●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-Intro.7:1 ~ W-Intro.9:5


7. The overall aim of the exercises is to increase your ability to extend the ideas you will be practicing to include everything. 
  • overall [óuvərɔ̀ːl] : 「総合的な、全般的な、一般的な」
  • aim [éim] : 「目標、目的、的、標的」
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • increase [inkríːs] : 「〜を増やす、増大させる、増加させる」
  • ability [əbíləti] : 「能力、才能、できること、手腕」
  • extend [iksténd] : 「延ばす、延長する、広げる、伸ばす、拡張する」
  • idea [aidíə] : 「考え、着想、アイデア、発想、思い付き」
  • practice [prǽktis] : 「練習する、実践する、実施する」
  • include [inklúːd] : 「含める、含有する、包含する」
❖ "The overall aim of ~ "「エクササイズのトータルな目的は、すべてを包括する練習をしていくのだという思いを拡張していけるあなたの能力を増大させることである」。"include everything"「すべてを包括する」とは、あなたと、あなた目にする世界が分離してバラバラに存在するのではなく、あなたの心が世界のすべてを包括しているということ。あなたの心が世界を作っていると考えていい。つまり、あなたの心が世界を幻想しているのだ。そういう見方や考え方を練習によって獲得し、その思考をあなただけに留め置くのではなく、それを外に向かって拡張拡大していく、つまり、同胞や世界と分かち合って拡張拡大していく能力、そのパワーを増大させていくことが、このエクササイズのトータルな目的である。



This will require no effort on your part. The exercises themselves meet the conditions necessary for this kind of transfer.
  • require [rikwáiər] : 「〜を必要とする、求める、要求する」
  • effort [éfərt] : 「尽力、努力」
  • on one's part : 「〜としては、〜の側では」
  • meet [míːt] : 「合う、満足させる、かなえる、満たす」
  • condition [kəndíʃən] : 「事情、条件、状態、状況、様子」
  • necessary [nésəsèri] : 「必要な、必須の、欠くことのできない」
  • kind of : 「〜のような種類の」
  • transfer [trænsfə́ːr] : 「移す、移動させる、伝える、伝達する」
  • meet the conditions necessary for : 「〜に必要な条件を満たす」
❖ "This will require ~ "「これを成し遂げるために、あなたの側に努力を求めることはない」。努力して能力の拡大を目指さなくてもいい。"The exercises themselves ~ "「エクササイズは、この種の(エクササイズによって得られる思考やパワーを)伝達するために必要な条件に、自ら見合うようにしてくれる」。エクササイズ自体が、あなたに必要な条件を整えてくれるのだ。だから、あなたは指示されたエクササイズを気軽に実行するだけでいい。



8. Some of the ideas the workbook presents you will find hard to believe, and others may seem to be quite startling. 
  • present [préznt] : 「渡す、提示する、伝える、述べる」
  • find [fáind] : 「気付く、分かる」
  • hard [hάːrd] : 「難しい、困難な、つらい」
  • believe [bilíːv] : 「信じる、真に受ける、確信する、信頼する」
  • quite [kwáit] : 「すっかり、全く、完全に」
  • startling [stάːrtliŋ] : 「驚くべき、衝撃的な」
❖ "Some of the ideas ~ "「あなたにワークブックが提示するいくつかの考え方は、信じがたいものに見えるかもしれないし、」"and others may ~ "「また他のものは、まったく驚くべきものに見えるかもしれない」。常識から逸脱するような考え方に出くわすかもしれない。しかし、その常識は、幻想に適合するような知識であって、真実とは言いがたいのだ。信じがたくとも、驚くべきものでも、衝撃的なものでも、常識に反していても、提供される考え方は実相的な真実である。もっとも、それを信じる必要はない。信じられないと感じたら、受け流してしまえばいいのだ。



This does not matter. You are merely asked to apply the ideas as you are directed to do. 
  • matter [mǽtər] : 「重要である、大きな違いがある」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • ask [ǽsk] : 「求める、要求をする」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
  • direct [dirékt] : 「〜に〜するよう指示する」
❖ "This does not ~ "「こんなことは、問題でない」。信じがたくても、驚くべきことであっても、それは問題ではない。感情の起伏に捕われる必要はない。感情に左右されて、判断してはいけないのだ。"You are merely asked ~ "「あなたは、ただ単に、やるように指示された通りに、考え方を適用するように求められているだけである」。指示通りに、エクササイズをこなし、ACIMの教える考え方を受け入れていけばいい。受け入れられなかったら、受け流してしまえばいい。判断し、評価する必要はない。必要どころか、かえって進歩の妨げになる。



