「本当のあなたゆえに、あなたはあらゆるものを支配している」という感覚をあなたに植え込むことが目的である。"because of what you are"「本当のあなたゆえに」とは、あなたは本当は神の子だから、という意味合い。「あらゆるものを支配している」と言うと、少々物騒に聞こえるが、ここのあらゆるものとは、幻想のすべて、ということである。たとえば、夜見る夢のすべては、あなたの無意識が作り出しているので、あなたは夢のすべてを支配していると言える。同様に、この幻想世界のすべては、神の子が夢の中で描いているイメージに過ぎないので、実相的な存在としてのあなたは、そのすべてを支配しているわけだ。
支配しているわりには、苦と痛みに嘖まれる日々である。その理由は、支配しているはずの夢の中にあなたが飲み込まれているからだ。だから、悪夢から目覚める必要があり、目覚めた状態が、神の子としての本当のあなた、ということになる。



6. In the frequent shorter applications, apply the idea in its original form unless a specific problem concerning you or someone else arises, or comes to mind. 
  • frequent [fríːkwənt] : 「たびたび起こる、よくある、常習的な」
  • short [ʃɔ́ːrt] : 「短い、短期間の」
  • application [æ̀pləkéiʃən] : 「適用、応用、活用、利用、充当」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
  • original [ərídʒənl] : 「最初の、初めての、初代の」
  • unless [ənlés] : 「〜でない限り、〜である場合を除いて」
  • specific [spisífik] : 「具体的な、詳しい、明確な」
  • problem [prάbləm] : 「問題、課題、困難な状況」
  • concern [kənsə́ːrn] : 「〜に関係する、〜と関係がある、〜にかかわる」
  • arise [əráiz] : 「起こる、生じる、現れる、生まれる、発生する」
❖ "In the frequent shorter ~ "「頻繁に行う短めの適用では、あなたや他の誰かに関わる具体的な問題が生じたり心に思い浮かばない限り、今日のものの見方を元の形で適用する」。



In that event, use the more specific form in applying the idea to it.
  • in that event : 「その場合には」
  • use [juːz] : 「使う、利用する、生かす、働かせる」
❖ あなたや他の誰かに関わる具体的な問題が生じたり心に思い浮んだなら、"In that event ~ "「その時は、今日のものの見方をそれに適用するにあったて、より具体的な形にして用いればよい」。たとえば人の名前が浮かんだら、その人物の名前を用いて、具体的な形で今日のテーマを作り変えればいい。
 
 
 

W-pI.37.1:1 ~ W-pI.37.6:4

Lesson 37



My holiness blesses the world.
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、高潔」
  • bless [blés] : 「〜を祝福する、〜を神聖にする、清める、〜を賛美する」
❖ "My holiness blesses ~ "「私の神聖さが、この世界を祝福する」。自分が神の子として神聖なのだと気付いたあなたは、その認識だけに満足することなく、幻想の世界に対して、神の子としての恩恵を与えるのである。つまり、幻想の裏には神の意思(愛)が存在し、神の意思にしたがってその幻想から目覚めることで、真実が現れてくると知らしめるのだ。あなたはキリストとなって、ホーリー・スピリットと共に救いの道を歩むことになる。
ACIMで"bless"「祝福する」と言うときは、「真実を知らしめる」あるいは、「神の愛を知らしめる」、「真実の恩恵を与える」、等々の意味合いに使われる。したがって、世界を祝福するとは、世界の幻想性を許容して、それでいいのだと宣言することではない。世界はこのままでいいと言っているのではないのだ。



1. This idea contains the first glimmerings of your true function in the world, or why you are here. 
  • contain [kəntéin] : 「含む、包含する」
  • glimmering [ɡlíməriŋ] : 「かすかな光、かすかに気付くこと、わずかな兆候」
  • true [trúː] : 「真の、真実の、本当の、本物の」
  • function [fʌ́ŋkʃən] : 「機能、作用、働き、効用、職務、役割」
❖ "This idea contains ~ "「今日のテーマは、この世界におけるあなたの本当の役割と、なぜあなたがここに存在するのかという理由を、初めてかいま見せてくれる」。罪に汚れた自分は幻想に過ぎず、本当は無辜(むこ)なる神聖な神の子だと認識することで、あなたは苦と痛みの幻想から目覚めることが出来る。そして、あなた一人の覚醒だけでは神の子全体が幻想世界から救われることはないと知り、他者をも幻想から救い、キリストとしての役割を担ってもらうのだ。これが、あなたがこの世に生まれてきた最大の目的であり、唯一の目的である。あなたの存在意義なのだ。
これは、仏教における小乗仏教(上座部仏教)から大乗仏教に渡る変遷と比較すると面白い。一言で言えば、個人的な悟りから大衆の救いへと向かう変遷である。一言で片づけたので誰かに怒られそうだが、興味のある方は、是非、上座部仏教と大乗仏教を学ばれたい。



Your purpose is to see the world through your own holiness. Thus are you and the world blessed together. 
  • purposes [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い、意図」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • thus [ðʌ́s] : 「それ故に、従って、このようにして」
  • together [təɡéðər] : 「一緒に、共に、同時に」
❖ "Your purpose is ~ "「あなたの目的は、あなた自身の神聖さを通して世界を見ることである」。あなたの目的は、神の子としての真実をヴィジョンを通して見ることであり、世界の幻想の裏にある神の意思をヴィジョンを通して見ることなのだ。"Thus are you ~ "「こうして、あなたと世界は共に祝福されるのである」。ヴィジョンを通して真実を見、また真実を見せ、あなたと世界の同胞は共に神の子として神に祝福される存在だと知る。



No one loses; nothing is taken away from anyone; everyone gains through your holy vision. 
  • lose [lúːz] : 「〜を失う、見失う、喪失する、なくす」
  • take away : 「奪い去る、連れ去る、持ち去る」
  • gain [ɡéin] : 「得る、獲得する」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • holy [hóuli] : 「神聖な、聖なる」
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚、視力」
❖ "No one loses ~ "「誰一人、失うことはなく、誰からも奪うことはない」。神聖な神の子は、神の属性のすべてを継承した。真実のすべてを持って充足している。それは、失ったり奪われたり出来るものではない。"everyone gains ~ "「誰もが、あなたの神聖なヴィジョンを通して、得るのである」。あなたが神聖なヴィジョンを通して、同胞もまた神の子であると知らしめることが出来れば、同胞は真実のすべてを持っているのだと思い出すことが出来る。かくして、同胞はすべてを得るのである。



It signifies the end of sacrifice because it offers everyone his full due. 
  • signify [sígnəfài] : 「〜を示す、知らせる、〜を意味する、表す」
  • sacrifice [sǽkrəfàis] : 「犠牲、犠牲にすること、いけにえ」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる、〜を提供する、〜を勧める」
  • full [fúl] : 「いっぱいの、満ちた、最大限の、充実した、活動的な」
  • due [djúː] : 「当然支払われるべきもの、与えられるべきもの」
❖ "It signifies the end ~ "「神聖なヴィジョンは、犠牲の終焉を知らしめる」。この幻想世界にあっては、奪い奪われ、剥奪し喪失し、等々の犠牲の原理が成立している。しかし、あなたも同胞も、神の子としてすべてを持っていると知った今、犠牲の原理は終わりを告げる。犠牲は幻想に過ぎなかったと知るのである。"because it offers ~ "「なぜなら、神聖なヴィジョンは誰に対しても、当然支払われるべきものすべてを差し出してくれるからだ」。"full due"「当然支払われるべきものすべて」とは、神の子が神から継承した属性のすべて、真実のすべてのこと。神聖さ、そのものである。



And he is entitled to everything because it is his birthright as a Son of God.
  • entitle [entáitl] : 「〜に資格を与える、〜に権利を与える」
  • be entitled to : 「〜する資格がある、〜を得る資格がある」
  • birthright [bə́ːrθrait] : 「生得権、生まれながらの権利」
❖ "And he is entitled ~ "「誰もが、神の子としての生まれながらの権利として、すべてを持っている権利を与えられている」。神から与えられたものは、誰も奪うことは出来ず、奪われることも不可能だ。あなたが神の子である生得権として、永遠不変に、あなたは神の属性のすべてを所有している。



2. There is no other way in which the idea of sacrifice can be removed from the world's thinking. 
  • way [wéi] : 「方法、やり方、手段、方途、様式」
  • sacrifice [sǽkrəfàis] : 「犠牲、犠牲にすること、いけにえ」
  • remove [rimúːv] : 「取り除く、取り去る、取り外す、除去する」
  • thinking [θíŋkiŋ] : 「考え、考えること、思考」
❖ "There is no other way ~ "「世界の考え方から犠牲という考えを除去してしてしまうには、これ以外の方法はない」。"world's thinking"「世界の考え方」とは、エゴの思考システムのことである。得るためには奪え、殺される前に殺せ、犠牲になる前に他者を犠牲にせよ、つまり、弱肉強食に象徴されるような犠牲の原理である。しかし、そのすべては幻想に過ぎないと教える考えが、ホーリー・スピリットの思考システムである。得ることと与えることは同一であり、誰も何も失うことはなく、分かち合うことで拡張増大していく、という原理である。なぜなら、神の子は神の属性のすべてを継承し、豊饒の海に生きているからだ。