You are not asked to judge them at all. You are asked only to use them. 
  • judge [dʒʌ́dʒ] : 「判断する、〜だと思う」
  • at all : 「全く〜ない、全然〜ない、少しも〜ない」
❖ "You are not asked ~ "「あなたは、考え方を判断せよとは、まったく要求されてはいない」。"You are asked ~ "「あなたは単に、その考え方を使ってみるように求められているだけなのだ」。エクササイズを通してACIMの思考方法を学び、そして、それを実践していくことだけが求められている。



It is their use that will give them meaning to you, and will show you that they are true.
  • use [júːs] : 「うこと、利用、使用」
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、意図、真意」
  • show [ʃóu] : 「見せる、示す」
  • true [trúː] : 「真の、真実の、本当の、本物の」
❖ "It is their use that ~ "「考え方に、あなたにとっての意味を与えるのは、その考え方を使い、あなたに、その考え方が真実であると示すことなのだ」。ACIMの思考方法をエクササイズを通して学び、それを現実生活の場で実践して、実相的思考が真実であると知ることが、あなたにとって意味あることなのだ。



9. Remember only this; you need not believe the ideas, you need not accept them, and you need not even welcome them. 
  • remember [rimémbər] : 「〜を覚えている、〜を思い出す」
  • welcome [wélkəm] : 「歓迎する、喜んで受け入れる」
❖ "Remember only ~ "「次のことだけを、覚えておくように」。"you need not believe ~ "「あなたは、考え方を信じる必要はない」。エクササイズを支えている思想的側面、実相的思考、いわば真実を、信じる必要はない。もちろん、信じなくても、知る必要はあろう。知る必要もないなら、『Text』は存在理由を失ってしまうではないか。"you need not accept ~ "「あなたは、それを受け入れる必要もない」。"and you need ~ "「そして、歓迎する必要もない」。エクササイズを実行する上で、思想的側面を受け入れることも歓迎することも信じることも必要ないが、それを知った上で、虚心坦懐になって、エクササイズを指示通りに実行していけばいい。



Some of them you may actively resist. None of this will matter, or decrease their efficacy. 
  • actively [ǽktivli] : 「活発に、積極的に、前向きに」
  • resist [rizíst] : 「〜に抵抗する、〜と抗争する」
  • decrease [dikríːs] : 「〜を減らす、減少させる、下げる」
  • efficacy [éfikəsi] : 「有効性、効き目、効能」
❖ "Some of them ~ "「あなたは、いくつかの考え方に対して、積極的に抵抗を感じるかも知れない」。特に、あなたの肉体は存在しない、などと言われると、そんなバカな、と思ってしまうだろう。しかし、"None of this ~ "「抵抗しても、何の問題もないし、」"or decrease their ~ "「考え方の効用を減ずることもない」。真実とはそういうものであって、あなたが信じようが信じまいが、抵抗しようが、否定しようが、真実は真実のままあり続けて、そのパワーを減ずることさえない。



But do not allow yourself to make exceptions in applying the ideas the workbook contains, and whatever your reactions to the ideas may be, use them. Nothing more than that is required.
  • allow [əláu] : 「許す、許可する」
  • exception [iksépʃən] : 「例外、特例、批判、異議、反対」
  • contain [kəntéin] : 「含む、包含する」
  • whatever [hwʌtévər] : 「何どんなことが〜でも」
  • reaction [riǽkʃən] : 「反応、応答、態度、反感、反発」
  • require [rikwáiər] : 「〜を必要とする、求める」
❖ "But do not allow ~ "「しかし、ワークブックが包含する考え方を適用するにあたって、例外を自分に許してはいけない」。この考え方には賛成だからエクササイズに取り入れ、この考え方は受け入れられないからエクササイズから外す、というようなやり方はすべきでない。"and whatever your ~ "「そして、考え方に対するあなたの反応がどうであれ、エクササイズを実行してみなさい」。"Nothing more than ~ "「これ以上のことは、何も要求されない」。要するに、見習い修行僧のように、言われる通りに、素直にワークブックのエクササイズを実行していけばいいのだ。ごちゃごちゃ考える必要はない。まして、評価し判断することなど、修業の邪魔になるだけで、何の足しにもならない。それが嫌なら、ワークブックを放棄してしまえばいいのだ。また別のスピリチュアルな方法に出会えばいい。『Text』にも言われている通り、奇跡へのコースはACIMだけではない。ACIM以外の、あなたにぴったりのコースを探せばいいのだ。ただし、『Text』には、ACIMが最短、最速のコースであると書かれている。これまた、信じるも信じないも、あなたの自由である。
 
 
 


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