Any other way of seeing will inevitably demand payment of someone or something. As a result, the perceiver will lose. 
  • inevitably [inévətəbli] : 「不可避的に、必然的に、必ず、必至で」
  • demand [dimǽnd] : 「求めるもの、要求、要望、必要、需要」
  • payment [péimənt] : 「支払い、償い、報い、報酬、報復」
  • as a result [rizʌ́lt] : 「結果として 」
  • perceiver [pərsíːvər] : 「知覚者、知覚する者」
  • lose [lúːz] : 「〜を失う、見失う、喪失する、なくす」
❖ "Any other way ~ "「これ以外のものの見方は、必然的に、誰かに何かの支払いを求める」。何しろ、得るために奪わなくてならず、世俗的なルールを守るなら、せいぜい、得るためには何かを失わなくてはいけない。"As a result ~ "「その結果、知覚する者は失うのだ」。"perceiver"「知覚する者」とは、文の最初に"seeing"とあるので、「これ以外のものの見方をする者」という意味である。したがって、本文は、「その結果、これ以外のものの見方をする者は、必ず誰かが何かを失うことを目にすることになる」という意味合いになる。



Nor will he have any idea why he is losing. Yet is his wholeness restored to his awareness through your vision. 
  • wholeness [hóulnis] : 「全部そろっていること、完全であること」
  • restore [ristɔ́ːr] : 「〜を元の状態に戻す、元に戻す、回復させる、修復する」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て、手を通して」
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚、視力」
❖ "Nor will he have ~ "「しかも、これ以外のものの見方をする者は、自分がなぜ失ってしまうのか、その理由さえわからない」。自分がエゴの思考システムに支配されて動いていることがわからないのだ。"Yet is his wholeness ~ "「しかし、あなたのヴィジョンを通して、彼の完全性は修復され、自覚されるようになる」。あなたのヴィジョンによって彼に真実を知らしめれば、彼もまた神聖な神の子だと自覚出来るようになり、完全性が修復される。



Your holiness blesses him by asking nothing of him. Those who see themselves as whole make no demands.
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、高潔」
  • bless [blés] : 「〜を祝福する、〜を神聖にする、清める、〜を賛美する」
  • ask [ǽsk] : 「求める、要求をする」
  • ask of : 「〜に要求する」
  • those who : 「〜する人々」
  • whole [hóul] : 「すべてを含んだ、欠けたものがない」
  • demand [dimǽnd] : 「求めるもの、要求、要望、必要、需要」
❖ "Your holiness blesses ~ "「彼に対して何一つ要求することなく、あなたの神聖さは彼を祝福する」。真実への目覚めに代償はない。何一つ犠牲にすることはないのだ。あなたは、自分の神聖さをもって彼を祝福するのみである。"Those who see ~ "「自分を完全だと見ている者は、要求することはない」。不足はないのだから、何も必要ない。だから他者に要求することもない。



3. Your holiness is the salvation of the world. It lets you teach the world that it is one with you, not by preaching to it, not by telling it anything, but merely by your quiet recognition that in your holiness are all things blessed along with you.
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • teach [tíːtʃ] : 「〜を教える、指導する、学ばせる、悟らせる」
  • preach [príːtʃ] : 「〜に説教する、〜を説き勧める、伝道する」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • quietly [kwáiətli] : 「静かに、黙って、平穏に」
  • recognition [rèkəɡníʃən] : 「認識、認証、真価を認めること」
  • along with : 「〜と一緒に、〜とともに、〜に加えて」
❖ "Your holiness is ~ "「あなたの神聖さは、この世界の救いである」。この世界を幻想から救い出すのは、神聖な神の子としてのあなたの役割である。ここで言う"world"「世界」とは、この幻想世界に住む同胞達、という意味合い。"It lets you teach ~ "意訳する、「救いによって、あなたは世界の同胞達に、彼らがあなたと一つであると教えることになる」。"not by preaching ~ "「同胞達に説教するわけではなく、」"not by telling ~ "「何かを語って聞かせるわけでもなく、」"but merely by ~ "「ただ単に、あなたの神聖さの中で、あらゆるものがあなたと共に祝福されているのだと静かに認識することによって、彼らがあなたと一つであると教えることになるのだ」。あなたが神聖な神の子として同胞を幻想から救い出す役割を担っているとは言え、救済運動をするのでもなく、声高らかに説教するのでもなく、今日のテーマでもある『私の神聖さが、この世界を祝福する』という神聖な認識を確実にもつことが肝要なのだ。あなたが他者と共に神聖な神の子であると認識することによって、あなたと他者が自他一如であると同胞達に教えることが出来るのだ。これが、ヴィジョンのもつパワーである。あなたのヴィジョンは同胞達に伝播し、真実が分かち合われるのだ。



4. Today's four longer exercise periods, each to involve three to five minutes of practice, begin with the repetition of the idea for today, followed by a minute or so of looking about you as you apply the idea to whatever you see:

        My holiness blesses this chair. 
        My holiness blesses that window.
        My holiness blesses this body.
  • long [lɔ́ːŋ] : 「長い、長くかかる」
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • period [píəriəd] : 「期間、時期、時間」
  • involve [invɑ́lv] : 「〜を含む、伴う、巻き込む、関与させる」
  • practice [prǽktis] : 「練習、訓練、演習、実践、実行、履行」
  • begin with : 「〜から始める」
  • repetition [rèpətíʃən] : 「繰り返し、反復、再上演、再現」
  • follow [fάlou] : 「〜の後について行く、〜に従う、追随する」
  • look about : 「周りを見回す、周囲に気を付ける、目を配る」
  • apply [əplái] : 「当てはまる、妥当する、適用される、適合する」
  • whatever [hwʌtévər] : 「〜するのは何でも、どんなものが〜でも」
❖ "Today's four longer ~ "「今日は、長めのエクササイズが4回、各々3分から5分の練習となる」。"begin with the repetition ~ "「今日のものの見方を繰り返し述べることから始め、」"followed by a minute ~ "「引き続いて、1分かそこら、あなたの周りを見渡して、目にしたものなら何にでも、今日のものの見方を適用していく」。"My holiness blesses ~ "「私の神聖さは、この椅子を祝福する」。「私の神聖さは、あの窓を祝福する」。「私の神聖さは、この肉体を祝福する」。



Then close your eyes and apply the idea to any person who occurs to you, using his name and saying:

        My holiness blesses you, [name].
  • close [klóuz] : 「閉じる、閉める」
  • person [pə́ːrsn] : 「人、人間、人物」
  • occur [əkə́ːr] : 「起こる、発生する、生じる、現れる」
❖ "Then close your eyes ~ "「その後目を閉じ、あなたの心に浮かんできた人物に対して、次のように名前を交えながら、今日のものの見方を適用する」。"My holiness blesses ~ "「私の神聖さは、あなたを祝福しています、〜さん」。



5. You may continue the practice period with your eyes closed; you may open your eyes again and apply the idea for today to your outer world if you so desire; you may alternate between applying the idea to what you see around you and to those who are in your thoughts; or you may use any combination of these two phases of application that you prefer. 
  • continue [kəntínjuː] : 「〜を続ける、継続する」
  • again [əɡéin] : 「再び、かさねて、この場合もやはり」
  • outer [áutər] : 「外側の、外面の」
  • desire [dizáiər] : 「〜が欲しいと強く思う、〜であることを強く願う」
  • alternate [ɔ́ːltərnèit] : 「〜を交互に行う、次々に行う、順に交代させる」
  • between [bitwíːn] A and B: 「AとBとの間に、AないしB」
  • around [əráund] : 「〜の周りに、〜の周囲に」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想、見解」
  • combination [kὰmbənéiʃən] : 「組み合わせ、連結、結合、連携」
  • phase [féiz] : 「局面、段階、面、相 」
  • prefer [prifə́ːr] : 「〜を好む、むしろ〜の方を好む、〜の方を選ぶ 」
❖ "You may continue ~ "「あなたは、目を閉じて練習を続けてもいいし、」"you may open your ~ "「もしそうしたいなら、再び目を開けて、今日のテーマを外部世界に対して適用してもいい」。"you may alternate ~ "「また、あなたの周りに見えるものに対してと、あなたの思いの中に浮かんできた人物に対してと、交互に今日のものの見方を適用してもいい」。"or you may use ~ "意訳する、「あるいは、あなたの好みによっては、これら二つの適用の仕方を組み合わせて一緒にしてもいい」。つまり、人と物とを同時に祝福してもいい。例えば、木立に囲まれて立つあなたの母親の写真を見ながら、あなたの母親をあなたの神聖さで祝福し、同時に、周りの木立をも祝福していい。



The practice period should conclude with a repetition of the idea with your eyes closed, and another, following immediately, with your eyes open.
  • conclude [kənklúːd] : 「〜を完結する、終える、結ぶ、結論を出す」
  • repetition [rèpətíʃən] : 「繰り返し、反復、再上演、再現」
  • immediately [imíːdiətli] : 「すぐに、直ちに、早急に、即座に」
❖ "The practice period ~ "「練習は、目を閉じながら今日のテーマを繰り返し述べ、」"and another, following ~ "「引き続きすぐに、目を開けて、もう一度、今日のテーマを繰り返し述べて終わる」。



6. The shorter exercises consist of repeating the idea as often as you can. 
  • short [ʃɔ́ːrt] : 「短い、短期間の」
  • consist [kənsíst] of : 「〜から成る、〜で構成される」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • often [ɔ́fən] : 「しばしば、たびたび、ちょくちょく」
❖ "The shorter exercises ~ "「短めの練習は、出来るだけ頻繁に、今日のテーマを繰り返し述べればいい」。つまり、具体的なものに対してではなく、単に、「私の神聖さが、この世界を祝福する」と述べるだけでいい。



It is particularly helpful to apply it silently to anyone you meet, using his name as you do so. 
  • particularly [pərtíkjulərli] : 「特別に、とりわけ、かなりの程度、非常に」
  • helpful [hélpfəl] : 「役立つ、助けになる、有益な、参考になる」
  • silently [sáiləntli] : 「静かに、黙って、無言で」
  • meet [míːt] : 「〜に会う、〜と会合する、〜と接触する」
❖ "It is particularly ~ "「あなたが出合った人に対して、長めの練習でしたように、その人の名前を使って、静かに今日のものの見方を適用することは、特に役に立つ」。人に出会ったら、「〜さん、私の神聖さがあなたを祝福しますよ」と、心の中でつぶやけばいい。



It is essential to use the idea if anyone seems to cause an adverse reaction in you. 
  • essential [isénʃəl] : 「必須の、最も重要な、肝心な、本質の、本質的な」
  • cause [kɔ́ːz] : 「〜を引き起こす、招く、〜の原因になる」
  • adverse [ædvə́ːrs] : 「逆の、逆に作用する、反対の、反対する、敵意を持つ」
  • reaction [riǽkʃən] : 「反応、応答、態度、反感、反発」
❖ "It is essential to use ~ "「もし誰かが、あなたの心の中で、逆の反応を引き起こすように思えたら、今日のものの見方を適用することは絶対必要である」。出会った人があなたにとって祝福してあげたいと思える人ならいいのだが、逆に、その人は憎らしい人物であって、祝福なんてしてあげたくないと思う人かも知れない。しかし、そんな人物に対してでも、祝福してあげることが絶対必要だと言う。
これは、我々凡人には非常に難しい。しかし、あなたが神聖な真実に目覚めたのであれば、あなたとその他者は自他一如であって、憎らしい相手は実はあなた自身であると認識され、祝福することは可能なのだ。他者の過ちや罪を赦すことに繋がるのであって、これが肝心である。とは言え、言うは易く行うは難し、である。一朝一夕にそのレベルまで行くことは出来まい。時間をかけて、徐々に徐々に向上していけばいいのだ。焦る必要はない。せめて、そう出来るようとホーリー・スピリットに願えばいい。



Offer him the blessing of your holiness immediately, that you may learn to keep it in your own awareness.
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる、〜を提供する、〜を勧める」
  • blessing [blésiŋ] : 「祝福、恩恵、幸運」
  • learn [lə́ːrn] : 「〜を学ぶ、〜であると分かる、〜を覚える、知る」
  • keep [kíːp] : 「〜を持ち続ける、保持する、守り続ける」
  • awareness [əwéərnəs] : 「認識、自覚、気付いていること、意識性 」
❖ "Offer him the blessing ~ "「そういった人に対しても、すぐに、あなたの神聖さによる祝福を差し出しなさい」。"that you may ~ "「そうすれば、あなたの神聖さをあなた自身の自覚の中に留め置くことを学べることになるだろう」。つまり、赦しを学べるのである。祝福などしてあげたくない人物に出会ったら、赦しのチャンスに巡り会えたと思って、最初は偽善的に思えても、彼の誤りや罪は幻想であり、自分の嫌悪感もまた幻想であると認識し、受け入れて受け流してしまえばいい。そして、あなたの神聖さで彼を祝福するのである。そうすることで、あなたは自分の神聖さを心に留め置くことが出来、同時に、そんな彼も自分の神聖さに目覚めるチャンスを与えられるのだ。考えてみると、いいことずくめではないか。
 
 
 


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